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FDM3Dプリンターの詰まったノズルが復活!見れば得する延命措置を徹底解説【A1 mini】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

FDM3Dプリンターを使っていて、

フィラメントがうまく出ない!

といったトラブルに悩まされたことはありませんか。

それはノズル内部に古い樹脂がこびりつく、ノズル詰まりが原因かもしれません。

そこで、この記事では新しいノズルに買い替える前に試すべき“延命措置”を徹底的に解説します。

  • ベッドスリンガータイプでのノズル詰まり解消法
  • CoreXYタイプでのノズル詰まり解消法

今すぐ簡単に対処できる方法を紹介していくので、コストをかけずに3Dプリント品質を取り戻す方法を習得していきましょう!

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管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
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詰まったノズルが復活!?フィラメントが出なくても買い替え不要!見れば得する”延命措置”(コールドプル)について解説! #3Dプリンター #bambulab #a1mini #p1s



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【基礎】3Dプリンターのノズル詰まりの原因と解消法

Bambu Lab A1 miniでプリントしている様子

3Dプリンターのノズル詰まりは、多くのユーザーが直面する避けられないトラブルの1つです。

とはいえ、原因や正しい解消法を知らないまま、すぐに部品を交換してしまう方は少なくありません。

まずは、

  • ノズル詰まりが発生するサイン
  • ノズル詰まりを解消する基本の手法

について理解を深めていきましょう。

カッカッカッという異音はノズル詰まりのサイン

A1 mini

3Dプリンターを稼働させている最中に、カッカッカッという聞き慣れない異音が鳴り響いたことはないでしょうか。

正常に動作しているときには“絶対に聞こえない”この音は、フィラメントを押し出すエクストルーダーが空転しているサインです。

3Dプリンターの様子を見にいくと、いつもと同じ設定でプリントしているはずなのに、フィラメントがうまく出てこない状態に陥っているケースがほとんどでしょう。

フィラメントがうまく出てこないと、作品の層がスカスカになったり、途中で造形が失敗してしまったりすることが頻発します。

このような状態になったとき、すぐに新しいノズルを注文しようと製品ページを開くのは少し待ってください。

適切な対処法を知っていれば、わざわざ新しいノズルを購入しなくても、見事に元の状態へ復活させることが可能です。

ノズル交換の前に試したい「コールドプル」とは?

A1 miniでのコールドプル

ノズル詰まりが起きた際、試したい解消法が“コールドプル”です。

コールドプルとは、フィラメントを特定の温度まで冷やした状態で引っ張り出すという、シンプルな手法。

正しくコールドプルを実行すれば、左側が欠けたような残念な仕上がりのプリントも、右側のような完璧な仕上がりへと元通りになります。

左:プリント失敗/右:プリント成功

初心者にとっては少しハードルが高く感じるかもしれませんが、手順を覚えれば誰でも簡単に実行できるのが魅力です。

新しい部品を買う前に、まずはこの延命措置を試すことで、無駄な出費を抑えながら3Dプリンターを長く使い続けることができます。

この方法はBambu製品に限らず、市場にある多くのFDM3Dプリンターで活用できる汎用性の高いテクニックです。

ノズル詰まり解消にコールドプルが有効なのは何故?

A1 miniにフィラメントを入れる

コールドプルがノズル詰まりを解消する仕組みは、フィラメントの温度変化を利用した物理的な汚れの除去にあります。

PLAフィラメントの場合、220℃付近でドロドロに溶けますが、100℃付近まで下がると柔らかさを保ちつつ固まり始めます。

溶けすぎず、硬すぎない絶妙な状態のフィラメントをノズル内に作り出すことが、コールドプルの最大の鍵となります。

その状態でフィラメントを力強く引き抜くことで、ノズル内部にこびりついた焦げや不純物をフィラメントと一緒に絡め取ります。

引き抜いたフィラメントの先端を見ると、元の色とは違う黒い汚れが付着していることがはっきりと確認できるはずです。

1度の引き抜きで汚れが完全に取りきれない場合でも、この作業を何回か繰り返すことで、徐々に汚れがなくなっていきます。

カッカッと空転していた状態から、スルスルと滑らかにフィラメントが出てくるようになれば、ノズル詰まりの解消は成功だといえるでしょう。



【A1 miniで実践】ベッドスリンガータイプのノズル詰まり解消法

A1 mini

Bambu Lab「A1 mini」のような、

  • ベッドスリンガータイプの3Dプリンター

での、ノズル詰まり解消法を解説します。

コールドプルを実行し、詰まったノズルを復活させるための詳しい手順と注意点を見ていきましょう。

機種特有の構造を理解していないと、メンテナンス中に思わぬトラブルや火傷などのケガを招く恐れがあるため注意しながら作業を進めましょう。

ホットエンドの取り外しとフィラメントの処理

シリコンカバーを外した状態

まずはエクストルーダーの温度を100℃程度に設定するところから始めましょう。

100℃は、PLAフィラメントが柔らかくもあり、かつ固まり始めるという温度帯です。

設定した100℃に到達したら正面のカバーを外し、続いてシリコンカバーも外して、ホットエンドを本体から取り外します。

ペンチなどでホットエンドを取り外す

作業中、ホットエンドはまだ熱を帯びているため、絶対に素手で直接触らないように注意しましょう!

火傷を防ぐために耐熱性のあるグローブを着用するか、ペンチなどの工具の活用を推奨します。

ホットエンドを取り外したら、内部に残っている古いフィラメントをペンチでしっかりと挟んで引っ張り出しましょう。

古いフィラメントを引っ張り出す

フィラメントが完全に冷え固まってしまうと抜けなくなるので、サッと手際よく作業を進めることがポイントです。

専用ピンを使ったノズル清掃とフィラメントの挿入

フィラメントを挿入

古いフィラメントを取り除いたら、ホットエンドをエクストルーダーに戻し、再びフィラメントを挿入する準備を行います。

今度はPLAが完全に溶ける220℃程度に温度を設定し、ホットエンドを加熱していきましょう。

新しいフィラメントの切れ端を用意し、左側のレバーを引きながら、エクストルーダーの奥へと押し込んでいきます。

しかし、ノズルが重度に詰まっていると、フィラメントがうまく内部へ入っていかないことが多々あります。

そんなときは大抵の3Dプリンターに同梱されている、ノズルの穴を掃除するための専用ピンを活用しましょう。

ノズルの穴を掃除するための専用ピン

標準的な0.4ミリノズルであれば、専用ピンを下から突っ込んでゴシゴシと掃除してあげることで、フィラメントの通りが劇的に良くなります。

専用ピンを下から突っ込んで掃除する

ただし、ピンを差し込む際やフィラメントを押し込む際には、ドロドロに溶けた高温の樹脂が落ちてくるため軍手などで手を保護してください。

100℃に冷やして引き抜くコールドプルの実践

コールドプル

フィラメントをノズルの奥まで完全に挿入できたら、いよいよ仕上げとなるコールドプルを実践していきます。

先ほど220℃まで上げたホットエンドの温度を再び100℃まで下げて、フィラメントが適切な硬さになるのを待ちます。

フィラメントが溶けすぎず、かつ硬すぎない100℃あたりまでしっかり冷えたことを確認したら、思い切ってフィラメントを引き抜きましょう。

うまく引き抜くことができるとフィラメントの先端が細長い形状になり、そこにノズル内部の汚れが付着して出てきます。

上:汚れたフィラメント/下:綺麗になってきたフィラメント

1回で綺麗にならないことも多いため何回かこのコールドプルを実行して、引き抜いたフィラメントに汚れがつかなくなるまで繰り返します。

フィラメントの先端が元の色のまま綺麗になってきたら、見事にノズル詰まりが解消された証拠です。

これにより、トラブル前と同じように、スルスルとスムーズにフィラメントが押し出される快適な状態へと復活します。



【P1Sで実践】CoreXYタイプのノズル詰まり解消法

Bambu Lab P1S

次に、Bambu Lab「P1S」のようなCoreXYタイプの3Dプリンターのノズル詰まり解消法を見ていきましょう。

ベッドスリンガータイプとは異なる構造を持っているため、CoreXYタイプではアプローチや分解手順も異なります。

複雑な構造を持つ3Dプリンターでも、安全にコールドプルを行うための手順を習得していきましょう。

マルチカラーシステムの取り外しとカバーの分解

マルチカラーシステムを本体から下ろす

「P1S Combo」のような機種には、本体の上部に複数のフィラメントを管理するマルチカラーシステムが搭載されている場合が多いです。

コールドプルの作業を安全に行うためには、まずマルチカラーシステムを本体から下ろして、作業スペースを確保しましょう。

また、CoreXYタイプのプリンターは、手動でホットエンドを上下に動かすことができないという構造的な特徴があります。

そのため、作業の邪魔にならないように、本体上部のフタもしっかりと開けてからメンテナンスに取り掛かりましょう。

本体上部のフタを開ける

それができたら、フィラメントチューブを取り外すため、マグネット式になっている「P1S」の正面カバーを取り外します。

カバーを外すと内部の配線が見えるので、ホットエンド周辺にささっているケーブル類を慎重に引っこ抜いておきましょう。

カバーを外すと内部の配線が見える状態

これで、事前準備はOK。

これらを行っておくことで、後続のチューブ取り外しやフィラメント挿入の作業をスムーズに進めることができます。

チューブの引き抜きとフィラメント挿入

チューブをエクストルーダーから引き抜く

カバーとケーブルを取り外したら、次はフィラメントを導いているチューブをエクストルーダーから引き抜く作業に移ります。

チューブの入口の両脇には小さな6角ネジが配置されているので、これを専用の工具を使って少しだけ緩めます。

小さな6角ネジを少し緩める

その後、チューブの根本部分を下に強く押し込みながら、チューブ全体を上に向かってまっすぐに引き抜きましょう。

チューブ全体を上に向かってまっすぐに引き抜く

その後、ホットエンドを220℃程度に加熱した状態にします。

そこに短く切ったフィラメントの切れ端を、ノズルの先端に向かってゆっくりと確実に押し込んでいきます。

フィラメントが完全にノズルの奥まで押し込まれた状態になるまで、しっかりと力を加えることが大切です。

フィラメントが綺麗な状態になるまで、何度か繰り返しましょう。

コールドプルで使用するフィラメントの色選び

短いフィラメントの切れ端をノズルに押し込む際、最後にプリントで使っていたフィラメントとは“全く別の色”を用意することをおすすめします!

たとえば、直前まで黒いフィラメントを使っていたのであれば、コールドプル用には赤いフィラメントや白いフィラメントを使うと良いでしょう。

別の色を使うことで、新しいフィラメントがノズルの奥まで完全に挿入されたかどうかを視覚的にすぐ判断できるようになります。

また引き抜いた際にも、異なる色のフィラメントの先端に古い樹脂や黒い汚れが付着していれば、汚れが取れたことが一目でわかります。

まだ元の色が混ざって出てくるようであれば、ノズル内部の古い樹脂が抜けきっていない証拠なので、何度か繰り返す目安になります。

このような簡単な工夫を取り入れるだけで、メンテナンスの精度が格段に向上し、より確実なノズル詰まり解消が実現できるといえるでしょう。

適切な温度管理によるコールドプルを実行

コールドプル

フィラメントが完全に押し込まれたら、ホットエンドの温度を100℃程度に設定して、しっかりと冷やします。

温度が100℃に達したら、エクストルーダーに備わっているアンロードボタンを押しながら、フィラメントを上へと引き抜きます。

もし、引き抜いたフィラメントの先端に汚れがついておらず、形状も不自然な場合はコールドプルがうまくいっていない証拠です。

使用しているフィラメントの種類やメーカーによっては、引き抜きに最適な温度が100℃から微妙に異なる場合があります。

うまくいかないときは温度を少し調整し、再度コールドプルを実行してみましょう。

正しく実行できるとノズルの先端近くに相当する部分の汚れが、フィラメントにしっかりと付着して取れているのがわかります。

フィラメントに汚れが付着している

何回か同じ引き抜き作業を繰り返し、抜いたフィラメントが綺麗な状態になれば、「P1S」でのコールドプルは完了です。



コールドプルはノズル詰まり予防にもおすすめ!

汚れたフィラメント

フィラメントが出なくなってから、慌ててノズルを買い替えていた!

という方も多いでしょう。

ですが、今回紹介したコールドプルはノズル詰まりの予防にも役立ちます。

まだノズルが詰まっていないという方でも、時折メンテナンスの1環としてコールドプルを実行しておくことを強く推奨します。

定期的にノズル内部の微細な汚れや焦げを取り除くことで、ノズル自体の寿命を大幅に伸ばせます。

結果として、3Dプリントの失敗を減らし、安定した品質を長期にわたって維持できるようになるでしょう。

たとえば、シームやファジースキンといった機能を活用して作成した、表面がザラザラしたモデルのプリントは“ノズルが肝”といっても過言ではありません。

表面がザラザラしたモデルのプリント

ファジースキンを使用すると、モデルの表面に意図的に微細な凹凸を作り出し、積層痕を目立たなくする美しい効果が得られます。

しかし、このような繊細な出力を持続するためには、ノズルからフィラメントが均一かつスムーズに押し出されることが大前提です。

もし、ノズルが少しでも詰まり気味であれば、ファジースキンのような細かな凹凸を正確に表現することは到底できません。

プリント失敗を避け、高品質な作品を生み出すためにも、ご自身の持っている手元の3Dプリンターで定期的にコールドプルを試してみてください。



ノズル詰まりを解消して快適な3Dプリント生活を

ホットエンド

FDM3Dプリンターで頻発するノズル詰まりの解消法として、コールドプルは効果的な解消法です。

ノズルは消耗品ですが、適切なメンテナンスを施すことで寿命を大幅に延ばし、無駄な出費を抑えることが可能です。

ぜひ、今回紹介した手法を日常的なお手入れに取り入れ、快適で高品質な3Dプリント生活を存分に楽しんでください。


動画でレビューをチェックしたい方はこちら!

この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。

実際の装置の動きを含めた、動画ならではの内容が盛りだくさんの解説をお楽しみください!

詰まったノズルが復活!?フィラメントが出なくても買い替え不要!見れば得する”延命措置”(コールドプル)について解説! #3Dプリンター #bambulab #a1mini #p1s

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