こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
3Dプリンター購入の基本ルートである、「Amazon」と「代理店購入」のメリット・デメリットについて解説
していきます。
家庭用3Dプリンターの価格帯は、およそ2万円〜10万円程度。決して安くはない買い物です。その上、初めて3Dプリンターを選ぶ際、聞き慣れないメーカーの製品を買うことに不安を抱く方も少なくないでしょう。
「壊れたときのメーカー保証はあるの?」
「Amazonで購入しちゃって大丈夫?」
という疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、
について徹底解説していきます。
通常の家電とは異なる3Dプリンター購入の基本と保証の必要性について、これから3Dプリンターの購入を考えている初心者の方でもスッキリわかる内容となっています。
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それでは見ていきましょう!
3Dプリンターの購入方法とメリット・デメリット
はじめに、3Dプリンターの購入方法(購入ルート)について押さえておきましょう。3Dプリンターの主な購入ルートは以下の2つです。
購入ルートによって、メリット・デメリットが異なります。自分にあった購入ルートを判断できるよう、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
Amazonで購入する
3Dプリンターに限らず、ショッピングと聞いてはじめに思い浮かぶのは、Amazonで購入することでしょう。
もちろん3DプリンターもAmazonで販売されています。ELEGOOやAnycubic、Crealityといった、家庭用3Dプリンター業界では有名な各種ブランドの3Dプリンターを手軽に購入することが可能です。
Amazonで購入するメリットは、買いやすさと価格です。使い慣れたアプリで日用品と同じような感覚で購入できるのはもちろんのこと、本体価格は基本的に他のルートよりも安い場合が多く、タイムセールでさらにお得に購入できることもあります。
一方で、注意すべきはそのサポート体制です。購入した3Dプリンターの不具合・故障時には、基本的に3Dプリンターブランドに直接問い合わせることになります。著名な3Dプリンターは、そのほとんどが中国ブランドであり、当然ながら国内メーカーのようなスムーズなやり取りは期待できない場合が多いです。言語の壁もあり、英語でやり取りする必要が生じる場合も少なくありません。
日本の3Dプリンター販売代理店を通して購入する
もう1つの主な購入ルートは、日本の3Dプリンター販売代理店を通した購入です。
著名な家庭用3Dプリンターは中国や台湾のブランドが多いことから、各ブランドは国外販売を請け負う代理店を通して3Dプリンターを現地販売していることが多いです。
日本でも、いくつかの3Dプリンター専門の販売代理店が存在しています。SK本舗はその1つで、ELEGOOやAnycubic、Crealityといった著名なブランドはもちろんのこと、PhrozenやMINGDAといったAmazonでの取り扱いが少ないブランドまで幅広く取り扱われています。
販売代理店を通した購入の一番の魅力は、そのサポート体制です。Amazonで購入する場合との最大の違いであり、一番の魅力と言っても過言ではないでしょう。
SK本舗の例を見てみましょう。SK本舗で購入した3Dプリンターには、以下のような特別サポートが付帯しています。
- サンプル出力までのメールサポート
- 初期不良時の無償交換
- 1年以内の無償修理
- SK本舗特製3Dプリンターガイド冊子
日本語でメールサポートしてくれることや、初期不良時の無償交換、1年以内の無償修理が標準付帯となっているのは非常に心強いです。Google翻訳と格闘しながら見知らぬ海外ブランドとやり取りをしなくて済むのはありがたいですね。
一方で、Amazonと比べると製品価格は高いことが多いです。製品の価格帯にもよりますが、数千円〜数万円ほど高くなることが多いです。代理店がブランドとユーザの間に入ることで、多少値段が上がってしまうことは注意しておきましょう。
日本の3Dプリンター販売代理店を通して購入するルートのメリット・デメリットについて整理しておきましょう。
その他の購入ルート
その他にも、3Dプリンターブランドが直販するECサイトや、AliExpressを介した購入ルートも存在します。海外のサイトを使用する使いにくさや、関税・輸送料の都合で価格が見かけ以上に上乗せされるといったデメリットがある点に注意しましょう。
まれにオフラインで購入できる場合もあります。どうしても実物が動いている様子を見てから購入する際は、オフラインで販売されている場所を探してみても良いでしょう。
確認しておきたい保証の種類(無料保証・延長保証)
3Dプリンターの保証にはどのような種類があるのかについても確認しておきましょう。
再度3Dプリンター販売代理店であるSK本舗の例を見てみます。
【追加料金なし】初期不良時の無償交換・1年以内の無償修理
すでに紹介したように、
しています。デフォルトで
「販売価格」=「本体価格」+「特別サポート料(初期不良時の無償交換・1年以内の無償修理等)」
というシステムになっているので、追加料金は発生しません。
【追加料金】延長保証(1年・2年)
本体価格として数万円以上は当たり前の3Dプリンター。数年に渡って使用することも少なくありません。
SK本舗では、「1年保証」と「2年保証」から選べる延長保証も用意されています。
になります。
1年の延長保証でおよそ本体価格の10%程度の追加料金となっています。(例. 4万円程度の3Dプリンターに対し、1年延長保証で約4,000円)
まとめ〜「初心者」「高額機種購入時」は販売代理店を要チェック!〜
今回は、3Dプリンター購入の基本ルートである「Amazon」と「代理店購入」のメリット・デメリットについて解説してきました。
個人的には、
には特に販売代理店を介した購入をおすすめします。3Dプリンターに慣れていない方の初めての購入や、高額機種の購入というリスクに対して有効なのが「保証」です。多少値段が高くても、不具合時のサポート対応のメリットを考えれば決して高いものではないでしょう。
一方で、経験者の方が低〜中価格帯の機種を購入する際には、上手にAmazonを活用すると良いでしょう。販売代理店のセールや品揃えに目を光らせつつ、基本的にはAmazonを使って最低価格で3Dプリンターを購入する戦略がおすすめです。
Amazonで購入するか、リスクを抑えて販売代理店を活用するかの判断は、最終的には人それぞれです。購入ルートを選ぶ際に、本記事の解説内容が参考になれば幸いです!