QIDI Plus5 vs Bambu Lab H2S徹底比較!大型・密閉FDM3Dプリンターはどっちを買うべき?

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、大型の密閉型FDM3Dプリンターとして候補が重なりやすい、

  • QIDI「Plus5」
  • Bambu Lab「H2S」

を、実機レビューの結果をもとに徹底比較していきます。

どちらも300mm級の造形サイズと最大65℃のヒートチャンバーを備え、PLAの大物からABS・ASAの実用品まで作れる2機種。

そのため、

価格を抑えて「Plus5」にするか、「H2S」まで予算を上げるべきか?

と迷っている方も多いのではないでしょうか。

実際、同じクラスの大型機に見える両機種ですが、細かく見ていくと造形サイズ・ノズルの最高温度・操作環境に違いがあります。

そこでこの記事では、

  • スペック上の3つの共通点と5つの違い
  • 実機レビューでわかった使用感の違い
  • 両機種に共通する弱点(デメリット)
  • 結局どちらを選ぶべきか?おすすめできるユーザーは?

について、詳しく解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、機種選びの参考にしてみてください!

モデル名Plus5H2SPlus5 ComboH2S AMS Combo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーQIDI TECHBambu LabQIDI TECHBambu Lab
価格(サンステラ)
¥192,800
(2026-10-05 02:05 時点)
¥245,800
(2026-10-05 02:05 時点)
価格(SK本舗)
-
¥245,800
(2026-10-05 02:01 時点)
価格(Amazon)
¥120,999
(2026/10/05 03:16 時点)
¥149,999
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価格(海外ストア)
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(2026-10-05 03:25 時点)
¥192,800
(2026-10-05 01:30 時点)
¥144,999
(2026-10-05 03:25 時点)
¥245,800
(2026-10-05 01:30 時点)
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。
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QIDI TECH
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管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター60機種・3Dスキャナー10機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTubeで投稿中!

各機種のレビューを動画でチェックしたい方はこちら!

「Plus5」と「H2S」のそれぞれを使い込んだレビューをYouTubeで公開しています。

実際の装置の動きを含めた、動画ならではの内容が盛りだくさんの解説をお楽しみください!

「Plus5」レビューはこちら!

【QIDI Plus5】1辺300mm超×370℃ノズル×65℃ヒートチャンバー!コスパ最強の最新大型3Dプリンターを徹底実機レビュー!

「H2S」レビューはこちら!

【 #H2S 】 #BambuLab の大型シングルノズル #3Dプリンター を使い倒して徹底実機レビュー!複合マシンの真の実力は?導入前に知っておくべき注意点や #P2S #H2D との違いも解説!



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結論:Plus5とH2S、どっちを買うべき?

QIDI「Plus5」と、プリントしたフクロウモデル
QIDI「Plus5」と、プリントしたフクロウモデル

まずは、

Plus5とH2S、どっちを買うべき?

という疑問に対する結論からお伝えします。

ズバリ、

  • Plus5がおすすめな人:300mm級の実用品を予算を抑えて作りたい方、370℃が必要な高温材料にも挑戦したい方
  • H2Sがおすすめな人:高さ300mmを超えるモデルを分割せずに作りたい方、Bambu StudioやAMSなどBambu Labの環境をすでに使っている方

です。

「Plus5」は、大型の造形サイズ・370℃のノズル・65℃のヒートチャンバーを、比較的手頃な価格で揃えられるのが魅力。

一方の「H2S」は価格が上がるぶん、造形サイズに余裕があり、クイックスワップ式のホットエンドやBambu Labの操作環境をそのまま使えます。

両機種の価格差は、作りたいモデルの大きさと、普段使っているソフトの環境で判断するのがおすすめです。

では、次項からは両機種の共通点・違い・使用感について、詳しく見ていきましょう。

Plus5とH2Sの3つの共通点

Bambu Lab「H2S」で大型プリントを実行している様子
Bambu Lab「H2S」で大型プリントを実行している様子

まずは、「Plus5」と「H2S」に共通する主な特徴をサッと確認しておきます。

  • 大型のCoreXY・密閉構造
  • 最大65℃のヒートチャンバー
  • シングルノズル+4色の多色供給装置

順に詳しく見ていきましょう。

大型のCoreXY・密閉構造

前扉を開けたQIDI「Plus5」
前扉を開けたQIDI「Plus5」

両機種とも、ヘッドを前後左右に動かすCoreXY方式で、本体をぐるりと囲った密閉型の3Dプリンターです。

ベッドを前後に大きく動かすベッドスリンガーと違い、背の高いモデルでもベッドの揺れの影響を受けません。

本体重量は「Plus5」が29kg、「H2S」が30kgと、どちらもずっしりとした大型機です。

なお、「Plus5」の前扉は180°以上開くため、大きなモデルの取り出しもしやすくなっています。

最大65℃のヒートチャンバー

QIDI「Plus5」のチャンバー加熱
QIDI「Plus5」のチャンバー加熱

「Plus5」と「H2S」はどちらも、チャンバー内部を最大65℃まで加熱できます。

ABSやASAのように、冷えると反りやすい材料を大きくプリントしたいときに心強い機能です。

実機レビューでは、「Plus5」でASAの大型ボックスを約30時間かけてプリントし、反りや割れなく完成させることができました。

「H2S」でも、PPS-CFでプリントしたプロペラのようなモデルが、反りや積層割れなくきれいに仕上がっています。

シングルノズル+4色の多色供給装置

Bambu Lab「H2S」の上に載せたAMS 2 Pro
Bambu Lab「H2S」の上に載せたAMS 2 Pro

どちらもノズルは1つで、多色・複数材料のプリントは4スロットの多色供給装置で切り替える方式です。

  • Plus5 Combo:QIDI Box
  • H2S AMS Combo:AMS 2 Pro

どちらの装置も、最大65℃の加熱乾燥と、フィラメント切れの際の自動補充に対応しています。

マルチカラーを使わない方でも、長時間の大物プリントでフィラメントの防湿と自動補充を任せられるのは大きなメリットです。

実際に「Plus5」を単体で使ったときは、フィラメントが切れるたびに手動で入れ替える必要があり、湿度管理にも手間がかかりました。



Plus5とH2Sの5つの違い

Bambu Lab「H2S」
Bambu Lab「H2S」

ここからは本題である、両機種の違いについてじっくり見ていきましょう。

  • 造形サイズ
  • ノズルの最高温度
  • 操作環境とソフトウェア
  • ホットエンドの交換方式
  • 価格とセット構成

どちらの機種を選ぶか検討するにあたって大事なポイントになるため、順に確認していきます。

造形サイズ:H2Sは高さに40mmの余裕

QIDI「Plus5」のビルドプレート(造形サイズは320×320×300mm)
QIDI「Plus5」のビルドプレート(造形サイズは320×320×300mm)

最もわかりやすい違いが、造形サイズです。

  • Plus5:320×320×300mm
  • H2S:340×320×340mm

「H2S」は幅が20mm、高さが40mm大きく、造形できる体積は「Plus5」より約20%大きくなっています。

実機レビューでは、「H2S」で実際にかぶれるサイズの兜を、分割せずにプリントしました。

Bambu Lab「H2S」でプリントした中世風の兜
Bambu Lab「H2S」でプリントした中世風の兜

高さ300mmを超えるモデルを一体で作りたいなら「H2S」、300mmに収まるなら「Plus5」でも十分な大きさです。

ノズルの最高温度:Plus5は370℃まで対応

ノズルが370℃に達したQIDI「Plus5」
ノズルが370℃に達したQIDI「Plus5」

ノズルの最高温度は、「Plus5」が370℃、「H2S」が350℃です。

どちらもPPS系のようなスーパーエンプラに対応できる温度ですが、350℃を超える温度を推奨する材料を使うなら「Plus5」が候補になります。

実機レビューでは、「Plus5」のノズルを370℃まで加熱するのにかかった時間は2分少々でした。

ただし、PPS-GF20でプリントしたインペラは糸引きが目立つ結果となり、繊維入りの材料ではQIDIが推奨する0.6mm以上の太いノズルを用意しておくのがおすすめです。

操作環境とソフトウェア:Bambu Labの環境を使えるH2S

QIDI「Plus5」の操作画面
QIDI「Plus5」の操作画面

普段の操作環境も、選ぶうえで見逃せないポイントです。

  • Plus5:QIDI Studio・QIDI Maker
  • H2S:Bambu Studio・Bambu Handy

すでにBambu Labの機種を使っている方なら、「H2S」を選べばスライス設定やモデル管理をそのまま揃えられます。

一方、「Plus5」のUIは図が豊富でスマートフォンのように直感的に操作でき、実機レビューではソフトウェアやファームウェアの不具合にもほとんど遭遇しませんでした。

ホットエンドの交換方式:H2Sはクイックスワップ

Bambu Lab「H2S」のノズルを取り外した様子
Bambu Lab「H2S」のノズルを取り外した様子

「H2S」は、A1シリーズで定番になったクイックスワップ式のホットエンドを採用しています。

工具を使わずに片手で、数十秒ほどでノズルを交換できるため、細かい造形向けと大物向けでノズル径を使い分けたい方には便利です。

繊維入りの材料で太いノズルへ交換する機会が多い方ほど、この手軽さの違いは効いてきます。

価格とセット構成:単体同士・Combo同士で比べる

Bambu Lab「H2S Laser Full Combo」
Bambu Lab「H2S Laser Full Combo」

価格は「H2S」の方が高く、単色中心なら単体同士、多色や自動補充を使うならCombo同士で比べると、構成の違いがわかりやすくなります。

本体同士のフルスペックと価格はこちらです。

モデル名Plus5H2S
本体イメージproduct image
メーカーQIDI TECHBambu Lab
価格(サンステラ)
¥192,800
(2026-10-05 02:05 時点)
価格(SK本舗)
-
価格(Amazon)
¥120,999
(2026/10/05 03:16 時点)
価格(海外ストア)
¥120,999
(2026-10-05 03:25 時点)
¥192,800
(2026-10-05 01:30 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]500 x 488 x 558492 x 514 x 626
本体重量[kg]2930
構造CoreXYCoreXY
密閉○○
ヒートチャンバー6565
組み立て組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]320 x 320 x 300340 x 320 x 340
最大スピード[mm/s]6001000
推奨スピード[mm/s]--
最大加速度[mm/s²]2000020000
最大押出流量[mm³/s]4040
最大ノズル温度[℃]370350
最大ヒートベッド温度[℃]120120
対応フィラメントPLA、ABS、ASA、PETG、TPU、PA、PC、炭素/ガラス繊維強化ポリマーPLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET, PPS;
Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA, PPS
マルチカラー××
消費電力[W]150W+550W(チャンバー加熱)+500W(ヒートベッド)1170
ディスプレイタッチ式タッチ式
Wi-Fi○○
内部ストレージ[GB]328
カメラ/リモートモニタリング○○
スライスソフトQIDI Studio
OrcaSlicer
PrusaSlicer
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
その他3-in-1エアフィルター(G3プレフィルター + H12 HEPA + ヤシガラ活性炭)/第3世代65℃アクティブチャンバー/AIカメラ検知・1080P内蔵カメラ/Input Shapingアップグレードキットでレーザー対応可能
出典QIDI TECH公式製品仕様Bambu Lab公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

多色供給装置が付くCombo同士は、以下で比較できます。

モデル名Plus5 ComboH2S AMS Combo
本体イメージproduct image
メーカーQIDI TECHBambu Lab
価格(サンステラ)
¥245,800
(2026-10-05 02:05 時点)
価格(SK本舗)
¥245,800
(2026-10-05 02:01 時点)
価格(Amazon)
¥149,999
(2026/10/05 03:16 時点)
価格(海外ストア)
¥144,999
(2026-10-05 03:25 時点)
¥245,800
(2026-10-05 01:30 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]500 x 488 x 558492 x 514 x 626
本体重量[kg]2930
構造CoreXYCoreXY
密閉○○
ヒートチャンバー6565
組み立て組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]320 x 320 x 300340 x 320 x 340
最大スピード[mm/s]6001000
推奨スピード[mm/s]--
最大加速度[mm/s²]2000020000
最大押出流量[mm³/s]4040
最大ノズル温度[℃]370350
最大ヒートベッド温度[℃]120120
対応フィラメントPLA、ABS、ASA、PETG、TPU、PA、PC、炭素/ガラス繊維強化ポリマーPLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET, PPS;
Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA, PPS
マルチカラーQIDI Box
1台で4色
最大16色
AMS 2 Pro
1台で4色
最大24色
消費電力[W]150W+550W(チャンバー加熱)+500W(ヒートベッド)1170
ディスプレイタッチ式タッチ式
Wi-Fi○○
内部ストレージ[GB]328
カメラ/リモートモニタリング○○
スライスソフトQIDI Studio
OrcaSlicer
PrusaSlicer
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
その他3-in-1エアフィルター(G3プレフィルター + H12 HEPA + ヤシガラ活性炭)/第3世代65℃アクティブチャンバー/AIカメラ検知・1080P内蔵カメラ/Input Shapingアップグレードキットでレーザー対応可能
出典QIDI TECH公式製品仕様Bambu Lab公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

なお、「H2S」にはレーザー加工やカッティングにも対応したLaser Full Comboもあり、写真の構成がこれにあたります。

3Dプリントだけで比べるなら、AMS 2 Pro付きの「H2S AMS Combo」を基準にしましょう。

「Plus5」も、アクティブ冷却のPolar Coolerが付くセットは通常のComboとは別の構成です。

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Plus5とH2Sを実際に使ってわかった使用感の違い

QIDI「Plus5」でプリントした高さ300mmの大型花瓶
QIDI「Plus5」でプリントした高さ300mmの大型花瓶

ここからはスペック表だけではわからない、実機を使ってわかった違いを見ていきましょう。

  • Plus5:PLAの長時間プリントは排熱が重要
  • Plus5:フタを半分開けるとチューブが引っかかる
  • H2S:本体が大きく重い
  • H2S:レーザーなどの複合機能も選べる

ここでは、使用感の違いを4点お伝えします。

Plus5:PLAの長時間プリントは排熱が重要

プリントの途中でフィラメントが詰まってしまった大型花瓶
プリントの途中でフィラメントが詰まってしまった大型花瓶

「Plus5」で高さ300mmの花瓶をPLAでプリントしたところ、途中でフィラメントが詰まり、空中をさまようエアプリント状態になってしまいました。

庫内の温度が上がり、ホットエンドの内部でフィラメントが詰まるヒートクリープが起きたようです。

そこでフタを完全に外して再挑戦したところ、約24時間かけて、波打ちのないきれいな花瓶が完成しました。

密閉型の大型機でPLAを使うときは、保温よりも排熱を意識した運用が必要です。

Plus5:フタを半分開けるとチューブが引っかかる

QIDI「Plus5」のフタの取っ手に引っかかるフィラメントチューブ
QIDI「Plus5」のフタの取っ手に引っかかるフィラメントチューブ

もう1つ気になったのが、フタを半分開けてプリントしたときに、フィラメントチューブがフタに引っかかる音が頻繁に発生したことです。

音が気になる方は、PLAのプリント時はフタを半分開けるのではなく、完全に取り外して使うのがよいでしょう。

H2S:本体が大きく重い

左:Bambu Lab「H2S」/右:Bambu Lab「X1-Carbon」
左:Bambu Lab「H2S」/右:Bambu Lab「X1-Carbon」

「H2S」は、P1Sと同じくらいのサイズのX1-Carbonと比べて、幅と高さがおよそ20cm、奥行きが10cmほど大きい本体です。

重量も約30kgあるため、設置場所や移動の可能性を事前によく考えておきましょう。

一方、PLAでも扉を閉めてプリントできる給排気機能があり、大物プリント中の騒音は50デシベル前後と、深夜でもあまり気にならないレベルでした。

H2S:レーザーなどの複合機能も選べる

Bambu Lab「H2S」で木材をレーザー切断している様子
Bambu Lab「H2S」で木材をレーザー切断している様子

「H2S」は構成によって、レーザー加工・カッティング・ドローイングにも対応できます。

3Dプリント以外のものづくりにも広げたい方には、「Plus5」にはない魅力です。

ただし、レーザー切断では煙や粉塵が出るため、3Dプリントだけで使う場合より頻繁なメンテナンスが必要になります。



Plus5とH2S共通の弱点:3色以上のマルチカラーは時間とゴミが増える

Bambu Lab「H2S」で2色のバルーンをプリントした際に出たフィラメントのゴミ
Bambu Lab「H2S」で2色のバルーンをプリントした際に出たフィラメントのゴミ

両機種に共通するデメリットとして、

  • シングルノズルのため、色替えのたびにパージが発生する

という点は見逃せません。

色や材料を切り替えるたびに、ノズルに残ったフィラメントを押し出す工程が必要になるためです。

実機レビューでは、「H2S」で2色のバルーンモデルをプリントしたところ、デュアルノズルの「H2D」が約10時間だったのに対して約25時間かかりました。

発生したゴミは約350gと、モデル本体の32gの10倍以上にのぼっています。

毎層のように色を切り替えるマルチカラーを頻繁に楽しみたい方は、ツールチェンジャー機やデュアルノズル機も比較してみてください。

反対に、単色の大物や色替えの少ないモデルが中心なら、両機種の大型シングルノズル機としての強みを活かしやすいでしょう。

ツールチェンジャー機の選び方は、以下の記事で比較しています。



まとめ:Plus5とH2S、あなたに合うのはどっち?

QIDI「Plus5」でプリントした大型ボックス
QIDI「Plus5」でプリントした大型ボックス

最後に、「Plus5」と「H2S」をおすすめできる人をまとめていきましょう。

「Plus5」がとくにおすすめな人は、

  • 300mm級の実用品を、予算を抑えて作りたい
  • 370℃が必要な高温材料も使いたい

という方です。

大型の造形サイズ・370℃のノズル・65℃のヒートチャンバーを揃えたうえで、浮いた予算をフィラメントやQIDI Boxに回せるのが魅力です。

次に、「H2S」がとくにおすすめな人は、

  • 高さ300mmを超えるモデルを分割せずに作りたい
  • Bambu Labの操作環境やAMSをすでに使っている
  • ノズル交換の手軽さやレーザーなどの複合機能も重視したい

という方です。

まずは作りたいモデルの最大寸法と使う材料を決めて、その条件を満たす1台を選んでみてください。

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「Plus5」の大型PLA・PETGや高温材料のプリント結果を詳しく見たい方には、以下の実機レビューがおすすめです。

「H2S」の3Dプリント事例と、レーザー・カッティングを含む使い方を見たい方は、以下の記事をご覧ください。

各機種のレビューを動画でチェックしたい方はこちら!

「Plus5」と「H2S」のそれぞれを使い込んだレビューをYouTubeで公開しています。

実際の装置の動きを含めた、動画ならではの内容が盛りだくさんの解説をお楽しみください!

「Plus5」レビューはこちら!

【QIDI Plus5】1辺300mm超×370℃ノズル×65℃ヒートチャンバー!コスパ最強の最新大型3Dプリンターを徹底実機レビュー!

「H2S」レビューはこちら!

【 #H2S 】 #BambuLab の大型シングルノズル #3Dプリンター を使い倒して徹底実機レビュー!複合マシンの真の実力は?導入前に知っておくべき注意点や #P2S #H2D との違いも解説!
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