【楽単・シケ対・カンニング】東大に入学して驚いたこと3選【学業編】

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は東大に入学して驚いたこと3選【学業編】というテーマで、一般の人があまり知らないであろう東大・東大生の真実について紹介していきます。

私は地方公立高校出身で塾ナシ、高3夏まで週6部活動に取り組みながら東大現役合格を達成しました。

そんな私ですが、入学前に東大生の知り合いがいたわけではなく、東大生事情や東大の常識については全く知りませんでした。ですから、入学当初は驚きの連続で、「東大ってこういうところだったんだ…!」と感じることが多かったです。

今回はその経験をもとに、特に驚いた【楽単・シケ対・カンニング】の3項目について紹介していきます。東大で学生生活を送った者の立場から、本当の東大を少しでもお伝えできればと思います!

それでは見ていきましょう!



東大に入学して驚いたこと3選【学業編】

楽単に立ち見が出る

みなさんの東大生のイメージといえば、頭が良くて勉強熱心な学生かもしれませんが、実態は決してそんなことはありません。確かに他大学に比べれば頭が良くて勉強熱心な学生は多いでしょう。しかし、学期初めの講義を選ぶ時期には皆こぞって楽単の情報集めに奔走します。

逆評定の存在

東大には学生が教員を評価する「逆評定」というシステム(時代錯誤社というサークルが毎学期刊行している)があります。「逆評定」では、過去のアンケート結果から集計された教員の厳しさや授業の難易度をもとに、「大鬼」「鬼」「仏」「大仏」の4段階で各講義が評価されるのです。

(一部の真面目な学生を除く)東大生は皆この情報をもとに自身の時間割を組みます。必修でもないのに「大鬼」の講義を履修する学生はかなりの物好きで、「仏」や「大仏」の授業に多くの学生の足が向くのです。

「神」講義

上記の4段階の他、例外的に「神」という評価の講義が稀に存在します。これは決して神のように勉強になる講義などではなく、神のように楽な講義のことです。私の知る例では、一学期の間講義にほぼ出席する必要はなく、カンタンな問題を数十問解いて提出するだけで試験もなく単位がもらえる講義が「神」認定されていました。この講義は有名だったため、初回の講義には「神」の講義はどんな楽単かと学生が押し寄せて立ち見が出るほどでした。履修登録者は、なんと講義室が倍の広さでも入り切らないほどの数でした。

このように東大生とはいえ真面目に難解な学問に向き合っている学生ばかりではありません。入学当初の私は驚くとともに、どこか安心したような複雑な気持ちになるのでした…

試験対策を担当する「シケ対」の存在

東大にはクラスや学科の中で、試験対策を担当する「シケ対」という制度(?)があります。同じクラスや学科の学生は、必修科目をはじめとして多くの受講科目が共通します。そのような講義に対しては、1、2人の学生が「シケ対」として設定され、他の学生を手助けするために尽力するのです。

「シケ対」の仕事は、毎週の講義で課される課題の模範解答を作成したり、講義・過去問解答例のまとめプリントである「シケプリ」を作成することです。出席が成績に反映されない講義では、試験前まで一度も講義に出ないどころか、講義の内容を全く知らない学生であっても、「神シケプリ」と共に一夜漬けの勉強で単位がもらえる「素晴らしい」システムになっているのです。

シケ対・シケプリの功罪

私もシケプリを作ってくれる聖人のような学生にはお世話になりました。優秀な学生はスゴイなあと感心していたものです。

とはいえ、「シケ対」制度はやる気のない学生をさらにダメにする悪システムだと思っていました。せっかくポテンシャルのある学生が、怠けていても単位がとれてしまうからです。講義に出るはずだった時間をバイトやらサークルやらに費やしているうちに大学生活が過ぎてしまうなんてもったいないなあと。

一方で、ある意味「分業」することもできる「シケ対」制度は、あまり得るもののない必修科目に関しては有意義なのかもしれません。自分のやりたい勉強が明確な学生からすれば、不要な科目に割く時間は最小限にしたいでしょうから。



試験でカンニングをする東大生

これは最大の衝撃だったかもしれません。東大生ともあろう者が、仕込んだカンペを試験中に盗み見てカンニングを働いたのです。この事件を耳にしたときは、何かの聞き間違いかと思ったほどです。

聞くところによると、その人物は常習犯だったようです。カンニングしたのは発覚した試験だけではなかったのです。もちろん犯人はそれ相応のツケを払うことになり、1年長く大学生活を送ることになったのでした…

私が東大に入る前には想像もしていませんでしたし、学外の方が聞いたらやはり驚くのではないかと思います。東大生とはいえ、中身はまだまだ未熟な若者であったということでしょう。

「東大だから特別」ではない

東大に入ってから、周囲の学生の想像以上の頭の良さには感心しました。その一方で、世間一般の人が想像する東大・東大生のイメージとは異なる部分がたくさんあったことも確かです。

メディアが取り上げる「東大」は、視聴者の興味を引くために、東大のスゴイ部分だけを取り上げています。学生をダメにするようなシステムがあったり、いかにも大学生がやっちゃいがちな誤ちを犯す学生もチラホラいたりと、東大だから特別ということはないのだなと改めて思います。

「東大受験に興味があるけど、テレビに出てるあの人ほど自分はスゴくないしな…」と思っている方、安心してください。東大も、東大生も意外と普通です笑。普通ですが、その環境を生かすことができる人にとっては、大きく成長できる場所なのだと思います。

東大に入学したら、シケ対に依存したり、講義内容よりも「大仏」かどうかを気にしたりすることなく、目標をもって努力を続けることをオススメします。