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【Kobra 3 Combo登場】Anycubic Kobraシリーズ徹底比較!【マルチカラー/Kobra 2/Pro/Plus/Max】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Anycubicの家庭用FDM方式3Dプリンター「Kobraシリーズ」について解説

していきたいと思います。

Anycubicは家庭用3Dプリンターの有名企業です。FDM方式の「Megaシリーズ」や光造形方式の「Photonシリーズ」をご存知の方も多いでしょう。

そんなAnycubicのFDM方式3Dプリンターの中で、現在メインとなっているのが「Kobraシリーズ」。2022年の登場以来、多数の人気3Dプリンターがリリースされています。

今回は、

「『Kobraシリーズ』の特徴は?」

「『Kobraシリーズ』の最新機種はどれ?」

という方のために、

  • 「Kobraシリーズ」全機種の特徴解説
  • 「Kobraシリーズ」全機種のスペック比較

を行っていきたいと思います。ぜひ3Dプリンター選びの参考にしてみてください。

【2024/6 アップデート】最新機種「Kobra 3 Combo」が登場しました!(詳細にジャンプ

それでは見ていきましょう!

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Anycubic Kobraシリーズの特徴は?

マルチカラー対応の「Kobra 3 Combo」

はじめに、

「Kobraシリーズ」とはどんな3Dプリンターなのか?

その特徴について確認しておきましょう。

2022年に初登場の家庭用FDM3Dプリンターシリーズ

「Kobraシリーズ」は、2022年に初登場となったAnycubicの家庭用FDM3Dプリンターラインナップ。

Anycubicが2021年以前に展開していた「Megaシリーズ」や「Vyper」から一新されています。

スタンダードなサイズから中・大型まで幅広いサイズ・性能の機種が取りそろえられています。

  • スタンダードサイズ:「無印」「Neo」「Go」「Pro」
  • 中〜大型:「Plus」「Max」

密閉なし・高コスパのベッドスリンガーFDM3Dプリンター

「Kobraシリーズ」に共通する構造上の特徴を見ていきましょう。

  • 密閉なし(造形エリアが開放されている、筐体で覆われていない)
  • ベッドスリンガータイプ(プリントの土台であるベッドが前後にスライドするタイプ)
  • カーテシアン(XYZ軸が独立制御される。CoreXZ等ではない)

全機種が、一般的に想像される「家庭用の3Dプリンター」のイメージに合致したモデルです。

昨今家庭用としても普及しつつある「密閉」「CoreXY(CoreXZ)」といった構造は採用していません。着実なアップグレードを果たしながらも、あくまでも家庭用として導入しやすい「低コスト」を維持している印象があります。

2024年最新は高コスパマルチカラー機種「Kobra 3 Combo」

「密閉なし」「ベッドスリンガー」「カーテシアン」という、家庭用FDM3Dプリンターとして伝統的な構成を維持しながらも、着実なアップグレードを遂げる「Kobraシリーズ」。

なかでも、最新機種の「Kobra 3 Combo」は最大8色のマルチカラー3Dプリントに対応。詳しくは後述しますが、乾燥機能付きという際立った特徴をもつマルチカラーエンジン「ACE Pro」を携えて、「Kobra シリーズ」の新章開幕となりました。



【2024】Anycubic「Kobraシリーズ」全機種の詳細解説

「Kobraシリーズ」は、現在までに

  • 「Kobra 3シリーズ」(2024年)
  • 「Kobra 2シリーズ」(2023年)
  • 「Kobraシリーズ」(2022年)

の「3シリーズ」「11機種」が発表されています(2024年6月時点)。

ここからは、

「Kobraシリーズ」全機種の特徴を確認

していきましょう!

「Kobraシリーズ」全機種のスペック一覧が気になる方は、該当項目までジャンプしてください。

2024年最新のマルチカラーFDM3Dプリンター【Kobra 3 Combo】

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

2024年上半期に登場した「Kobra 3 Combo」は、Anycubic初のマルチカラー3Dプリンター。

3Dプリンター本体の「Kobra 3」と、1台あたり最大4色のフィラメントを格納できるマルチカラーエンジン「ACE Pro(Anycubic Color Engine Pro)」を連携させることで、マルチカラープリントを実現しています。

「Kobra 3」単体として見ても、

  • 最大プリントスピード:600mm/s(「Kobra 2シリーズ」は最大500mm/s)
  • 最大ノズル温度:300℃(「Kobra 2シリーズ」は最大260℃)
  • 「ノズルクリーナー」「LED」新搭載

等のアップグレードを果たしています。

加えて、マルチカラーエンジン「ACE Pro」は、長時間のマルチカラープリントで気になるフィラメントの吸湿を防ぐ、乾燥機能を搭載。他社のマルチカラー対応機種を含めても珍しい要注目機能です。

高速&高コスパの優秀モデル!【Kobra 2】

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Brings a 5 Times Speed at an Affordable Price | Print Fast. Pay Less.」

2023年5月に発表された「Kobra 2」。

その最大の特徴は、

低価格帯ながら最大300mm/sという高速プリントを実現

している点にあります。昨今の「高速プリント」のトレンドをコスパ高く実現し、より多くの人が手に取ることができるという点で優れた機種だと言えるでしょう。

新FDM3Dプリンター「Kobra 2」の特徴
  • 「5倍」高速なFDM3Dプリンター!
  • オートレベリング機能がアップグレードされ、手動調整不要に!
  • 低価格なのに便利機能はしっかり網羅!



高速&最安モデル【Kobra 2 Neo】

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Neo | Speed up, Catch up」

「Kobra 2 Neo」の特徴は、

もっとも価格が安い「コスパ最強」高速3Dプリンター

という点です。250mm/sという高速3Dプリントを実現しながら、一部コストカットされている点に特徴があります。

コストカットに伴う、他の「Kobra 2シリーズ」との主な違いは以下のとおりです。

  • ノブ式スクリーン採用(他機種はすべてタッチ式)
  • フィラメント切れ検知センサーの標準搭載なし(他機種はすべて標準搭載)
  • Z軸は1軸(他機種はすべて2軸)
  • データ入力はmicroSD(「Kobra 2」を除く他機種はUSB)

高速3Dプリンターを低価格で提供する以上、一部機能を低グレードにすることはやむを得ないことかと思います。「Kobra 2 Neo」を選択する方は頭に入れておきましょう。

クーポンやタイムセールを反映した価格はAmazonページをご覧ください!

スタンダードサイズ最速モデル【Kobra 2 Pro】

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

「Kobra 2 Pro」の特徴は、

「Kobra 2シリーズ」のスタンダードサイズモデルでもっとも高速な3Dプリンター

という点です。ここで、スタンダードサイズモデル3種の最大プリントスピードを確認しておきましょう。

機種名最大プリントスピード
Kobra 2300mm/s
Kobra 2 Neo250mm/s
Kobra 2 Pro500mm/s

「Kobra 2」「Kobra 2 Neo」も十分高速ですが、「Kobra 2 Pro」のプリントスピードは頭ひとつ抜けていることがわかりますね。ちなみに中型の「Kobra 2 Plus」、大型の「Kobra 2 Max」も同様に500mm/sです。

「造形サイズはスタンダードで十分だけど、できるだけ速い機種を選びたい!」

という方にうってつけのモデルと言えるでしょう。

また、上述のように、スタンダードモデルでは唯一の「内部ストレージ&アプリコントロール対応」です。この点も考慮して選択するようにしましょう。

詳細は割愛しますが、加速度は「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」を含めても「Kobra 2 Pro」がシリーズ最大値となっています。

クーポンやタイムセールを反映した価格はAmazonページをご覧ください!

 



高速&中型モデル【Kobra 2 Plus】

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Plus - Balanced print, thrilled speed」

「Kobra 2 Plus」の特徴は、

バランスのとれた「Kobra 2シリーズ」の中型モデル

という点です。

上述の「Kobra 2 Pro」との違いは造形サイズ程度で、単純に

「『Kobra 2 Pro』では小さいけど、『Kobra 2 Max』は大きすぎる…」

という方向けのモデルとなっています。

価格も「Kobra 2 Pro」と「Kobra 2 Max」の間をとった値なので、予算との兼ね合いで選ぶのも良いでしょう。

正確には、「Kobra 2 Pro」のZ軸は「両ねじロッド」、「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」のZ軸は「ダブルモーターのダブルZ軸」という違いがあります。

高速&大型モデル【Kobra 2 Max】

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Max | Speed Exceeds, Size Expands」

「Kobra 2 Max」の特徴は、

「Kobra 2シリーズ」で最大の高速3Dプリンター

という点です。どうしても時間がかかってしまう大型3Dモデルを、500mm/sの高速プリントできるというのは非常に魅力的ですね!

上述の「Kobra 2 Pro」「Kobra 2 Plus」との違いはやはり造形サイズ程度で、

「とにかく造形サイズの大きい高速3Dプリンターがほしい!」

という方に最適の機種となっています。

他ブランドを含めても、このレベルの造形サイズを500mm/sのスピードでプリントできる機種はほとんど存在しません(2023年9月時点)。現状の最速&最大級を実現した超強力な3Dプリンターが登場したと言って良いのではないでしょうか?



エントリーモデルの【Kobra】※販売終了

出典:YouTube「Anycubic Kobra 3D Printer / Top picks for beginners」

「Kobra」は、

「Kobraシリーズ」のスタンダードモデル

です。以下のような「Kobraシリーズ」の特徴的な機能をひと通りそろえています。

  • 半組み立て済み
  • オートレベリング搭載
  • ダイレクトドライブ式エクストルーダ
  • バネ鋼プラットフォーム採用

造形サイズ(幅×奥行き×高さ)は220×220×250mm³で、最大ノズル温度は260℃。このあたりは従来モデルや他社製品にもよく見られる標準的なスペックですね。

タッチ式ディスプレイを採用している点は、後述する「Kobra Go」「Kobra Neo」との違いになっています。

コスパ最重視のDIYモデルなら【Kobra Go】※販売終了

出典:YouTube「ANYCUBIC KOBRA GO | Your First Auto-Leveling DIY 3D Printer」

「Kobra Go」は

Kobraシリーズで唯一のDIYタイプFDM3Dプリンター

です。

低コストが魅力のDIYタイプながら、

  • プリント時の手間を大幅に削減できるオートレベリング機能搭載
  • プリント後に造形物を取り外しやすいPEIばね鋼プレートが標準搭載

の優良モデル。

以下のページで詳細解説していますので、「Kobra Go」が気になる方はぜひご覧ください!

ダイレクトドライブ式・PEIシート採用の【Kobra Neo】※販売終了

出典:YouTube「Anycubic Kobra Neo | Turns Your Creativity Into Reality At Every Second Counts | 3D Printer」

「Kobra Neo」は「Kobra」と同様にダイレクトドライブ式エクストルーダを採用しています。

ダイレクトドライブ式を採用するメリットはいくつかありますが、ここではAnycubic公式が強調している点をピックアップしてみましょう。

ダイレクトドライブ式のメリット
  • フィラメントを取り替えやすい
  • フィラメントをより効率的かつ正確に供給できる

ちなみに、「Kobra Go」以前に発表された

  • 「Kobra Go」
  • 「Kobra Plus」
  • 「Kobra Max」

の3モデルはボーデン式を採用していました。

スペックが近しい「Kobra」との主な違いは、

  • スクリーンがタッチ式(「Kobra」)かノブ式(「Kobra Neo」)か
  • 価格(若干「Kobra Neo」が安価な傾向)

程度です。かなり似通った機種のため、価格差が選択の決め手になるのではないかと思います。

詳細スペックについては後述する比較表をご確認ください。



ちょっと大きめ3Dプリントには【Kobra Plus】※販売終了

出典:YouTube「Anycubic Kobra Plus 3D Printer Ultimate Stability」

「Kobra」と「Kobra Max」の登場から2ヶ月ほど遅れて発表された、「Kobra Plus」。

「Kobraシリーズ」の中では、まさに「中間」のモデルという位置付け

造形サイズや本体サイズ、本体価格など、どれをとっても「Kobra」と「Kobra Max」の間のスペックになっています。詳しくは「Kobraシリーズのスペック一覧!」の項目をご覧ください。

中間サイズの機種とはいえ、造形サイズは300×300×350mm³もあります。

出典:Anycubic

これはおよそバスケットボール相当の大きさとのことで、

「『Kobra』では物足りないけど、『Kobra Max』は本体サイズが大きすぎる!」

という方にとっての、ちょうどよい第三の選択肢の登場となっています。

大型3Dプリント向けの【Kobra Max】※販売終了

出典:YouTube「Anycubic Kobra Max Ultimate choice for large volume」

「Kobra Max」の特徴は、

家庭用としては最大級の、大型の造形サイズ(400×400×450 mm³)

です。スタンダードサイズである「Kobra」と比較すると、幅・奥行き・高さのすべてが200mm近く大きくなっています。他社の3Dプリンターと比較しても右に出る機種は少なく、大型造形用途にはうってつけのモデルと言えるでしょう。

出典:Anycubic Facebookページ

オートレベリング機能「LeviQ」に加えて、「Kobra Max」には、

  • 大きな3Dモデルの安定造形のための「フィラメント切れ検知機能」
  • Z軸方向のモーターが本体の左右両方に搭載されている「デュアルZ軸」

も採用されています。デュアルZ軸を採用することで、精度を保ちながら大きな造形サイズを実現しています(下画像左側)。

(左)Kobra Maxの背面画像。左右の両Z軸にモーターが搭載されている。(右)Kobraの背面画像。向かって右のZ軸のみにモーターが搭載されている。(出典:Anycubic)

【2024】Anycubic「Kobraシリーズ」スペック一覧

ここまで紹介してきた「Kobraシリーズ」のスペックについて、一覧で確認しておきましょう。

Kobra 3シリーズ

モデル名Kobra 3 Combo
本体イメージ
メーカーAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]452.9 x 504.7 x 483
造形サイズ(LxWxH)[mm]250 x 250 x 260
エクストルーダクイックスワップ
プリントスピード[mm/s]600
最大ノズル温度[℃]300
最大ヒートベッド温度[℃]110
組み立て半組み立て済
プラットフォームPEIばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉×
ディスプレイタッチ式
デュアルZ軸
データ入力USB
Wi-Fi
Anycubic Cloud
本体重量[kg]9.2
スライスソフトAnycubicSlicer
Cura
その他マルチカラー(ACE Pro)対応
LED搭載
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Kobra 2シリーズ

モデル名Kobra 2Kobra 2 NeoKobra 2 ProKobra 2 PlusKobra 2 Max
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubicAnycubicAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]440 x 435 x 486440 x 440 x 485435 x 463 x 486605 x 564 x 630735 x 640 x 740
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250220 x 220 x 250220 x 220 x 250320 x 320 x 400420 x 420 x 500
エクストルーダダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]300250500500500
最大ノズル温度[℃]260260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]1101101109090
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済
プラットフォームPEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ×
停電時自動回復印刷
密閉×××××
ディスプレイタッチ式ノブ式タッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸×
データ入力microSDカードmicroSDカードUSB
Anycubic APP
USB
Anycubic APP
USB
Anycubic APP
本体重量[kg]8.47.38.41321
スライスソフトAnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
その他最大プリントスピードはファームウェアアップデート後の値内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
ダブルモーターデュアルZ軸
内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
ダブルモーターデュアルZ軸
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Kobraシリーズ

モデル名KobraKobra GoKobra NeoKobra PlusKobra Max
本体イメージproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubicAnycubicAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]430 x 486 x 486445 x 443 x 490445 x 443 x 490560 x 546 x 605715 x 665 x 720
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250220 x 220 x 250220 x 220 x 250300 x 300 x 350400 x 400 x 450
エクストルーダダイレクトボーデンダイレクトボーデンボーデン
プリントスピード[mm/s]100100100100100
最大ノズル温度[℃]260260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]11011011010090
組み立て半組み立て済要組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済
プラットフォームPEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼カーボランダムガラスカーボランダムガラス
オートレベリング
フィラメントセンサ×××
停電時自動回復印刷
密閉×××××
ディスプレイタッチ式ノブ式ノブ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸×××
データ入力SDカードSDカードSDカードSDカードSDカード
本体重量[kg]7.57-1116
スライスソフトCura
Repetier-Host
simplify3D
-CuraCura
Repetier-Host
simplify3D
Cura
Repetier-Host
simplify3D
その他デュアル斜め支柱
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



「Kobraシリーズ」をAnycubic旧式モデルと比較!(2021年以前)

「Kobraシリーズ」のスペックについて把握できたところで、Anycubicの従来モデルと比較してみましょう。

比較対象として、似たような機能や同等の造形サイズをもつモデルどうしで比較します。

  • オートレベリング機能をもつモデルどうしで比較!→ 「Kobra」と「Vyper」
  • 大型造形サイズモデルどうしで比較!→ 「Kobra Max」と「Mega X」

オートレベリング機能をもつモデルどうしで比較!

まずは、オートレベリング機能をもち、かつ同等の造形サイズをもつモデルで比較してみましょう。

「Kobra」と従来モデル「Vyper」を比較していきます。

モデル名KobraVyper
本体イメージproduct image
メーカーAnycubicAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]430 x 486 x 486508 x 457 x 516
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250245 x 245 x 260
エクストルーダダイレクトボーデン
プリントスピード[mm/s]100180
最大ノズル温度[℃]260260
最大ヒートベッド温度[℃]110110
組み立て半組み立て済要組み立て
プラットフォームPEIばね鋼ばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ××
停電時自動回復印刷
密閉××
ディスプレイタッチ式タッチ式
デュアルZ軸×
データ入力SDカードSDカード
本体重量[kg]7.510
スライスソフトCura
Repetier-Host
simplify3D
Cura
その他
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

並べてみると、

  • プリントスピードやノズル最高温度は同じ
  • 「Kobra」はダイレクトドライブ式、「Vyper」はボーデン式
  • 造形サイズや本体サイズは「Vyper」のほうがひと回り大きい

などの類似点・相違点があることがわかりますね!

オートレベリングの点数は「Kobra」のほうが多い一方で、「Vyper」には2軸モータ搭載の利点があります。価格は「Kobra」の方が安い。どちらを選ぶか非常に迷いどころですね。。。

ひとまわり小さく、かつフィラメントスプールホルダーが上部についている「Kobra」のほうがスリムです。軽量かつコンパクトで設置場所に困らない点も「Kobra」の隠れた魅力ですね。

大型造形サイズモデルどうしで比較!

次に、造形サイズが標準よりも大きい2つのモデルを比較してみましょう。

「Kobra Max」と従来モデル「Mega X」を比較していきます。

モデル名Kobra MaxMega X
本体イメージ
メーカーAnycubicAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]715 x 665 x 720500 x 500 x 553
造形サイズ(LxWxH)[mm]400 x 400 x 450300 x 300 x 305
エクストルーダボーデンボーデン
プリントスピード[mm/s]100100
最大ノズル温度[℃]260250
最大ヒートベッド温度[℃]9090
組み立て半組み立て済要組み立て
プラットフォームカーボランダムガラス-
オートレベリング×
フィラメントセンサ×
停電時自動回復印刷×
密閉××
ディスプレイタッチ式タッチ式
デュアルZ軸
データ入力SDカードSDカード
本体重量[kg]1619
スライスソフトCura
Repetier-Host
simplify3D
Cura
その他デュアル斜め支柱デュアルY軸
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

並べてみると、

  • 造形サイズは「Kobra Max」のほうが各軸(XYZ)10cm以上大きい
  • プリントスピードは「Kobra Max」のほうが圧倒的に速い
  • 「Kobra Max」はオートレベリング搭載、「Mega X」は搭載なし

などの違いがあることがわかりますね!

大きいモデルを造形したいという用途において、少し中途半端であった「Mega X」から、他社3Dプリンターと比較してもかなり大きな部類に入る「Kobra Max」へ順当に進化した印象です。

さらに、造形サイズが大きいだけでなく、オートレベリング機能やフィラメント切れ検知機能のようなプリントサポート機能が充実している「Kobra Max」はかなり優秀なモデルとなっています。



【まとめ】Kobraシリーズは特徴さまざま。しっかり比較しよう

今回は、AnycubicのFDM3Dプリンター「Kobraシリーズ」について解説してきました。

最後に、「Kobraシリーズ」各種の特徴について復習して締めくくりたいと思います。

10万円以下の高コスパマルチカラーデビューならコレ!【Kobra 3 Combo】

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初心者に最適!スタンダードモデルなら【Kobra 2 Pro】

高コスパモデル!【Kobra 2 Neo】

「Kobra 2 Pro」と「Kobra 2 Max」の中間スペックなら【Kobra 2 Plus】

大型造形なら絶対にコレ!【Kobra 2 Max】

比較表も参考にしつつ、自身の用途に合った最適な「Kobraシリーズ」3Dプリンターを選んでみてくださいね!

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