【大学院】研究テーマを変えたいと思った時の対処法

こんにちは、unogram管理人のうのちゅ〜です。

今回は研究テーマを変えたいと思った時の対処法について紹介していきたいと思います。

日々研究をしていると、「自分の研究に価値はあるのだろうか?」とか、「同期のやっている研究は面白そうだな…」と思うこともあるのではないかと思います。これがやがて、「研究テーマを変えたほうがいいのではないか?」という思いにつながる場合もあります。

こんな場合にどう対処すべきか、取るべき対策と該当するケースについて考えていきます

それでは見ていきましょう!



研究テーマを変えたいと思った時の対処法3選

ダラダラ悩まずにガラッとテーマを変えてしまう

当てはまるケース
  • 類似のテーマで他の研究グループが遥かに優れた成果を発表してしまった場合
  • 当初得られると想定した成果から大きく外れることが判明した場合
  • 何ヶ月も進捗がなく、教授や先輩の手助けがあってもどうにもならない場合

自身と類似する研究内容で、成果を上回る見込みがないような優れた業績が他グループから発表されてしまった場合、その研究を続けていても徒労に終わってしまう可能性が高いです。

また、研究を進めるうちに、良い成果が得られるという当初の見込みから大きく外れることが判明する場合があります。こんなケースも、惰性で続ける意味が薄いと言えるでしょう。

研究自体の価値が薄れない場合でも、何ヶ月も進捗が生まれず、周囲の手助けをもってしてもお手上げ状態というケースではテーマの変更を検討すべきです。特に、修士課程の間に何かしらの成果を出す必要がある場合は思い切りが重要になる場合があります。自身の研究にかけられる期間が2年であれば、3ヶ月〜半年近く成果が出ないようであればスパッと諦めましょう。

一方、博士課程以降も見据えるのであれば、わずかな進捗でもそのテーマを続ける価値があるかもしれません。研究ではなかなか成果が出ないことも珍しくありません。ある程度の粘りが許されるのであれば、根気強く取り組みましょう。

完全にテーマを変えずに、軌道修正する

当てはまるケース
  • 当初の想定から外れるが、研究の過程で新たな発見があった場合
  • 進捗がないが、教授や先輩の手助けによって挽回の余地がある場合

研究を進めていくうちに、当初の目論見から外れてくることは多いと述べましたが、その過程で何かしらの知見が得られることも少なくありません。その場合は、描いた路線に固執するのではなく、微修正することも検討しましょう。その決断が思いがけない成果へとつながるかもしれません。

また、大学院の研究では、研究室の風土にもよりますが、個人プレーになりがちです。ひとりでウンウン悩んだ結果どうにもならずテーマを変えたくなっているとしたら、一度教授や先輩に相談しましょう。経験豊富な研究者からのアドバイスがブレイクスルーになる場合は少なくありません。



自分の研究から得るものは本当に無いのか考えてみる

当てはまるケース
  • 自身の知識が足りずに意味がないと決めつけてしまっている場合
  • 研究テーマ自体から得られる成果は薄いが、就職後など将来的に役立つ知見が得られる場合

テーマを変えたいと考えている状況で一番注意すべきなのが、自身の知識が足りないばかりに研究自体の意義を見誤ってしまうケースです。必要な知識が欠けていることが、なかなか思うように研究が進まなかったり、興味を失っている理由ではないか、一度振り返ってみましょう。

このようなケースで厄介なのは、仮にテーマを変えたとしても上手くいかない場合が多いことです。そうなるとさらに研究意欲が低下してしまう悪循環に陥ります。対処法としては、一度自身の研究分野の基礎知識や他グループを含めた研究動向をおさらいすることです。一度知識をリフレッシュすることで、欠けていた視点や研究の基礎を再確認することができるでしょう。

また、学部〜修士レベルの研究では、研究者としての経験や知識が浅いこともあり、必ずしも意義深い研究ができるとは限りません。しかし、だからその研究をすることに意味がないと結論づけるのはまだ早いです。というのも、研究を進めるために必要となる知識や技術は多岐に渡ります。装置の使用法やデータ解析のやり方、プログラミングへの習熟など、将来的に役に立つ可能性の高い技術を身につけることが可能です。研究成果を挙げたいという気持ちはわかりますが、周辺知識や技術を身につける、いわば下積みのような期間も必要です。総合的に見て自分のためになる研究かどうか判断することも必要でしょう。

即変更!修正!継続!どのケースに当てはまる?

今回は研究テーマを変えたいと思った時の対処法と該当するケースについて考えてきました。研究テーマの変更を検討している方は、自分がどのケースに当てはまりそうか、一度考えてみましょう。

自分ひとりで考えてもわからない!という方は、周囲の研究者に相談することをおすすめします。このとき、同期や学年の近い先輩よりも、教授や経験豊富な研究員に相談するようにしましょう。研究テーマへの理解も深いでしょうし、研究そのものとの向き合い方も心得ているはずです。きっと役に立つアドバイスをしてくれることでしょう。