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【2025最新】Bambu Lab H2シリーズ3Dプリンターのスペック・価格を徹底比較!【H2C/H2D Pro/H2D/H2S】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Bambu LabのFDM 3Dプリンター「H2シリーズ」について徹底解説・比較

を、していきたいと思います。

Bambu Labは、中国・深圳と上海、アメリカのテキサス州に拠点を持つ新興3Dプリンターメーカーです。

主力製品には「X1シリーズ」「P1シリーズ」「A1 mini」、そして本記事の主役となる「H2シリーズ」などがあり、初心者からプロ用途まで幅広く対応しています。

この記事では、

  • H2CH2D Pro/H2D/H2Sの主なスペック
  • 4機種の違い・選び方
  • 価格・発売情報(2025年11月時点)

について解説していきます。

興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください!

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管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター50機種・3Dスキャナー9機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!



H2シリーズ4機種のラインナップ

H2シリーズは、Bambu Labの最上位ラインナップとして、広大な造形サイズと高度なマテリアル対応力を兼ね備えています。

現在のラインナップは、以下の通り。

H2シリーズのラインナップ(2025年11月時点)
  • H2C(※2025年11月登場予定)
  • H2D Pro
  • H2D
  • H2S

ここからは各モデルの特徴を順番に見ていきましょう。

H2C:革新的なホットエンド交換システム「Vortek」搭載!

【衝撃】Bambu Labが革新的ホットエンド交換システムVortek搭載の3DプリンターH2Cを発表!ゴミの出ないフィラメント交換を実現する仕組みとは?発売されたH2Sの価格はなんと◯◯円...!?

H2シリーズのなかでも、業界を揺るがすホットエンド交換システムを搭載した「H2C」の特徴を確認していきましょう。

3Dプリンター業界に衝撃を与えた革新的なホットエンド交換システム「Vortek」。

「Vortek」とは、ツールヘッドの“ホットエンドのスロット”に付け替えることで、フィラメント交換を実現するという画期的なシステムです。

これまで、AMSをはじめとするマルチカラーシステムでは、どうしてもフィラメント切り替えに伴う膨大なゴミが出てしまっていました。

この長年の課題であってゴミ問題を解決してくれるのが、Bambu Labが3年の歳月をかけて開発したという「Vortek」というわけです。

そんな「H2C」のリリース時期は、11月18日と発表されています。

情報がアップデートされ次第、当メディアやYouTubeでも情報をお伝えしていきますのでウォッチしていきましょう!

H2D Pro:プロフェッショナル向けのマイナーアップグレード版

H2シリーズの最新機種である「H2D Pro」の特徴を確認していきましょう。

基本性能は「H2D」とほぼ同様。

そのうえでさらに一部の仕様が強化された「H2D Pro」は、法人向けマイナーアップグレード版といえる機種です。

「H2D」と異なる、「H2D Pro」ならではのポイントは主に以下の4つ。

  • イーサネット対応
  • 冷却ファン、ノズル(炭化タングステン)、ストレージを強化
  • AMS HT&ビジョンエンコーダー&緊急停止ボタン付属
  • 標準でレーザー・カッター等付属せず

まずは、安定したイーサネット接続やWPA2エンタープライズ認証Wi-Fi接続に対応。

さらにツールヘッドの冷却ファンが強化され、卓越した耐摩耗性を備えたノズルも搭載、加えてストレージもしっかり強化されています。

標準装備のビジョンエンコーダは、5µm分解能の光学測定を用いてツールヘッドの動きをキャリブレーションする高性能。

「H2D」以上の"プロ仕様"で、高精度な3Dプリントを実現してくれるでしょう。

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¥598,000

H2D:大型造形・多色・多素材3Dプリントを可能にする優秀マシン

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

【 #H2D 】 #BambuLab の大注目最新 #3Dプリンター を360時間以上使い倒して徹底実機レビュー!デュアルノズルの真の実力とは?導入前に絶対に知っておくべき注意点は?

H2シリーズのなかでも高精度かつ、ユーザーのクリエイティビティを広げてくれる優秀マシン「H2D」の特徴を確認していきましょう。

まず注目すべきは、大きな本体サイズ。

  • 物理的な寸法は492×514×626mm³

で、

  • シングルノズル使用時:325×320×325mm³
  • デュアルノズル使用時:300×320×325mm³
  • 2ノズル合計造形体積:350×320×325mm³

と、広大な造形エリアを提供します。

加えて「H2D」はデュアルノズルを採用しているため、異なる色や種類のフィラメントを非常に素早く切り替えて使用できます。

2色のマルチカラープリントをしたい方はもちろん、

サポート専用フィラメントを活用したい

やわらかいTPUと硬い材料を組み合わせた3Dプリントをしたい

といった方にもおすすめできる1台です。

H2S:シリーズ史上最大&複合機能付き3Dプリンター

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

【 #H2S 】 #BambuLab の大型シングルノズル #3Dプリンター を使い倒して徹底実機レビュー!複合マシンの真の実力は?導入前に知っておくべき注意点や #P2S #H2D との違いも解説!

H2シリーズの大型×複合型マシンである「H2S」の特徴を確認していきましょう。

「H2S」でプリントできる最大サイズは、

  • 幅340mm、奥行320mm、高さ340mm

と、現行のBambu Lab 3Dプリンターの中で最も大きい造形サイズを持ちます。

「H2D」よりもわずかに大きいこのサイズ感なら、大型オブジェやコスプレグッズの製作に、大いに役立ってくれるでしょう。

ただし、「H2S」はシングルノズルであるため、マルチカラーやマルチマテリアルプリント時には、切り替え回数が生じることから少々プリントの生産性に懸念点も。

その点は留意して、自分に適した3Dプリンターを選ぶべきでしょう。

そして、忘れてはいけないのが「H2S」のユニークな魅力である複合機能!

「H2S」には通常の3Dプリントに加えて、ツールヘッドなどをカンタンに交換するだけで、

  • レーザー彫刻・レーザーカッティング
  • カッティング
  • ドローイング

をすることも可能です。

たった1台導入するだけで、創作の幅をグンと広げてくれる多機能を使用できるのは嬉しいポイントでしょう。

実際に、「H2S Laser Full Combo」のレーザーの実力も実機で検証しています。

レーザーやカッティング、ドローイングといった3Dプリント以外の実力は以下で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

【H2S Laser Full Combo】3Dプリンターでレーザー加工!?Bambu Labの複合マシンでレーザー彫刻・切断&ブレードカッティング&ペンドローイング!カンタンに実行できるのか検証!



H2C/H2D Pro/H2D/H2Sのスペック比較・価格・販売情報

各機種の特徴を確認できたところで、H2シリーズのスペックや販売情報をチェックしていきましょう。

H2シリーズ販売情報

日本国内では、まず先に「H2D」が2025年6月4日に販売開始。

その後、海外では3月に発売開始となっていた「H2S」が、遅れて9月にリリース。

そして、「H2D Pro」が2025年11月7日に発売スタートとなりました。

話題のホットエンドシステムに注目の集まる「H2C」は、2025年11月18日に発表予定とのことです。

H2シリーズの価格&スペック比較

モデル名H2D ProH2D AMS ComboH2S AMS Combo
本体イメージ
メーカーBambu LabBambu LabBambu Lab
価格(サンステラ)
¥598,000 (2025-11-17 16:57 時点)
¥399,800 (2025-11-17 12:07 時点)
¥249,800 (2025-11-17 10:22 時点)
価格(SK本舗)
¥598,000 (2025-11-17 16:57 時点)
¥399,800 (2025-11-17 16:07 時点)
-
価格(Amazon)
価格(海外ストア)
-
¥399,800 (2025-11-17 10:22 時点)
¥249,800 (2025-11-17 14:30 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]492 x 514 x 626492 x 514 x 626492 x 514 x 626
本体重量[kg]313130
構造CoreXYCoreXYCoreXY
密閉
ヒートチャンバー656565
組み立て組み立て済み組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]350 x 320 x 325350 x 320 x 325340 x 320 x 340
最大スピード[mm/s]100010001000
推奨スピード[mm/s]-600-
最大加速度[mm/s²]200002000020000
最大押出流量[mm³/s]404040
最大ノズル温度[℃]350350350
最大ヒートベッド温度[℃]120120120
対応フィラメントPLA、PETG、TPU、PVA、BVOH、ABS、ASA、PC、PA、PET、カーボン/ガラス繊維強化PLA、PETG、PA、PET、PC、ABS、ASA、PPA-CF/GF、PPS、PPS-CF/GFPLA, PETG, TPU, PVA, BV OH, ABS, ASA, PC, PA, PET, Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA-CF/GF, PPS, PPS-CF/GFPLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET, PPS;
Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA, PETG, PA, PET, PC, ABS, ASA, PPA, PPS
マルチカラーデュアルノズル
AMS 2 Pro
1台で4色
最大25色
デュアルノズル
AMS 2 Pro
1台で4色
最大25色
AMS 2 Pro
1台で4色
最大24色
消費電力[W]132013201170
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]3288
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
その他イーサネット対応
ツールベッド強化冷却ファン搭載
炭化タングステンノズル搭載
AMS HT付属
ビジョンエンコーダー付属
緊急停止ボタン付属
アップグレードキットでレーザー対応可能アップグレードキットでレーザー対応可能
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



まとめ:用途・目的基準でBambu Lab H2シリーズの3Dプリンターを選ぼう!

H2シリーズは、大型造形、高温材料対応、マルチカラー/マテリアル機能といった面で、従来のBambu Lab機種を凌駕したさまざまな性能を保有しています。

しかし、各モデルにはデュアルノズルや複合機能、エンタープライズ仕様といった明確な違いもあります。

そのため、

  • どんな3Dプリントをしたいのか
  • どういった環境で使用したいのか

など、自身の用途や目的を確認しながら選ぶことをおすすめします。

なにが自分に合っているかわからない!

という方は、以下を参考に検討してみてください。

  • 革新的なホットエンド交換システムに興味津々な方は「H2C」で実力を実感
  • ビジネスシーンで活躍するプラスアルファの性能を求める方には「H2D Pro」がおすすめ◎
  • 2色・2素材による3Dプリントに活用したい方には「H2D」が最適!
  • 高品質な大型機種できるだけ低コストで導入するなら「H2S」で決まり

今後も続報が入り次第、最新情報を追記していきます。

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