こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、Bambu Labの3Dプリンターを用途・予算・購入構成別に比較し、自分に合う1台の選び方を解説していきます。
先に結論を言うと、標準サイズの密閉型を選ぶなら、まずX2Dをおすすめします。
X2Dは、単一ノズルのP2Sからの追加費用で、デュアルノズルと65℃の庫内加熱が加わる機種です。
この追加費用を出せるなら、専用サポート材や2色造形、保温が必要な材料まで用途を広げやすいX2Dから検討すると選びやすくなります。
X2Dを基準に、導入費用を抑えるならA1 mini・A1・A2LやP2S、大型化するならH2S・H2D、頻繁な多色切替ならH2Cへ候補を絞っていきましょう。
ぜひ最後まで読んで、Bambu機種の導入や買い替えの参考にしてみてください!
標準サイズの密閉型で迷ったら、まずX2Dをチェックしてみてください。

結論:X2Dを基準に、予算と作りたいものから選ぼう

X2Dの価格と機能を基準に、費用を抑えるか、大型・多材料へ広げるかで候補を絞りましょう。
| 作りたいもの・用途 | おすすめの候補 | X2Dを基準にした選び方 |
|---|---|---|
| 標準サイズの密閉型で、2色や専用サポート材も使う | X2D/X2D Combo | デュアルノズルと65℃の庫内加熱を備えた第一候補 |
| 小物、机上収納、PLAの置物 | A1 mini | 180mm角を超える部品ならA1 |
| 256mm角までのPLA・PETG部品 | A1 | 密閉構造や庫内加熱が不要なら導入費用を抑えられる |
| 大きなPLA・PETGモデル、同じ小物をまとめて作る | A2L | 反りやすい材料も大きく作るならH2S |
| 密閉型で単色中心、予算を抑える | P2S/P2S Combo | デュアルノズルと庫内ヒーターが不要なら価格差を節約 |
| 大型部品を主に単色で作る | H2S | 2材料を別ノズルに割り当てるならH2D |
| 大型の2材料造形、軟質材と硬質材の組み合わせ | H2D | 多色でノズルをさらに使い分けたいならH2C |
| 3色以上を頻繁に切り替える多色・多材料造形 | H2C AMS Combo | 追加AMSとホットエンドの構成まで含めて選ぶ |
X2Dを選び、サイズや用途が合わない場合にほかの機種へ広げると、比較する理由が明確になります。
PLAの小物を単色で作るだけなら、A1 miniやA1で費用を抑え、残りを材料や乾燥・保管へ回せます。
一方、同じ層の中で造形材とサポート材を何度も切り替える用途では、X2Dの2本のノズルが、切替時の材料ロスと時間を抑える助けになります。
まずおすすめはX2D:P2Sとの価格差で何が変わる?

P2SとX2Dは、密閉構造、5インチのタッチスクリーン、クイックスワップ式ホットエンドを備えます。
そのうえで、P2Sからの追加費用で、デュアルノズルと65℃の庫内加熱を選べる点が、X2Dを先におすすめする理由です。
いまは単色中心でも、専用サポート材や2色、ABS・ASAなどへ用途を広げたいなら、この差額で得られる機能は検討する価値があります。
| 比較するポイント | X2D | P2S |
|---|---|---|
| 材料を出すノズル | 2本:主側ダイレクト、補助側ボーデン | 1本 |
| 専用の庫内ヒーター | 最大65℃ | なし |
| 2材料をモデル全体に使う造形領域 | 共通235.5×256×256mm | 256×256×256mm:同じノズルで切替 |
| 選ぶ理由 | 2材料と庫内加熱まで使える標準サイズの第一候補 | 単一ノズルで足りる用途に予算を絞る |
X2D:2本のノズルと庫内加熱で、用途を広げる標準機

X2Dはデュアルノズルと最大65℃のアクティブチャンバー加熱を備えます。
標準サイズの密閉型で、材料やサポートの選択肢を増やしたい方の第一候補です。
造形材とサポート材、あるいは2色を別々のノズルに割り当てることで、同じノズルの中で材料を入れ替える切替パージを減らせます。
主ノズルはダイレクト式、補助ノズルはボーデン式で、対応材料や使いやすさは左右共通ではありません。
軟らかいTPUなどは主側を使う前提で考え、補助側へも同じように供給できるとは考えないようにしましょう。
主ノズル単独の領域は256×256×260mmですが、両ノズルが共通に届く領域は235.5×256×256mmです。
モデル全体を2材料で使うなら、主ノズルの最大サイズではなく、この共通領域に収まるかが大切です。
X2D ComboにはAMS 2 Proが1台付きますが、3材料以上でノズルを共有する切替があればパージは残り、プライムタワーの材料も別に必要です。
X2Dの2本のノズルや庫内加熱を使ったプリント結果は、実機レビューで詳しく紹介しています。
P2Sとの価格差で得られる機能を確かめたい方は、X2DとP2Sで同じモデルをプリントした実機比較も参考にしてください。
追加AMSを使って左右の材料経路を切り替えたい方には、フィラメントトラックスイッチの実機解説が役立ちます。
P2S:単一ノズルで足りるなら、価格差を節約する候補

P2Sは、256×256×256mmの造形サイズを持つシングルノズル機です。
標準で硬化鋼ノズルと硬化鋼の押出ギアを備え、対象材料やノズル径に合う条件なら、繊維入りフィラメントも比較候補になります。
P2S ComboにはAMS 2 Proが1台付き、4本のフィラメントを自動で切り替えられます。
ただし、1本のノズルに材料を順番に送る方式なので、色替えのたびに前の材料を押し出すパージが必要です。
密閉構造と空気の流れで熱を保つP2Sには、X2DやH2シリーズのような専用の庫内ヒーターはありません。
PLA・PETGの単色部品を中心に、ときどき多色を楽しむ使い方で、庫内加熱や専用サポート材の使い分けが不要なら、P2Sで価格差を節約できます。
一方、X2Dとの価格差を許容できるなら、将来の2材料用途も含めてX2Dを選ぶのがおすすめです。
画面の使い勝手、ノズル交換、各材料での作例を見たい方は、P2S Comboの実機レビューを参考にしてください。
導入費用を抑えるなら:A1 mini・A1・A2Lをサイズで選ぶ

Aシリーズは、前後にベッドが動く開放型のベッドスリンガーです。
PLA・PETGを中心に、導入費用を抑えて始めたい方に向いています。
X2Dのデュアルノズルや庫内加熱を使わず、PLA・PETGの造形サイズが足りるなら、Aシリーズへ予算を下げる選び方ができます。
ABS・ASAや反りやすいエンジニアリング材料を主目的にするなら、庫内加熱を備えたX2DやH2シリーズを比較しましょう。
A1 mini:180mm角で足りるなら、費用を抑えて始めやすい

A1 miniの造形サイズは180×180×180mmです。
ケーブルホルダー、机上の小物、手のひらサイズの置物など、モデルがこの範囲に収まるなら、入門機として十分に候補になります。
ただし、200mmを超える収納ケースや一体型の大きな部品は、縮小したり分割したりする必要があります。
単体は単色用、A1 mini ComboはAMS lite付きで最大4色、A1 mini AMS 2 Pro ComboはAMS 2 Proを使う別のセットです。
「Combo」の名前だけで選ばず、安く多色を始めるならAMS lite付き、密閉保管や加熱乾燥を組み合わせたいならAMS 2 Pro付き、と付属装置を見て選びましょう。
| モデル名 | A1 mini | A1 mini Combo | A1 mini AMS 2 Pro Combo |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Bambu Lab | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |||
| 価格(SK本舗) | - | ||
| 価格(Amazon) | - | ||
| 価格(海外ストア) |
密閉保管と加熱乾燥を組み合わせたい方は、AMS 2 Pro付きのセットを選び、乾燥用ACアダプターを追加します。
A1:256mm角の部品を作る、PLA・PETG中心の標準サイズ

A1は256×256×256mmの造形サイズで、A1 miniより大きな収納用品や治具も作りやすくなります。
X2Dに近い標準サイズでも、A1は開放型で、デュアルノズルや庫内ヒーターはありません。
PLA・PETGが中心で、造形庫内の保温を求めないなら、A1の価格差を材料や予備ノズルへ回す選び方が合理的です。
A1 ComboはAMS lite付きで最大4色、A1 AMS 2 Pro ComboはAMS 2 ProとA1シリーズ用AMS Hub(SA013)が付く構成です。
| モデル名 | A1 | A1 Combo | A1 AMS 2 Pro Combo |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Bambu Lab | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |||
| 価格(SK本舗) | - | ||
| 価格(Amazon) | - | ||
| 価格(海外ストア) |
AMS 2 Pro付きのA1を選ぶ場合は、以下のセットにA1シリーズ用AMS Hubが付属します。
実際のサイズ感や設置の違いで迷う方は、A1とA1 miniを並べた実機比較も参考にしてみてください。
A2L:大型PLA・PETGモデルや、小物のまとめ造形に

A2Lの造形サイズは330×320×325mmです。
256mm角では分割が必要なモデルを一体で作ったり、複数の小物を広いプレートへ並べたりしたい方に向いています。
A2L ComboにはAMS liteが付属し、1台で最大4色を扱えます。
大きなベッドが前後に動くため、置き台の天板に本体が載るだけでは足りず、ベッドの移動範囲とケーブルの逃げも必要です。
筆者のA2L実機レビューでは、軽い机がプリント中に動く場面もあったため、揺れにくい丈夫な台を一緒に準備するのがおすすめです。
ヒートベッドの上限は80℃で、密閉・庫内加熱を備えた大型機とは用途が異なるため、大型のABS・ASAやPCを主目的にするならH2Sを比較しましょう。
組み立て、机の揺れ、実際の大型プリントまで確認したい方は、A2L Comboのレビューをご覧ください。
X2Dより大型・多材料へ:H2S・H2D・H2Cの選び分け

X2Dの共通造形領域では足りない大型モデルや、3色以上を頻繁に切り替える用途では、H2シリーズを比較しましょう。
H2シリーズは大型の密閉機で、最大350℃のノズルと最大65℃のアクティブチャンバー加熱を備えた候補です。
選び分けの中心は、単一ノズル・デュアルノズル・ホットエンド交換の違いです。
レーザー加工も行いたい場合はLaser Full Comboなど対応する販売構成を選び、AMS Comboにレーザー機能まで含まれると考えないようにしましょう。
H2S:大型部品を主に単色で作るなら

H2Sはシングルノズルの大型機で、造形サイズは340×320×340mmです。
大きな治具・筐体などを主に単色で作るなら、デュアルノズルのH2Dへ上げる前に比較したい候補になります。
A2Lも大型ですが、H2Sは密閉構造と庫内ヒーターを備えるため、材料の保温を必要とする用途で違いが出ます。
AMS ComboにはAMS 2 Proが1台付きますが、材料切替は1本のノズルで行うため、多色化するとパージが必要です。
H2D:大きなモデルを2材料で作るなら

H2Dは、大型のデュアルノズル機です。
単独ノズルでの造形サイズは325×320×325mm、両ノズルが共通に届く領域は300×320×325mmで、合計領域の350×320×325mmとは意味が異なります。
X2Dの共通領域では足りない部品を、造形材とサポート材に分けて作りたい場合に候補になります。
筆者の実機レビューでは、硬いPLAと軟らかいTPUを組み合わせたモデルも扱っており、単なる2色化以外の用途も確認できます。
AMS ComboはAMS 2 Proが1台付く構成で、TPU 85A・90Aなどの軟質材はAMS 2 Proを通さず外部スプールから供給します。
3材料以上で同じノズルを共有する場面では、H2Dでも材料切替のパージが必要です。
大型化に予算をかけるべきか迷う方は、X2DとH2Dの造形領域や使い勝手を比べた記事をご覧ください。
H2C:頻繁な多色・多材料切替のロスを抑えたいなら

H2Cの中心機能は、右側のホットエンドを交換するVortekです。
右側の交換式ホットエンド6本と左側の1本を、材料ごとに専用割り当てできる構成では、最大7材料の切替時に同じノズル内の材料を押し出すパージを避けられます。
これは「H2C AMS Comboを1セット買えば、自動で7色そろう」という意味ではありません。
付属AMS 2 Proが1台なら、その装置に装填するフィラメントは4本なので、さらに色を増やすには、追加AMSや外部スプール、ホットエンドの割り当てを含む対応構成が必要です。
プライムタワーや開始時の排出は別に残るため、造形全体の廃材が必ずゼロになるわけではありません。
右側単独は305×320×325mm、両ノズルの共通領域は300×320×325mmで、多材料モデルの大きさもこの条件から判断します。
3色以上を頻繁に切り替えるモデルを継続して作るなら有力ですが、単色中心ではホットエンド交換の利点を生かしにくくなります。
| モデル名 | H2C AMS Combo |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) |
ホットエンド交換の動き、材料ロス、切替時間や準備の手間を確認したい方は、H2Cの実機レビューをご覧ください。
単体とComboはどっち?付属AMSと乾燥用電源を確認しよう

X2Dは、本体単体とAMS 2 Pro付きのComboから選べます。
単色や外部スプールで2材料を使うなら単体、4本の自動切替と乾燥・密閉保管を使うならX2D Comboを選びましょう。
X2Dは主側と補助側で材料の供給経路が分かれるため、造形材・サポート材をどちらへ送るかに合わせて接続します。
追加AMSで左右の経路を切り替えたい場合は、フィラメントトラックスイッチも含めた構成を検討してください。
単色で使うなら本体単体から始められますが、最初から色分けやサポート材を使うなら、対応装置と接続部品がまとまったComboが選びやすくなります。
ただし、同じ「Combo」でも付属するAMSは異なります。
| 販売構成 | 主な付属供給装置 | 装置1台に装填する本数 | 乾燥と追加部品のポイント |
|---|---|---|---|
| A1 mini Combo/A1 Combo/A2L Combo | AMS lite | 4本 | 開放式で加熱乾燥なし |
| A1 mini/A1 AMS 2 Pro Combo | AMS 2 Pro+A1シリーズ用AMS Hub(SA013) | 4本 | 加熱乾燥には別売の専用ACアダプターが必要 |
| P2S/X2D Combo | AMS 2 Pro | 4本 | P2S単体へ後付けする場合はフィラメントバッファーも必要 |
| H2S/H2D/H2C AMS Combo | AMS 2 Pro | 4本 | 付属AMSは4本。5本以上をAMSで供給する場合は追加AMSが必要 |
AMS liteは1台で4本を切り替える装置で、加熱乾燥機能はありません。
AMS 2 Proは密閉保管と最大65℃の加熱乾燥に対応しますが、A1シリーズのAMS 2 Pro Comboには乾燥用の専用ACアダプターが付属しません。
乾燥も目的にする場合は、AMS 2 Pro用の対応ACアダプター(日本向け品番ADS-96HLA-19-124096E-JP)を追加します。
A1シリーズへAMS 2 Proを後付けするなら、AMS本体だけでなくA1シリーズ用AMS Hub(SA013)と対応するケーブル・PTFEチューブを含む接続セットを選びましょう。
P2S単体にはフィラメントバッファーが付属しないため、P2Sへ後付けする場合も、プリンター用のバッファーを含む接続構成が必要です。
初めから4色を使うならCombo、単色を続けるなら本体単体が基本です。
A1シリーズにAMS 2 Proを後付けする方の接続部品が、以下のA1シリーズ用AMS Hubです。
乾燥装置まで含めて導入費用を考えたい方は、AMS 2 Proと後付け乾燥モジュールを比較した記事も役立ちます。
価格と造形サイズを比較:8機種の価格表とフルスペック表

8機種の本体単体(H2CはAMS 2 Pro付きのCombo)の最新の価格は、以下の表で比較できます。
造形サイズと材料を切り替える方式は、以下の通りです。
| 機種・購入構成 | 造形領域の目安[mm] | 材料切替方式 |
|---|---|---|
| X2D単体 | 主側256×256×260/共通235.5×256×256 | デュアルノズル |
| P2S単体 | 256×256×256 | 単一ノズル |
| A1 mini単体 | 180×180×180 | 単一ノズル |
| A1単体 | 256×256×256 | 単一ノズル |
| A2L単体 | 330×320×325 | 単一ノズル |
| H2S単体 | 340×320×340 | 単一ノズル |
| H2D単体 | 単独325×320×325/共通300×320×325 | デュアルノズル |
| H2C AMS Combo | 右側305×320×325/共通300×320×325 | Vortekホットエンド交換+左ノズル |
デュアルノズルと庫内加熱にP2Sとの差額を出せるならX2D、使う予定がなく本体予算を絞るならP2S、という判断ができます。
X2Dから大きく予算を下げたい場合は、開放型のA1やA1 miniでも足りる用途かを確かめましょう。
A1からA2Lへの差額は、主に造形サイズへ予算を振り向ける選択です。
X2DからH2Dへは価格が大きく上がるため、デュアルノズルを大型化するなら、X2Dの共通領域にモデルが収まるかを先に確認すると判断しやすくなります。
標準サイズのフルスペック比較
A1 mini・A1・P2Sは本体単体の構成で比較しています。
表のマルチカラー欄「×」は単体の構成を示しており、対応AMSを追加できないという意味ではありません。
| モデル名 | A1 mini | A1 | P2S |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Bambu Lab | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |||
| 価格(SK本舗) | - | ||
| 価格(Amazon) | |||
| 価格(海外ストア) | |||
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 347 x 315 x 365 | 385 x 410 x 430 | 392 x 406 x 478 |
| 本体重量[kg] | 5.5 | 8.3 | 14.9 |
| 構造 | ベッドスリンガー | ベッドスリンガー | CoreXY |
| 密閉 | × | × | ○ |
| ヒートチャンバー | × | × | × |
| 組み立て | 組み立て済み | 半組み立て済 | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 180 x 180 x 180 | 256 x 256 x 256 | 256 x 256 x 256 |
| 最大スピード[mm/s] | 500 | 500 | 600 |
| 推奨スピード[mm/s] | - | - | - |
| 最大加速度[mm/s²] | 10000 | 10000 | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | 28 | 28 | 40 |
| 最大ノズル温度[℃] | 300 | 300 | 300 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 80 | 100 | 110 |
| 対応フィラメント | PLA, PETG, TPU, PVA | PLA, PETG, TPU, PVA | PLA, PETG, ABS, ASA, TPU, Support for PLA, Support for PLA/PETG, Support for ABS, PET, PA, PC, PVA, PLA-CF, PETG-CF, ABS-GF, ASA-CF, PA6-CF, PA6-GF, PAHT-CF, PPA-CF, PET-CF |
| マルチカラー | × | × | × |
| 消費電力[W] | 150 | 350 | 1000 |
| ディスプレイ | タッチ式 | タッチ式 | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | × | × | 8 |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ | |
| スライスソフト | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) |
| その他 | |||
| 出典 | Bambu Lab公式製品仕様 | Bambu Lab公式製品仕様 | Bambu Lab公式製品仕様 |
大型の単体構成をフルスペックで比較
H2Sは単一ノズル、H2Dはデュアルノズルで、単体の給材構成からも違いを比較できます。
表のH2Dの350×320×325mmは両ノズルの合計領域で、2材料をモデル全体に使う共通領域は300×320×325mmです。
消費電力欄は定格・最大値などの仕様値で、1回のプリントの電気代や実測平均消費電力ではありません。
| モデル名 | H2S | H2D |
|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | ||
| 価格(SK本舗) | - | |
| 価格(Amazon) | ||
| 価格(海外ストア) | ||
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 492 x 514 x 626 | 492 x 514 x 626 |
| 本体重量[kg] | 30 | 31 |
| 構造 | CoreXY | CoreXY |
| 密閉 | ○ | ○ |
| ヒートチャンバー | 65 | 65 |
| 組み立て | 組み立て済み | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 340 x 320 x 340 | 350 x 320 x 325 |
| 最大スピード[mm/s] | 1000 | 1000 |
| 推奨スピード[mm/s] | - | 600 |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | 40 | 40 |
| 最大ノズル温度[℃] | 350 | 350 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 120 | 120 |
| 対応フィラメント | PLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET, PPS; Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA, PPS | PLA, PETG, TPU, PVA, BV OH, ABS, ASA, PC, PA, PET, Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA-CF/GF, PPS, PPS-CF/GF |
| マルチカラー | × | デュアルノズル 最大2色 |
| 消費電力[W] | 1170 | 1320 |
| ディスプレイ | タッチ式 | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | 8 | 8 |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ |
| スライスソフト | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) |
| その他 | アップグレードキットでレーザー対応可能 | アップグレードキットでレーザー対応可能 |
| 出典 | Bambu Lab公式製品仕様 | Bambu Lab公式製品仕様 |
H2D Proは企業のネットワーク・管理用途を重視する候補で、この記事の家庭向け8機種とは別に検討する位置づけです。
H2D Proやレーザー構成も含めて検討する方は、H2シリーズ全体の比較記事をご覧ください。
購入と同時に準備したいもの:設置台・材料・保管

最初の材料は、作例や設定を追いやすい標準PLAから始めると、材料の難しさを切り分けやすくなります。
ノズル径やプレートを何種類もそろえる前に、付属の標準ノズル・プレートで使い方を覚える進め方がおすすめです。
PETGや吸湿しやすい材料へ進むなら、密閉保管だけでなく、材料の指定温度に合う乾燥手段も用意します。
AMSの乾燥温度上限だけで、すべての材料を十分に乾かせると判断しないようにしましょう。
材料の候補として、AMS対応のBambu Lab PLAピュアを以下のカードから選べます。
ABS・ASAなどを使うなら、密閉筐体やフィルターの有無に加えて、設置する部屋の換気方法も決めておきましょう。
モデルデータの入手から材料・周辺用品まで一通り知りたい方は、初心者向けの完全ガイドを参考にしてみてください。
まとめ:予算・サイズ・材料からBambu機種を選ぼう

標準サイズの密閉型を探しているなら、まずはX2Dから検討するのがおすすめです。
P2Sからの追加費用で、デュアルノズルと65℃の庫内加熱まで備えられます。
単一ノズルで足りるならP2S、PLA・PETG中心で導入費用を抑えるならA1 mini・A1・A2Lへ候補を広げましょう。
X2Dの造形領域では足りないならH2S・H2D、3色以上の頻繁な切替ロスを抑えたいならH2Cが候補になります。
X2Dで何が足りるか、何が足りないかを基準に選ぶと、機能を削る理由も上位機へ予算をかける理由も明確になります。
X2Dを単色や外部スプールで使うなら本体単体、4本の自動切替と乾燥・保管をまとめて使うならX2D Comboを選びましょう。
以下は、標準サイズの第一候補X2D、低予算で始めるA1 mini、頻繁な多材料切替に進むH2Cの購入カードです。
専用サポート材を使って造形面を整えたい方は、材料の使い分けと接触面の設定も確認してみてください。





































