こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、Crealityから登場した新しい3Dスキャナー「Sermoon P1S」について解説していきます。

Sermoon P1Sは、本体にプロセッサーと6インチのタッチスクリーンを内蔵し、PCにつながなくてもスキャンからモデルの生成までこなせるオールインワン型の3Dスキャナーです。
上位機の「Sermoon P1」と同じボディを使いながら、ブルーレーザーの本数や赤外線まわりの構成を見直した兄弟機という位置づけです。
価格はP1より抑えられており、P1の使い勝手をより手の届きやすい価格で狙えるモデルになっています。
一方で、体積精度やメモリなど、P1のほうが上の項目もあります。
この記事では、Crealityが公開している製品ページと仕様表、FAQをもとに、以下の内容を整理していきます。
ぜひ最後まで読んで、3Dスキャナー選びの参考にしてみてください!
| モデル名 | Sermoon P1S |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Creality |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) |

Creality Sermoon P1Sとは?PCなしでスキャンから処理まで完結するオールインワン機

まずは、Sermoon P1Sがどんな3Dスキャナーなのかを見ていきましょう。
多くのハンディ3Dスキャナーは、PCにつないで専用ソフトで操作し、点群の処理やメッシュ化もPC側で行います。
Sermoon P1Sは、本体の中にQualcommの8コアCPUとAdreno 740 GPU、16GBのメモリ、256GBのストレージを積んでおり、スキャン・点群の統合・メッシュ化・色の貼り付けまでを本体だけで実行できます。
背面の6インチタッチスクリーンでスキャンの進み具合を確かめられるので、撮り逃した部分にその場で気づけるのが強みです。
Crealityは、主な用途としてリバースエンジニアリングと自動車関連の作業を挙げています。
車やバイク、機械のように、スキャンする台の上へ運べない大きなものを、その場で取り込む使い方を想定した製品です。
もちろん、3Dプリント用に身の回りのものを取り込んで、改造や複製、合わせ部品の設計に使う用途にも対応しています。
Sermoon P1Sの同梱品

公式のユーザーマニュアルに載っている同梱品は、以下の通りです。
- Sermoon P1S本体
- 高精度ガラスキャリブレーションボード
- マーカーブロック×6
- 2mのUSB 3.0 Type-Cケーブル
- 反射マーカー(直径6mm・3mm、計20枚)
- 予備バッテリー
- ストラップ
- クリーニングクロス
- クイックスタートガイド・保証書など
- NIRフィルター×2
精度を合わせ直すためのキャリブレーションボードや、マーカーを立てて使うマーカーブロックが付いているので、届いてすぐにマーカーを使ったスキャンを始められます。
ただし、充電器(電源アダプター)は付属しません。
公式のFAQでは、PD3.0に対応した30W以上のType-C充電器を用意するよう案内されています。
上位機のP1には電源アダプターと持ち運び用のケースが同梱されていますが、P1Sの同梱品一覧にはどちらも含まれていない点は覚えておきましょう。
Sermoon P1とSermoon P1Sの違い

続いて、この記事でいちばん気になるところである、Sermoon P1との違いを見ていきましょう。
P1とP1Sは、本体サイズが209×129×53mmで共通です。
CPU・GPU・ストレージ・6インチの画面・3つの動作モード・Wi-Fi 7といった土台も同じなので、違いは「光の当て方」と「メモリ」「付属品」に集中しています。
公式の仕様表で値が異なる項目を並べると、以下の通りです。
| Sermoon P1S | Sermoon P1 | |
|---|---|---|
| ブルーレーザーの構成 | クロス34本+平行7本+1本 | クロス22本+平行7本+1本 |
| 赤外線(NIR)の構成 | 1系統(MASKレンズ) | 近距離・遠距離の2系統 |
| ブルーレーザーの体積精度 | 0.02mm+0.08mm/m | 0.02mm+0.06mm/m |
| ブルーレーザーの最大撮影範囲 | 500×400mm(距離550mm) | 380×365mm(距離500mm) |
| 赤外線の最大撮影範囲 | 975×725mm(距離1000mm) | 1450×1020mm(距離1200mm) |
| 屋外スキャン(ブルーレーザー) | 11万ルクス以下 | 10万ルクス以下(平行7本は5万ルクス以下) |
| 屋外スキャン(赤外線) | 8万ルクス以下(フィルター装着時) | 3万ルクス以下 |
| 赤外線のフレームレート(単体) | 最大20fps | 最大15fps |
| 内蔵メモリ | 16GB | 24GB |
| 重さ(バッテリー込み) | 807g | 830g |
| 専用の付属品 | NIRフィルター×2、マーカーブロック×6 | 電源アダプター、収納ケース |
表の通り、どちらかが一方的に上というより、得意分野を入れ替えた関係になっています。
順に確認していきます。
P1Sが上回る点:大きな面を速く撮り、明るい場所に強い

P1Sでまず大きく変わったのは、広い面を撮るためのクロスレーザーが22本から34本に増えたことです。
一度に当たるレーザーの線が多いほど、1フレームで取り込める範囲が広がり、車のボディのような大きな面を少ない往復で埋められます。
公式のFAQによると、P1Sのブルーレーザーは視野を広げる「ワイドアングルモード」にも対応しています。
ブルーレーザーでの最大撮影範囲がP1より広いのは、この違いによるものです。
もう1つは、明るい場所での強さです。
P1Sには、赤外線カメラの前に取り付けるNIRフィルターが付属しており、装着すると赤外線モードで扱える明るさがP1の3万ルクスから8万ルクスまで広がります。
ブルーレーザーも全モードで11万ルクスまで対応しているので、屋外や窓際など、強い光が入る場所での作業はP1Sのほうが有利です。
なお、重さはP1より23g軽くなっていますが、差はわずかです。
P1が上回る点:体積精度・赤外線の撮影範囲・メモリ

反対に、P1のほうが上なのは「大きなものを正確に測る」ための部分です。
どちらも最大精度は0.02mmで同じですが、対象が大きくなるほど誤差が積み重なる体積精度は、1mあたりの誤差の上乗せがP1の0.06mmに対してP1Sは0.08mmです。
たとえば長さ2mの対象なら、計算上の誤差はP1が0.14mm、P1Sが0.18mmになります。
3Dプリント用に形を取り込む程度なら気にならない差ですが、車体や大型部品の寸法を測る用途では、P1の体積精度に分があります。
赤外線も、P1は近距離用と遠距離用の2系統を持ち、最長1200mmの距離から1450×1020mmの範囲を一度に撮れます。
公式FAQでもP1は「4カメラの赤外線システム」と説明されており、人や家具のような大きなものを赤外線で手早く撮る用途はP1が得意です。
さらに、本体のメモリはP1の24GBに対してP1Sは16GBです。
本体だけで大きなデータを処理する場面では、この差が効いてくる可能性があります。
まとめると、精度と大物の赤外線スキャンを重視するならP1、屋外作業や価格を重視するならP1Sという選び分けになるでしょう。
Creality Sermoon P1Sの特徴8つ

続いて、Sermoon P1Sそのものの特徴を見ていきましょう。
公式サイトで打ち出されているポイントを整理すると、以下の8つになります。
順に確認していきます。
①本体だけでスキャンから処理まで完結

1つ目は、なんといってもPCなしで作業が終わることです。
本体の画面で新しいプロジェクトを作り、光源やモードを選んでスキャンし、終わったら点群の統合・位置合わせ・メッシュ化・色の貼り付けまでを画面上で進められます。
スキャン中は、対象との距離が適切かどうかを画面右側のバーで確認できるので、慣れないうちでも距離を合わせやすい作りです。
PCを持ち込めないガレージや屋外で、スキャナー1台を持っていけばその場でモデルまで仕上げられるのは、オールインワン型ならではの強みでしょう。
インターネットへの接続はアップデート時だけ必要で、普段の作業はオフラインで行えます。
できあがったモデルは、USBケーブルか本体のWi-Fiホットスポット経由でPCに移し、STLやOBJなどで書き出して3Dプリントや他のソフトでの編集に使えます。
②34+7+1本のブルーレーザーとNIRの4つの撮り方

2つ目は、ブルーレーザー3種類とNIR(近赤外線の構造化光)を合わせた、4つの撮り方を選べることです。
まず、ブルーレーザーとNIRで値が変わる項目は以下の通りです。
| ブルーレーザー | NIR構造化光 | |
|---|---|---|
| 精度 | 最大0.02mm | 最大0.075mm |
| 体積精度 | 0.02mm+0.08mm/m | 0.075mm+0.1mm/m |
| 3D解像度 | 0.05〜2mm | 0.1〜2mm |
| フレームレート(単体) | 最大60fps | 最大20fps |
| フレームレート(PC接続) | 最大100fps | 最大30fps |
| 最小スキャンサイズ | 5mm角 | 150mm角 |
| 1回の撮影範囲 | 100×128mm(距離160mm)〜500×400mm(距離550mm) | 160×130mm(距離170mm)〜975×725mm(距離1000mm) |
| 位置合わせ | マーカー/グローバルマーカー/マーカーレス | 形状/テクスチャ |
| 得意な対象 | 精度と細部が必要な部品 | 顔・人体・彫刻など特徴の多いもの |
ブルーレーザーは、さらに線の当て方を3種類から選べます。
| クロス34本 | 平行7本 | 1本 | |
|---|---|---|---|
| 向いている使い方 | 大きな面を速く撮る | 細部まで細かく撮る | 深い穴や溝を補う |
| 動作距離 | 200〜550mm | 160〜400mm | 200〜550mm |
| 点群の取得速度(PC接続) | 183万6,000点/秒 | 75万6,000点/秒 | 10万8,000点/秒 |
車のボディのような広い面はクロス34本で素早く撮り、細かい形状は平行7本で、レーザーが届きにくい穴の奥は1本で補う、という使い分けです。
公式FAQによると、スキャン中に本体のスタート/一時停止ボタンをダブルクリックすれば、レーザーの種類を切り替えられます。

NIRは目に見えない近赤外線のパターンを投影する方式で、人の顔や体を撮っても目にやさしいのが特徴です。
P1Sでは「MASK」と呼ばれるレンズを使い、小さめ〜中くらいの対象の輪郭や細部を拾いやすくしているとされています。
3Dプリント用の部品を正確に取り込みたいならブルーレーザー、人物や彫刻をマーカーなしで色付きのまま取り込みたいならNIRと考えるとわかりやすいでしょう。
③単体・ワイヤレス・有線の3つの動作モード

3つ目は、使う場所に合わせて動作モードを選べることです。
- 単体モード:PCなしで本体だけで使う
- ワイヤレスPCモード:Wi-Fi 7でPCとつなぎ、CrealityScanで操作する
- 有線PCモード:USB 3.0ケーブルでPCとつなぐ
PCにつなぐと、PC側の処理能力を使えるぶんフレームレートが上がり、ブルーレーザーの場合はワイヤレスで最大80fps、有線で最大100fpsになります。
外では単体で撮り、作業場に戻ったらPCにつないで細かく撮り直す、という1台での使い分けができるのは便利なポイントです。
④マーカーなしのブルーレーザースキャン

4つ目は、ブルーレーザーをマーカーなしで使えるモードです。
ブルーレーザー方式は、対象の表面や周りに反射マーカーを貼り、それを目印に位置を合わせるのが基本です。
マーカーを貼って剥がす手間は意外と大きく、表面に跡を残したくないものには使いにくいこともあります。
マーカーレスのモードなら、この下準備を省いて対象の元の質感を保ったままスキャンできるというわけです。
ただし、使える接続方法には条件があります(後述の注意点①を参照)。
⑤黒や金属をスプレーなしで撮れる

5つ目は、黒いものや金属のものを、スキャンスプレーを使わずに撮れるとされている点です。
黒い面は光を吸収し、金属の面は光を強く反射するため、これまでは白いスプレーを吹き付けてから撮るのが定番でした。
ブルーレーザーはレーザーのエネルギーを集中させやすく、黒や暗い色の部品でも形を拾いやすい方式です。
車のホイールや仕上げ済みの部品など、スプレーの塗布と拭き取りを避けたいものを扱いやすくなるでしょう。
⑥NIRフィルターで屋外にも強い

6つ目は、明るい場所での使いやすさです。
赤外線を使う3Dスキャナーは、太陽光に含まれる赤外線の影響を受けやすく、屋外が苦手なものが少なくありません。
Sermoon P1Sは、付属の2枚のNIRフィルターを本体背面の2つの3Dカメラの前に取り付けることで、強い光をカットして白飛びを防げます。
フィルターなしでも5万ルクスまで対応しているので、日陰の屋外や明るい室内ならフィルターなしで、日なたではフィルターを付けてという使い分けになります。
⑦AIによる後処理と3DGS

7つ目は、スキャン後のデータ処理を手伝ってくれるAI機能です。
- AIリテクスチャリング:写真のようなきれいな色をメッシュに直接貼り付ける
- AI穴埋め:スキャンしきれずに空いた穴を自動で補う
- 3Dガウシアンスプラッティング(3DGS):色付きのスキャンデータから、奥行きのある写実的な3D表現を作る
3Dプリントに使うデータは穴が空いていると扱いにくいので、穴埋めを自動でやってくれるのはありがたいところです。
また、CrealityはOTAアップデートで機能やスキャンのアルゴリズムを改良し続けるとしており、購入後もソフト面の機能が増えていくことが期待できます。
⑧交換式バッテリー2本

最後の8つ目は、交換式のバッテリーです。
3,300mAhのバッテリーが本体用と予備の2本付属し、公式FAQによると1本で最大2時間使えます。
本体のType-Cポートから充電するほか、バッテリーを外して単体で充電することもできるので、1本を使っている間にもう1本を充電しておける仕組みです。
充電時間の目安は、電源を切った本体経由で約1.5時間、バッテリー単体の充電で約4時間とされています。
導入前に知っておきたいSermoon P1Sの注意点

続いて、公式の仕様とFAQを読み込んで見えてきた、導入前に知っておきたい注意点を整理しておきましょう。
注意点①:マーカーレスのブルーレーザーは有線のPC接続時だけ

特徴④で紹介したマーカーレスのブルーレーザースキャンは、USBケーブルでPCにつないだときにしか使えません。
公式FAQでも、単体モードではマーカーレスのブルーレーザーに対応していないと明記されています。
つまり、「PCなしで外でスキャン」と「マーカーを貼らずにブルーレーザーで撮る」は同時にはできないということです。
単体モードでブルーレーザーを使うときは、対象や周りにマーカーを貼る前提で準備しておきましょう。
また、有線で接続している間は、スキャンのプレビューがPCの画面にだけ表示され、本体の画面には映りません。
ワイヤレス接続の場合は、PCがWi-Fi 6以上に対応している必要があり、安定して使うにはPCとの距離を5m以内、できれば3m以内に保つよう案内されています。
なお、PCに接続して使う場合の推奨環境は、WindowsならCore i7(第13世代以降)・RTX 4060(8GB)以上・メモリ32GB以上、MacならM3以降・メモリ32GB以上です。
注意点②:大きなデータや3DGS、CAD化はPCが前提

本体だけで処理が完結するといっても、すべての作業をPCなしで済ませられるわけではありません。
公式FAQでは、本体のメモリには限りがあるため、データが大きすぎると処理が重くなったり止まったりすることがあり、その場合は推奨環境を満たすPCに移して処理するよう案内されています。
車1台分のような大きなデータを扱うなら、最終的な処理はPCで行う前提で考えておくほうが安心です。
また、3DGSのデータを生成するのもPC側の作業で、RTX 2060以上のGPUが必要とされています。
リバースエンジニアリングで使う方は、スキャンデータをそのままSTEPなどのCAD形式で書き出せない点にも注意が必要です。
書き出せる形式はASC・OBJ・PLY・3MF・STLで、CADモデルにするには、他社のソフトでリバースモデリングを行う必要があります。
注意点③:精度とスプレー不要には条件がある

「精度0.02mm」はブルーレーザーでの最大値で、NIRでは最大0.075mmになります。
さらに、精度は実験室の条件で評価した値で、振動や温度などの環境によって実際の結果は変わると注記されています。
「黒や金属をスプレーなしで撮れる」という点も、すべての素材に当てはまるわけではありません。
公式FAQでは、真っ黒なものや反射の強いものには適量のスプレーを、透明・半透明のものにはスプレーが必須とされています。
また、初めてのうちは厚さ8mm未満の薄い部品や透明な素材、極端に大きいものや小さいものは避け、10〜20cmほどの対象から試すのがおすすめとのことです。
スプレー不要の効果は「スプレーを使う場面が減る」くらいに考えておくと、期待とのずれが少ないでしょう。
Sermoon P1Sと価格帯の近いオールインワン3Dスキャナーを比較

続いて、Sermoon P1Sと、PCなしで使えるオールインワン型の3Dスキャナーをスペックで比べてみましょう。
比較するのは、上位機のSermoon P1、RevopointのMIRACO Plus、SHINING 3DのEINSTAR VEGAの3機種です。
| モデル名 | Sermoon P1S | Sermoon P1 | MIRACO Plus | EINSTAR VEGA |
|---|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Creality | Creality | Revopoint | SHINING 3D |
| 価格(サンステラ) | - | - | - | |
| 価格(SK本舗) | - | - | - | |
| 価格(Amazon) | ||||
| 価格(海外ストア) | - | |||
| 精度 [mm] | 0.02 | 0.02 | 0.04 | - |
| 点間距離 [mm] | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 975 x 725 | 1450 x 1020 | 28 x 53 | - x - |
| スキャンボリューム [mm] | 5 x 5 x 5 〜 4000 x 4000 x 4000 | 5 x 5 x 5 〜 4000 x 4000 x 4000 | 10 x 10 x 10 〜 4000 x 4000 x 4000 | - |
| 動作距離 [mm] | 160 〜 1200 | 160 〜 1200 | 100 〜 1000 | 100 〜 1500 |
| スキャンスピード [fps] | 6881000 pts/s | 6881000 pts/s | 20 | 20 |
| 本体重量 [g] | 807 | 830 | 750 | 535 |
| 本体サイズ [mm] | 209 x 129 x 53 | 209 x 129 x 53 | 200 x 50 x 110 | 180 x 95 x 26.5 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx | .ply .obj .stl .asc | |
| 光源 | 34+7+1 Blue Laser / NIR Structured Light | Blue Laser / Infrared Structured Light | Class 1 赤外光 | 赤外光(MEMS/VCSEL) |
| 屋外対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 対応OS | Windows/macOS | Windows/macOS | Windows 10/11 macOS | Windows 10 macOS |
| その他 | 6インチFull HDタッチスクリーン, 内蔵プロセッサーで単体完結(Standalone), 体積精度 0.02mm+0.08mm/m, AIリテクスチャリング・3DGS対応 | Standalone Mode対応, Wi-Fi 7対応, 6インチHDタッチスクリーン搭載, 24GB RAM, 256GB ROM | 撮影領域:距離100mm PC不要のスタンドアローンタイプ フォトグラメトリ機能搭載 | PC不要のオールインワンタイプ |
| 出典 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
4機種の中で、ブルーレーザーを積んでいるのはSermoon P1SとP1の2機種だけです。
MIRACO PlusとEINSTAR VEGAは赤外線のみの方式で、MIRACO Plusの精度0.04mmと比べても、Sermoonの2機種は数値の上で上回ります。
一方、MIRACO PlusとEINSTAR VEGAは本体が軽く、価格も抑えめです。
Sermoon P1Sは、ブルーレーザーの精度をオールインワン型で使いたい人にとって、P1より手の届きやすい選択肢になるでしょう。
本体だけで完結するオールインワン型が実際にどこまで使えるのかは、以下の実機レビューが参考になります。
比較表に入れたEINSTAR VEGAも、筆者が実機で使い込んだオールインワン型です。
反対に、PCにつないで使う前提でよければ、本体に画面や処理装置を持たないPC接続型のブルーレーザー3Dスキャナーも選択肢になります。
PC接続型のブルーレーザー3Dスキャナーの使い勝手が気になる方は、以下のレビューもあわせて読んでみてください。
CrealityのほかのスキャナーとSermoonシリーズの違いを詳しく知りたい方は、Sermoon・CR-Scanシリーズの比較記事が参考になります。
このほかの3Dスキャナーとも並べて見たい方は、比較ツールで好きな機種を選んでスペックと価格を確認できます。
Sermoon P1Sの価格と販売店

最後に、気になる価格と販売店です。
Sermoon P1Sは、Creality日本公式ストアとAmazonで取り扱われています。
上位機のSermoon P1と迷っている方も多いと思うので、両機種の最新の価格を以下の表で見比べてみてください。
| モデル名 | Sermoon P1S | Sermoon P1 |
|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() |
| メーカー | Creality | Creality |
| 価格(サンステラ) | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - |
| 価格(Amazon) | ||
| 価格(海外ストア) |
まとめ:Sermoon P1Sは「現場で完結するブルーレーザー」を手の届く価格にした1台

今回は、Crealityの新しい3Dスキャナー「Sermoon P1S」について、公式の仕様とFAQをもとに解説しました。
Sermoon P1Sは、ブルーレーザーの精度を、PCを持ち込めない現場で使える3Dスキャナーです。
車やバイクの部品、屋外の構造物などをその場で取り込みたい方や、3Dプリント用の部品を細かく取り込みたい方には、P1よりも選びやすい1台になるでしょう。
一方で、大きな対象の寸法を厳密に測りたい方や、人や家具を赤外線で広く撮りたい方は、上位機のP1も検討する価値があります。
また、大きなデータを扱う場合は、推奨環境を満たすPCまで含めて準備しておくと安心です。
Sermoon P1S以外の3Dスキャナーとも比べてから決めたい方は、用途別のおすすめをまとめた以下の記事も参考にしてみてください。
Sermoon P1Sが気になった方は、公式ストアやAmazonの販売ページもチェックしてみてください!












