こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、NOVA3Dの家庭用光造形3Dプリンターについて徹底解説していきたいと思います。
NOVA3Dは、2016年に創設された中国・深センに本拠地を置く3Dプリンターメーカーです。NOVA3Dの3Dプリンターは主に光造形方式で、家庭用(消費者向け)の低価格帯モデルから産業用(プロ向け)の機種まで幅広い機種を取り扱っています。
今回は、NOVA3Dの家庭用光造形3Dプリンターについて日本で販売されている機種を中心に特徴を紹介し、スペックを比較していきます。
それでは見ていきましょう!
【2024年版】NOVA3D 3Dプリンター一覧
日本で販売を確認できる、あるいは販売予定のNOVA3Dの家庭用光造形3Dプリンターは次の3点です(2023年2月時点)。
各モデルにどのような特徴があるのか、詳細を確認していきましょう!
高精細8K3Dプリンター!【Whale3 SE】
2023年2月に日本でも販売を開始した最新3Dプリンターが、「Whale3 SE」です。
8K解像度かつELEGOO「Saturn 2 8K」を上回る充実の造形サイズもさることながら、レジン自動供給機能やWi-Fiへの対応、内部ストレージ搭載といった機能性の高さが魅力の1台となっています。
また、高精細だからこそ実現できる0.25mmの極細サポートも注目ポイントの1つです。
サポート材の跡が目立ちにくいため、よりなめらかな表面を実現できます。サポート材を取り外しやすいのもうれしいですね!
ELEGOO「Saturn 2 8K」など、他の同等3Dプリンターと比較してみたい!という方は比較ツールも使用してみてください。
使い勝手が向上!8K3Dプリンター!【Whale3 Super】
モデル名 | Whale3 Super |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | NOVA3D |
本体サイズ(LxWxH)[mm] | - |
造形サイズ(LxWxH)[mm] | 228 x 128 x 260 |
Z軸精度[mm] | - |
積層ピッチ[mm] | - |
ピクセルサイズ[mm] | - |
ピクセル数(XY) | 7680 x 4320 |
プリントスピード[mm/h] | - |
データ入力 | WiFi/Cable/USB |
本体重量[kg] | 16 |
スライスソフト | NOVAMake ChituBox Lychee Slicer Tango Voxeldance |
その他 | 自動レジン供給機能 フリップ式UVカバー 取っ手付きレジンバット |
出典 | 公式サイト |
早くも「Whale3 SE」がアップグレードされて登場した「Whale3 Super」。
「Whale3 SE」に以下のようなアップグレードが施され、使いやすさが向上しています。
- UVカバーが上に開くタイプに変更
- レジンバットが取っ手付きに変更
レジン加熱機能搭載!【Whale3 Ultra】
モデル名 | Whale3 Ultra |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | NOVA3D |
本体サイズ(LxWxH)[mm] | - |
造形サイズ(LxWxH)[mm] | 228 x 128 x 260 |
Z軸精度[mm] | - |
積層ピッチ[mm] | - |
ピクセルサイズ[mm] | 0.0297 |
ピクセル数(XY) | 7680 x 4320 |
プリントスピード[mm/h] | - |
データ入力 | WiFi/Cable/USB |
本体重量[kg] | 17 |
スライスソフト | - |
その他 | 自動レジン供給機能 フリップ式UVカバー 取っ手付きレジンバット レジン加熱機能 |
出典 | 公式サイト |
さらに、レジン加熱機能を搭載してパワーアップした最新機種が「Whale3 Ultra」です。
ヒーターが搭載されたことで、レジンを適温に保つことができます。気温が低く造形が失敗しやすい冬場はとくにうれしい機能ですね。
ちなみに、造形サイズや解像度はWhale 3シリーズで共通となっています。
4K3Dプリンター【Bene6】
NOVA3Dのラインナップにおいて、中型サイズの3Dプリンターに位置するのが「Bene6」です。
同じ解像度4Kの3Dプリンターとしては、ELEGOO「Mars 3 Pro」がほぼ同等の造形サイズとなっています。
「Whale3 SE」と同様に、Wi-Fi対応している