こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
Bambu Labのコスパ最強3Dプリンター「A1 mini」について徹底解説
していきます。
2022年のクラウドファンディング開始以来、マルチカラー対応の超高速3Dプリンター「X1シリーズ」や「P1P/P1S」を次々にリリースし、家庭用3Dプリンター業界における存在感を高めているBambu Lab。
そんな新進気鋭のブランドが展開する"エントリーモデル"が「A1 mini」です。
「最近よく見かける『Bambu Lab』の家庭用機種が気になる!」
「『A1 mini』ってどんな3Dプリンターなの?」
という方が
といった内容を理解できる記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。
それでは見ていきましょう!
Bambu Lab「A1 mini」の特徴
コンパクトな本体サイズに、特徴的なシングルZ軸形状。
気になる機能・仕様が満載の「A1 mini」。さっそく、注目すべきポイントを確認していきましょう。
「X1-Carbon」「P1P」と同じ最大500mm/sのプリントスピード
3万円台のエントリーモデルってことは、性能が良くないのでは?
その心配は無用です。
という家庭用として十分高速なスペックを有しています。
とくに、最大500mm/sという速度は、上位機種の「X1-Carbon」や「P1P」、「P1S」に匹敵。
小さくても妥協のないスペックを追求しているのが「A1 mini」なのです。
組立・取替・キャリブレーションが簡単で初心者にやさしい
「A1 mini」の第一印象として、
小さくてオモチャみたいだな…
と感じたかもしれません。
確かにサイズはコンパクト(造形サイズ180×180×180mm³)で、大型のプリントに適さないことは事実です。
とはいえ、
といった、とくに3Dプリンター初心者の方が抱く不安を解消してくれるのが「A1 mini」です。
などなど、3Dプリントを始めるまでのハードルが極限まで低くなっています。
Bambu Labの従来機種は、どちらかと言うと価格・仕様ともに中級者向け以上という印象でした。そんな同社が満を持して投入したエントリーモデルであるだけに、初心者でもつまずかないための工夫が随所に凝らされています。
AMS lite併用で4色までのマルチカラープリントも可能
「A1 mini」は、
「AMS lite」を併用することで、最大4色のマルチカラー3Dプリントも可能
です。
「AMS lite」とは、「A1 mini」のリリースと同時に発表されたBambu Labのマルチカラーシステムです。準備したマルチカラープリント用データに基づいてフィラメントを切り替えて1つのノズルに供給し、最大4色を使い分けた3Dモデルのプリントを実現します。
「マルチカラー対応」に関しては、すでにBambu Labが「X1 Carbon」や「P1S」において実現してきた機能であり、さほど目新しさはありません。
とはいえ、「A1 mini Combo」の価格は「X1 Carbon Combo」や「P1S Combo」の2分の1前後です。
「『P1S』や『X1-Carbon』が気になっていたけど、高くて買えなかった…」
という方にとっては、待ってましたとばかりに手を出したくなる価格設定となっています。
ただし、「lite」という名の通り、「AMS lite」は、「X1 Carbon」や「P1P」向けマルチカラーシステム「AMS」の機能簡略化版です。
という難点があることには注意しましょう。
実際に使ってみてわかった「A1 mini」のスゴいところ3選
ここからは、「A1 mini」を実際に使ってみて感じた「ココはスゴい!」というポイントを3つの観点で紹介していきます。
コンパクトで扱いやすい【初心者にもやさしい】
一般的な3Dプリンターといえば、使い始める前に、めんどうな組み立てがあったり、そのパーツが大きかったり重かったり、最初のステップから、ちょっと初心者にはハードルがある場合も少なくありません。腕力に自信のある方や機械装置の取り扱いになれている方は問題ないかもしれませんが、そうでない方の方が多いですよね。
その点、「A1 mini」は、配送された段ボールの段階で、サイズがコンパクト、そして重量もそこまで重くありません。ちなみに、本体重量はたったの5.5キロです。
本体はほとんど組み立て済みで、ちょっとした作業を済ませれば、スムーズに電源オンまで進むことができます。
初回起動時には、騒音を減らすノイズキャンセリングなどの調整項目がありますが、これらもワンタップで実行してくれるので、非常にユーザーフレンドリー。
この扱い安さは、とくにはじめて3dプリンターに触る方にとっては、大きな魅力のひとつでしょう。
3万円台なのに高性能【カメラ搭載】
「mini」だからといって、「A1 mini」の備える機能は馬鹿にできません。
などなど、10万円を越えるような価格