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【2025】Creality Ender-3シリーズ徹底比較!【V3/無印/S1/Neo】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

CrealityのFDM3Dプリンター「Ender-3シリーズ」を全機種徹底比較

していきます。

CrealityはFDM・光造形方式の3Dプリンターを販売する注目企業。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとしては「Enderシリーズ」が有名で、中でも「Ender-3シリーズ」はユーザーからの評価がとくに高いラインナップとなっています。

そんな「Enderシリーズ」は、「Ender-3シリーズ」だけでなんと14機種も存在しています(2025年1月時点)。

「『Ender-3』はイイって聞くけど、『Ender-3』って1つじゃないの??」

「名前についている『V3』とか『S1』って何?」

と思ってしまいますよね。

そこで今回は、2025年現在のCreality「Ender-3シリーズ」の各モデルにどのような違いがあるのか徹底解説していきたいと思います!

この記事を読んでわかること
  • 「Ender-3シリーズ」の大分類「V3」「無印」「S1」「Neo」の特徴
  • 「Ender-3シリーズ」全機種の特徴と詳細スペック

それでは見ていきましょう!

アップデート

2024/4・・・最新機種「Ender-3 V3 Plus」について追記しました!


「Ende-3シリーズ」最新機種を動画で実機レビューしています!

この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。開封の様子など、動画ならではの内容も盛りだくさんの解説をお楽しみください!




  1. Creality「Ender-3シリーズ」とは
    1. Ender-3シリーズの大分類は、「V3」「無印」「S1」「Neo」
    2. 組み立て式・半組み立て式のFDM方式3Dプリンター
    3. 造形領域の四方は密閉されていない
    4. 造形サイズはほとんど変わらない
  2. 【2025年版】Creality「Ender-3シリーズ」一覧
    1. 「V3」一覧
    2. 「S1」一覧
    3. 「無印」一覧
    4. 「Neo」一覧
  3. 【2025年版】Creality「Ender-3シリーズ」全機種の詳細解説
    1. CoreXZ構造採用の600mm/s機種【Ender-3 V3】
    2. 30mmの中型CoreXZ【Ender-3 V3 Plus】
    3. Ender-3シリーズの新エントリーモデル【Ender-3 V3 SE】
    4. シリーズ最新・最速の実力派3Dプリンター【Ender-3 V3 KE】
    5. オートレベリング機能搭載、基本機能も充実【Ender-3 S1】※販売終了
    6. 豊富な対応材料でさらに性能向上を遂げた【Ender-3 S1 Pro】※販売終了
    7. 大型モデルも造形可能なS1後継モデル【Ender-3 S1 Plus】※販売終了
    8. 高コスパ人気モデル【Ender-3】※販売終了
    9. Ender-3のマイナーチェンジ版【Ender-3 Pro】※販売終了
    10. 改良ポイント多数!【Ender-3 V2】※販売終了
    11. シリーズ最大造形サイズ【Ender-3 Max】※販売終了
    12. 「Ender-3」の後継モデル【Ender-3 Neo】※販売終了
    13. 「Ender-3 V2」の後継モデル【Ender-3 V2 Neo】※販売終了
    14. 「Ender-3 Max」の後継モデル【Ender-3 Max Neo】※販売終了
  4. まとめ:機能と価格のバランスを考えて「Ender-3シリーズ」を導入しよう

Creality「Ender-3シリーズ」とは

はじめに、

「Ender-3シリーズ」とはどんな3Dプリンターなのか?

その特徴について確認しておきましょう。

Ender-3シリーズの大分類は、「V3」「無印」「S1」「Neo」

Ender-3シリーズは種類が多いです。全容を把握するには、大分類について理解しておく必要があります。

この項目では、

各大分類の特徴について、ざっくりと解説

していきます。細かいスペックについては。後述する一覧表をご覧ください。

"CoreXZ"を含むEnder-3の最新シリーズ

各機種の画像はCreality公式ページより引用

「V3」シリーズは、

  • 高速プリントや振動補正、WiFi通信といった最新機能を搭載が特徴

です。2023年に「Ender-3 V3 SE」が登場して以来、初心者から中級者まで幅広い人気を誇るシリーズです。

「V3」の特徴
  • 発表時期:2023〜2024年
  • おすすめポイント:コスパ&高性能
  • 注意点:
    • 「K1シリーズ」のような密閉はなし

Ender-3人気の火付け役「無印」

各機種の画像はCreality公式ページより引用

「無印」シリーズは、

  • 最安で約2万円というコスパの高さが特徴

です。2017年に「Ender-3」が登場して以来、3Dプリンターユーザーから無類の人気を誇っています。

「無印」の特徴
  • 発表時期:2017〜2020年
  • おすすめポイント:最高コスパ(2〜3万円台)
  • 注意点:
    • 要組み立て
    • オートレベリングなし
    • ディスプレイはノブ式

家庭用3Dプリンターにおけるハイエンド「S1」

各機種の画像はCreality公式ページより引用

「S1」シリーズは、

  • 使い勝手の良い(「Ender-3シリーズ」における)ハイエンドモデル

といった位置づけです。

全機種が

  • ダイレクトドライブ式
  • オートレベリング搭載
  • 半組み立て済み

で、その使い勝手の良さが特徴です(後述)。

「S1」の特徴
  • 発表時期:2021〜2022年
  • おすすめポイント:使い勝手の良いハイエンドモデル
  • 注意点:コスパはあまり良くない

無印がオートレベリングを搭載して再登場「Neo」

各機種の画像はCreality公式ページより引用

「Neo」シリーズは、

  • 「無印」シリーズがオートレベリング搭載&アップグレード多数で再登場

したラインナップです。「無印」のコスパの良さを受け継ぎつつ、各ポイントで優れたアップグレードがなされています(後述)。

「Neo」の特徴
  • 発表時期:2022年
  • おすすめポイント:コスパそのままに「無印」からアップグレード
  • 注意点:ノブ式ディスプレイなど旧式装備も残る



組み立て式・半組み立て式のFDM方式3Dプリンター

出典:Creality「Ender-3」

Ender-3シリーズは、

組み立てを要するタイプのFDM方式3Dプリンター

です。

上の図は「Ender-3」が発送される際の、分解されたパーツです。かなり細かい部分まで分解されており、3Dプリントをはじめる前に自分で組み立てる必要があります。

ブランドによっては「DIYタイプ」などと表現されている場合もありますね。

出典:Creality「Ender-3 S1 Pro」

Ender-3シリーズには、半組み立て済み(Quick Assembly)の機種も多く存在します。

半組み立て済みの機種は、上の図のように本体がいくつかの大きなパーツに分解された形で納品されます。上の画像は「Ender-3 S1 Pro」の例で、96%組み上がった状態で納品されます。

細かい部品はユーザ側で組み立てる必要がないため、数十分程度の作業で難なく完成させることができます。

造形領域の四方は密閉されていない

組み立て式のFDM方式3Dプリンターの特徴として、「Ender-3シリーズ」は、

四方が密閉されていない

ことも覚えておきましょう。

FDM方式3Dプリンターは、ノズルとプラットフォームがXYZの3軸で大きく移動することにより、造形箇所を逐次的に制御しています。そのため、「Ender-3シリーズ」のように比較的安価なモデルでは四方を塞がないタイプが多いです。

家庭用のFDM方式3Dプリンターであっても、「K1シリーズ」のように密閉されたタイプの機種は存在します。保温性や安全面ではこちらの密閉タイプのほうが優れていますが、比較的高価なものが多いです。