【東大現役合格者も納得】「独学大全」の最重要ポイント3選!

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は、読書猿著「独学大全」の中から、東大現役合格者目線で特に重要だと感じるポイントを3つ厳選して紹介します。

今回取り上げる書籍「独学大全」は、書店でも平積みされており、気になっている方も多いのではないでしょうか?

とはいえ非常に分厚い本書。「独学の百科事典」などというキャッチコピーもつけられており、ページ数はなんと788ページ!伸ばした手が引っ込んでしまいそうなページ数ですね。

そんな独学大全を読んだ私うのちゅ〜が、自身の東大現役合格経験を踏まえつつ、勉強する上で心得ておきたい、特に重要なポイントを3つ厳選してお届けします。

本書、そしてこの解説記事は独学者のみならず以下のような方の役に立つのではないかと思います。

  • 学ぶことに正面から向き合っている受験生
  • 勉強をしたがらない、あるいはやり方がわからないという子をもつ保護者
  • 学校を出た後も学び続けたい社会人

それでは見ていきましょう!



はじめに:独学大全の内容と構成をサラっと解説

はじめに、独学大全の内容と構成について簡単に説明します。独学大全は、以下のような構成になっています。

  • 第1部:独学を支える非認知的能力に関わる技術(why to learn)
  • 第2部:独学者の外にある知識と出会うための技術(what to learn)
  • 第3部:知識を学び理解するための技術(how to learn)
  • 第4部:ケーススタディ

「独学大全」というタイトルだけからはわかりにくいかもしれませんが、いわゆる独学のための技術(how to learn)だけではなく、なぜ学ぶべきなのか(why to learn)、何を学ぶべきなのか(what to learn)についても詳しく解説されています

そして、これらは”効果の高いものから順に配列されている”と記されています。すなわち、「どうやって学ぶか」というよりも「何を学ぶべきか」、そして、「なぜ学ぶべきなのか」が重要だと著者である読書猿氏は述べているのです。

本記事でも、「なぜ学ぶのか」に関連する、学びを支える非認知的能力に関わる重要事項について取り上げていきます。

【東大現役合格者も納得】「独学大全」の最重要ポイント3選

学び続けることは、うまく学ぶことよりもずっと難しく、また遥かに重要である

学び続けることは、うまく学ぶことよりもずっと難しく、また遥かに重要である。

独学大全 第1部「独学の足場を作るために」より

「学ぶこと」において重要なのは、「何をどのように学ぶか」よりも「学び続けること」であると読書猿氏は本書で繰り返し述べています。

私自身も同感で、勉強において(そして仕事や生活でも)学び続けること、継続することが何よりも重要であると信じています

学び続ける過程では、それを妨げる様々な要因が生じるものです。

  • 何から手を付ければ良いかわからない、次に何をすれば良いかわからない
  • ゴールが見えない
  • 時間がない
  • つい怠けてしまう

どれだけ学びのテクニックを磨いても、上記のような障害は生じるものです。それでも学習の成果を挙げるためには、「学び続けること」を徹底することがまず何よりも重要なのです。

私の東大現役合格を支えたのは、他でもない学び続ける力です。当時、周囲には自分より頭の良い人や要領よく勉強できる人がたくさんいました。そんな彼らでも東大合格を実現した人は多くない中、部活があろうと行事があろうと愚直に受験勉強し続けた私は東大現役合格を勝ち取ることができました。

そしてこれは受験勉強に限られることではありません。むしろ、学びを阻害する要因は、学校という環境から卒業した社会人の方が多いはずです。そのような環境でも学習し、何らかの成果を挙げるためには、「学び続ける」ことがより重要になってきます。

そんな大人でも学び続けるために、「独学大全」では上記のような学習の阻害要因に対し、いかにして対処すべきかといういくつもの「技法」を授けてくれます。



「まずは3行読め」「1分間、勉強しろ」

「まずは3行読め」「1分間、勉強しろ」

独学大全 第3章「動機付けを高める」より

人間誰しもやる気が起きないときはあるでしょう。そんな場合でも、学び始めれば案外勉強が進んだりするものです。

「勉強すること」においては、取り組み始めるということが第一の課題です。そういう意味では、「ちょっとだけやってよう」という意識が非常に大切です。少しだけでも手を付けることができれば、そのまま波に乗って学習をすすめることができるかもしれません。勉強しはじめて、どうしても集中できなかったり、気分が乗らないようならやめても良いのです。だめならやめても良いという保険をかけることで、取り組み始めるハードルをわずかながら下げることができるのです。

重要なのは、「ちょっとだけやってみる」ことだけは続けることです。

「読むと決めた本を3行読んでみる。」

「新しく学びたいと思ったことを、まずは1分だけやってみる。」

これだけでも継続しているという自体が自信になるはずです。そして、ちょっとだけでも継続することで、いつしか継続することが当たり前になってくるでしょう。

ちなみに「独学大全」では、勉強に取り組み始めるための「技法」として

  • 実現したいことを小目標に分割する「1/100プランニング」
  • とにかく2分だけ作業してみる「2ミニッツ・スターター」

を紹介しています。



より長く学ぶことは、自分の頭の悪さに直面し続けること

より長く学ぶことは、それだけ長く自分の頭の悪さに直面し続けることだし、より深く学ぶことは、それだけ深く自分の間抜けさと向かい合うことだ。

独学大全 第5章「継続する」

学びを妨げる大きな要因には次のようなものがあります。

  • いくら勉強してもわからない
  • 続けても成果が出ない

あなたも経験があるのではないでしょうか?

このようなネガティブな経験を積み重ねると、

  • 勉強がうまくいかないのは自分の頭が悪いからだ
  • 勉強なんてやってもムダだ

と感じてしまうようにもなりかねません。

東大受験を控えた当時の自分も、このような負の思考サイクルにハマったことが何度もありました。

  • 「なぜ自分より勉強していない友人には解けるのに自分には解けないのだろう?」
  • 「何度模試を受けてもD判定なのは自分の頭が悪いせいに違いない」

考えても仕方ないとはわかっていても、良くない結果を積み重ねるとどうしても自分の頭の悪さを呪うような思考に陥ってしまっていたのです。

しかしながら、「勉強すること・学ぶこと」と「自分の頭の悪さに向き合うこと」は切っても切れない関係にあるのです。

読書猿氏は以下のように述べています。

ある程度以上高度な知識を学ぶためには、(中略)「わからない」ことから逃げずに挑むしかない段階が必ずやってくる。こうした本当の意味での難問に挑めば、何度もそれまでの理解を手放し、作り直す必要が出てくる。つまり「わかったつもり」を繰り返し壊さなくてはならない。

独学大全 技法53「わからないルートマップ」より

「わからない」という不安定状態に達しないようでは、何かを「学んでいる」とは言えないのです。何かを学ぶということそれ自体が「自分の頭の悪さと向き合うこと」であり、学び成長できる人とは、何度も「自分の頭の悪さ」「自分の間抜けさ」と向き合っていける人のことなのです。

「学ぶ」上で「自分の頭の悪さ」を感じることは必然であり、あなただけの問題ではないのです。焦りや失望を感じる必要は全くないということは覚えておきましょう。



まとめ:「学び続けること」の重要性を説く「独学大全」

今回は、読書猿著「独学大全」の中から、東大現役合格者目線で特に重要だと感じるポイントを3つ厳選して紹介してきました。

私うのちゅ〜が取り上げたのは以下の3点でした。

  • 学び続けることは、うまく学ぶことよりもずっと難しく、また遥かに重要である
  • 「まずは3行読め」「1分間、勉強しろ」
  • より長く学ぶことは、自分の頭の悪さに直面し続けること

「どうやって学ぶか」、「何を学ぶか」はもちろんのこと、さらに大切な「学び続けること」の重要性と、これを実現するための技法を学ぶことができる「独学大全」。

「なぜ学ぶのか」を理解し、「学び続けること」をその身に定着させることは、独学に限らず、生活のあらゆる場面の学びに活かせるのではないでしょうか。

本記事で紹介した内容のみならず、「学び」のための55もの技法を紹介する「独学大全」。「学びたいと思ったとき」「学びに行き詰まったとき」に役立つ”独学の百科事典”として、参考にしてみてください。