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【2023】3Dプリンターで副業!稼げるおすすめ5選【経験談アリ】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は

3Dプリンターに関わるおすすめの副業を5つ紹介

していきます。

3Dプリンターを趣味としている方の中には、

3Dプリンターを副業にできないかな…?

と考える方も多いのではないでしょうか?

実際、世の中には3Dプリンターに関わる副業で収益を上げている方がたくさんいます。この記事を執筆している筆者自身も、

  • 3Dプリンターをはじめて半年以内で、月5万円以上の収益を達成

しています。

今回はそんな筆者の視点から、「3Dプリンター ✕ 副業」 をテーマとしたおすすめのマネタイズ方法を厳選して5つ紹介していきます。それぞれの副業の

  • メリット・デメリット
  • 稼ぎやすさ
  • はじめやすさ
  • 稼げる金額

について一気に解説していくので、ご自身のスタイルにあった3Dプリンター副業の参考にしてみてください!

この記事を書いているのはどんな人?

3Dプリンター関連メーカー勤務経験

3Dプリンター特許出願経験

3Dプリンター10台・3Dスキャナー4台の使用経験

3Dプリント品販売点数600個以上

副業で使用する3Dプリンター選びでは、「3つの注意点」を押さえることが重要です。600点以上の販売実績がある筆者が教える「選び方」と「おすすめ3Dプリンター」は後半で解説しています。

それでは見ていきましょう!



稼げる!3Dプリンターに関わるおすすめ副業5選

今回ピックアップするおすすめの副業は以下の5つです。

さっそく、おすすめ副業5選のメリット・デメリットや稼ぎやすさ、稼げる金額について確認していきましょう。

おすすめ副業①:3Dプリンターで作品を制作して販売する

3Dプリンターを用いたもっとも一般的な副業は、

3Dプリンターで作品を制作して販売する

ことです。

ECサイトやネットショップでは、3Dプリンターで出力した自身の作品に価格を設定して、日本中(あるいは世界中)の人々に販売することができます。コロナ禍の巣ごもり需要を経て、個人が作品を販売できるECサイト・ネットショップに出品したり、購入したりすることが、ますます一般的なものとなりました。

メルカリ(メルカリShops)」のようなフリマサイトのみならず、「BASE」「Shopify」のようなネットショップ、「minne」「Creema」といったハンドメイド通販サイトなど、個人が作品を販売できるECサイトは数多く存在します。クリエイター向けネットショップの「Booth」なども有名ですね。

アクティブユーザー(潜在顧客)の多い代表的なECサイト・ネットショップの例

これらの代表的なECサイト・ネットショップは

  • アクティブユーザー数が多いところもポイント

です。多くの消費者の目に触れる可能性があるため、需要のある作品を生み出すことができれば、副業として十分な収入を得ることが可能です。実際、筆者自身もこれらのECサイトを活用して継続収入が得られるようになっています。

3Dプリンターで作品を制作して販売する」の概要について把握したところで、そのメリット・デメリットについて確認し、理解を深めていきましょう。

3Dプリンターで作品を制作して販売する」のデメリット

メリット①:3Dプリンターならではの競争力のある作品が生み出せる

ネットショップやECサイトで個人が売上を上げるために重要なポイントの1つは、

  • 「オリジナリティ」

です。お客となるユーザは、そのショップでしか買えない作品を求めています。Amazonや街中のお店で購入できる品物は、見向きもされません。そのような品は、個人が作るよりも、企業が作ったほうが品質が良く、安価に購入できてしまいます。

その点、3Dプリンターを使った作品製作は有利です。企業による大量生産においては3Dプリンターの活用が進んでおらず、

  • 3Dプリンターならではの機能やデザイン性のある作品は、個人製作との相性が非常に良い

のです。

3Dプリンターを使ったヒット作品の例としては、「クッキー型」が有名です。

クッキー型は100均などでも安価で購入できますが、ハートや星型など、似たような形が多いです。一方、3Dプリンターでは自分が作りたい形状や、イラストをもとにしたオリジナルの型を製作することが可能で、かわいらしいデザインのクッキー型は非常に人気が高いです。

その他にも、変わった模様の花瓶やスマホスタンドなど、日用品のアクセントになるようなユニークな作品がヒットしています。需要のある作品であることは大前提として、キラッと光るオリジナリティを付け加えることができれば、大量生産品に負けない競争力のある作品を生み出すことも夢ではありません。

メリット②:一度モデリングすればデータを使い回せる

次のメリットは、

  • 一度モデリングしたデータを使い回せる

ことです。

3Dプリンターを使った作品製作過程のうち、時間がかかるのは3DCADや3DCGソフトを用いたモデリングです。1度売れる作品が作れてしまえば、モデリング作業を繰り返す必要はありません。つまり、

  • 一度モデリングしたデータを使って、何度も収益につなげることが可能

なのです。3Dプリンターを稼働させるための手間は毎回発生しますが、時間のかかる作業を毎回省略できるのはかなりのメリットですよね。

後述する案件受注においては、基本的に毎回モデリングすることになります。「一度モデリングしたデータを使い回せる」というメリットはECサイト作品販売の特徴と言えるでしょう。

メリット③:在庫がほとんど不要

最後に挙げるのは、

  • 在庫がほとんど不要

という点です。

物販におけるリスクの1つは、大量の在庫を抱えてしまうことです。売れない場合は不良在庫にもなり、保管スペースの問題や多額の損失につながります。また、在庫をもたずに受注生産という形を取ることもできますが、Amazonの翌日配送に慣れた現代人にとって、数週間〜数カ月後の発送を待つことは苦痛でしかありません。

一方で、3Dプリンターを使えば、在庫をほとんど持たずに販売活動をすることが可能です。

  • あらかじめデータさえ作っておけば、注文ごとに3Dプリンターを稼働させれば良い

のです。材料をもっておくことは必要ですが、これは他の作品にも使えますし、自身の趣味に使ってしまうことも可能です。実質的には「在庫不要」と言い切ってしまっても良いほどです。



デメリット①:販売単価は低くなりがち

続いて、デメリットについても見ていきましょう。

1つ目は、

  • 販売単価が低くなりがち

だという点です。

さきほど上げたクッキー型の例では、メルカリShopsでは1,000円未満、minneでも1,000円台が相場です。

スマホスタンドやアクセサリーのような作品も似たような価格帯が多く、販売単価は低いものが多いです。単価が低いと、数万円の収入を得るために何十個もの作品を販売することが必要になります。気がつくと自身の労働に見合った対価が得られていない!ということにもなりかねないため、注意が必要です。

とはいえ、花瓶のような大きめの作品では5,000円前後の作品も見られます。作品ジャンルの選択も収益化の観点では非常に重要です。

デメリット②:他の作品に埋もれない努力が必要

もう1つ注意しておきたいデメリットは、

  • 他の作品に埋もれない努力が必要

だということです。

具体的には、

  • 他の作品にはないアイディアを生み出すこと
  • 継続的な作品制作・SNS発信(ファンづくり)

が重要になります。

メリット①とつながる点ですが、個人の作品販売においては、オリジナリティが必須です。3Dプリンターがその点で有利なのはすでに述べた通りですが、売れる作品作りのためには、さらにプラスαが必要です。というのも、すでにクッキー型や花瓶、スマホスタンドのようなジャンルでは実績を上げているショップも多いためです。

このような環境で収益を上げていくためには、

  • 既存の作品にはない機能・デザインとはどのようなものか?
  • どのような作品が求められているか?

について、頭を捻ってアイディアを出していく必要があります。ここは乗り越えなければならない難関ですが、売れる作品ができるまでトライアンドエラーを繰り返していきましょう。

売れる作品ができるまでにもやるべきことがあります。作品制作過程をSNSで発信することは、もはや個人のクリエイターにとって欠かせない活動。X(Twitter)・InstagramのようなSNSを活用し、ファンづくりをしていくと良いでしょう。

立派な作品でなくても、そこからの成長を継続的に発信することで根強いファンができていきます。自分の作品を購入してくれるお客さんになってくれることも多いので、早い段階からSNS発信することをおすすめします。

「3Dプリンターで作品を制作して販売する」副業のオススメ戦略!
  • 早期からSNSを通した発信活動、ファンづくりをする
  • 単価の低いものからはじめて、徐々に単価を上げていく
  • 花瓶のような大きめの作品・付加価値の高い作品で高単価を狙う

3Dプリンターで作品を制作して販売する」の稼ぎやすさ・はじめやすさ・稼げる金額と期間

最後に、「3Dプリンターで作品を制作して販売する」の「稼ぎやすさ」と「はじめやすさ」、目安の稼げる金額と期間について確認しておきましょう。

稼ぎやすさ★★★★☆
はじめやすさ★★★★☆
稼げる金額(目安)5〜15万円
稼げるまでの期間(目安)半年〜

「3Dプリンターで作品を制作して販売する」は、

  • 稼ぎやすくはじめやすい副業

です。それなりの継続や作業が必要になりますが、軌道に乗ると安定した収益を上げることが可能で、今回紹介する中でもっともおすすめしたい副業です。

副業で使用する3Dプリンター選びでは、「3つの注意点」を押さえることが重要です。600点以上の販売実績がある筆者が教える「選び方」と「おすすめ3Dプリンター」は後半で解説しています。



おすすめ副業②:モデリングした3Dデータを販売する

次のおすすめ副業は、

モデリングした3Dデータを販売する

です。Web上のプラットフォームにアップロードした3Dデータを、使いたいと思った人がダウンロードしてくれることで収益が発生します。

代表的なプラットフォームに、「DMM.make クリエイターズマーケット」や、「Cults」などが存在します。

DMM.make クリエイターズマーケット

出典:DMM.make クリエイターズマーケット

「DMM.make クリエイターズマーケット」は、クリエイター参加型の3Dアイテム通販サイトです。出品者は

  • 手数料無料で出品・販売することが可能

です。日本のサイトなので、海外サイトを使用した販売に抵抗がある人もチャレンジしやすいプラットフォームです。

クリエイターズマーケットには11,000点以上の商品が存在しています(2023年8月時点)。カテゴリは「フィギュア」や「雑貨・インテリア」、「アクセサリー」などさまざまで、自分の得意なジャンルで出品に挑戦することが可能です。

出品されている商品の販売価格は、数千円〜10,000円程度が多いです。出品者に支払われる金額は、造形価格を引いた金額となることに注意しましょう。

Cults

出典:Cults

「Cults」はフランスの3Dデータ共有・販売サイトです。68万以上の高品質な3Dデータが公開されており、約60%が有料で販売されています(2023年1月時点)。

英語のプラットフォームというハードルの高さはあるものの、

  • 世界中の3Dプリンターユーザが買ってくれる可能性

があります。日本の3Dプリンターユーザーのみをターゲットとした場合に比べ、ヒットしたときの期待収益は大きくなります。実際に日本のクリエイターもCultsを通した販売活動で収益を上げています。

単体の販売価格は数十円〜数千円と幅広いです。日本円換算で販売額を確認できるため、気になる方はどのようなファイルがいくらで売られているのか確認してみると良いでしょう。

モデリングした3Dデータを販売する」のメリット
  • 思い立ったらすぐに販売活動をはじめられる
  • 3Dプリンター本体を稼働させる必要がない(在庫不要)
  • 材料費がかからず、ヒット商品を作れればストック収入になる
モデリングした3Dデータを販売する」のデメリット
  • 他の作品に埋もれない努力が必要
  • SNS等を通じた営業活動が必要

モデリングした3Dデータを販売する」の稼ぎやすさ・はじめやすさ・稼げる金額と期間

最後に、「モデリングした3Dデータを販売する」の「稼ぎやすさ」と「はじめやすさ」、目安の稼げる金額と期間について確認しておきましょう。

稼ぎやすさ★★☆☆☆
はじめやすさ★★★★★
稼げる金額(目安)〜5万円
稼げるまでの期間(目安)〜半年

3Dデータ販売の大きな魅力は、

  • はじめやすい
  • 在庫・材料不要

であることです。一定以上の3Dモデリング技術をもち、かつ自身の作品の魅力をアピールできる営業能力のある人は、ぜひ挑戦してみましょう。



おすすめ副業③:クラウドソーシング等で案件を受注する(クライアントワーク)

次に紹介する副業は、

クラウドソーシング等で案件を受注する(クライアントワーク)

です。

クラウドソーシングとは、「不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセス」(Wikipediaより)のことです。「特定の技能をもつ人に対して、企業や個人が仕事を発注するシステム」と考えるとわかりやすいでしょう。

有名どころでは、

といったプラットフォームが挙げられます。大きく分けて、「案件を受注するタイプ」と「スキルを販売するタイプ」のプラットフォームが存在します。以下、特徴を見ていきましょう。


3Dプリンター関連技術を生かした「案件受注」におすすめのクラウドソーシングのプラットフォームは、

です。どちらもクラウドソーシングの業界最大手であり、初心者でも始めやすい環境が整っています。

クラウドワークス

出典:クラウドワークス

ランサーズ

出典:ランサーズ

進め方としては、

  1. プラットフォーム内で案件を探す(「3Dプリンター」「3Dモデリング」等のキーワードで検索)
  2. 案件の内容や報酬条件を確認
  3. 応募
  4. (採用されたら)案件に取り組む
  5. (完了後)報酬が支払われる

といった流れが一般的です。

応募できる案件は発注者側(企業など)次第で、内容も案件数もタイミングごとに異なります。自分にあった案件を通知してくれる機能もあるので、気になる方は会員登録しておくと良いでしょう。

公式サイトはこちら!

一方、3Dプリンター関連の「スキルを販売」したい方には、スキルを売買できるプラットフォーム「ココナラ」がおすすめです。

さきほども例に上げましたが、「オリジナルのクッキー型を作成します!」というスキル出品も多数見られます。

ココナラ

出典:ココナラ

クラウドワークスやランサーズとの大きな違いは、「案件の獲得方法」です。

クラウドワークスやランサーズでは基本的に依頼主の案件に応募する形であるのに対し、ココナラでは

  • 「スキルを出品」し、お客側がそれを購入する

という形になっています(お客側の依頼に応募する形式も存在しますが、メインは「スキルの出品」です)。

3Dプリンター関連で需要のある案件・スキル
  • 3Dプリンターによる出力サービス・スキル
  • 3DCAD、3DCGソフトを用いたモデリングサービス・スキル

このように、クラウドソーシングを用いた案件受注・スキル出品は、

「フィギュア製作などの趣味を通して培った技術を副業に活かしたい!」

と考える方には特におすすめの副業です。

また、案件受注やスキル出品において強い味方になるのが、

  • SNSによる情報発信

です。SNSを通して自身の技術力・ノウハウを発信していくことで、案件の発注者側(企業など)にもその技量が見極めやすくなります。本気でトライしたい方はSNS発信にも注力していきましょう。


「クラウドソーシング等で案件を受注する(クライアントワーク)」の概要について把握したところで、そのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

クラウドソーシング等で案件を受注する(クライアントワーク)」のメリット
クラウドソーシング等で案件を受注する(クライアントワーク)」のデメリット

メリット①:オリジナル作品考案・ニーズ分析が不要

1つめのメリットは、

  • オリジナル作品考案・ニーズ分析が不要

な点です。

おすすめ副業①「作品販売」との比較になりますが、とくに案件受注においては、自分のオリジナル作品を考える必要がありません。依頼者側の希望に沿って、モデリングや3Dプリンター出力を行っていくことになります。

「オリジナル作品なんて思い浮かばない。。。」

という方は案件受注の方が適していると言えるでしょう。

メリット②:1回の受注で数万〜十数万の収入も可能

続いては、

  • 1回の受注で数万〜十数万の収入も可能

だという点です。

作品販売の場合、1件販売できた場合でも利益は数百円〜1,000円程度です。一方で、企業が依頼する案件などでは、1件受注できれば数万円〜十数万の収入が得られるケースも少なくありません。実際、筆者自身にも同等の規模の依頼が過去数件ありました。

「1件数百円の利益のために作品販売なんてしていられない!」

という方は、作品販売よりも案件受注を目指すべきでしょう。

デメリット①:案件受注までの営業活動(実績作り、SNS運用)が必要

デメリットの1つ目は、

  • 案件受注までの営業活動(実績作り、SNS運用)が必要

な点です。

オンラインのプラットフォームを介したビジネスでは、何らかの形で依頼者に信頼してもらう必要があります。見ず知らずの他人に仕事を依頼するのですから、なんの実績や取り組みも知ることができない相手では敬遠されてしまいます。誰だって、まったく知らない人にお金を払って仕事をしてもらうことは抵抗がありますよね。

そこで必要になるのが、

  • 実績作り
  • SNS発信

です。

クラウドソーシングサービスでは、案件受注を重ねることで過去の案件に対する評価や受注件数が蓄積されていきます。これは基本的に依頼者側から確認できるようになっており、過去の案件への評価が高かったり、受注件数が多い人ほど依頼者は安心して仕事を依頼することができるようになるのです。Amazonや食べログのレビューが多かったり、評価が高い商品・お店だと安心して利用できるのと同じですね。

案件受注をはじめたばかりの頃は、もちろん実績がありません。ここが最初の壁であり、小粒の案件をこなすなどして実績作りを進める必要があります。最初はなかなか案件受注が難しく、これを乗り越えられない人は副業レースから振り落とされてしまいます。

そこで力になるのが、さきほども述べたように、SNS発信です。自身のモデリングスキルや3Dプリンター利用ノウハウを対外的に示すことで、実績が少ない段階でも、案件受注のハードルを下げることができるのです。

人によっては、このような地道な実績作り・発信活動を苦痛に感じるかもしれず、デメリットの1つと言えるかもしれません。しかしながら、うまくSNSを活用したり、コツコツ実績作りを続けていければ、徐々に大型案件も受注できるようになります。月に1件程度でも副業収入としては十分な案件もありますので、あきらめずに挑戦してみてください。

実力がある人は、プラットフォームを介さずにSNS上で直接やり取りしていたりもします。プラットフォームの利用手数料がかからないため、収入の最大化という点では理想的な形です。

デメリット②:ストック収入になりにくい

デメリット2つめは、

  • ストック収入になりにくい

点です。

案件受注の場合、基本的に毎回モデリングが必要になります。一度売れる作品を作れば何度も同じ3Dデータを使い回せる作品販売との大きな違いであると言えるでしょう。

帰宅後や休日の時間をガッツリ作業にあてることができれば、副業においてもフロー収入で良いかもしれません。

クラウドソーシング・SNS等で案件受注」の稼ぎやすさ・はじめやすさ・稼げる金額と期間

最後に、「クラウドソーシング・SNS等で案件受注」の「稼ぎやすさ」と「はじめやすさ」、目安の稼げる金額と期間について確認しておきましょう。

稼ぎやすさ★★★☆☆
はじめやすさ★★★★★
稼げる金額(目安)5〜20万円
稼げるまでの期間(目安)半年〜

安定して案件を受注できるようになるまでは少し辛抱が必要になるかもしれませんが、SNS発信や案件探しはすぐにでも始めることができます。

SNSアカウントやクラウドソーシングサイトへの登録はどれも無料です。

「どんな副業をはじめようかな。。。」

と迷っている方は、

  • SNSで実績を発信する
  • どんな案件があるか確認してみる

ところから始めてみましょう。

副業で使用する3Dプリンター選びでは、「3つの注意点」を押さえることが重要です。600点以上の販売実績がある筆者が教える「選び方」と「おすすめ3Dプリンター」は後半で解説しています。



おすすめ副業④:ブログやnote等で情報発信する

続いて紹介する3Dプリンターおすすめ副業は、

ブログやnote等で情報発信する

です。

ここまで紹介した3つの副業とは異なり、何かしらの3Dモデリングや3Dプリンター出力による収入ではなく、

  • 3Dプリンター・3Dモデリングに関する情報
  • 取り扱いに関するノウハウの発信

等によって読者を集め、広告収入を得る方法です。

これらのメリット・デメリットについても確認していきましょう。

ブログやnote等で情報発信する」のデメリット

メリット①:趣味で得た3Dモデリング・3Dプリンターのノウハウが生かせる

メリットの1つ目は、「趣味で得た3Dモデリング・3Dプリンターのノウハウが生かせる」ことです。

趣味で3Dプリンターを扱ってきた経験の長い人には特におすすめで、これから3Dプリンターを使い始めたい人や、3Dプリンターの扱いが不慣れな初心者に対して、画像や記事の形でノウハウを発信することで収入を得ることができるのです。

「3Dプリンターを使い始めたいけど、何を揃えればいいのかわからない」、「うまく造形できないが、どうやって解決すれば良いのかわからない」という3Dプリンタービギナーのための情報発信は、人の役に立ちながら収入を得ることができる優良な副業だと言えるでしょう。

メリット②:ストック収入にできる

2つ目のメリットは、「ストック収入にできる」点です。

ブログやnoteの記事は何度も閲覧され、そのたびに広告収入を生み出します。案件受注のたびにモデリングしたり、作成が売れるたびに3Dプリンターを稼働させるフロー型の収入とは異なり、蓄積したコンテンツが資産になるのです。

何度も閲覧される優良なストックができれば、自身が寝ている間も記事がお金を稼いでくれるのです。自分の3Dプリンターに関する知識・ノウハウに自信があり、かつ情報発信に興味がある方にはぜひトライしていただきたい副業です。

デメリット①:読者の母数が多くない

続いて、デメリットについて確認していきます。

1つ目は、

  • 読者の母数が多くない

点です。

3Dプリンターの普及が進んでいるとは言え、より一般的なエンタメや美容、金融のようなジャンルに比べるとかなり見劣りします。読者が少なければ収益を上げることはできません

デメリット②:ブログは競合となる企業サイトも多数

2つ目のデメリットとして、

  • ブログは競合となる企業サイトが多数存在する

ことが挙げられます。

ブログで収益化するためには、Googleの検索結果で上位に表示される必要があります。このとき、SEO対策等の施策が必要になりますが、3Dプリンターのジャンルでは、メーカーや家電量販店の企業サイトが多数存在します。個人ブログでは、どうしても企業サイトよりも上位に表示させるのが難しいため、ニッチなキーワードを選定することになります。

どうしても検索上位を狙うことが難しいと感じる場合には、SNSからの流入を狙うなどの工夫が必要になります。

ブログやnote等で情報発信する」の稼ぎやすさ・はじめやすさ・稼げる金額と期間

最後に、「ブログやnote等で情報発信する」の「稼ぎやすさ」と「はじめやすさ」、目安の稼げる金額と期間について確認しておきましょう。

稼ぎやすさ★★★☆☆
はじめやすさ★★★☆☆
稼げる金額(目安)5〜10万円
稼げるまでの期間(目安)1〜2年

ブログやnoteで収益を上げるまでには、ある程度の記事数や知名度が必要になります。数ヶ月程度の間、まったく収益が上がらなくても更新を継続する覚悟が必要になりますが、いずれストックされたコンテンツが収益を上げてくれる可能性があります。自分が手を動かさなくても収入が生まれる「不労所得」の獲得に向けて、チャレンジしてみる価値は十分あるでしょう。



おすすめ副業⑤:YouTubeで動画を投稿する

最後に紹介する副業は、

YouTubeで動画を投稿する

です。

3Dプリンターを扱う様子は、YouTubeとの相性も抜群です。3Dプリンターを扱うための初心者向けノウハウ動画や、最新機種の紹介動画など、近年は3Dプリンター系のYouTubeチャンネルが増加しています。3Dプリンターブランドからの依頼を受けて機種紹介を行うチャンネルも多数見られ、数万回〜数十万回再生されている動画も珍しくありません

安定して数万回を超える動画を何本も生み出していくのは相当なコンテンツ作成能力が要求されますが、需要が増加しているジャンルということもあり、チャレンジしてみる価値は十分あるでしょう。

YouTubeで動画を投稿する」のメリット
  • 趣味で得た3Dモデリング・3Dプリンターのノウハウが生かせる
  • ストック収入にできる
  • 企業案件で最新の3Dプリンターを扱えることもある
YouTubeで動画を投稿する」のデメリット
  • 需要のある動画を作成する必要がある
  • 動画作りに時間と労力がかかる
  • 比較的視聴者の母数が少ない

YouTubeで動画を投稿する」の稼ぎやすさ・はじめやすさ・稼げる金額と期間

最後に、「YouTubeで動画を投稿する」の「稼ぎやすさ」と「はじめやすさ」、目安の稼げる金額と期間について確認しておきましょう。

稼ぎやすさ★★★☆☆
はじめやすさ★★☆☆☆
稼げる金額(目安)5〜20万円
稼げるまでの期間(目安)1〜2年

ブログやnoteと同様、YouTubeで収益を上げるまでにはある程度の動画本数が必要になります。登録者数を増やして収益化に至るまで、あきらめずにコンテンツを生成し続けられるかがポイントになります。半年〜1年程度はほとんど収益が上がらないことを覚悟の上でチャレンジしてみる必要があるでしょう。



副業のための3Dプリンター選びにおける注意点3選

ここまで、多数の「3Dプリンター関連副業」を紹介してきました。

「さっそく副業にチャレンジするぞ!」

という意欲が湧いてきた方も多いのではないでしょうか?

3Dプリントを伴う副業では、使用する3Dプリンターを選ぶ上でいくつかの注意点があります。ここからは、最低限押さえておくべき3つの注意点について、その理由とともに解説していきます。

数年前の3Dプリンターは時代遅れ?

数年前の3Dプリンターを使って副業を開始しようとしている方は、ちょっとストップ。

家庭用3Dプリンター業界の進歩は凄まじく、たった数年の間に性能が大きく改善しています。後述するように、「プリントスピード」や「造形サイズ」といった3Dプリンターの重要なスペックや、便利な機能の面で大きく改善しているのです。

同じブランドでもどれほどの進歩があったのか、例を挙げて比較してみましょう。