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【2024】大型家庭用3Dプリンターおすすめ10選【3辺30cm以上】【高コスパ】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、幅・奥行き・高さのすべてが30cm以上のモデルをプリントできるおすすめの大型3Dプリンターについて解説していきます。

はじめに質問です。

Q. 一般的な家庭用3Dプリンターを使って、どれくらいの大きさの造形物が得られるでしょうか?

3Dプリンターを一度も使ったことがない人にはイメージがつきにくいですよね。

すでに使用している方でも、もう少し大きいモデルをプリントしたいけど、

  • どれくらいの大きさのモデルを
  • どれくらいの価格の3Dプリンターでプリントできるのか

わからないという方も多いでしょう。

そこで、今回は

  • スタンダードな造形サイズからは少し外れた、大型の家庭用3Dプリンターについて紹介

していきます。詳細は後述しますが、「大型」として「幅・奥行き・高さのすべてが30cm以上」を基準としています。また、大型プリントに強いFDM方式を中心に紹介していきます。

大型造形可能な3Dプリンターは価格が高くなりがちです。今回は家庭での使用も想定し、入手できる目安の価格についても紹介していきます。

 

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管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター29機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube毎日投稿中!

それでは見ていきましょう!


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はじめに:家庭用3Dプリンターで作れる大きさとは?本体価格は?

はじめに、スタンダードな家庭用3Dプリンターでつくれる造形サイズについて確認しておきましょう。

  • FDM方式と光造形方式のそれぞれについて解説

していきます。

スタンダードな【FDM方式】3Dプリンターで作れる造形サイズ

FDM(熱溶解積層法)は、フィラメントを熱で溶かしながら積み上げていく方式です。

  • 下から積み上げていく方式のため、比較的高さのある構造も作りやすい

です。

また、造形領域が密閉されていないタイプのほうが、一般的に造形サイズを大きくすることが可能です。反対に、密閉型は筐体内部に造形領域を収める必要があるため、造形可能サイズは小さい傾向にあります。

スタンダードなFDM方式3Dプリンターについて、例を挙げて見てみましょう。

【密閉なし】Creality「Ender-3 V3」

まずは、密閉されていないタイプの例として、Creality「Ender-3 V3」をピックアップします。こちらは人気のCreality「Ender-3シリーズ」の最新スタンダードサイズモデルです。

「Ender-3 V3」はどれくらいのサイズをプリントできる?
  • 造形サイズ(幅×奥行き×高さ):22×22×25cm

実は、2017年に登場した「Ender-3」も同じく22×22×25cm。2024年にリリースされた「Ender-3 V3」に至るまで、家庭用3Dプリンターのスタンダードとして、上記のサイズが一般的となっています。

【密閉型】Creality「K1C」

密閉型のFDM方式3Dプリンターについても確認しておきましょう。2024年最新の密閉型機種の例として、Creailty「K1C」を取り上げます。

「K1C」はどれくらいのサイズをプリントできる?
  • 造形サイズ(幅×奥行き×高さ):22×22×25cm

「K1C」も、密閉なしの「Ender-3 V3」と同じ造形サイズ。最近では密閉型でも1辺が20cm台の機種が多くなりました。ただし、造形領域全体を箱で囲う必要があるため、密閉なしのモデルと比べると、大型サイズの機種は少ない傾向にあります。

FDM方式:造形サイズの特徴まとめ
  • 下から上に積み上げていく造形方式のため、比較的高さのある構造もつくりやすい
  • 密閉型よりも密閉なしのタイプのほうが大きい造形サイズを実現しやすい
  • 造形可能高さ30cm以下がスタンダード



スタンダードな【光造形方式】3Dプリンターで作れる造形サイズ

続いて、光造形方式について見ていきましょう。FDM方式と大きく異なる点の1つが、

  • ビルドプレートに吊り下げる形で造形されていくところ

です。家庭用3Dプリンターのスケールではそこまで大きな問題にはなりませんが、下から上に積み上げるFDM方式に比べると、高さを出しにくい傾向にあります。

また、レジンを使用することから、光造形方式3Dプリンターはほぼ例外なく密閉型です。この点は造形サイズを大きくしにくい要因の1つと言えるでしょう。

【密閉型】ELEGOO「Mars 5 Ultra」