【留学以外】理系・研究職 英語の勉強法

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は研究職にとっては必須の英語力について取り上げ、その勉強法について読む(reading)、聞く(listening)、話す(speaking)、書く(writing)の4つの能力に分けて紹介します。また、後半では研究職という立場を生かした英語力の向上方法についても紹介します。

論文投稿や学会発表、技術資料の調査、海外拠点とのコミュニケーション。。。英語力が必要であることは言うまでもないでしょう。帰国子女や留学経験者ならば困ることもないですが、現在ほど英語力を重視されていなかった世代の人など、どのように勉強したら良いのか途方にくれている方も多いのではないでしょうか。



確実に英語を身につける方法

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英語の勉強は、幼少期に数年英語圏で生活することが最も確実なのではないかというのが私の持論です。とはいえ、そのような幸運に恵まれる人ばかりではないのが現実でしょう。また、学生時代にまとまった期間留学することも有効だと思いますが、その場合最低1年は連続して滞在し、日本人のほとんどいない環境で生活することが必要だと考えています。3ヶ月や半年程度の短期では難しいでしょうし、留学プランによっては、現地でも日本人の留学仲間との交流がほとんどというものでは、時間とお金の浪費ということにもなりかねません。とはいえ、1年以上の留学となると、1年の浪人を覚悟することになり、誰もが取れる選択肢ではないでしょう。

英語の力を身につける以外にも学生時代にしかできないこと・やらねばならないことは多いですし、学生時代はそこまで英語の必要性を感じていなかった人もいるかもしれません。そんな社会人研究職の人、あるいは社会人研究職を目指している人にとっては、日本にいながらにして英語を使いこなせるようになりたい!というのが理想ではないでしょうか?

まとまった時間がとれない人のための勉強法

今回は、まとまった時間がとれない人目線で留学以外の勉強法を取り上げていきます。私自身、英語を身につけるためにこれまで様々な勉強法を試してきました。その結果、TOEICで900点以上の成績を収めています。現在も仕事で必要となる英語力の維持・向上のため、試行錯誤しながら勉強を続けている私が実践した(している)勉強法について、その効果・コスパについての所感を交えながら紹介していきます。

英語の勉強法 〜読む(reading)〜

  • 海外のニュースサイトで情報を得る
    • 社会人歴の長い方は、日頃新聞を読むことを習慣にしている方も多いかと思います。また、若い年代の方を中心に現代人の多くがTwitter等のSNSから情報を得ていることと思います。この習慣に英語で書かれた国際的なメディアからの情報取得を加えましょう。総合的なニュースメディアには例えば以下のようなものがあります。
      1. The Wall Street Journal
        • 世界最大級の経済新聞。世界経済の中心とも言える「ウォール街」をその名に冠する、ビジネスに携わる人間としてはウォッチしておきたいメディアの1つ。オンライン日本版ツイッター日本版も存在しますが、英語を読む習慣としては、本家ツイッターがオススメです。手軽に英語を読む習慣をつけたい方は、何も考えずにリンク先のツイッターアカウントをフォローしましょう。
      2. Science, Nature
        • 共に言わずと知れた科学界で最も権威のある学術誌。研究職でその名を知らない者はいないと思いますが、習慣として目を通せていない方もいるのではないでしょうか。順に毎週金曜、木曜に発行されている。論文購読にはお金がかかるのが通常ですが、両誌は無料の記事も多く、自身の関連分野だけでもチェックしておきましょう。情報収集と英語を読む習慣で一石二鳥です。

その他にも英語情報も含めた情報収集手段として、RSSフィードを利用するという方法があります。Feedlyinoreaderが有名です。Googleアラートと組み合わせると、自身の集めたいキーワードに関する記事を自動で取得してくれるのでかなり便利です。

  • TOEICの勉強をしてみる
    • 研究職にあらずとも、学生からビジネスパーソンまで大人気の資格TOEIC(Listening&Reading)は、「読む」力を高める上で、易しすぎず難しすぎない良い勉強手段であると言えるでしょう。ビジネスシーンを題材としている問題が多く、実践的であるのも◎です。好成績を収めれば、就活や転職、昇進においても有利に働く場合があります。注意点としては、試験対策に偏った勉強をしてしまい、「読む」力を高めるという本来の目的から外れないようにすることです。良い点を取れても、いざ仕事で活用としたときに満足に英文を読めないようでは元も子もありません。
    • 「試験対策のための勉強」には時間をかける必要はありません。TOEIC公式の問題集を使うなどして問題内容や解答時間の目安を把握すれば十分でしょう。

英語の勉強法 〜聞く(listening)〜

  • ラジオ英会話を聞く
    • これは私が学生時代から続けている、「聞く」力を高める勉強法で、非常にオススメです。ラジオ英会話と聞くと、毎週決まった時間に聞かなければならないような印象を受けますが、専用アプリを使うといつでも手軽にリスニング学習が可能です。講座数も豊富で、自身のレベルに合わせた学習が可能な点もオススメする理由の1つです。音声のみを視聴して学習することも可能ですが、特に学習初期においてはテキストを用いて勉強するのがよいでしょう。
  • 海外ドラマ・洋画を観る
    • これも私が強くオススメするリスニング学習法です。私のみならず、英語がペラペラな英語ネイティブではない留学生に、「どうやって英語を身に着けたの?」と尋ねたときに必ず挙がる勉強法でもあります。なぜオススメかというと、単純に海外ドラマが面白く、楽しみながらリスニングできるため学習を継続しやすいからです。日本のドラマとの違いとしては、予算がケタ違いで、映画と見紛うようなスケールを手軽に楽しめる点ではないかと思います。また、シリーズものが多いので、登場人物に愛着をもって観られる点も挙げられるでしょう。
    • 理系・研究職にオススメなドラマは、ビッグバン・セオリーシリコンバレーではないでしょうか。舞台は異なるものの、どちらも理系オタクのドタバタ劇で共感しながら楽しく観られること間違いなしです。ただし、リスニングの学習であることは忘れずに。日本語字幕を追うばかりでは英語が耳に入ってこなくなってしまいます。
    • 上記のドラマを含め、様々な海外ドラマをhuluAmazonプライム・ビデオU-NEXTで視聴することができます。楽しみながら英語学習もできるので、無料体験から試してみるのはいかがでしょうか?

英語の勉強法 〜話す(speaking)〜

  • オンライン英会話を受講する
    • 普段から職場で英語を話す機会がある方は不要かと思いますが、そうでない場合は自ら英語を口に出す機会を作らねばなりません。そこでオススメなのがオンライン英会話です。家にいながらにして外国に住む英語圏の講師と会話をすることが可能です。基本的に自分の好きな時間に事前予約してレッスンを受けられるため、忙しい社会人でも無理なく続けることが可能です。
    • ひとくちにオンライン英会話と言っても、数多くのサービスが存在しているため、教材の内容や料金、講師の出自は様々です。口コミなどを参考にして、自身の英会話レベルや目標に沿ったコースを提供するサービスを選びましょう。ちなみに私はレアジョブ英会話の日常会話コースを受講しました。初めはどのように会話すれば良いのだろう?と戸惑うこともあるかもしれませんが、自身のレベルに応じたコース・興味のあるトピックについての教材を選んで受講できるため、オンライン英会話が初めての方でも取り組みやすいかと思います。まずは無料体験レッスンから試してみてください。
  • 外国人の友人と交流する
    • 理系出身の方であれば、研究室に外国人留学生や研究員が所属していたのではないでしょうか?そんなあなた!ラッキーですね!既に英語を話せる知り合いがいるのですから、ぜひ連絡を取ってみましょう。連絡先を知らなくても、研究室のWebページを見たり、SNSで検索すればすぐに連絡を取ることは可能です。外国人の研究者であればFacebookをやっていない人の方が少ないでしょう。「当時そんなに関わらなかったな。。。」と思う方もいるかも知れませんが、思い切って連絡してみてください。日本に研究しに来ているくらいですから、日本人の知り合いが増えて嫌がることはないでしょう。
    • 無事連絡を取ることができたら、まずは英文でメッセージをやり取りしましょう。英語を「書く」力を磨くことができます。旧交を温めることができたら、通話したり実際に遊びに行くなどして「話す」力を身に着けていってください。

英語の勉強法 〜書く(writing)〜

  • 留学生とSNSでコミュニケーション
    • これは「話す」の項目でも述べましたが、知り合いの留学生とSNSを通じて交流することで「書く」力を伸ばすことができます。相手のこなれた英文から生きた英語の使い方を知ることも可能です。私自身、大学卒業後もSNSを通じてメッセージのやり取りを続けています。就職してからは学生時代よりも周囲から外国人が格段に減ってしまったので、学生時代の留学生の友人は貴重だと感じています。「そういえば研究室にいたころは周りに外国人がいるのが普通だったけど、今は周りに日本人しかいないな。。。」という方も多いのではないでしょうか?
  • 英語で日記をつける
    • 英語を「書く」習慣としてオススメなのが、英語で日記をつけることです。習慣化しにくい英語を「書く」勉強も、毎日続けることに意味がある日記と絡めることで三日坊主からオサラバすることができます。日記帳のように紙に書くのが億劫な方は、スマホやPCで記録することをオススメします。英語の書き方に迷ったときにもすぐ検索できるので便利です。フォローせずフォロワーもいないTwitterアカウントを作成し、そこに毎日つぶやいていくのも、後に見やすくて良いかもしれませんね。

仕事を生かした英語力向上法

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ここまで、時間のない社会人でも無理なく続けられる英語勉強法を紹介してきました。どれも実際に私が実践し、TOEIC900点超えを成し遂げた方法なので、ぜひトライしてみてほしいと思います。

ここからはプラスαとして、仕事を生かしたさらなる英語力の向上法について述べていきます。研究職として働いていると、いろいろなところで英語力向上に繋がる業務が転がっています。限られた時間を最大限活用して、あなたの英語力を伸ばしていきましょう。

論文を読む習慣をつける

まずは、自身の研究分野の論文を読む習慣をつけることです。学生の頃からの習慣を続けられている方は良いですが、忙しさを言い訳にほとんど読めていないという方もいるのではないでしょうか?

そんな方はぜひ週に1日、朝の10分だけでも最新の論文についてチェックしてみましょう。最新の技術動向にキャッチアップすることであなたの研究者としての価値が上がり、かつ英語を「読む」力もつくので一石二鳥です。

海外の学会・展示会に参加する

次は、海外の学会・展示会に積極的に参加することです。これも論文を読むことと同様、最新の技術動向を仕入れることができますし、同時に英語力のトレーニングにもなります。自身の研究成果を投稿できる環境でしたら「書く」力がつきます。論文を「書く」までに多くの論文を「読む」必要があるでしょうから、「読む」力もつきます。論文投稿はできなくとも、聴講参加することで「聞く」力をつけることが可能です。現地で他の研究者と交流することで「話す」力をつけることもできます。また、展示会等でも海外でのコミュニケーションを通して「聞く」「話す」力をつけることができます。

このように、海外の学会・展示会参加は英語力を伸ばすのにうってつけの方法です。「最近の学会参加は部署の若い人に任せてしまっているな。。。」という方は、ぜひ次の国際学会・展示会に参加を検討してみてください。

海外企業・海外拠点とのプロジェクトに加わる

企業の研究職であれば、海外企業や海外拠点とのやりとりの多いプロジェクトも珍しくありません。そのようなプロジェクトに参加すると、日常が英語力向上の場となります。例えば、メールのやり取りだけでも「読む」「書く」力がつきますし、ミーティングに参加することで「聞く」「話す」力がつきます。議事録をつければ「書く」力も伸ばせます。

英語力に自身のない方は敬遠してしまいがちですが、やらねばならない環境に身を置くことが英語力UPの近道です。あなたのキャリアにもプラスになるはずなので、積極的にコミットしていきましょう。



最後に…

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仕事を生かした英語力向上を

社会人であれば、日々の業務に追われて英語を勉強する暇なんてない!という方も多いでしょう。しかし、時間がないというのは言い訳です。隣の席の研究者は同じ業務量をこなしながら、それでも英語の勉強を習慣にしているかもしれません。1年後、5年後、10年後、それがどの程度の差になっているでしょうか?まだ遅くはありません。一念発起するのはたとえ40歳でも50歳でもおそくはありません。今回は仕事を生かした勉強法についても紹介しましたので、あなたの身の回りの業務に当てはめて検討してみてください。

オジサン世代こそ英語を見方にすべき

英語がそれほど必要とされていなかった世代を生きてきたとしても、時代は変わりました。一流企業と呼ばれるような会社の研究職だとしたら、英語が満足にできずに出世することはまずないでしょう。上司がまともに英語ができないようでは、海外グループとのコミュニケーションも円滑に進みませんし、そこそこ英語ができる部下はついていきたいと思いません

逆に、英語ができればチャンスです。周りに英語ができる人が多くない世代ほど、英語ができることに価値があります。これまで見て見ぬ振りをしてきた方も、これを機に英語力を武器にすべく行動してみてください。

英語力は武器になる

ここまで、時間がなくてもできる英語勉強法、仕事を生かした勉強法を紹介してきました。あなたにあった勉強法は見つかったでしょうか?1つでも見つかったら、ぜひ今日からトライしてみてください。

研究職として技術を身につける、情報を掴む上で英語力は必須です。英語と日本語で得られる情報量には雲泥の差があります。英語力を身に着けることで、研究者としてのあなたの武器にしていきましょう。

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