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【QIDI Plus4】QIDI TECHの最新FDM3Dプリンターを実機レビュー!気になる性能&価格も徹底解説!

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こんにちは、管理人のウノケンです。

2024年9月20日、家庭用3Dプリンター業界の有名企業QIDI TECHが最新機種「QIDI Plus4」を発表しました。

同社のフラッグシップモデルとなる「QIDI Plus4」とは、いったいどのような3Dプリンターなのでしょうか?

今回、QIDI TECH様より実機をご提供いただきましたので、

について、徹底レビューしていきたいと思います!

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管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター37機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!

それでは見ていきましょう!

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動画でレビューをチェックしたい方はこちら!

この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。

開封の様子など、動画ならではの内容も盛りだくさんの解説をお楽しみください!

【QIDI Plus4】QIDI TECHの最新FDM3Dプリンターを徹底実機レビュー!スーパーエンプラにも対応可能で産業用顔負け!?驚愕コスパの最強機種が登場! #qidiplus4



  1. 最新フラッグシップ3Dプリンター「QIDI Plus 4」の特徴は?
    1. 想像力を進化させる完全アップグレード
    2. 第二世代アクティブチャンバー加熱機能
    3. 独立したデュアルZ軸モータードライブ
    4. 強化されたホットエンド性能
    5. アップグレードされた操作システムとスライスソフトウェア
    6. 完璧なファーストレイヤー
    7. 将来的にマルチカラー対応に
  2. QIDI TECH「QIDI Plus4」を開封&セットアップ【実機レビュー】
    1. 「QIDI Plus4」開封!
    2. インターフェースはどんな感じ?
  3. 「QIDI Plus4」で3Dプリント実行!
    1. 定番のテストデータ「3DBenchy」をプリント!
    2. 「QIDI Plus4」の第一層は本当にキレイなの?
    3. 305×305×280mm³を生かした大きなモノをプリント!
    4. ヒートチャンバーの有無でABSの反りを確認!
    5. カーボンファイバー・ガラス繊維強化フィラメントも使ってみた!
  4. QIDI TECH「QIDI Plus4」のココがすごい!3選
    1. 趣味レベルを超えるサイズと対応材料の種類
    2. ハードウェア・ソフトウェアの使い勝手が超強化【スマホアプリQIDI Linkも】
    3. 性能・高級感を疑う驚異的なコスパ
  5. QIDI TECH「QIDI Plus4」のココに注意!3選
    1. サイズが大きく、重量がある
    2. フィラメントのゴミが本体後ろに散らかる【対策アリ】
    3. マルチカラー対応の「QIDI Box」は2025年第1四半期に登場予定
  6. FDM3Dプリンター「QIDI Plus 4」のスペックをX-Plus3/Q1 Proと比較
  7. 「QIDI Plus 4」の気になる価格は?
  8. まとめ:高い汎用性のコスパ最強3Dプリンター「QIDI Plus4」!

最新フラッグシップ3Dプリンター「QIDI Plus 4」の特徴は?

「QIDI Plus4」の紹介画像
出典:QIDI TECH

3Dプリントの世界で高い評価を受けているQIDI TECHが、新たに発表したフラッグシップモデル「QIDI Plus4」。

はじめに、その特徴を詳しく見ておきましょう。

「特徴はいいから、はやく実機レビューが見たい!」

という方は該当箇所までジャンプしてください。

モデル名Plus4
本体イメージ
メーカーQIDI TECH
価格(サンステラ)
-
価格(SK本舗)
-
価格(Amazon)
¥139,999 (2025-02-14 08:40 時点)
価格(海外ストア)
-
本体サイズ(LxWxH)[mm]505 x 487 x 550
本体重量[kg]27
構造CoreXY
密閉
ヒートチャンバー65
組み立て組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]305 x 305 x 280
最大スピード[mm/s]600
推奨スピード[mm/s]-
最大加速度[mm/s²]20000
最大押出流量[mm³/s]-
最大ノズル温度[℃]370
最大ヒートベッド温度[℃]120
対応フィラメントPLA, ABS, ASA, PETG,TPU,PA, PC, Carbon/ Glass Fiber Reinforced Polymer, etc.
マルチカラーQIDI Box
2025 1Q対応予定
消費電力[W]450+400 (Chamber Heating)
ディスプレイタッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]32
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトQIDISlicer
QIDI Studio
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
Orca Slicer
その他活性炭エアフィルタ搭載
出典公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

想像力を進化させる完全アップグレード

QIDI Plus4」は、先代の「X-Plus3」を大幅に超えるアップグレードが施されています。

最大370℃という高温での印刷が可能になったことで、対応するフィラメントの種類が格段に増え、より高性能な素材の利用が実現しました。

また、305×305×280mmの大型ビルドボリュームを備えており、これまでの家庭用モデルでは難しかった大規模なプリントにも対応できます。

このアップグレードにより、精度が向上し、使い勝手も格段に改善されています。

QIDIの最新技術を詰め込んだ「QIDI Plus4」は、まさに「想像力を進化させる」プリンターだといえるでしょう。

第二世代アクティブチャンバー加熱機能

「QIDI Plus4」の第2世代アクティブチャンバー画像
出典:QIDI TECH
「QIDI Plus4」内部のヒーター画像
本体内部の左側面にヒーターが搭載されている

3Dプリントにおいて、高温フィラメントを使用する際の課題である「反り」や「層間の接着不良」を解消するために、「QIDI Plus4」は第二世代アクティブチャンバー加熱機能を搭載しています。

前モデルにも搭載されていたこの機能は、400Wの高効率加熱モジュールによってさらに強化され、8分以内にチャンバー内を65℃まで加熱することが可能です。

さらに、新たな空気循環システムと強力なターボファンにより、チャンバー内の温度はより均一に保たれ、高温フィラメント(PC、ABS、PAなど)でのプリント精度が飛躍的に向上します。

この結果、モデルの反りを防ぎ、層間の接着強度を高めることができます。

独立したデュアルZ軸モータードライブ

「QIDI Plus4」のデュアルZ軸モータードライブ
出典:QIDI TECH

QIDI Plus4」のもう1つの革新的な特徴は、独立したデュアルZ軸モータードライブです。

Z軸のスクリューと光軸が8mmから10mmにアップグレードされており、ヒートベッドの厚みも3mmから6mmへと強化されています。

この設計により、Z軸の安定性が飛躍的に向上し、産業レベルの精度を実現しています。

また、CoreXY構造を採用することで、モデルの表面品質も向上しており、3Dプリントの仕上がりがより滑らかで美しいものとなっています。

大規模なプロジェクトでも、安心して高精度なプリントを楽しむことができます。



強化されたホットエンド性能

「QIDI Plus4」で強化されたホットエンド
出典:QIDI TECH
ノズルを370℃に上昇させたときのスクリーンの画像
操作画面左上のノズル最大温度は370℃

3Dプリンターの心臓部ともいえるホットエンドも大幅に強化されています。

QIDI Plus4」は、最大印刷温度が370℃に達し、80Wの加熱力を持つホットエンドにより、産業用フィラメント(PPS-CFなど)をスムーズにプリントできるようになりました。

また、バイメタルノズルを採用したことで、ABSやPLAといった通常のフィラメントだけでなく、ABS-GFやPA-CF、PET-CFといった繊維強化フィラメントにも対応

これにより、さまざまな素材を使用するプロジェクトでもノズル交換の手間が省け、効率的な作業が可能です。

アップグレードされた操作システムとスライスソフトウェア

「QIDI Plus4」のアップグレードされたシステム
出典:QIDI TECH

QIDI Plus4」は、操作システムとスライスソフトウェアも一新されています。

最新のカスタマイズ版V0.12.0 Klipperシステムは、より多くのフィラメントやプリントパラメータに対応し、初心者にも使いやすい設計に。

また、新しく開発された「QIDI Studio」は、より高速で精度の高いスライス機能を提供し、プリント結果の最適化をサポートしています。

さらに、ノズルの自動クリーニング機能も搭載されており、フィラメントのカットや取り外しが自動化され、利便性が向上しています。

完璧なファーストレイヤー

3Dプリントにおいて、ファーストレイヤーの精度は非常に重要です。

QIDI Plus4」は、この点においても妥協なし。

デュアルセンサーによる自動レベリングシステムを搭載しており、ノズルの右側に設置された近接プローブに加え、ヒートベッド下に配置された4つの圧電センサーがZ軸のオフセットを補正。

これにより、常に完璧なファーストレイヤーを保証します。

初心者でもプロフェッショナルでも、プリントの最初のステップをスムーズに進めることができ、安心して高品質なプリントを楽しむことができます。

将来的にマルチカラー対応に

「QIDI Plus4」と併用できるマルチカラーシステム「QIDI Box」
出典:QIDI TECH

QIDI Plus4」は、新しくフィラメントカッターを内蔵。「Q1 Pro」以前の機種に比べて、フィラメントの装填・取り外しがしやすくなっています

さらに、将来的にはマルチカラー対応になることも予告されています。

QIDI Plus4」と併用するマルチカラー対応デバイス「QIDI Box」は、2025年第1四半期に発売が予定されているようです。

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