スマホが健康・勉強に及ぼす恐るべき悪影響3選【スマホ脳】

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は、アンデシュ・ハンセン著・久山葉子訳「スマホ脳」から、スマホが健康や勉強に及ぼす悪影響について、うのちゅ〜的に重要だと感じた内容を3個ピックアップして紹介していきます。

本書で著者のアンデシュ・ハンセン氏はこう言います。

寿命が延び、身体も元気になり、ボタンひとつで世界中の娯楽に手が届くのに、私たちは今までにないほど気持ちが落ち込んでいるようだ。

スマホ脳 第2章「ストレス、恐怖、うつには役目がある」より

スマホを始めとするデジタル機器・情報通信技術の恩恵を受けている私たちですが、気づかぬうちに受けている悪影響は決して少なくないのです。

スマホの存在があなたに及ぼす恐るべき悪影響とはいったい何なのでしょうか?さっそく見ていきましょう!



スマホが健康・勉強に及ぼす恐るべき悪影響3選

時間を奪う

スマホが及ぼす最大の影響はむしろ「時間を奪うこと」で、うつから身を守るための運動や人づき合い、睡眠を充分に取る時間がなくなることかもしれない。

スマホ脳 第5章「スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響」

著者は、スマホが及ぼす最大の影響は「時間を奪うこと」であると述べています。その理由は、スマホを使って1日に何時間もSNSをしたりすることで、「睡眠、運動、そして他者との関わり」という「精神的な不調から身を守る3つの重要な要素」に費やすべき時間が脅かされるためだといいます。

そもそも、人類の長い歴史に比べると、スマホが当たり前の生活になったのはごくごく最近のことです。そして、人類の脳はスマホが当たり前のライフスタイルに適応できていない点を著者は問題視しています。睡眠や運動、他者とのリアルなコミュニケーションに多くの時間をかけて進化してきた人類にとって、1日に何時間もスマホを見つめている現代は極めて「異常」であると言えるのです。

このように、人間の身体が現代の生活に適応していないという指摘は本書に限られたものではありません。鈴木祐著「最高の体調」においても、同様の指摘がなされています。

テクノロジーが発達しても、1日が24時間である事実は変わりません。SNSや動画視聴に費やす時間の代わりに捨てられてしまった時間があることは省みる必要があるでしょう。



集中力を奪う

スマホがあなたに及ぼす悪影響は「時間を奪う」だけではありません。あなたの「集中力」も奪うのです。

集中する先を切り替えた後、再び元の作業に100%集中できるまでには何分も時間がかかるという。

スマホ脳 第4章「集中力こそ現代社会の貴重品」

集中したい勉強・作業の合間でも、あなたのスマホには通知が来ます。そこで通知が来たスマホをたった数秒確認してしまうと、集中力を完全に回復するには脳の切替時間として何分もの時間がかかるのです。

それだけではありません。何か作業に取り組む際に「通知を切って集中するぞ!」とサイレントモードにしていようが、スマホはあなたの集中力を阻害するという研究結果が示されているそうです。

このような経験は、あなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?ふだん何気なく受けているスマホの悪影響に私たちは気付いていないのです。

著者は「集中力こそ現代社会の貴重品」であると言います。スマホの普及により、知らぬ間に集中力は奪われ、貴重な能力になってしまっていたのです。



自制心を奪う

あなたから「時間」と「集中力」を奪ったスマホは、「自制心」にも悪影響を及ぼすといいます。

SNSの「いいね」システムをはじめとして、スマホには私たちの報酬中枢を煽る仕組みがいくつも存在します。1日に何百、何千と報酬中枢を刺激されることで、現代人は報酬が我慢できない身体になっているのです。

複数の調査でわかっているのは、よくスマホを使う人のほうが衝動的になりやすく、報酬を先延ばしにするのが下手だということだ。

スマホ脳 第7章「バカになっていく子供たち」

スマホの影響を受けたあなたの「自制心」は「報酬を先延ばしにする」ことが下手になり、「上達に時間がかかるようなことを学べなく」なっているのです。長い時間をかけて身につける技術や長期の学習に耐えるには、スマホ・SNSとの向き合い方を考え直す必要があると言えるでしょう。



まとめ:デジタル時代に生きるあなたが意識すべきことは?

今回は、アンデシュ・ハンセン著・久山葉子訳「スマホ脳」から、スマホが健康や勉強に及ぼす悪影響を3個ピックアップして紹介しました。

スマホが及ぼす悪影響3選
  • 時間を奪う
  • 集中力を奪う
  • 自制心を奪う

スマホの存在が当たり前になった現代社会も、人類の長い歴史と比べればほんの一瞬。そう考えると、脳がスマホに適応して進化していないことも納得できるでしょう。

本書では、デジタル時代に生きる私たちへのアドバイスも記載されています。最後に私うのちゅ〜が「実践したい!」と感じた項目をピックアップして終わりたいと思います。

デジタル時代に生きるあなたが意識すべきこと
  • 自分が1日にどれくらいスマホを使っているか把握する(変化は知ることから!)
  • SNSやメールチェックの時間を決める(1時間に数分だけ!)
  • スマホは1日2時間まで(睡眠や運動に時間を充てる!)