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【Neptune 4登場】ELEGOO Neptuneシリーズ徹底比較!【FDM3Dプリンター】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

ELEGOOのFDM方式3Dプリンター「Neptuneシリーズ」を徹底比較

していきます。

光造形3Dプリンターの「Marsシリーズ」をはじめ、コスパの高い家庭用3Dプリンターを続々展開するELEGOO。FDM方式3Dプリンターも手掛けており、2019年から「Neptuneシリーズ」を展開しています。

今回は、

「『Neptuneシリーズ』の特徴は?」

「『Neptuneシリーズ』の最新機種はどれ?」

という方のために、

  • 2022年以降に登場した「Neptuneシリーズ」全機種の特徴解説
  • 2022年以降に登場した「Neptuneシリーズ」全機種のスペック比較

を行っていきたいと思います。ぜひ3Dプリンター選びの参考にしてみてください。

それでは見ていきましょう!



ELEGOO「Neptuneシリーズ」とは

はじめに、

「Neptuneシリーズ」とはどんな3Dプリンターなのか?

その特徴について確認しておきましょう。

ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。

「Neptuneシリーズ」の特徴
  • ELEGOO唯一のFDM方式3Dプリンターシリーズ
  • 低〜中価格帯モデル(約3〜10万円)
  • 2022年以降、「Neptune 3シリーズ」、「Neptune 4シリーズ」が立て続けに公開

ELEGOOならではのコスパの良さは光造形と同様で、

  • 必要な機能がひと通りそろったスタンダードサイズの機種を探している方
  • 中型〜大型機種を探している方

にも対応できる充実したFDM3Dプリンターのラインナップです。

さらに、2022年〜2023年にかけて以下の注目機種が続々発表されている点も注目に値します。

2022年以降に登場した「Neptuneシリーズ」
  • 「Neptune 3」「Neptune 3 Pro」「Neptune 3 Plus」「Neptune 3 Max」
  • 「Neptune 4」「Neptune 4 Pro」「Neptune 4 Plus」「Neptune 4 Max」

他ブランドの3Dプリンターと比べても特大の造形サイズをもつ「Neptune 3 Max」や、500mm/sの高速プリントが可能な「Neptune 4」など、注目の新機種が目白押しとなっている「Neptuneシリーズ」。

次の項目では、各機種の特徴に迫っていきましょう。



【2023年版】ELEGOO Neptuneシリーズ3Dプリンター一覧

各モデルにどのような特徴があるのか、

最新の「Neptune 4シリーズ」・「Neptune 3シリーズ」を中心に詳細を確認

していきましょう!

Klipper搭載の500mm/s高速プリントモデル【Neptune 4】

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

「Neptuneシリーズ」最新&最速機種の1つが、「Neptune 4」

です(2023年8月時点)。

「Neptune 4」の特徴
  • Klipper搭載により最大プリントスピード500mm/sを実現
  • プリントヘッドに特徴的な冷却ファンを搭載し、効率的な熱拡散を実現
  • ノズル最大温度300℃で高温フィラメントに対応
  • 11×11(121点)のオートレベリング
  • ノズルとガントリーにLEDを搭載し、暗環境における利便性向上

主な項目について、それぞれ確認していきましょう。

Klipper搭載により最大プリントスピード500mm/sを実現

「Neptune 4」最大の特徴は、そのプリントスピードです。

Klipperファームウェアがプリインストールされており、

  • 最大プリントスピード500mm/s、推奨プリントスピード250mm/sを実現

しています。

さらに、「Neptune 4」はただ速いだけではなく、

  • Input shaping(モデル表面上のアーティファクトや共振の除去)
  • Pressure advance(プリントスピードに応じてフィラメントの正確な押出を実現)

といった近年話題の機能もサポートしています。

昨今各社がこぞって新機種を投入している高速プリント3Dプリンターの流れに、ELEGOOならではの低価格を維持しながら参入した点は注目に値しますね。

プリントヘッドに特徴的な冷却ファンを搭載し、効率的な熱拡散を実現

「Neptune 4」の画像をよく見ると、ノズル付近(特に背後)に変わったブロック状の物体が確認できます。

これは冷却用のファンになっていて、高速プリント時に生じる歪みを抑制し、プリント品質を向上させる働きがあります。

ノズル最大温度300℃で高温フィラメントに対応

  • 「Neptune 4」は、ノズル最大温度が300℃

に達します。

「Neptune 3シリーズ」までは最大260℃だったため、一部の高温対応フィラメントには対応していませんでした。今回のアップグレードにより、プリントできる材料の幅が増え、よりバリエーションのある3Dプリントを実現することが可能になります。

オートレベリングやLEDもアップグレードされ、利便性向上

その他にも、

  • オートレベリングの点数が11×11=121点に大幅増加(Neptune 3シリーズは最大63点)
  • 暗環境対応のLEDがガントリーだけでなくノズルにも搭載

といった過去モデルからのアップグレードがなされており、利便性が大きく向上しています。

造形サイズを除き、あらゆる点で「Neptune 3シリーズ」から順当に高性能化した3Dプリンターとなっています。

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「Neptune 4」は、造形サイズや最大プリントスピードといった基本スペックの多くを「Neptune 4 Pro」と共有しています(後述)。

Neptune 4の上位互換モデル【Neptune 4 Pro】

「Neptune 4 Pro」は、

「Neptune 4」の基本性能をそのままに、プラスアルファの機能を搭載した上位互換機種

です。ここでは、そのプラスアルファの機能について解説していきます。

効率的なヒートベッドの加熱を実現するSegmented Heatbed機能

「Neptune 4 Pro」に特有の機能が、Intelligent Segmented Heatbed機能です。

この機能は、スライス時にモデルのサイズが自動で認識され、

  • 小型の場合はヒートベッドの中心(120mm×120mm)のみを加熱(100W)
  • 大型の場合は周辺部も加熱(250W)

するという特殊な機能です。この機能により、小型モデルの3Dプリントを行う際に使用しない周辺部を加熱することなく、効率的にヒートベッドを加熱することができます


その他は、XY軸の仕様が「Neptune 4 Pro」の方が高品質である程度で、「Neptune 4」と大きな違いは見られません。どちらを選ぶかは、

  • 上記の「Segmented Heatbed機能」が必要かどうか
  • 6,000円ほどの価格差

がポイントになるでしょう。

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ちなみに筆者は「Neptune 4」を選択しています。使用感がよくわかる実機レビュー記事に詳細を記載しています。

超高速&中型モデル【Neptune 4 Plus】

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

2023年9月に追加投入された

サイズアップ・追加アップグレードモデルが「Neptune 4 Plus」

です。

「Neptune 4」からアップグレードされた主なポイントは以下の通りです。

  • ヒートベッドの出力向上(250W→320W)
  • エクストルーダー・ホットエンド部が強化(セラミックヒーター搭載)
  • ファイル転送にWi-Fiが使用可能に

とくに、ファイル転送にWi-Fiが使用可能になったのはうれしいポイントですね。単にサイズが大きくなっただけではなく、細かな改善の見られる1台となっています。

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超高速&大型モデル【Neptune 4 Max】

「Neptune 4 Plus」と同時に発表された大型機種が「Neptune 4 Max」

です。

「Neptune 4」との違いは「Neptune 4 Plus」と同様ですが、どうしても時間がかかってしまう大型3Dモデルを、500mm/sの速さで高速プリントできるのは非常に魅力的。

「とにかく造形サイズの大きい高速3Dプリンターがほしい!」

という方に最適の機種となっています。

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初心者におすすめの高コスパモデル【Neptune 3】※実質販売終了

出典:ELEGOO

「Neptune 3」は、後述する3機種に先立ってリリースされた「Neptune 3シリーズ」のスタンダードモデルです。

  • オートレベリング
  • PEIプラットフォーム
  • 半組み立て済み

といった最近ではマストに近い機能・仕様が3万円台前半という低価格で提供されていました。

一方、「Neptune 3シリーズ」のスタンダードモデルでありながら、エクストルーダーの種類は他3機種と異なるボーデン式となっています。

ちなみに、「操作用タッチパネルが取り外し可能」という「Neptuneシリーズ」の特徴は、この「Neptune 3」から定番となりました。

ELEGOO Neptune 3 FDM 3Dプリンタ オートレベリング 取り外し可能なHDタッチスクリーン デュアルギア金属押出機 印刷 初心者に向け 印刷サイズ220x220x280mm
ELEGOO

現在、Amazon、SK本舗等での販売は見られません(2023年9月時点)。

後継の「Neptune 3 Pro」「Neptune 3 Plus」「Neptune 3 Max」を検討してみてください。

Neptune 3シリーズスタンダードモデル【Neptune 3 Pro】

2022年末、3機種の「Neptune 3シリーズ」が登場しました。

「Neptune 3 Pro」はその1つで、もっとも低コスト・コンパクトなモデル

です。

先代の「Neptune 3」と比較すると、造形サイズやオートレベリングといったスペック・オプションはほぼ同等かマイナーアップグレード。一方で、

  • ELEGOOのFDM3Dプリンターでは初のダイレクトドライブ式エクストルーダーを採用
  • デュアルZ軸を新たに採用し、造形の安定性が向上

という点が異なります。後述するNeptune 3シリーズ」スペック比較表を使って違いを確認してみてください。

造形サイズが大幅アップ!【Neptune 3 Plus】【Neptune 3 Max】

「Neptune 3」や「Neptune 3 Pro」の造形サイズでは物足りない!という方は、「Neptune 3 Plus」や「Neptune 3 Max」がおすすめです。両者とも、以下の画像のように大幅に造形可能サイズが向上した注目モデルです。

Neptune 3 Pro/Plus/Maxの大きさ比較画像1(出典:ELEGOO)
Neptune 3 Pro/Plus/Maxの大きさ比較画像2(出典:ELEGOO)

基本スペックはどちらも「Neptune 3 Pro」と変わりません。主な変更点は以下の2点のみです。

  • 造形サイズが大幅アップ
  • オートレベリング点数が増加(Pro:36点、Plus:49点、Max:63点)

したがって、

「Pro」「Plus」「Max」のどれを選ぶかのポイントは、自分が求める造形サイズのみ

で考えればよいでしょう。後述する「Neptune 3シリーズ」スペック比較表を参考にしてみてください。

Neptune 3 Plus

ELEGOO Neptune 3 Plus FDM 3Dプリンター 49ポイント自動ベッドレベリング デュアルギアダイレクト押出機 印刷 取り外し可能な静電容量スクリーン 320x320x400 mm³ / 12.59x12.59x15.74In³の大型印刷サイズ
ELEGOO

Neptune 3 Max



最安クラスの家庭用FDM方式3Dプリンター【Neptune 2】

出典:ELEGOO Neptune 2 FDM 3D Printer – ELEGOO Official

Neptune 2シリーズの基本モデルとも言える「Neptune 2」。

実勢価格は2万円台前半ながら、必要最低限の機能がそろったエントリーモデルでした。

2色のフィラメントを同時使用できる特殊モデル【Neptune 2D】

出典:ELEGOO

現在は公式サイト上でも掲載が終了した「Neptune 2D」。

2色のフィラメントを同時に使用してプリントできるという特徴がありました。



まとめ 〜最新機種が続々登場のNeptuneシリーズスペック一覧!〜

今回は、ELEGOO社のFDM3Dプリンター「Neptuneシリーズ」について紹介してきました。

最後に「Neptune 4シリーズ」、「Neptune 3シリーズ」のスペックを一覧で確認しておきましょう。

Neptune 4シリーズ

モデル名Neptune 4Neptune 4 ProNeptune 4 PlusNeptune 4 Max
本体イメージ
メーカーELEGOOELEGOOELEGOOELEGOO
本体サイズ(LxWxH)[mm]475 x 445 x 515475 x 445 x 515533 x 517 x 638658 x 632 x 740
造形サイズ(LxWxH)[mm]225 x 225 x 265225 x 225 x 265320 x 320 x 385420 x 420 x 480
エクストルーダダイレクトダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]500500500500
最大ノズル温度[℃]300300300300
最大ヒートベッド温度[℃]11011010085
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済-
プラットフォームPEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉××××
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸-
データ入力LAN
USB
LAN
USB
Wi-Fi
LAN
USB
Wi-Fi
LAN
USB
本体重量[kg]8.38.914.418.1
スライスソフトELEGOO CuraELEGOO CuraELEGOO CuraELEGOO Cura
その他内蔵RAM(8GB)
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
Segmented Heatbed
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Neptune 3シリーズ

モデル名Neptune 3Neptune 3 PRONeptune 3 PlusNeptune 3 Max
本体イメージ
メーカーELEGOOELEGOOELEGOOELEGOO
本体サイズ(LxWxH)[mm]442 x 452 x 530475 x 445 x 515533 x 517 x 638658 x 632 x 740
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 280225 x 225 x 280320 x 320 x 400420 x 420 x 500
エクストルーダボーデンダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]-180180180
最大ノズル温度[℃]260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]100100100100
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済-
プラットフォームPEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉××××
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸×
データ入力SDカード
オンライン
SDカード
オンライン
SDカード
オンライン
SDカード
オンライン
本体重量[kg]8.18.114.217.7
スライスソフト----
その他ディスプレイ取り外し可能ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

「Neptune 2シリーズ」は販売終了したようですが、

  • Klipper搭載で圧倒的な高速化を実現した「Neptune 4シリーズ」

は要注目です。今後のアップデートからも目が離せませんね!

紹介した注目ポイントを参考に、あなたにぴったりの「Neptuneシリーズ」3Dプリンターを選んでみてくださいね!

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