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どのフィラメントを使えばいいの?種類と選び方完全ガイド!【FDM3Dプリンター】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、FDM3Dプリンターで使用するフィラメントの種類と選び方について解説していきます。

FDM3Dプリンターの材料となる「フィラメント」。どんな色・材質のモノが仕上がるかは材料のフィラメント次第です。そんなフィラメントですが、

「Amazonで安く購入できるフィラメントしか使ったことがない。。。」

「いつもなんとなく同じフィラメントを選んでしまっている。。。」

という人も多いのではないでしょうか?

世の中には多くのフィラメントが出回っています。有名どころを数え上げるだけでも、その数ざっと50種類以上。正直、

「どのフィラメントを選べば良いのかわからない!」

という方がほとんどでしょう。そこで今回は、

  • FDM3Dプリンター初心者で、フィラメントの選び方を知りたい
  • いつも使っているフィラメント以外のブランド・種類にも興味がある

という方の参考になるように、フィラメントの種類と選び方について徹底解説していきます。

作りたいモノに合わせて適切なフィラメントを使いこなすことができれば、あなたの3Dプリンターモノづくりの幅はグンと広がること間違いなしです。最後までぜひご覧ください。

この記事を書いているのはどんな人?

3Dプリンター関連メーカー勤務経験

3Dプリンター特許出願経験

3Dプリンター22機種・3Dスキャナー5機種の使用経験

3Dプリント品販売点数800個以上

YouTubeで毎日3Dプリンター関連動画(実機レビュー多数)をアップ中!

それでは見ていきましょう!



  1. 3Dプリンター用フィラメントとは?
  2. こんなにたくさん!3Dプリンター用フィラメントの種類一覧
    1. PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)
    2. ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン、Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)
    3. PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、Glycol modified polyethylene terephthalate)
    4. TPU(熱可塑性ポリウレタン、Thermoplastic Polyurethane)
    5. PA(ポリアミド、Polyamide)
    6. PC(ポリカーボネート、Polycarbonate)
    7. ASA(アクリロニトリル-スチレン-アクリレート、Acrylonitrile-Styrene-Acrylate)
    8. PVA(ポリビニルアルコール、Polyvinyl alcohol)
  3. どのブランドのフィラメントを選べば良い?
    1. 装置メーカーに合わせる必要はない
    2. フィラメントの直径と推奨造形温度に注意しよう
    3. レビューを参考にしつつ、少量買って試してみる
  4. フィラメント選びの参考になるスペック(推奨パラメータと物性値)
    1. エクストルーダ温度(Extruder temperature、Printing temperature)
    2. ヒートベッド温度(Bed temperature、Platform temperature)
    3. プリントスピード(Printing speed)
    4. 曲げ強度(Tensile strength)
    5. シャルピー衝撃強さ(Charpy impact strength)
  5. 初心者におすすめのフィラメントの種類は?
    1. まずはPLAを使ってみよう
    2. 3Dプリンターに慣れたらPETGやABSなどに手を出してみよう
    3. さまざまなフィラメントを試して実用品のプリントにも挑戦
  6. まとめ 〜適切なフィラメントを選んでプリントの幅を広げよう〜
    1. フィラメント選びに必要な色や詳細なスペック(物性値)を調べるには…
    2. 各ブランドが展開するフィラメントについて詳しく知りたい!という方は…

3Dプリンター用フィラメントとは?

3Dプリンター用フィラメントの例(出典:Polymaker, Anycubic)

そもそも3Dプリンター用のフィラメントとは何か?ということに触れておきましょう。

フィラメントとは、FDM方式の3Dプリンターで使用される材料の樹脂

のことです。細長い繊維状に加工されており、上の図のようにスプールに巻かれています。

フィラメントは固体の状態でエクストルーダー(押出機)に供給され、融点まで加熱されます。溶けたフィラメントは小さなノズルから押し出され、ヒートベッド(プラットフォーム)上に積層されていきます。ノズルが縦横無尽に動き回ることで、3次元の立体構造物が形作られていきます。

フィラメントの種類によって、色や材質はさまざま。エクストルーダーやヒートベッドに設定すべき温度や、ノズルを動かす適切な速度も異なります。自身の作りたいものや所有している(あるいは購入予定の)3Dプリンターのスペックに応じて適切なフィラメントを選ぶことが重要です。

こんなにたくさん!3Dプリンター用フィラメントの種類一覧

3Dプリンター用フィラメントにはいろいろな種類があります。色や硬さが異なるだけでなく、バイカラーやレインボーといった装飾性の高いものや、サポート材専用フィラメントのような変わり種も存在します。

一例として、多数のフィラメントを扱うeSUNのフィラメントの一部を見てみましょう。

フィラメント名PLA PluseSilk-PLA MagiceSilk-PLA RainbowPETGABSWoodeTPU-95AePA-CFPVA
イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーeSUNeSUNeSUNeSUNeSUNeSUNeSUNeSUNeSUN
Orange
Fire engine red
Grey
Brown
Light brown
Red
Olive green
Green
Cold white
Dark blue
Pine green
Purple
Pink
Blue
Magenta
Light green
Light blue
White
Beige
Gold
Silver
Black
 Red-Blue
 Green-Blue
 Gold-Silver
 RainbowSolid Black
Solid White
Grey
Solid Silver
Orange
Solid Orange
Fire engine red
Blue
Green
Black
White
Grey
Silver
Natural
NaturalBlack
White
Grey
Natural
Transparent Orange
Transparent Yellow
Transparent Green
Transparent Blue
NaturalNatural
ヒートベッド温度[℃]45-6045-6045-6075-9095-11045-6045-6045-6045-60
エクストルーダ温度[℃]210-230190-230190-230230-250230-270210-230220-250260-300180-230
推奨プリントスピード[mm/s]40-10040-10040-10040-10040-10040-10020-5040-10020-50
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。
一般購入しやすいフィラメントとして、Amazonで購入できる種類・色を中心に記載。時期によって購入できる種類・色が異なる場合もあるため注意。

1つのブランドに限っても、非常に多くのフィラメントが取りそろえられていることがわかりますね。

フィラメント名だけ見てもどのような性質を持つフィラメントなのかわかりにくいかと思います。eSUNの例に限らず、ここからは主なフィラメントの種類について簡単に解説していきます。

初心者の方で、まずはおすすめのフィラメントの種類を知りたい方は「初心者におすすめのフィラメントの種類は?」の項目にジャンプしてください。

自分で好きなフィラメントを比較したい!詳細スペックを知りたい!という方は…

フィラメント選びに必要な色や詳細スペック(物性値)を調べるには、無料のフィラメント比較ツールが便利です。各ブランドの公式ページを徘徊する手間を省くべく作成しましたので、ぜひ一度使ってみてくださいね!

Age of 3DPが提供するフィラメント比較ツールのイメージ



PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)

「PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)」は、

  • もっとも広く使用されているフィラメントの1つ

です。生分解性プラスチックの1種で、トウモロコシなどの植物を原料として生産されることから、環境にやさしいフィラメントとされています。

PLAのメリットは以下の通りです。

  • 低価格
  • ABSよりも変形しにくく、プリント品質が高い
  • 生分解性プラスチックのため、環境にやさしい

扱いやすく、コスパも高いことから、初心者にも人気のスタンダードなフィラメントです。

一方、

  • 熱や衝撃への耐性はいまひとつ

です。機械的特性に際立った特徴を求めるのであれば、後述する他のフィラメントを検討しましょう。

販売しているブランドは?

基本的にどのブランドも販売しています!

人気が高くユーザも多いPLAには、

  • 装飾性の高いフィラメントも多数存在

します。光造形3Dプリンターの材料であるレジンよりもその数は豊富です。フィギュアやオブジェを制作する際にはいろいろなブランドのPLAを眺めてみると新たな発見があることでしょう。

機能性・装飾性が高いPLAをいくつか紹介していきます。

高速プリント対応

「高速プリント対応PLA」は、流動性の高さや放熱性の高さに特徴があり、通常のPLAよりも速いプリントスピードに対応できるフィラメントです。

その最大プリントスピードは300〜600mm/sで、2023年以降続々登場中の超高速プリントが可能な

  • Creality「K1シリーズ」
  • Anycubic「Kobra 2シリーズ」
  • ELEGOO「Neptune 4シリーズ」
  • QIDI TECHの「X-Max 3」「X-Plus 3」「X-Smart 3」

等に適したフィラメントとなっています。

Wood