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【2023】Crealityのフィラメント一覧【3Dプリンター】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、CrealityのFDM3Dプリンター用フィラメントについて解説していきます。

Crealityのフィラメント全種類を列挙し、それらの特徴について簡単に記載していきます。

最新情報も随時アップデートしていきます!

それでは見ていきましょう!



Crealityフィラメント一覧

まずはCrealityのフィラメントを一覧で確認しておきましょう。

フィラメント名Ender PLAHyper Series PLACR-PLACR-Silk PLACR-PLA Matte
イメージproduct image
メーカーCrealityCrealityCrealityCrealityCreality
White
Black
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Yellow
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Blue
White
Black
Grey
Blue
Red
White
Black
BlueRed
Green
Grey
Blue
ヒートベッド温度[℃]-25-60No heating-60No heating-60No heating-60
エクストルーダ温度[℃]190-230190-230190-230190-230190-230
推奨プリントスピード[mm/s]40-8030-60040-12040-10040-100
フィラメント直径[mm]1.75±0.031.75±0.031.75±0.031.751.75
ファンスピード[%]100100100--
推奨プリント面カーボランダムガラス
PEI
クレープテープ
スティックのり
Carbon Silicon
PEI
Textured Paper
スティックのり
強化ガラス
スティックのり
--
密度[g/cm3]1.251.251.24--
曲げ強度[MPa]7792.381866769
引張強度[MPa]3452.991513531
シャルピー衝撃強さ[kJ/m2]78.834410.5--
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。
一般購入しやすいフィラメントとして、Amazonで購入できる種類・色を中心に記載。時期によって購入できる種類・色が異なる場合もあるため注意。

各フィラメントについて簡単に解説していきます。

Ender PLA

「Ender PLA」は、Crealityから販売されているスタンダードなPLAフィラメントの1つです。

「PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)」は、もっとも広く使用されているフィラメントの1つです。生分解性プラスチックの1種で、トウモロコシなどの植物を原料として生産されることから、環境にやさしいフィラメントとされています。

PLAのメリットは以下の通りです。

  • 低価格
  • ABSよりも変形しにくく、プリント品質が高い
  • 生分解性プラスチックのため、環境にやさしい

扱いやすく、コスパも高いことから、初心者にも人気のスタンダードなフィラメントです。

一方、熱や衝撃への耐性はいまひとつです。機械的特性に際立った特徴を求めるのであれば、PLA以外のフィラメントも検討しましょう。

Hyper Series PLA

「Hyper Series PLA」は、高速プリントに対応したPLAフィラメントです。

高い流動性と冷却性をもち、対応する最大プリントスピードは600mm/s。さらには、ABSよりも高い引張強度と靭性を実現しており、強度の高い3Dプリントを可能にしています。

Creality「K1」をはじめとする、昨今の高速3Dプリンターを使用する際にはぜひ検討したいフィラメントです。

また、2023年9月のCrealityローンチイベントでは、「Hyper Series ABS」フィラメントのリリースも発表されています。

出典:YouTube「Full Creality Autumn Launch Event in Germany - Watch the Complete Presentation with Good Audio」

このフィラメントは、一般的なABSの5倍高速なプリントを実現できる模様。今後の発売開始を待ちましょう。

CR-PLA

「CR-PLA」も、Crealityから販売されているスタンダードなPLAフィラメントの1つです。

上記の比較表からもわかるように、「Ender PLA」に比べてひと回り機械的特性に優れたラインナップとなっています。

CR-Silk PLA

「CR-Silk PLA」は、その名の通りシルクのようななめらかな手触りと、光沢のある表面が特徴のフィラメントです。

CR-PLA Matte

「CR-PLA Matte」は、光沢のないフィラメントです。光沢が特徴の「CR-Silk PLA」とは対をなす存在に当たります。

「CR-Silk PLA」のようなシルク系ではない通常の「PLA」であっても、若干の光沢を感じるフィラメントが多いです。光の反射を抑えた質感を重視する用途では、「CR-PLA Matte」のようなマット系のフィラメントを選択すると良いでしょう。

CR PETG

「PETG(グリコール変性ポリエチレンテレフタレート、Glycol modified polyethylene terephthalate)」もユーザの多いフィラメントの1つです。

「PETG」の「PET」はペットボトルでおなじみのポリエチレンテレフタレートのことです。「G」がつく「PETG」はその派生で、より3Dプリントに適した特性をもっています。

ABSと同様に

  • 機械的特性に優れ、耐熱性も高い

です。そのうえ収縮や反りも少なく、PLAとABSの両方の利点をもつとしています(出典:Creality)。

難点は

  • 糸引きが生じやすい

ところです。フィラメントドライヤーを使うなどして、しっかり湿度対策をする必要があります。



フィラメントの種類・選び方についてもっと知りたい方は…

他のブランドも含めて、

  • いつもなんとなく同じフィラメントを選んでしまっている
  • FDM3Dプリンター用のフィラメントにはどのような種類があるのか?
  • いつも使っているフィラメント以外のブランド・種類にも興味がある

という方は、フィラメントの種類と選び方について徹底解説した以下の記事をご覧ください。

他のブランドが展開するフィラメントについてより詳しく知りたい方は、個別に解説した以下のページもあわせてご参照ください。