光造形3Dプリンタをはじめよう!買っておくべき必要なもの一覧

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は、光造形3Dプリンタをはじめるにあたって買っておくべきものを紹介していきます。

この記事はこんな方におすすめ!
  • 光造形3Dプリンタをはじめるために最低限必要なものを知りたい
  • 光造形3Dプリンタを使ううえで、あると便利なものを知りたい
  • 光造形3Dプリンタをはじめる前に知っておくべきポイントを押さえたい

それでは見ていきましょう!



はじめに

前提として、私うのちゅ〜は、3万円以下で買える家庭用3Dプリンタ「ELEGOO MARS 2」を使用しています。3Dプリンタがこの値段で買えてしまうのは驚きですよね!

ELEGOO MARS 2には、以下のようにいくつか便利な備品がセットになっています(Amazon販売ページより)。

ELEGOO MARS 2 セット内容
  • Mars 2 3Dプリンター
  • ビルドプラットフォーム(造形物が作られていくところ)
  • レジンタンク
  • USB(2GB)
  • 金属スクレーパー(造形物をプラットフォームから外すときに使用)
  • プラスチックスクレーパー(フィルムから硬化したレジンを剥がすときに使用)
  • マニュアル
  • じょうご(10枚)
  • 計量カップ
  • バックアップネジ
  • ULアダプター
  • シリコンゴムシール
  • ツールキット(ニッパー、六角レンチなど)

ところが、3Dプリンタを使い始める前に揃えておくべきものは他にもあります。ネットで検索すると、いろいろな方が買い揃えたものを知ることができますが、人それぞれなので何を買えば良いか迷ってしまいますよね…

そこで今回は、私が実際に買ってよかったもの・不要だったものについて、必要度順に紹介していきます。

必要度表記について

絶対必要!:

評価 :5/5。

あったほうがいい!:

評価 :4/5。

なくてもいいけどあると便利!:

評価 :3/5。

なくてもいいかな…:

評価 :2/5。

不要:

評価 :1/5。



3Dプリンタを買う前に知っておきたいポイント

3Dプリンタを買っておくべき必要なものの紹介に入る前に、私自身が買い物前に知っておきたかったポイントを紹介しておきます。

3Dプリンタ以外にも揃えておくべきもの多数

3Dプリンタを買うだけでは作業開始できません。材料であるレジンをはじめ、造形物を扱うための工具や、洗浄のための細々とした消耗品が必要になります。

これらを揃えるためには当然お金がかかります。だからこそ、本体価格がお手頃な「ELEGOO MARS 2」はおすすめです。上位モデルの「ELEGOO MARS 2 Pro」との選択に迷う方もいると思いますが、1万円近い価格差を考えると、「Pro」である必要はないのではないかというのが個人的な意見です。

工具・消耗品はある程度セットになっている

「ELEGOO MARS 2」のセットには、上述のようにある程度の工具と消耗品が入っています。重複して購入してしまうのはもったいないので、事前にチェックしておきましょう。消耗品はすぐになくなってしまうので、セットに入っていても別途購入することをおすすめします。

100均を賢く活用すべき

3Dプリンタがお手頃価格でも、周辺備品にお金をかけすぎると合計金額がかさんでしまいます。とはいえ、安物の粗悪品ではかえって損してしまう場合もあります。

大切なのは、100均のように安く購入できるお店を賢く利用することです。必要な備品にお金をかけるためにも、100均のクオリティで十分な備品の購入には積極的に利用していきましょう。

以下の紹介では、100均で購入可能なものの冒頭に【100均】表示してわかりやすくしています。



3Dプリンタをはじめる前に買っておくべき必要なもの一覧

ここから、3Dプリンタをはじめる前に買っておくべき必要なものの紹介に入っていきます。

私自身、購入前にいろいろ調べて実際に使ってみましたが、「絶対に必要!」と思うものもあれば、「なくてもよかったかな…」と思うものもありました。

私個人の感想を含んでいますが、購入するときの参考にしていただければ幸いです!

水洗いレジン

水洗いレジンの必要度:

評価 :5/5。

3Dプリンタ本体にレジンはついていません。色や種類がさまざまなので、好みのレジンを購入しましょう。

ここでおすすめなのが、「水洗いレジン」です。「水洗いレジン」でない通常のレジンの場合、3Dプリント後にIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄する工程が必要になります。一方、水洗いレジンの場合は水で洗浄するだけで済みます。必要な容器も少なくなるので、特に希望がない場合は水洗いレジンを購入しましょう。

私は、装置と同じELEGOOの水洗いレジン(白)を購入しました。また、ELEGOOの透明タイプが購入できなかったため、SK本舗の水洗いレジン(透明色)も購入しました。

ゴム手袋・マスク・安全メガネ

ゴム手袋・マスク・安全メガネの必要度:

評価 :5/5。

レジンを扱うために必要です。必ず使うようにしましょう。換気も忘れずに!

ゴム手袋は100均でもOKですが、白い粉がついてしまう場合があります。たくさん消費するものなので、「粉なし(パウダーフリー)」のものをまとめて買ってしまうのがおすすめです。

安全メガネに関しては、普段メガネをかけていない方におすすめします。洗浄時など、不意にレジンやアルコールが飛散する場合に備えて眼を保護してくれます。100均の簡易的なもので良いので、ぜひ用意しておきましょう。

キムワイプ・無水エタノール

キムワイプ・無水エタノールの必要度:

評価 :4/5。

3Dプリンタを販売するSK本舗さんの動画で紹介されていたことから購入しました。レジンを入れる容器(レジンタンク)を掃除するために使用します。

通常のティッシュと違い、キムワイプは水分を含んでもボロボロになりません。アルコール(無水エタノール)を使った洗浄の際に重宝します。

【100均】ろ紙・茶こし

ろ紙・茶こしの必要度:

評価 :4/5。

造形後に残ったレジンや造形物の洗浄水の濾過に必要で、出番の多いろ紙・茶こし。コーヒーフィルタなども使えるようです。100均でゲットしましょう。

「ELEGOO MARS 2」のセットにはろ紙(じょうご)が入っていますが、10枚だけです。すぐになくなってしまうので、別途購入しておくことをおすすめします。

【100均】ヤスリ

ヤスリの必要度:

評価 :4/5。

光造形3Dプリンタには、サポート材と呼ばれる支えが必要となります。作りたい造形物を支える構造なので、造形後に外すことになります。この部分を外した後にはどうしてもイヤな凹凸が残ってしまいます。ヤスリはこの跡を消す目的で使用します。100均で購入しましょう。



【100均】30cm四方程度の大きめの容器

大きめの容器の必要度:

評価 :4/5。

3Dプリンタを使うときは、レジンが周りに飛び散らないように作業するように注意しましょう。プラットフォームから造形物を外すときや、清掃時に注意です。

周囲に防水シート等を引いても良いですが、おすすめは大きめの容器の中で作業をすることです。作業のたびに準備する必要がありません。20cm程度の深さがあるとなお良いです。

予備FEPフィルム

予備FEPフィルムの必要度:

評価 :3/5。

「FEPフィルム」はレジンタンクの底の部分のフィルムです。光造形のための光を通す部分であり、レジンを固めるうえで、傷のない状態を保つ必要があります。

FEPフィルムは非常に薄く、傷つきやすいです。予備のフィルムがないと、傷が入った場合に作業が止まってしまいます。

「ELEGOO MARS 2」には予備のFEPフィルムが入っていません(ちなみに、「ELEGOO MARS 2 Pro」には2枚入っています)。予備のFEPフィルムか、後述する予備のレジンタンクは用意しておきたいところです。

予備レジンタンク

予備レジンタンクの必要度:

評価 :3/5。

予備レジンタンクにはFEPフィルムが取り付け済みで、FEPフィルムが傷ついたときの保険とすることができます。

予備レジンタンクを用意するもうひとつの利点は、色違いのレジンを入れ替えるときの手間が減らせることです。同一のレジンであれば軽めの掃除でも大丈夫ですが、種類が異なる場合にはそうはいきません。入れ替え前のレジンをしっかり取り替える必要があります。レジンタンクがもうひとつあれば、レジンごとに使うタンクを分けることができます。白色と透明色など、2種類以上のレジンを使う予定がある方は、予備レジンタンクの購入を検討しましょう。

【100均】レジン保存容器

レジン保存容器の必要度:

評価 :3/5。

使用後のレジンを保存する容器も用意しておきましょう。濾過してもとの容器に戻す手もありますが、空気にさらし、紫外線も当てているレジンを未使用のものと混ぜるのは考えものです。個人的には、レジンを保存できる密閉容器に入れて保存することをおすすめします。

保存時は紫外線を当てないようにするか、遮光容器を使用しましょう。

【100均】アルコール噴霧用スプレー

アルコール噴霧用スプレーの必要度:

評価 :3/5。

上述の無水エタノールを移し替えて噴霧するためのスプレーが必要です。アルコールの使用を推奨しないスプレー容器もあるので注意しましょう。



【100均】ブラシ

ブラシの必要度:

評価 :3/5。

水洗い時やヤスリがけの後処理にはブラシがあると便利です。

ちなみに、上で紹介したELEGOOの水洗いレジンにはブラシがついています。ELEGOO製レジンを購入する場合には別途ブラシは購入しなくて良いでしょう。

【100均】水洗い用密閉容器

水洗い用密閉容器の必要度:

評価 :3/5。

ネットで検索すると、水洗いレジン造形後の洗浄のため、密閉状態でシェイクできるマルチシェイカーがおすすめされていたりします。洗浄用に密閉できる容器を用意しておきましょう。

スクレーパー

スクレーパーの必要度:

評価 :2/5。

SK本舗さんの動画で次のスクレーパーを別途購入することが勧められていました。

確かにテストプリントデータをプラットフォームから外すのはとても大変です。付属のスクレーパーで取り外すのはかなりの力が必要でした。オルファのスクレーパーの方が確かに外しやすいように感じます。

一方で、そこまで大型の造形物でない場合などは、付属のスクレーパーでも十分対応可能です。別途購入するのは必要を感じてからでも良いでしょう。

【100均】液漏れ防止バット

液漏れ防止バットの必要度:

評価 :2/5。

液漏れ防止のため、装置の下にバットを置いたり、周辺に防水シートを敷くことが勧められていたりします。ただ、個人的には頻繁に周囲が汚れることはないように感じます。



3Dプリンタをはじめる前に買っておくべき必要なもの:番外編

ここからは番外編です。3Dプリンターと直接関係はありませんが、自身で3Dプリンター用のデータを作成する際に導入して良かったものを紹介します。

トラックボールマウス

トラックボールマウスの必要度:

評価 :3/5。

腕を動かさずにポインタを操作できるのは非常に楽です。個人的には、左右にポインタを動かす動作を、ボールをサッと転がすだけで実現できるところが特に便利だと感じます。

お金かけられるなら1万円を超えるような高性能品に投資しても良いでしょう。ただ、トラックボールマウス初心者であれば5,000円程度の品でも十分違いを感じられるでしょう。

外部ディスプレイ

外部ディスプレイの必要度:

評価 :3/5。

外部ディスプレイも3Dデータの作成時に重宝します。Blenderなどのソフトウェアだけで1画面が占有されてしまうため、検索など他の作業用に外部ディスプレイがあると生産性が向上します。

個人的には、Blenderの勉強をする際、YouTubeの動画を見ながら操作するための必須アイテムでした。

おわりに

今回は、光造形3Dプリンタをはじめるにあたって買っておくべきものを必要度順に紹介してきました。

はじめて3Dプリンタを購入する場合など、何を揃えれば良いのかわからない!という方は少なくないかと思います(私もそうでした)。

そんな3Dプリンタビギナーの方も、必要品を一通り揃えて3Dプリンタデビューしましょう!