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【実機レビュー】Creality Ender-3 S1 Proの使用感を徹底解説!【大人気FDM3Dプリンター】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Crealityの家庭用FDM方式3Dプリンター「Ender-3 S1 Pro」について解説&実機レビュー

していきます。

CrealityはFDM・光造形の両方式の3Dプリンターを販売する有名企業。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとしては「Enderシリーズ」が有名で、中でも「Ender-3シリーズ」はユーザーからの評価がとくに高いラインナップとなっています。

そんな「Ender-3シリーズ」の大ヒット3Dプリンターの1つが、「Ender-3 S1 Pro」。

いったいどんな3Dプリンターなのでしょうか?「Ender-3シリーズ」の他機種とはどのような違いがあるのでしょうか?

  • 「Ender-3 S1 Pro」実機の使用感
  • 「Ender-3 S1 Pro」のスゴいところ・気になるところ
  • 他の「Ender-3 S1シリーズ」との違い

について、使い勝手を交えながら実機レビューしていきたいと思います!

それでは見ていきましょう!



Creality 「Ender-3 S1シリーズ」の特徴

各機種の画像はCreality公式ページより引用。今回解説する「Ender-3 S1 Pro」は真ん中の1台。

実機レビューに入る前に、「Ender-3 S1シリーズ」の特徴について確認しておきましょう。

「特徴はいいから実機レビューが見たい!」

という方は該当箇所までジャンプしてください。


「S1」シリーズは、

  • 使い勝手の良い(「Ender-3シリーズ」における)ハイエンドモデル

といった位置づけです。

  • Ender-3 S1
  • Ender-3 S1 Pro(←今回解説!)
  • Ender-3 S1 Plus

の3機種が存在し、全機種が

  • ダイレクトドライブ式
  • オートレベリング搭載
  • 半組み立て済み

で、その使い勝手の良さが特徴です。

「S1」の特徴
  • 発表時期:2021〜2022年
  • おすすめポイント:使い勝手の良いハイエンドモデル
  • 注意点:「コスパ最強」ではない(後発の「Neo」「V3 SE」等が勝る)

3機種のスペック一覧表を掲載しておきます。「S1 Pro」ならではの特徴については次の項目で解説していきます。

モデル名Ender-3 S1Ender-3 S1 ProEnder-3 S1 Plus
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーCrealityCrealityCreality
本体サイズ(LxWxH)[mm]487 x 453 x 622490 x 455 x 625557 x 535 x 655
本体重量[kg]9.18.710.25
構造
密閉×××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 270220 x 220 x 270300 x 300 x 300
最大スピード[mm/s]160160150
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260300260
最大ヒートベッド温度[℃]100110100
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイノブ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフト---
その他LED搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



「Ender-3 S1 Pro」の特徴【S1/S1 Plusとの違い】

「Ender-3 S1 Pro」の特徴として、3つのプラスアルファに注目です。

1つ目は、

  • 造形できるフィラメントの種類が増加

です。「Ender-3 S1シリーズ」一覧表を見るとわかるように、「Ender-3 S1 Pro」はノズルの最高温度が300℃にまでアップしています。これにより、「PA(ポリアミド)」のような高温に熱する必要のあるフィラメントも使用することができるようになっています。

2つ目は、

  • 造形物の密着性が高く、かつ取り外しやすいプラットフォームの採用

です。

「Ender-3 S1 Pro」に標準搭載されているPEIばね鋼プラットフォームは、高速加熱が可能で、かつ柔軟性が高いという使い勝手の良さが特徴です。近年では、低価格帯の3Dプリンターにも標準搭載されるようになってきており、PEIばね鋼プラットフォームが使用されているかどうかはチェックしておきたいポイントです。一度使ったら、きっと他のプラットフォームには戻れないでしょう。

そのほかに、

  • 本体にLEDが搭載されたことで暗環境における操作性が向上

している点も地味ながら重要なポイントです。作業していると、よく見たい部分が自分の影になって見えづらいことが少なくありません。そんなときにポチッと明るくできる機能は想像以上に有用です。