【2022】おすすめ光造形3DプリンターAnycubic Photonシリーズ徹底比較!

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、Anycubic社のおすすめ光造形3DプリンターPhotonシリーズの3Dプリンターを徹底比較していきたいと思います。

Anycubic社はFDM(FFF)方式の3Dプリンターも販売する家庭用3Dプリンターの有名企業です。光造形方式3DプリンターとしてはPhotonシリーズを展開しており、手頃な価格と高い品質で人気を博しています。

そんなPhotonシリーズですが、種類が多く、どの3Dプリンターを選べばよいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は2021年現在のAnycubic Photonシリーズを徹底比較し、用途別のおすすめモデルについて解説していきます。

それでは見ていきましょう!



【2022年版】Anycubic Photonシリーズ一覧

まずはじめに、Anycubic Photonシリーズを一覧で見てみましょう。

2022年現在、Anycubic社の公式ホームページ(英語版)で確認できるPhotonシリーズ3Dプリンターのうち、Amazon等で購入可能なPhotonシリーズの3Dプリンターは以下の4つです。PhotonやPhoton Zero、 Photon Mono SQは除外しています。

Anycubic Photon S

Anycubic Photon Mono SE

Anycubic Photon Mono

Anycubic Photon Mono X

黄色いカバーが特徴的なPhotonシリーズ。外見だけでは違いがわかりにくいですね。

光造形3Dプリンターを選ぶ際には、価格やサイズ、解像度といった情報をもとに、あなたにぴったりの3Dプリンターを選ぶ必要があります。

どの3Dプリンターを選ぶべきかを把握するため、次は各3Dプリンターのスペックについて一覧表で見てみましょう。

【2021年版】Anycubic Photonシリーズ スペック一覧

各3Dプリンターのスペックについて、一覧表で見てみましょう。

モデルSMono SEMonoMono X
イメージ
造形サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]115×65×165130×78×160130×80×165192×120×245
ピクセル数2560×1440(2K)2560×1620(2K)2560×1620(2K)3840×2400(4K)
解像度(XY) [mm]0.0470.0510.0510.050
Z軸精度 [mm]0.001250.010.010.01
レイヤー厚さ(Z) [mm]0.025-0.10.01-0.150.01-0.150.01-0.15
プリントスピード [mm/時間]2080Max 50Max 60
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]230×200×400220×200×400227×222×383290×270×475
実勢価格(2021年11月時点)約16,000円約35,000
〜46,000円
約25,000
〜30,000円
約56,000
〜73,000円
備考・活性炭脱臭機能
・2KモノクロLCD
・UV放熱システム
・アプリWiFi接続
・2KモノクロLCD
・4KモノクロLCD
・UV放熱システム
・アプリWiFi接続
画像、スペックはAnycubic公式ページより引用。インチ単位で記載されているものは適宜mm換算している。

たくさん数字が出てきて、「どこを見たらいいの??」という方も多いでしょう。注目すべき項目についていくつかピックアップします。

造形サイズ

「造形サイズ」とは、3Dプリンターで製作可能なモノのサイズです。

S/Mono SE/Monoの3つに大きな差はありませんが、Mono Xはひと回り大きいモノを作ることが可能です。

ピクセル数

光造形3Dプリンターは、層ごと(XY)にレジンを硬化させて、これをZ方向に積み上げることによって3D構造を製作する装置です。

「ピクセル数」は、各層にいくつの「点」を作ることができるか?を表す数値です。これが多いほど、1つの面にたくさんの「点」を作ることができるのです。

フィギュアの細かいところまで作り込むような用途では、ピクセル数が多いMono Xのような4K3Dプリンターを選択するのがよいでしょう。

解像度(XY)/ レイヤー厚さ(Z)

「解像度」や「レイヤー厚さ」は、それぞれXY, Z 方向にどれだけ細かい「点」を作ることができるか?を表す数値です。ピクセルの1つ1つの大きさと言い換えることもできます。

こちらも、細かい構造を再現したいような用途では、ピクセルのサイズが小さくなる、つまり解像度やレイヤー厚さの数値が小さい3Dプリンターを選択するのがおすすめです。

モノクロLCD

Mono SE/Mono/Mono Xは、「モノクロLCD」を使用しています。Sに比べてプリントスピードが速い要因になっています。

「モノクロLCDって何?」といった細かい点は割愛しますが、基本的にモノクロLCD搭載の3Dプリンターの方がプリントスピードが速く、おすすめです。

3Dプリンターを使ったモノづくりには時間がかかります。作りたいモノのサイズにもよりますが、数時間〜半日以上かかるのが普通です。なるべく一層一層のプリントに時間がかからない3Dプリンターを選ぶようにしましょう。



どのPhotonシリーズ3Dプリンターを選べばいい?

ここまで、4つのAnycubic Photonシリーズ3Dプリンターのスペックや、注目すべき項目について紹介してきました。

「結局どの3Dプリンターがおすすめなの?」という方のために、おすすめの3Dプリンターとその理由について解説していきます。

光造形3Dプリンター初心者におすすめ!コスパ良好なAnycubic Photon Mono

初心者に特におすすめなモデルはAnycubic Photon Monoです。3万円未満で購入できるコスパ良好な光造形3Dプリンターです。価格が安いのはもちろんのこと、ムダがなく必要な機能・操作性を備えた過不足のないモデルといって良いでしょう。

ELEGOO社のMars 2と同等のスペック・価格帯で、Photonシリーズの中ではもっとも性能・価格の両面においておすすめしやすいモデルです。

話がそれますが、ELEGOO Mars 2と比べてもスペック・価格上大きな違いはありません。タッチパネルの大きさやUSBの差し込み位置、スライスソフトの種類程度で、とくにこだわりがなければ直感で決めていただいてよいかと思います。

あわせて読みたい

ELEGOO社の光造形3Dプリンターのスペックが気になる方はこちらをご覧ください。

>> 【2021】光造形3Dプリンタの定番!ELEGOO Marsシリーズ徹底比較

Photon Monoのピクセル数・造形サイズで物足りない方にはPhoton Mono X

ピクセル数や造形サイズの点でPhoton Monoのスペックで物足りないという方には、4K3DプリンターPhoton Mono Xがおすすめです。若干値が張りますが、Photon Monoと比較して以下のようなスペック向上が見られます。

  • ピクセル数:約2.2倍(2560×1620→3840×2400)
  • 造形サイズ:約3.3倍(130×80×165mm→192×120×245mm)

多少値段が上がっても問題ない方であれば、検討する価値のある非常に魅力的なスペックかと思います。

【まとめ】おすすめはPhoton Mono。用途と価格を考えて選択しよう。

今回は、光造形3DプリンターAnycubic Photonシリーズを徹底比較しました。Anycubic Photonシリーズのスペック一覧表を再掲します。特徴的な点を太字に変更しています。

モデルSMono SEMonoMono X
イメージ
造形サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]115×65×165130×78×160130×80×165192×120×245
ピクセル数2560×1440(2K)2560×1620(2K)2560×1620(2K)3840×2400(4K)
解像度(XY) [mm]0.0470.0510.0510.050
Z軸精度 [mm]0.001250.010.010.01
レイヤー厚さ(Z) [mm]0.025-0.10.01-0.150.01-0.150.01-0.15
プリントスピード [mm/時間]2080Max 50Max 60
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]230×200×400220×200×400227×222×383290×270×475
実勢価格(2021年11月時点)約16,000円約35,000
〜46,000円
約25,000
〜30,000円
約56,000
〜73,000円
備考・活性炭脱臭機能
・2KモノクロLCD
・UV放熱システム
・アプリWiFi接続
・2KモノクロLCD
・4KモノクロLCD
・UV放熱システム
・アプリWiFi接続
画像、スペックはAnycubic公式ページより引用。インチ単位で記載されているものは適宜mm換算している。

おすすめの3DプリンターはPhoton Monoです。4K解像度、大型の造形サイズに魅力を感じる方はPhoton Mono Xも検討の余地があります。

スペック一覧表を参考にして、ご自身の用途や予算にあった3Dプリンターを選んでみてください。

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