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Kingroon FDM 3Dプリンター徹底比較!【KP3S/KP3S Pro/KP5L】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、KingroonのFDM3Dプリンターについて徹底解説していきたいと思います。

Kingroonは、2016年に創設された中国・深センに本拠地を置く3Dプリンターメーカー・サプライヤーです。

Kingroonの3Dプリンターは、主にFDM方式で、家庭用の低価格帯エントリーモデルが中心となっています。そんなKingroonの3Dプリンターについて、今回は日本で販売されている機種を中心に特徴を紹介し、スペックを比較していきます。

それでは見ていきましょう!



【2023年版】Kingroon 3Dプリンター一覧

日本で販売を確認できるKingroonの3Dプリンターは次の3点です(2023年1月時点)。

各モデルにどのような特徴があるのか、詳細を確認していきましょう!

シングルアームのミニ3Dプリンター【KP3S】

モデル名KP3S
本体イメージproduct image
メーカーKingroon
本体サイズ(LxWxH)[mm]280 x 285 x 370
造形サイズ(LxWxH)[mm]180 x 180 x 180
エクストルーダダイレクト
プリントスピード[mm/s]-
最大ノズル温度[℃]-
最大ヒートベッド温度[℃]-
組み立て半組み立て済
プラットフォームマグネットプレート
オートレベリング-
フィラメントセンサ-
停電時自動回復印刷×
密閉×
ディスプレイタッチ式
デュアルZ軸×
データ入力SDカード
USB
本体重量[kg]6
スライスソフトCura
simplify3D
その他
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

「KP3S」は、シングルアーム(Z軸方向の柱が1本)のミニ3Dプリンターです。特徴的なシングルアームの3Dプリンター「KP3S」でKingroonというブランド自体を知ったという方も多いのではないでしょうか?

造形サイズは180×180×180[mm]で、エントリーモデルとしても小さめの3Dプリンターです。

ダイレクトドライブ式のエクストルーダを採用していることにより、TPUやナイロンのような柔らかい素材の3Dプリントに強いこと、95%が組み立て済みで10分もあれば組立が完了してしまう点は「KP3S」の強みですね。

フィラメントセンサ搭載のシングルアーム3Dプリンター【KP3S Pro】

モデル名KP3S Pro
本体イメージ
メーカーKingroon
本体サイズ(LxWxH)[mm]320 x 325 x 360
造形サイズ(LxWxH)[mm]200 x 200 x 200
エクストルーダダイレクト
プリントスピード[mm/s]-
最大ノズル温度[℃]-
最大ヒートベッド温度[℃]-
組み立て半組み立て済
プラットフォーム強化ガラス
オートレベリング-
フィラメントセンサ-
停電時自動回復印刷
密閉×
ディスプレイタッチ式
デュアルZ軸×
データ入力SDカード
USB
本体重量[kg]7.6
スライスソフト-
その他
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

「KP3S Pro」は、「KP3S」のアップグレードバージョンです。その主な改良点は

  • 造形サイズが微増(180×180×180 [mm] → 200×200×200 [mm])
  • フィラメントセンサ搭載

となっています。

造形サイズ拡大・デュアルZ軸【KP5L】

モデル名KP5L
本体イメージ
メーカーKingroon
本体サイズ(LxWxH)[mm]375 x 395 x 430
造形サイズ(LxWxH)[mm]300 x 300 x 330
エクストルーダダイレクト
プリントスピード[mm/s]-
最大ノズル温度[℃]260
最大ヒートベッド温度[℃]100
組み立て半組み立て済
プラットフォームカーボランダムガラス
オートレベリング×
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉×
ディスプレイタッチ式
デュアルZ軸
データ入力SDカード
USB
本体重量[kg]14
スライスソフト-
その他
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

「KP5L」は2021年に登場したKP5シリーズの1つです。シングルアームであった「KP3S」とは異なり、両サイドの柱で存在感を放つデュアルZ軸が特徴です。

造形サイズが300×300×300 [mm]となっており、一般的なエントリーサイズ3Dプリンターよりもひと回り大きいサイズとなっています。格安の中サイズFDM3Dプリンターを探している方にとっては選択肢の1つとなるでしょう。

ちなみに、KP5シリーズには「KP5S」「KP5M」「KP5L」の3種が存在し、それぞれサイズが異なります。現状、日本で購入できるのは「KP5L」のみとなっています。

(出典:https://jp.kingroon.com/info-detail/kingroon-2021-new-lanch-kp5-series)

Kingroon KP5L、XYZ軸は、2軸リニアガイド構造を採用TMC2225 32ビットサイレントメインボードを備えたプレミアムタイタン押出機、11.8 "x 11.8"x12.9"印刷サイズの大型3Dプリンター

【KP5M】と【KP6】、【KP7】は国内販売未確認

ここまで紹介した以外にも、Kingroonにはいくつかの3Dプリンターが存在します。

例えば、「KP5L」のサイズ違いである「KP5M」やLCD(光造形)3Dプリンターの「KP6」、ボックスデザインのFDM3Dプリンター「KP7」が存在しますが、現状国内での販売が確認できていません。

情報が更新され次第アップデートしていきたいと思います!



まとめ:スペックを比較してKingroonの3Dプリンターを導入しよう

今回は、Kingroonの3Dプリンターについて比較解説してきました。最後に各3Dプリンターのスペックを一覧表で見てみましょう。

モデル名KP3SKP3S ProKP5L
本体イメージproduct image
メーカーKingroonKingroonKingroon
本体サイズ(LxWxH)[mm]280 x 285 x 370320 x 325 x 360375 x 395 x 430
造形サイズ(LxWxH)[mm]180 x 180 x 180200 x 200 x 200300 x 300 x 330
エクストルーダダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]---
最大ノズル温度[℃]--260
最大ヒートベッド温度[℃]--100
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済
プラットフォームマグネットプレート強化ガラスカーボランダムガラス
オートレベリング--×
フィラメントセンサ--
停電時自動回復印刷×
密閉×××
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸××
データ入力SDカード
USB
SDカード
USB
SDカード
USB
本体重量[kg]67.614
スライスソフトCura
simplify3D
--
その他
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、各モデルの違いや共通点が見えてきますね。

日本ではあまりメジャーではないブランドですが、シングルアームのミニサイズ(KP3シリーズ)という点や、2〜4万円台という価格帯は魅力的です。コンパクトで安い3Dプリンターをお探しの方は、購入の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

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