こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
Crealityの家庭用FDM方式3Dプリンター「Ender-3 V3」について徹底解説&実機レビュー
していきます。
CrealityはFDM・光造形の両方式の3Dプリンターを販売する有名企業。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとしては「Enderシリーズ」や「CRシリーズ」、「K1シリーズ」等を展開し、その3Dプリンターは世界中のユーザーから高い支持を集めています。
そんなCrealityの大人気「Enderシリーズ」から登場した最新3Dプリンターが、「Ender-3 V3」。
いったいどんな3Dプリンターなのでしょうか?2023年から登場中の、他の「V3シリーズ」との違いはどこにあるのでしょうか?
今回、Creality様より実機をご提供いただきましたので、
を交えながら、徹底実機レビューしていきたいと思います!
それでは見ていきましょう!
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Creality 「Ender-3 V3」の特徴
まずはじめに「Ender-3 V3」の特徴をざっと把握しておきましょう。
最大600mm/sの爆速プリントは「K1C」などと同様に、現状の家庭用最速クラス。
これを実現する「Ender-3 V3」最大の特徴、「CoreXZ」に関する解説を中心に、3つのポイントを詳しく見ていきましょう。
「特徴はいいから、はやく実機レビューが見たい!」
という方は該当箇所までジャンプしてください。
「K1C」匹敵の爆速“CoreXZ”
「Ender-3 V3」は、
CoreXY構造をX・Z方向に応用したCoreXZ構造
を採用しています。これにより、
の動きを、ガントリー下部(両側)に固定されたモーターによってコントロールする仕組みになっています。
上の引用画像の図は、CoreXYの解説に使用されるものと同様で、Y→Zに置き換えて考えることが可能です。
これにより、プリントヘッドの軽量化が実現され、
を実現。ひいては、
というCoreXY構造と同等の爆速プリントをベッドスリンガー(Y軸方向にベッドが前後する)タイプで実現しています。
ベッドスリンガータイプで実現された高速化は、低コスト化に寄与するとともに、今後の大型化につながる試みだと捉えることができるでしょう。
頑丈かつ洗練されたアルミ合金ボディ
「Ender-3 V3」は、
アルミ合金を使用し、これまでの「Ender-3シリーズ」からデザインが一新
されています。<