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【2024】おすすめ3Dスキャナー10選!コスパ最強の低価格家庭用モデルを徹底比較!

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

家庭用の3Dスキャナーの選び方とおすすめ機種について解説

していきます。

立体的なモノの形を3Dのデータとして使う上で欠かせない3Dスキャナー。ひと昔前は、企業における研究開発やリバースエンジニアリング、建築物やアートのデジタルアーカイブといった限られた用途に限定されていました。

近年では、3Dプリンターや3DCG、AR/VR、メタバースといった3D技術の発達により、一部の企業に限らない、広く注目される存在に。このような背景から、個人が使用できる家庭用3Dスキャナーが続々登場しています。

とはいえ、家庭用の3Dスキャナーはいまだ普及段階。

「そもそも3Dスキャナーって何?」

「3Dスキャナーを使うと何ができるの?」

「自分にはどんな3Dスキャナーが合っているんだろう…?」

という方も多いでしょう。

そこでこの記事では、

  • 3Dスキャナーの概要と主な用途
  • 自分にあった3Dスキャナーを選ぶポイント
  • 数万円〜30万円以下で導入できる家庭用おすすめ3Dスキャナー10選

について解説していきます。

Age of 3DPアイコン画像
管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター29機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube毎日投稿中!

「3Dスキャナーを3Dプリンターに活用する基礎」について動画でも解説中!

「3Dプリンターとあわせて、3Dスキャナーにはどんな活用法があるの?」という初心者の方に特におすすめの内容になっています。ぜひご覧ください!


それでは見ていきましょう!



はじめに:3Dスキャナーとは

3Dスキャナーとは、

立体的なモノの形をデータとして取り込むための装置

です。

家庭用の3Dスキャナーはほとんどが「非接触式」で、レーザ等を用いて高精度の3Dスキャンを行います。

  • 「接触式」・・・センサーが測定対象のモノに実際に触れることで3次元形状を取得
  • 「非接触式」・・・光を対象物に照射し、その反射光を検知することで3次元データを取得

取り込んだデータは3次元の点群や細かく分割された面形状として取得されます。使用されるデータ形式は、.plyや.obj、.stlといった点群・メッシュデータです。

3Dスキャナーで3Dデータを取得した後は、必要に応じて専用のアプリケーションや3DCAD/3DCGソフトで加工して使用するのが一般的です。

 



3Dスキャナーを使ってできること

3Dスキャナーの基本を押さえたところで、

実際に3Dスキャナーを用いてできること

について理解していきましょう。

なお、今回は主に個人利用を想定し、リバースエンジニアリングやデジタルアーカイブといった産業応用については割愛します。

3Dプリンター

もっとも一般的な3Dスキャナーの応用先の1つが、3Dプリンターです。

3Dスキャナーを用いて取得した3次元形状をもとにして、

  • サイズを変えて3Dプリント
  • 3DCAD/3DCGソフト等を用いて加工した上で3Dプリント

することが可能です。

3Dスキャンしたモノ自体をプリントする以外にも、図面がないモノの専用治具・アタッチメントを設計して3Dプリントしたい場合に、その詳細な3次元データを取得する目的等でも重宝します。

3DCG

現実のモノの3次元データをデジタル空間で使用したいというケースでも、3Dスキャナーが活躍します。

3Dスキャナーを使えば、取り込んだ実物の3DデータをBlenderのような3DCGツール上で扱うことが可能です。

  • 実物データを取り込むことで、手作業の3Dモデリングにかかる時間を短縮
  • 実物と3DCGソフトで作成したモデルを組み合わせた創作活動に活用

といった使い方をすることができます。

メタバース・NFT

3Dスキャナーは、近年話題のメタバースやNFTの世界においても活用することができます。

  • 3DスキャンしたデータをNFTとして販売
  • メタバース上の3Dコンテンツとして活用

といった用途で3Dスキャナーが活躍します。

「3Dスキャンしたデータが売れるの?しかもNFT?」

と思われるかもしれませんが、3Dスキャンによって作成したデータをNFTとして販売できるプラットフォームやオークションの試みはすでにいくつも立ち上がっています。

著名NFTマーケットプレイスOpenSeaにおいても多数の3Dスキャンデータが販売されていますし、バナナの3DスキャンデータをNFT化してオークションを実施した例もあります。

クリエイターが制作した作品は、実物だけでなく3DスキャンしてNFT販売も行う。それが当たり前になる時代が、もうそこまで来ているのかもしれません。

筆者自身も、現実のアート作品を3Dスキャンしてメタバース空間に配置するという仕事に携わった経験があります。3Dスキャナーを扱う技術は、今後のメタバース・NFT時代で活躍するスキルの1つになるでしょう。

(参考:PR TIMES「『100本のバナナ』の3Dデータが販売されるNFTストア『100 COPIED BANANAS』 by Konel」



3Dスキャナーを選ぶときのポイントは?【用途に応じて選ぼう】

3Dスキャナーを選ぶ際のポイントは、

3Dスキャナーを使用する用途に応じて選ぶ

ということです。

ひとくちに3Dスキャナーといっても、

  • 100万円を超えるような産業用3Dスキャナー
  • 数万円台の家庭用3Dスキャナー
  • 無料で使えるスマホアプリ

など、様々な製品が存在します。

下の例は、Shining 3D社が展開する3DスキャナーラインナップEinScan(インスキャン)のモデルの1つ「EinScan Pro HD」です。価格はなんと130万円。2004年から3Dデジタルテクノロジー分野を牽引する同社のプロ向け製品ですから、さすがに個人利用で購入できるものではないでしょう。

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一方、近年では無料のスマホ「3Dスキャン」アプリも充実。WIDARScaniverseといった優れたアプリが登場しています。

取得したいデータとして表面の凹凸のような細かな形状まで求めないのであれば、100万円もするような3Dスキャナーはもちろんのこと、数万円の家庭用3Dスキャナーすら必要ありません。誰でも気軽に使えるスマホアプリで十分でしょう。

とはいえ、スマホの性能にもクオリティが左右される無料アプリでは限界があるというのも事実。iOSのみに対応していたり、LiDAR搭載機種でないとすべての機能が使えないといったところに不便さを感じたことがある人もいるでしょう。

  • 正確な3次元形状のスキャン
  • 取得した3Dデータの後処理(データ変換、ノイズ除去等)

を想定しているのであれば、高性能な3Dスキャナーを用意する必要があります。このようなケースでは、この記事で紹介している家庭用3Dスキャナーがしっかり活躍してくれます。

このように、3Dスキャナーは求める性能によって選択肢は様々です。自分が想定している用途に応じて、適切な3Dスキャナーを準備するようにしましょう。



【2024最新】家庭用おすすめ3Dスキャナー10選

3Dスキャナーのおおまかな分類について理解できたでしょうか?

ここからは、

個人利用を想定した、家庭用のおすすめ3Dスキャナー10選を紹介

していきます。

スキャン対象のサイズや、スキャン環境(屋内/屋外)によっても選ぶべき3Dスキャナーは異なります。それぞれの3Dスキャナーの特徴をしっかり把握していきましょう。

今回紹介する3Dスキャナーは、個人向けグレードの3Dスキャナーを展開する以下の4ブランドから構成されています。

順にチェックしていきましょう。

青色レーザー&近赤外光のハイエンド「Creality CR-Scan Raptor」

モデル名CR-Scan Raptor
本体イメージ
メーカーCreality
精度 [mm]-
点間距離 [mm]0.02
撮影領域(1ショット)[mm]270 x 170
スキャンボリューム [mm]5 x 5 x 5 〜
動作距離 [mm]150 〜 1000
スキャンスピード [fps]60
本体重量 [g]372
本体サイズ [mm]215 x 50 x 74
出力形式.ply
.obj
.stl
光源Class 1 青色光+赤外光
屋外対応-
対応OSWindows 10/11
macOS
その他撮影領域:距離300mm
2モード(ブルーライト/NIR)
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

2024年に登場したCrealityの最新3Dスキャナー「CR-Scan Raptor」。

青色レーザーと近赤外光を併用する業務用顔負けのハイエンド3Dスキャナーです。

精度と速度

最大精度は0.02mmで、非常に細かいディテールまでスキャン可能です。スキャン速度は最大60フレーム/秒で、スムーズな操作が可能です。

多様なスキャンモード

7本の青色レーザーラインを使用する「青色レーザーモード」や、赤外線を用いた「赤外線モード」を搭載しており、小型から大型の物体まで幅広く対応。赤外線モードは顔や彫像などの大型オブジェクトにも適しています。

スプレー・マーカー不要のスキャン

特定のモードでは、スプレーやマーカーを使わずにスキャンが可能で、特に大きな物体や複雑な形状を持つオブジェクトに対しても効果的です。

小型から大型まで!高精度3Dスキャナー「Creality CR-Scan Otter」

モデル名CR-Scan Otter
本体イメージ
メーカーCreality
精度 [mm]-
点間距離 [mm]0.05
撮影領域(1ショット)[mm]1350 x 840
スキャンボリューム [mm]10 x 10 x 10 〜
動作距離 [mm]110 〜 1000
スキャンスピード [fps]20
本体重量 [g]390
本体サイズ [mm]165 x 37 x 59
出力形式.ply
.obj
.stl
光源Class 1 赤外光
屋外対応
対応OSWindows
macOS
その他撮影領域:距離1000mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

2024年に登場したCrealityの最新3Dスキャナーの1つが、「CR-Scan Otter」です。

高精度スキャン

最大0.02mmの精度で、非常に詳細なスキャンが可能です。特に、小さなオブジェクトから大きなオブジェクトまで、幅広く対応しています。

2セットのデュアルレンズシステム

小型オブジェクト用の長焦点デュアルレンズと、大型オブジェクト用の短焦点デュアルレンズを搭載。小型から大型の対象まで、幅広いモノの詳細なスキャンをサポートします。

カラーキャプチャ&スプレーなしのスキャン

24ビットフルカラーのスキャンが可能で、自然な色の再現力をもつ「Otter」。黒や金属の表面もスキャンスプレーなしでスキャンできるため、車の部品やタイヤなどの特殊な素材にも対応しています。

携帯性

コンパクトで軽量なデザイン(重量390g)で、持ち運びにも便利。WindowsやMacOSに対応しており、ワイヤレスでのスキャンも可能です。

4万円台!コスパ最強ならコレ!「Creality CR-Scan Ferret SE」

モデル名CR-Scan Ferret SE
本体イメージ
メーカーCreality
精度 [mm]0.1
点間距離 [mm]0.16
撮影領域(1ショット)[mm]560 x 820
スキャンボリューム [mm]150 x 150 x 150 〜
動作距離 [mm]150 〜 700
スキャンスピード [fps]30
本体重量 [g]105
本体サイズ [mm]120 x 30 x 26
出力形式-
光源-
屋外対応-
対応OSWindows
macOS
その他撮影領域:距離700mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Crealityの3Dスキャナー「CR-Scanシリーズ」の最安機種である「CR-Scan Ferret SE」。

以下のように、一見したところ、そのスペックに驚きはありません。

  • 精度:最大0.1mm
  • 解像度(点間距離):0.16mm
  • スキャンスピード:最大30fps

特筆すべきは、

  • 「Ender-3シリーズのような3Dプリンターと同等の価格帯」を実現

している点です。個人向けとはいえ、10万円弱の価格帯が一般的だった家庭用3Dスキャナーの中では破格と言える価格帯。

「3Dスキャナーに興味があるけど、まだちょっと高い…」

と思っていた方にとってはうれしい選択肢なのではないでしょうか?



老舗3Dスキャナーによる高コスパ家庭用モデル「SHINING 3D EINSTAR」

モデル名Einstar
本体イメージ
メーカーSHINING 3D
精度 [mm]-
点間距離 [mm]0.1
撮影領域(1ショット)[mm]434 x 379
スキャンボリューム [mm]-
動作距離 [mm]160 〜 1400
スキャンスピード [fps]14
本体重量 [g]500
本体サイズ [mm]220 x 46 x 55
出力形式.ply
.obj
.stl
.p3
.3mf
光源Class 1 赤外VCSEL
屋外対応
対応OSWindows 10/11
その他撮影領域:距離400mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

SHINING 3Dの「Einstar」は、冒頭で紹介した3Dスキャナーの老舗Shining 3D社が、

  • 誰でも手軽に高品質な3Dデータを扱えるよう開発したお手頃価格の3Dスキャナー

です。プロ向けの3Dスキャナーとして確立されたブランドが展開する、一般消費者向け高品質モデルとなっています。

20万円以下の価格に抑えながら、3台の赤外線光源と2台の深度カメラ、1台のRGBカメラを搭載し、細部まで逃さない高品質な3Dスキャンを実現しています。

「100万円超えは厳しいけど、せっかく購入するなら信頼できるブランドの本格的な3Dスキャナーを使ってみたい!」

という方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?

タッチスクリーン搭載の最新オールインワンタイプ「SHINING 3D EINSTAR VEGA」

モデル名EINSTAR VEGA
本体イメージ
メーカーSHINING 3D
精度 [mm]-
点間距離 [mm]0.05
撮影領域(1ショット)[mm]- x -
スキャンボリューム [mm]-
動作距離 [mm]100 〜 1500
スキャンスピード [fps]20
本体重量 [g]535
本体サイズ [mm]180 x 95 x 26.5
出力形式.ply
.obj
.stl
.asc
光源赤外光(MEMS/VCSEL)
屋外対応
対応OSWindows 10
macOS
その他PC不要のオールインワンタイプ
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

SHINING 3D社が2024年に新しくリリースした3Dスキャナーが「EINSTAR VEGA」です。

パソコンやスマホとの接続なしで3Dスキャンを実行できるオールインワンタイプ。

  • 6.4インチの大型タッチスクリーン
  • メモリ32GB&ストレージ512GB

を搭載し、スマホで写真を撮影するかのように物体の3Dスキャンが可能です。

さらに、

  • 小型スキャン対象用のHDモード
  • 大型スキャン対象用のファストモード

の2つのモードを搭載し、幅広いモノのスキャンに対応しています。

画面付き&ワイヤレスで、作業中の取り回しや持ち運びやすさは抜群。一般的な3Dスキャナーにありがちな、

  • 作業中にパソコンやスマホの画面を確認する作業が入る
  • 作業中にパソコンやスマホとの接続コードが邪魔になる

といった煩わしさのない、「1台完結」の優秀な3Dスキャナーです。



スタンダードサイズの最新機種「Revopoint POP 3 Plus」

モデル名POP 3 Plus
本体イメージ
メーカーRevopoint
精度 [mm]0.04
点間距離 [mm]0.05
撮影領域(1ショット)[mm]61 x 68
スキャンボリューム [mm]20 x 20 x 20 〜
2000 x 2000 x 2000
動作距離 [mm]150 〜 400
スキャンスピード [fps]18
本体重量 [g]190
本体サイズ [mm]153 x 45 x 29
出力形式.ply
.obj
.stl
.asc
.3mf
.gltf
.fbx
光源Class 1 赤外光
屋外対応
対応OSWindows 10/11
macOS
Android
iOS
その他撮影領域:距離150mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

2024年7月にリリースされた「POP 3 Plus」は、Revopointのスタンダードタイプ3Dスキャナー「POPシリーズ」の最新機種。小型から大型まで、幅広いスキャン対象に対応しています。

「POP 3」からの主な進化は以下のとおりです。

  • 最大2倍の光学ズーム搭載
  • キャリブレーション精度・正確度が20%向上
  • マーカーポイントキャプチャーの安定性が大幅向上

「POP 3」をベースにしつつ、より高精度な3Dスキャンが期待できる注目の1台となっています。

ベースとなる先代機種「POP 3」の詳細は以下の実機レビューをご覧ください。

2代目スタンダードサイズ3Dスキャナー「Revopoint MIRACO Plus」

モデル名MIRACO Plus
本体イメージ
メーカーRevopoint
精度 [mm]0.04
点間距離 [mm]0.05
撮影領域(1ショット)[mm]28 x 53
スキャンボリューム [mm]10 x 10 x 10 〜
4000 x 4000 x 4000
動作距離 [mm]100 〜 1000
スキャンスピード [fps]20
本体重量 [g]750
本体サイズ [mm]200 x 50 x 110
出力形式.ply
.obj
.stl
.asc
.3mf
.gltf
.fbx
光源Class 1 赤外光
屋外対応
対応OSWindows 10/11
macOS
その他撮影領域:距離100mm
PC不要のスタンドアローンタイプ
フォトグラメトリ機能搭載
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Revopointの3Dスキャナーでもっともハイエンドな機種が「MIRACO Plus」。

本体にタッチスクリーンを搭載し、パソコンやスマホ不要で、スキャン・後処理ができるスタンドアロンタイプです。

「MIRACO Plus」は2023年にリリースされた「MIRACO」の後継機種で、

  • 新たにフォトグラメトリ機能を搭載

しています。

一般的な点群を処理するスキャン機能に加えて、複数の写真から3Dモデルを構築するフォトグラメトリの技術を組み合わせることで、高い精度と速度を両立しています。

これにより、初代「MIRACO」に比べて、車のような大型オブジェクトのキャプチャ用途で優れたスキャン性能を発揮します。

人体も簡単スキャン!大型対応3Dスキャナー「Revopoint RANGE 2」

モデル名RANGE 2
本体イメージproduct image
メーカーRevopoint
精度 [mm]0.1
点間距離 [mm]0.1
撮影領域(1ショット)[mm]860 x 1380
スキャンボリューム [mm]50 x 50 x 50 〜
動作距離 [mm]400 〜 1300
スキャンスピード [fps]-
本体重量 [g]253
本体サイズ [mm]- x - x -
出力形式-
光源Class 1 赤外光
屋外対応×
対応OS-
その他撮影領域:距離1300mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

特定の用途に特化した3Dスキャナーも揃えるRevopoint。

人体や車のような大型のスキャン対象に最適な機種が、「RANGE 2」です。

光源には赤外光を使用しているため、目に負担が少なく、顔を含む人体のスキャンに対応しています。

以下の先代大型対応スキャナー「RANGE」実機レビュー記事も参考にしてみてください。

小型対象向けの高解像度機種「Revopoint MINI 2」

モデル名MINI 2
本体イメージproduct image
メーカーRevopoint
精度 [mm]0.02
点間距離 [mm]0.05
撮影領域(1ショット)[mm]168 x 132
スキャンボリューム [mm]10 x 10 x 10 〜
動作距離 [mm]120 〜 250
スキャンスピード [fps]16
本体重量 [g]175
本体サイズ [mm]132 x 53 x 36
出力形式.ply
.obj
.stl
光源Class 1 青色光
屋外対応×
対応OSWindows 10/11
macOS
Android
iOS
その他撮影領域:距離250mm
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Revopointのラインナップにおいて、小さな対象物のスキャンに特化しているのが「MINI 2」です。

Revopoint「MINI」はブルーライトを用いており、赤外線を使用する「POPシリーズ」や「RANGEシリーズ」に比べて、

  • 測定精度が高い
  • 測定できる点群の密度が高い
  • 本体重量が軽い
  • 寸法(横幅)が小さくコンパクト

という特徴があります。一方で、

  • スキャンボリュームが小さい
  • 使用環境は屋内のみ

という赤外光を使用する3Dスキャナーにはない注意点も存在します。青色光が赤外光の上位互換というわけではなく、それぞれメリット・デメリットがあるということは理解しておきましょう。

以下の先代小型対応スキャナー「MINI」実機レビュー記事も参考にしてみてください。

AIトラッキング機能搭載のコンパクト3Dスキャナー「3DMakerPro Moose」

モデル名MooseMoose Lite
本体イメージ
メーカー3DMakerPro3DMakerPro
精度 [mm]--
点間距離 [mm]0.070.1
撮影領域(1ショット)[mm]200 x 100200 x 100
スキャンボリューム [mm]15 x 15 x 15 〜
1500 x 1500 x 1500
15 x 15 x 15 〜
1500 x 1500 x 1500
動作距離 [mm]150 〜 400150 〜 400
スキャンスピード [fps]1010
本体重量 [g]280250
本体サイズ [mm]115 x 70 x 35115 x 70 x 35
出力形式.ply
.obj
.stl
.asc
.ply
.obj
.stl
.asc
光源ブルーLED近赤外光
屋外対応--
対応OSWindows 10/11
macOS 12/13/14
Windows 10/11
macOS 12/13/14
その他
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

3DMakerProが2024年にリリースした「Moose」「Moose Lite」。

本体サイズが同じで良く似た外観の2機種ですが、使用する光源やカラー対応の有無に違いがあります。

とくに、3Dスキャナーとしてはかなり低コストの部類に入る「Moose Lite」に関しては、

  • 精度・解像度低
  • カラースキャン非対応

である点に注意が必要です。



まとめ:用途別のおすすめ3Dスキャナーは?

今回は、家庭用のおすすめ3Dスキャナーとその選び方について解説してきました。用途別のおすすめ3Dスキャナーは以下の通りです。

  • お手頃な3Dスキャナーを使ってみたい! → 高コスパ3Dスキャナー「Creality CR-Scan Ferret SE」
  • PC不要の便利な3Dスキャナーを使ってみたい! → オールインワン3Dスキャナー「Einstar VEGA」
  • 人体やインテリア、車のような大きなモノを3Dスキャンしたい! → 大型モデル特化3Dスキャナー「Revopoint RANGE 2」

数万円から100万円以上の価格帯まで、さまざまなモデルが登場している3Dスキャナー。3D技術の発達に伴ってその注目度は一層高まっています。いずれは「一家に1台3Dスキャナー」という日がやってくるかも(?)しれませんね!

3DプリンターやNFT化に興味があるユーザから最新技術に目がないガジェット通まで、あなたの用途にあった3Dスキャナー選びの参考になれば幸いです!

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