こんにちは、管理人のウノケンです。
3Dプリントをしていて、以前と同じ設定でプリントしているのに、
いつもよりも出来が悪い…
最近、プリントが失敗しやすい…
ということはありませんか。
また、3Dプリンターを一定期間使っていると、お手入れのサインが表示されることもあるでしょう。
そこで本記事では、Bambu Lab「A1 mini」を題材にして、FDM方式の3Dプリンターに必須となるメンテナンスを解説します。
なかでも、とくに3Dプリントの品質に関わる大事なメンテナンス、
に関しては、具体的な手順も紹介していきます。
メンテナンス方法は、動画でもわかりやすく紹介しているので、動いている様子を見ながら確認したい方は、YouTubeも合わせてご覧ください!

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この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。
実際の装置の動きを含めた、動画ならではの内容が盛りだくさんの解説をお楽しみください!
Bambu Lab A1 miniの重要なメンテナンス項目をチェック

「A1 mini」には、安全かつ快適にプリントを続けるためにチェックすべき箇所が多数存在します。
ですが、
どこを、どのように、お手入れすればいいの?
と、困っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、メーカー公式の情報のなかからとくに、気をつけるべきメンテナンス項目やパーツの種類について詳しく確認していきます。
頻繁に確認したいクリーニング箇所7つ

3Dプリンターを稼働させていると、各パーツに汚れやゴミがだんだんと溜まってきます。
3Dプリントの失敗や品質向上を長期的に維持するためにも、上記7箇所の定期的なクリーニングは欠かせません。
エクストルーダー
エクストルーダー周りには、フィラメントのカスやほこりが付着しやすくなります。
必要に応じてパーツを分解しながら、内部の清掃を行いましょう。
フィラメントセンサー・リードスクリュー
フィラメントセンサーやリードスクリューも3Dプリントには欠かせない箇所。
忘れずに、定期的な潤滑を行っておきましょう。
パージワイパー・冷却ファン
パージワイパーや冷却ファンのような各種パーツも、要チェック。
ゴミが詰まっていないかどうか、確認することが重要です。
フィラメントチューブ・ノズル周りのシリコンカバー
フィラメントチューブやノズル周りのシリコンカバーは消耗品。
劣化が見られる場合は、プリントの品質に影響が出る前に、交換が必要かどうかをチェックしてあげましょう。
A1 miniを長く使うための定期的な部品チェック

日々のクリーニングに加えて、駆動を担う部品の定期的な調整も欠かせません。
など、各種パーツを定期的にチェックする習慣をつけましょう。
たとえば、「A1 mini」のX軸とY軸はタイミングベルトを引っ張って動かしていますが、使っているうちに緩んでくることがあります。
「A1 mini」にはベルトの緩みを検知する機能があるため、通知が来たらすぐに対応するようにしましょう。
具体的には、
といった対処をして、スムーズな動きを維持する必要があります。
【実践解説】ガイドレールへの潤滑油の塗布手順

プリンターからキーキーという異音が鳴ったり、画面にお手入れを促す通知が表示されたりしたら要注意です。
部品の摩耗を防ぎスムーズな動きを維持するためには、可動部への潤滑油の塗布が欠かせません。
ここでは、「A1 mini」のX軸・Y軸・Z軸それぞれに対する正しい潤滑油の塗り方を順を追って解説します。
X軸とY軸のメンテナンス手順

まずはプリントヘッドが動くX軸と、ベッドが動くY軸のメンテナンス手順について見ていきましょう。
最初にキムワイプなどを使ってガイドレールに付着したゴミや汚れを綺麗に拭き取ります。

シルバーのレールの両脇が潤滑油を塗るべきポイントなので、そこに少し垂らします。

次にオイルのチューブの反対側などを利用して、垂らした潤滑油を薄く伸ばしていきましょう。

ある程度伸ばしたら、Y軸であればベッドを前後へ、X軸であればヘッドを左右へ手動で動かします。

こうすることで、塗った潤滑油がレール全体にさらに均一に広がり、スムーズな動作が蘇ります。
Z軸のメンテナンス手順

Z軸のメンテナンス手順は、X軸やY軸とは少し異なるため注意が必要です。
Z軸は手動で上下に動かすことができないため、電源を入れた状態で作業を行います。
まず他の軸と同様に、キムワイプなどを使ってガイドレールに付着したゴミや汚れを綺麗に拭き取ります。
その後、レール部分に潤滑油を塗布します。
加えて、Z軸に関しては上部に専用の給油口が設けられています。
この給油口にも忘れずに潤滑油を給油しておきましょう。

オイルを塗り終えたら、本体のタッチパネルを操作してZ軸を動かしていきます。
一度ホーミング動作を行ったあと、上から下までまんべんなく動かして潤滑油を全体に馴染ませます。

必要なところ以外に余計な潤滑油が付いてしまったら、きちんと拭き取りましょう。
【実践解説】ノズル交換・ノズル詰まりの対処手順

ノズルが詰まってフィラメントが出にくくなったり、先端が削れてしまったりしたときは交換が必要です。
もしかしたら、
3Dプリンターのノズル交換は工具が必要で難しい!
というイメージを持っている人もいるかもしれません。
ですが、「A1 mini」は初心者でも簡単にノズルを取り替えできます。
ノズルの取り替え手順と、ノズル詰まりや汚れがあるときの対処法について確認していきましょう。
工具不要!1〜2分で終わるA1miniのノズル交換手順

「A1 mini」では、クイックスワップ式を採用したノズル交換が採用されています。
特別な工具を用意する必要は一切なく、素手だけで簡単に作業を完結できます。
まずはプリントヘッド正面のフタを外し、ノズルを覆っているシリコンカバーを取り外します。

次にノズルを固定しているクリップ部分を広げ、ノズル本体をつまんで引き抜くだけで取り外せます。

新しいノズルを取り付ける際も、まったく逆の手順を行うだけで完了。
初心者の方でもわずか1〜2分でお手入れできてしまうため、手間がかかりません。
とても簡単なので、面倒くさがらずに定期的にお手入れしてあげるようにしましょう。
ノズル詰まりや汚れが発生したときの対処法

プリントを続けていると、どうしてもノズルの周りが汚れたり、内部でフィラメントが詰まったりします。
ノズルを取り外した際は、ただ新しいものに交換するだけでなく、周辺の清掃も行いましょう。
取り出した古いノズルを綺麗に清掃すれば、再び予備として使える場合もあります。
また、ノズルが固定されていたヘッド周辺の部品にも、フィラメントのカスが溜まっていることが多いです。
交換のタイミングで周辺のお掃除をしてあげると、その後のプリント失敗を未然に防ぐことができます。
ノズルの詰まりや汚れは避けては通れない問題ですが、小まめなメンテナンスで快適な状態を維持できます。
少しでも異常を感じたら、早めにノズルの状態をチェックする習慣をつけておきましょう。
まとめ:A1 miniのメンテナンスで快適な3Dプリントを

今回は、FDM方式の3Dプリンターに必須となるメンテナンスについて、実践の様子を交えて解説しました。
お掃除やお手入れの作業はなかなか面倒で、ついつい後回しにしてしまいがちです。
しかし、プリンター自体を長く運用するためには絶対に欠かせない作業の1つです。
プリント品のクオリティを高く保つためにも、ぜひこの機会にご自身の3Dプリンターをお手入れしてみてください。
また、これから3Dプリンターの購入を検討している方は、お手入れのしやすさも重要な指標になります。
「A1 mini」のようにメンテナンスが簡単な機種を選ぶことで、ストレスなくものづくりを楽しむことができます。
ぜひ本記事を参考にして、安全で快適な3Dプリントライフを送ってください。
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実際の装置の動きを含めた、動画ならではの内容が盛りだくさんの解説をお楽しみください!


