知っておきたい!未来のテクノロジー3選【2040年の未来予測】

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は、成毛眞著「2040年の未来予測」に取り上げられている近未来の技術の中から、うのちゅ〜的に重要だと感じた知っておきたいテクノロジーを3個ピックアップして紹介していきます。

本書で著者の成毛氏はこう言います。

新しいテクノロジーに対して、ふつう、人は懐疑的になる。そういうものなのだ。だからこそ、いち早くその可能性に思いを巡らせられる人にはチャンスがある。

2040年の未来予測 chapter#01「テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする」より

あなたもいち早く2040年のテクノロジーについての知識を先取りして、チャンスをつかみ取りましょう!



知っておきたい!未来のテクノロジー3選

6G

6Gとは通信規格の世代を指す言葉で、第6世代を指すものです。

現在普及が始まったばかりの5Gが話題になっていますが、2040年には既に6Gが当たり前の世界になっていると予想されます。というのもの、通信の世代は10年おきに次の世代へと進化してきているのです。2020年が「5G元年」と呼ばれ、その10年後の2030年には6Gの時代が幕を開けると考えられます。

現在まだ5Gの普及が始まったばかりであることからわかるように、世の中の通信が完全に次の世代に移り変わるには数年の時間がかかります。そのため、2040年頃の世界は6Gが完全に普及し、7Gに差しかかろうかという時代になるでしょう。

6Gの世界では、5Gと比べて10〜100倍の通信速度になると本書では述べられています。5Gでさえ現在一般的な4Gの100倍の速さですから、2040年の通信速度は現在の1000〜10000倍になると想定されます。イメージしにくいですが、本書で挙げられる例を借りると、現在4〜5分かかる2時間映画のダウンロードが1秒もかからずに実行できることになります。

6Gでは圧倒的な通信速度だけでなく、「低遅延」「同時接続」という点でも進化します。これらの特徴により、現在では実現が難しい(できてもクオリティに難のある)VRやARの一般化、リアルタイム翻訳や遠隔手術の実用化が期待されています。

5Gでは世界に遅れをとったとも言われる日本。6Gに関しては、NTTによる「IOWN構想」の提唱や、NTTドコモのホワイトペーパー公開など、早くも世界の主導権争いに向けた取り組みが始まっています。先手先手の研究開発が期待されますね。



フードテック

環境や動物愛護の観点、人口増加に伴う食糧需要の増大に対応するため、食品をテクノロジーで開発する「フードテック」が台頭することが予想されています。

フードテックの代表格に、「代替肉」や「培養肉」があります。アメリカでは既に「ビヨンド・ミート」や「インポッシブルフーズ」のような代替肉を扱うフードテック企業がハンバーガーのような形で「代替肉料理」を販売しており、これらは決して遠い未来のテクノロジーではないのです。

実際、私うのちゅ〜も数年前アメリカに行った際に代替肉を使用したハンバーガーを食べた経験があります。当時のバーガーは「普通の肉とは見分けがつかない」とはお世辞にも言えませんでした。しかしながら、代替肉業界では肉の分子構造から解析し、食感のみならず、肉を焼いたときの音や焼き色までも本物に近づける開発がなされていると、本書では述べられています。

日本でも大塚食品(ゼロミート)日本ハム(ナチュミート)などが代替肉製品の販売を開始しています。大豆やこんにゃくを使用した代替肉製品が現状一般的なようですね。

また、代替肉では満足できない人々のための「培養肉」の研究が進められていることにも本書は言及しています。「培養肉」は、ほんの少しの本物の肉の細胞を増殖させることで、肉を量産する技術です。現在はコスト削減が急がれており、2020年前半にも市場に流通するとみられているようです。

近い将来、当たり前のように「美味しく」代替肉・培養肉料理を誰もが口にしていることでしょう。

フードテックで注目されているのは、肉だけではありません。「昆虫食」も欧米では既に販売が始まっているようです。コオロギやミルワーム、カイコのサナギなどを使うようで、現状では簡単に普及するとは考えにくいですが、粉末状にするなどの工夫がなされているとのことです。

私自身も昆虫食はかなり抵抗がありますが、「意外と美味しい」「栄養がある」という話は聞いたことがあります。いつか食卓のご飯と味噌汁に「昆虫」が並ぶ日が来る…のかもしれませんね。



代替エネルギー

原発再稼働が問題視されていますが、2040年には原発の存在自体が過去のものになっているかもしれません。本書では、近未来のエネルギー政策の柱として、洋上風力発電や核融合が挙げられています。

洋上風力発電とは、海の上で行う風力発電です。陸より風が強く、大規模設備に伴う騒音や敷地の問題が起きにくいという利点があり、島国の日本にも適した再生可能エネルギーの候補であると考えられています。台風や漁業との兼ね合いといった問題もあるようですが、将来的には日本の電力の一部を担うことになるかもしれません。

核融合は、そのハードルの高さもさることながら、実現できれば大量のエネルギーを得られる夢の技術と考えられています。簡単に言うと、「地上に太陽を再現する」ことによって、原子核どうしが結びつく際に発生する熱を取り出すというものです。字面からもかなりスケールの大きな発電方法であることがわかりますね。

詳しいことは割愛しますが、核融合には次のようなメリットがあると本書では述べられています。

  • 原発に比べて安全
  • 燃料は海水や鉱物から得られる→枯渇しない
  • 二酸化炭素や放射性廃棄物を発生しない

現状の発電方法の問題が一挙に解決されるような、まさに「夢の技術」ですね。現状は制御技術の問題などあるようですが、2040年頃には実現の目処が立っているかも?しれませんね。



まとめ:新しいテクノロジーの可能性に思いを巡らそう!

今回は、成毛眞著「2040年の未来予測」に取り上げられている近未来の技術の中から、知っておきたいテクノロジーを3個ピックアップして紹介しました。どれも革新的で、将来の地球・人類を支える重要技術として花開いていくことでしょう。

「培養肉」や「昆虫食」など、現代ではなかなか受け入れられそうもない技術も、気づいたときには世の中に浸透しているものです。このような未来のテクノロジーの情報を掴んでおくことで、思いがけない着想やビジネスチャンスを得られるかもしれません。

私個人としても、研究者の一人として異分野の技術の萌芽に対してもキャッチアップしていきたいと考えております!

今回紹介した書籍