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【全部使ってみた】A1 ComboとHi Comboはどっちがおすすめ?マルチカラー3Dプリンターの性能・価格を徹底比較!【Kobra 3も】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

いずれもマルチカラー対応のベッドスリンガー3Dプリンターで、サイズ感や価格帯の近い、

の3機種。

いったいどれを選べばいいの??

と悩んでいる方も多いことでしょう。

そこで、この記事では3機種をすべて実際に使ってみた上で、その違いを徹底比較。

一見似通った3機種ですが、

  • マルチカラーシステムを本体の上に配置できるのは「A1 Combo」だけ
  • 9色以上へのマルチカラー拡張が可能なのは「Hi Combo」だけ
  • フィラメントを加熱乾燥できるのは「Kobra 3 Combo」だけ

といった、「その機種だけの魅力」も存在します。

そんな独自の長所も備える3つの類似マシンからどれを選ぶべきか?

  • 3機種すべてを実際に使って感じたメリットや注意点
  • スペックやリアルタイム価格の比較
  • 選びきれない方へのアドバイス

を通して、徹底解説していきます。

「自分の目的や使い方に合った1台」を選ぶための情報が詰まっていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

Age of 3DPアイコン画像
管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター39機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!
モデル名Hi ComboA1 ComboKobra 3 Combo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーCrealityBambu LabAnycubic
価格(サンステラ)
-
¥79,800 (2025-04-01 23:09 時点)
-
価格(SK本舗)
-
-
¥98,000 (2025-04-02 02:00 時点)
価格(Amazon)
¥108,000 (2025-04-02 07:10 時点)
¥81,500 (2025-04-01 23:09 時点)
¥85,999 (2025-04-02 02:00 時点)
価格(海外ストア)
¥78,800 (2025-04-01 23:09 時点)
-
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



↓3機種を実際に使用した上で選択のポイントを解説↓

実際に使ってわかったマルチカラー3機種それぞれのメリット

どれも手頃な価格でマルチカラーに対応する「Hi Combo」「A1 Combo」「Kobra 3 Combo」。

実際に使ってみるとカタログスペックだけでは見えてこないメリットが随所にあることに気づきます。

ここでは、それぞれの3Dプリンターをある程度の期間使い込んだからこそ発見できたポイントを中心に解説。

単なる数値以上に、日常的に3Dプリントを活用する上での使い勝手や運用しやすさに直結する内容ばかりです。

ぜひ導入前の参考にしてみてください。

Hi Combo:後発としての洗練とマルチカラーの拡張性

【超絶カラフル】マルチカラー3Dプリンターを4色から8色に拡張!Creality Hi Comboを使って導入から実践まで徹底解説!30時間超えの8色3Dプリントの結末は!?

Hi Combo」は、最大で16色に拡張可能なマルチカラーシステムが他2機種にはない利点です。

加えて、実際に触れてみるとそれ以外にも魅力が多い機種であることがわかります。

標準搭載のカメラはフレームレートが比較的高く、リモートモニタリングやタイムラプス撮影において、プリント中のモデルの動きがよりスムーズに映るのが印象的。

また、マルチカラーシステムからの出口でフィラメントチューブが1本に集約されているのも好印象(他2機種はプリントヘッドまで4本)。

4本のチューブを取り回す煩わしさを感じにくいのもメリットでしょう。

こうした快適さは、マルチカラー3Dプリンターに不慣れな方にとって大きな安心材料となるはず。

総じて、「Hi Combo」は初めてのマルチカラー運用でもつまづきにくい仕組みが積極的に採用されています。

A1 Combo:省スペースで静音、メンテナンスも容易

【A1 Combo】AMS lite トップマウントを3Dプリント&取り付けしてみた!最新マルチカラー3Dプリンターがより便利に使えちゃうかも…?【Bambu Lab】

冒頭でも触れたように、「A1 Combo」は唯一マルチカラーシステムを「トップマウント」することが可能

ボックスタイプのマルチカラーシステムを併用する他2機種は、当然ながら3Dプリンター本体の横に配置する構成です。

横置きでは単色3Dプリンター約2台分にも相当する設置スペースが必要になることを考えると、本体上部にセットできる点は大きな魅力となるでしょう。

A1 Combo」は細かい魅力が多く、ノズル交換が非常に簡単なところも触れないわけにはいきません。

コンパクトサイズの「A1 mini」と共通するクイックリリース式のホットエンド(ノズル周り)は、工具不要で取り替え可能。

ノズルが詰まったときはもちろんのこと、モデルに応じて0.4mmから0.2mm/0.8mmノズルに太さを変更したいといったケースでも、サッと取り替えることができてしまいます。

また、プリント時の駆動音が小さく抑えられているのも大きな強み。

モーターノイズキャンセリング機能が優れていて、比較的高速な印刷設定でも騒音が気になりにくく、家庭やオフィスのような環境でも非常に扱いやすいです。

さらに、Bambu Lab製3Dプリンターに共通する優位性として、RFID対応の純正フィラメントのラインナップが豊富なところも無視できません。

セットするだけで材料情報が自動読み取りされるので、フィラメントの種類やカラーを頻繁に変えることもあるマルチカラー機においては大きく作業効率が上がります。

本格的にマルチカラーを使いこなすなら素材管理が重要になりますが、この仕組みのおかげで作業ミスや手間を減らせるのは、初心者から上級者まで助かる機能といえるでしょう。

Kobra 3 Combo:乾燥機能付きで組み立てが少ない

Kobra 3 Combo」ならではのメリットとして外せないのが、マルチカラーシステムにフィラメント乾燥機能が内蔵されている点です。

フィラメントが湿度を吸収するとプリント品質が下がることはよく知られていますが、その対策として別途乾燥機を用意しなくていいのは大きな魅力でしょう。

湿気の高い環境・季節においては、常に良い状態でフィラメントを使用できる安心感は大きなアドバンテージとなります。

細かいポイントとしては、ベッドスリンガータイプとしては珍しく、本体とガントリーが接続された状態で梱包されている点も好印象。

当然ながらすぐにプリントを開始できる完成品として梱包されているわけではありませんが、フレーム部分をネジ留めする手間が省かれているため、少しだけ組み立て時のハードルが下がっています。

マルチカラーシステムを含めた設置には多少の時間を要しますが、初心者にとって本体フレームの組み立てがある程度簡略化されているのはメリットといえるでしょう。



購入前に要チェック!3機種それぞれの注意点

Creality Hi ComboにCFSをもう一台追加し、プリントしたカラフルなモデルを並べた様子

魅力が多い3機種ですが、同時に押さえておきたい弱点や注意点もいくつか存在します。

ここでは「Hi Combo」「A1 Combo」「Kobra 3 Combo」各モデルの導入前に知っておくべきポイントを整理。

買った後で

これは知らなかった...

という事態を避けるためにも、必ずチェックしておきましょう。

Hi Combo:ほとんど弱点無し?

結論から言えば、「Hi Combo」は後発モデルということもあり、スペック面や機能面で大きな弱点は見当たりません

すでに述べた「A1 Combo」「Kobra 3 Combo」特有のメリット(トップマウントや静音性、ノズル交換のしやすさ、乾燥機能等)を除けば、まんべんなく使いやすい仕様を兼ね備えた1台です。

A1 Combo:拡張できる色の数に要注意

A1 Combo」の弱点として最も顕著なのは、マルチカラーが最大4色までという点です。

増設モジュールを追加して8色に…というオプションは現状用意されていないため、4色以上を同時に扱いたい方には物足りないかもしれません。

Kobra 3 Combo:カメラは標準搭載されていない

【Kobra 3 Combo】Anycubic初のマルチカラーFDM3Dプリンターの使用感を徹底実機レビュー!湿気の多い季節に強いACE Proの乾燥機能も深堀り解説! #SK本舗

Kobra 3 Combo」の注意点は、カメラが標準搭載されていないところです。

半日〜丸1日以上のプリント時間も当たり前のマルチカラープリントにおいて、稼働中に席を外したり、外出したりということは日常茶飯事。

今プリントは順調かな?

と感じたときに、サッとスマホアプリで様子を確認したいケースは多いです。

そういったマルチカラー特有の状況を考えると、モニタリング用のカメラが削られている点は明確なデメリット

一応、後付けオプションとしてカメラユニットを購入・設置することは可能です。

ただし、入手性が悪い場合や、追加コスト、取り付け作業が発生することは覚えておきましょう。



スペック&リアルタイム価格を徹底比較

Creality Hi Comboで4色のフィギュア19体を一括プリントする様子
データ出典:MakerWorld

ここまでメリットと注意点をお伝えしましたが、最終的な判断を下す上で欠かせないのは、やはり具体的なスペックと価格でしょう。

本章では、3機種の数値上のスペックの違いや、おおまかな価格帯について紹介します。

スペック表を眺めることで見えてくる「意外な差」があるのか?

しっかりチェックしていきましょう。

モデル名Hi ComboA1 ComboKobra 3 Combo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーCrealityBambu LabAnycubic
価格(サンステラ)
-
¥79,800 (2025-04-01 23:09 時点)
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価格(SK本舗)
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¥98,000 (2025-04-02 02:00 時点)
価格(Amazon)
¥108,000 (2025-04-02 07:10 時点)
¥81,500 (2025-04-01 23:09 時点)
¥85,999 (2025-04-02 02:00 時点)
価格(海外ストア)
¥78,800 (2025-04-01 23:09 時点)
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本体サイズ(LxWxH)[mm]409 x 392 x 477385 x 410 x 430452.9 x 504.7 x 483
本体重量[kg]19.149.913.8
構造ベッドスリンガーベッドスリンガーベッドスリンガー
密閉×××
ヒートチャンバー×××
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]260 x 260 x 300256 x 256 x 256250 x 250 x 260
最大スピード[mm/s]500500600
推奨スピード[mm/s]300-300
最大加速度[mm/s²]120001000020000
最大押出流量[mm³/s]-28-
最大ノズル温度[℃]300300300
最大ヒートベッド温度[℃]100100110
対応フィラメントHyper-PLA/PLA/PETG/ABS/PLA-CFPLA, PETG, TPU, PVAPLA, PETG, ABS, ASA, PET, PA, PC, PP, HIPS
マルチカラーCFS
1台で4色
最大16色
AMS lite
1台で4色
最大4色
ACE Pro
1台で4色
最大8色
消費電力[W]390350400
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]8×
カメラ/リモートモニタリング×
スライスソフトCreality PrintBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
AnycubicSlicer
Cura
その他
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

サイズ・スピード・マルチカラー対応数

Hi Combo」「A1 Combo」「Kobra 3 Combo」は、いずれもベッドスリンガータイプで造形サイズはほぼ同等です。

ただし、Hi Combo」は高さが30センチ程度と少しだけ大きめの設計。

高さを重視したい方にとっては注目ポイントになりえます。

プリントスピードでは、「Kobra 3 Combo」が最大値でもっとも大きい数値をうたっています。

実運用ではそこまで高速で動かさなくても十分な場面(動かさないほうが良い場面)が多いですが、速度重視の方には一応頭に入れておきましょう。

マルチカラー対応数については、デフォルトはいずれも4色

A1 Combo」はそこから拡張ができず最大4色、「Kobra 3 Combo」は8色、「Hi Combo」は16色まで拡張が可能となっています。

価格帯は7〜8万円台。A1 mini Comboも検討余地あり

2025年3月時点の価格帯としては、どの機種も7~8万円台で販売されていることが多いです。

ただしセールやショップごとの割引による変動が多いため、1~2万円前後の価格差が生じる可能性も十分にあります。

そのため、最終的には「ほしい機能」と「購入タイミングでの実勢価格」をどう天秤にかけるかが重要になるでしょう。

なお、もう少し価格を抑えたい場合は「A1 mini Combo」も検討の余地があります。

造形サイズが小さい点は、本格的なマルチカラー運用のネックになるため注意が必要ですが、

3機種では決め手がない...もっと安くマルチカラーしたい!

という方にとっては十分選択肢に入るでしょう。

今回比較解説してきた3機種に加えて、「A1 mini Combo」。

して、自分が求めるスペックを満たすモデルが手ごろにゲットできるタイミングを狙うのが賢いでしょう。



どのマルチカラーを選ぶか迷っている人は?

5万円台でマルチカラー3Dプリンターデビューするには「A1 mini Combo」が最適

ここまで3機種の特徴やスペックを比較しても、依然として

どれが自分に合うのか悩む...

という方は少なくないかもしれません。

最後に、そんな方へ向けたヒントや検討材料をいくつかお伝えしていきます。

マルチカラー3Dプリンターは使いこなしが難しいというイメージがあるかもしれませんが、選び方のポイントを押さえてスムーズな導入を実現しましょう。

各機種の実際の動き・使い勝手を確認する

まずは、各機種の実際の動作や使い勝手をチェックするのが近道です。

本メディア「Age of 3DP」では、3機種すべての開封の様子や使用感を解説した実機レビュー動画記事を公開中。

  • セットアップは簡単?
  • プリント中のノイズは?
  • プリント品質に違いは?

製品ページだけではわからない実態を導入前にチェックしておきましょう。

\実機レビュー記事で詳しく解説しています/

その時々の価格・セール情報を比較する

購入予定のタイミングで最も大きく影響するのが価格・セール情報でしょう。

平均すれば価格差のほとんどない3機種(「A1 mini Combo」は1万円ほど安い)ですが、タイミングによっては差が出ることも。

1万円ほどの差が出れば優先順位が変わることも考えられるため、欲しい機種の情報はこまめに追っておくと良いでしょう。

今が買い時だ!

というチャンスを逃さずに済みます。

さらに安く購入できるA1 mini Comboも選択肢に入れてみる

それでも3機種とも予算を少しオーバーする、あるいは機能が多すぎて持て余しそうだという方は、前述の「A1 mini Combo」のような廉価版にも目を向けてみてください。

「A1 mini Combo」は基本的に「A1 Combo」のコンパクト&廉価版なので、静音性や扱いやすさといったメリットは共通しています。

ただし、「A1 mini Combo」の場合はプリンタ上部への配置ができない点は注意が必要です。

「Age of 3DP」では基本的に「A1 mini」は"マルチカラーなし"を推奨しています(コンパクトさ・コスパが魅力のため)。



まとめ:自分にあったマルチカラー3Dプリンターを導入しよう

A1 Comboで3Dプリントしたマルチカラーパンダ
A1 Combo」でプリントしたパンダ
A1で3Dプリントしたprint-in-placeのゾウ
鼻や足を動かせるゾウ

価格帯やサイズ感の近い3機種は、乾燥機能やマルチカラー拡張性、静音性などの「何を重視したいか」で最適解が変わってきます

マルチカラーの運用をスタートしてみたいけれど迷っているみなさん!

ぜひ本記事の内容と合わせて、最新の価格情報や実機レビュー動画記事も参考にしてみてください。

自分にぴったりのマルチカラー3Dプリンターはコレだ!

と思う1台が見つかれば、きっと新しいマルチカラー3Dプリンティングの世界が広がることでしょう。

\実機レビュー記事でも詳しく解説しています/

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