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【2024】専門家が選ぶ!家庭用3Dプリンターおすすめ10選!【FDM/光造形】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、最新(2024年上半期時点)の家庭用3Dプリンターのおすすめモデルを価格別で紹介していきます。

手頃な価格帯で高性能かつ使い勝手の良い3Dプリンターが登場するに連れて、家庭でも使える3Dプリンターに興味をもつ人は増えています。その一方で、

「どのブランドの3Dプリンターを選べばよいのかわからない」

「3Dプリンターのどんな性能に注目して選ぶべきかわからない」

「自分の使いみちに合った3Dプリンターがわからない」

という方も多いのが現状です。

私自身、3Dプリンターを使いはじめるまでは、見知らぬブランドや多すぎる選択肢に戸惑ったことを覚えています。検索結果に出てくるランキングサイトに出てくる機種は、

  • 古い情報(すでに販売されていないものも多数!)
  • とても家庭用として購入できない価格帯

ばかりで、自分に合った3Dプリンターを選ぶのにはかなり苦労しました…

同じような思いを抱える、3Dプリンター選びに迷う人々のために立ち上げたのがこの「Age of 3DP」。このメディアの目的は、

  • 「家庭用3Dプリンターの最新情報の整理と発信」
  • 「3Dプリンター選びに悩む人が『自分で、自由に』選ぶための知識とツールの提供」

です。

この記事では、

家庭用3Dプリンターの有名ブランド・最新機種の情報をもとにピックアップしたおすすめ機種を価格別で紹介

していきます。また、筆者自身のおすすめを紹介するだけでなく、ご自身で選んでいただくための無料ツールについても紹介しているので、ぜひ活用してみてください(詳しくは後述します)。

この記事を書いているのはどんな人?

3Dプリンター関連メーカー勤務経験

3Dプリンター特許出願経験

3Dプリンター20機種・3Dスキャナー5機種の使用経験

3Dプリント品販売点数800個以上

YouTubeで毎日3Dプリンター関連動画(実機レビュー多数)をアップ中!

それでは見ていきましょう!



↓さっそくおすすめ機種をチェックしたい方は目次からジャンプしてみてください。↓

  1. はじめに:3Dプリンターとは?
  2. 家庭用3Dプリンターを選ぶポイント【3ステップで完了!】
    1. まずは「FDM(熱溶解積層)方式」か「光造形方式」の2種類から選択
    2. 造形可能なサイズを検討
    3. 必要なスペック・オプション機能をチェック
  3. 購入前に知っておきたい家庭用3Dプリンターの有名ブランド3選
    1. Creality
    2. ELEGOO
    3. Bambu Lab
    4. Anycubic
  4. 【価格別】家庭用3Dプリンターのおすすめ10選【FDM】
    1. 【〜2万円台】格安&高速エントリーモデル「Ender-3 V3 SE」
    2. 【2〜3万円台】超高速スタンダードサイズ3Dプリンター「Neptune 4」
    3. 【3〜4万円台】超高速スタンダードサイズ3Dプリンター「Kobra 2 Pro」
    4. 【4〜5万円台】超高速&Wi-Fi対応3Dプリンター「Ender-3 V3 KE」
    5. 【5〜6万円台】爆速&スタンダードサイズの決定版「CR-10 SE」
    6. 【6〜7万円台】超高速&大型サイズ3Dプリンター「Neptune 4 Max」
    7. 【7〜8万円台】アップグレードされた超高速&密閉型3Dプリンター「K1C」
    8. 【8〜9万円台】マルチカラー対応&超高速3Dプリンター「A1 mini Combo」
    9. 【9〜10万円台】超高速&密閉型の中規模サイズ「X-Plus 3」
    10. 【10万円台〜】超高速&AI LiDAR&カメラ搭載「K1 Max」
  5. 【価格別】家庭用3Dプリンターのおすすめ10選【光造形】
    1. 【〜2万円台】初心者向け低コストモデル「Sonic Mini」
    2. 【2〜3万円台】格安4K3Dプリンター「Photon Mono 2」
    3. 【3〜4万円台】コスパ最強9K「Mars 4」
    4. 【4〜5万円台】高速&Wi-Fi対応の9K「Mars 4 Ultra」
    5. 【5〜6万円台】高速&スマートレジンポンプ搭載8K機種「HALOT-MAGE Pro」
    6. 【6〜7万円台】12K超高解像度3Dプリンター「Saturn 3」
    7. 【7〜8万円台】高速&超高解像度12K3Dプリンター「Saturn 3 Ultra」
    8. 【8〜9万円台】高さ30cmのコスパ最強大型機種「Jupiter SE」
    9. 【9〜10万円台】サーモスタット搭載の超高解像度機種「Whale3 Ultra 14K」
    10. 【10万円台〜】大型&高コスパ光造形機種「Photon M3 Max」
  6. まとめ 〜おすすめ3Dプリンターのスペック一覧〜
    1. FDM方式
    2. 光造形方式
    3. 自分で自由に比較したい方はツールも活用しよう

はじめに:3Dプリンターとは?

3Dプリンターとは、

あらかじめ準備した3Dデータにもとづいて3次元的な形状を作り出す装置

です。

光造形方式(主な2つの方式については後述します)の例では、プラットフォームと呼ばれる土台をレジン(樹脂)にひたして表面に光を当て、一層ずつ樹脂(レジン)を固めながら引き上げていきます。これを何層も何層も繰り返していくことで、3次元形状を作り上げていきます。

出典:ELEGOO

上の図では、右上の板のような部分がプラットフォームです。材料となる液体の樹脂(レジン)は、図の右下にあるタンクに入れておきます。図には含まれていませんが、タンクの下にLEDやUVランプが設置してあり、その光を使って樹脂を硬化させます。

3Dプリンターでは基本的にどんな3次元形状でも形づくることができます。

もととなるデータはSTLファイルと呼ばれる形式で出力するのが一般的です。STLファイルは、Fusion360のような3DCADや、Blenderなどの3DCGソフトで作成することができます。これらのソフトは基本無償なので個人でも利用しやすく、初心者の方でもすぐに使用することができます。

家庭用3Dプリンターを選ぶポイント【3ステップで完了!】

ここからは家庭用3Dプリンターの選び方について確認していきましょう。

「どこに注目すればいいのかさっぱりわからない!」

という初心者の方にもわかりやすいように、3Dプリンター選びをたったの3ステップにまとめています。

後述するおすすめ3Dプリンターの特徴を理解するうえでも参考になるので、しっかり押さえておきましょう!

おすすめ機種をチェックしたい方は後半にジャンプしてください。

まずは「FDM(熱溶解積層)方式」か「光造形方式」の2種類から選択

家庭用3Dプリンター選びは、

「FDM(熱溶解積層)方式」と「光造形方式」のどちらかを選択する

ところからはじまります。

FDM(Fused Deposition Modeling、熱溶解積層法)方式

FDM方式3Dプリンター本体(左)とフィラメント(右)(出典:Creality)

「FDM(Fused Deposition Modeling)」は、日本語で「熱溶解積層法」と訳されます。「FFF(Fused Filament Fabrication)」という一般名称で呼ばれることもあります。

FDMは、

熱で繊維状の樹脂(フィラメント)を溶かして積層する方式

です。この方式の特徴として、以下のポイントは押さえておきましょう。

FDM方式のメリット
  • 使用できる材料の種類が多い(柔らかい材料から、硬い材料まで)
  • 比較的耐久性があり、力が加わる用途にも対応できる
  • 後処理がほぼ不要
FDM方式のデメリット
  • 積層痕が目立ちやすく、フィギュア作成等の用途には不向き

光造形方式

光造形方式3Dプリンター本体(左)とレジン(右)(出典:ELEGOO)

「光造形方式」は、「光」を使った造形方式です。

液体の樹脂(レジン)を1層1層固めながら3次元形状を形成

していきます。

最低限押さえておきたい光造形方式の特徴は、以下の通りです。

光造形方式のメリット
  • なめらかな表面やディテールの再現度が高く、フィギュア等の用途に最適
  • 一度にたくさんのモノを作ったり、面積の大きいモノを素早く作成できる
光造形方式のデメリット
  • 比較的耐久性が低い
  • 後処理やレジンの扱いに手間がかかる(換気や手袋・マスクの着用)

FDM方式と光造形方式を選ぶ基準をひと言で言ってしまえば、

実用品を作りたい人はFDM方式、フィギュア系の用途であれば光造形方式

です。この観点で選べば間違いないでしょう。



造形可能なサイズを検討

FDM方式と光造形方式のどちらを選ぶかが決まったら、

次に重要な点は「造形可能サイズ」

です。家庭用3Dプリンターを使って作れるモノの標準的なサイズについて理解しておきましょう。

一般的な家庭用「FDM」3Dプリンターの造形可能サイズ
  • 幅:20〜30cm
  • 奥行き:20〜30cm
  • 高さ:25cm〜35cm

サッカーボール(直径22cm)くらいのサイズと覚えておきましょう。

一般的な家庭用「光造形」3Dプリンターの造形可能サイズ
  • 幅:10cm〜20cm
  • 奥行き:6cm〜12cm
  • 高さ:15cm〜25cm

小型は500mlペットボトル2本分、中型は2Lペットボトル2本分くらいのサイズと覚えておきましょう。

標準的なサイズで言えば、

  • FDM方式の方が、光造形方式よりもひと回り大きなモノが作れる

傾向にあります。

もちろん、上記の標準サイズよりも小さい、あるいは大きい造形サイズの3Dプリンターも存在します。後述するおすすめ3Dプリンターを参考に、自分の求める造形サイズが実現できる機種を選びましょう。


光造形3Dプリンターの造形サイズは動画で視覚的にチェック!

光造形3Dプリンターの造形サイズについては、実物大サイズを示しながら動画で解説しています。記事とあわせて活用してみてください。


必要なスペック・オプション機能をチェック

「造形方式」と「造形可能サイズ」の目星がつけば、機種の選択肢はある程度絞られてきます。

あとは

その他のスペックやオプション機能を確認しつつ、お財布と相談

して3Dプリンターを選んでいきましょう。

とはいえ、スペックやオプション機能のすべてを吟味していては、あまりに時間がかかってしまいます。ここからは、

  • 3Dプリンター選びの際にここだけは確認しておきたい項目をピックアップ
  • 重要度別に紹介

していきたいと思います!

組み立て【FDM】(重要度:★★★)

出典:Anycubic

FDM方式の3Dプリンターは、

機種によって配送時の組み立て度合いが異なる

ことを覚えておきましょう。

  • 「要組み立て(DIY)」
  • 「半組み立て済み(クイックアセンブリ、モジュラーデザイン)」
  • 「組み立て済み(密閉式)」

の3種に大別され、3Dプリント開始までの手間が大きく異なります。

DIY好きな人にとっては、「要組み立て」の3Dプリンターであっても組み立ての過程を楽しめるでしょう。

一方で、組み立てが苦手な人や煩わしさを感じる人は「半組み立て済み」や「組み立て済み」が適しています。組み立て度合いによって価格帯も変わってくるので注意しましょう。

組み立て選定のポイント!

組み立てが容易で価格も手頃な「半組み立て済み」がオススメ。

ノズル最高温度【FDM】(重要度:★★☆)

出典:Creality

FDM方式3Dプリンターは、ノズル(材料のフィラメントが出てくるところ)を熱して、材料を一度柔らかくすることで自由自在に3次元形状を作っていきます。

材料の種類によって柔らかくなる温度が異なるため、適切なノズル温度に設定する必要があります。設定できる最高温度が不十分な場合、材料によってはプリントできない場合もあるため注意が必要です。

家庭用3Dプリンターにおいては、ノズル最高温度は260℃度前後が標準的

です。

基本的な材料(PLAやABS、PETG等)の造形であればスタンダードな260℃前後で十分です。一方で、PA(ポリアミド、ナイロン)のような材料を使うことも考えている場合は、300℃付近まで温度上昇可能な機種を選ぶようにしましょう。

ノズル最高温度選定のポイント!

基本的な材料の造形であれば、スタンダードな260℃前後でOK

ヒートベッド(プラットフォーム)【FDM】(重要度:★★☆)

出典:ELEGOO

ヒートベッド(ホットベッドやプラットフォームとも呼ばれます)は、FDM方式において3Dプリントの土台となる箇所です。3Dプリント中に造形物がしっかり固定されるように、通常ヒートベッドは加熱して使用します。

また、ヒートベッドの種類には、大きく分けて

  • 硬いもの(カーボランダムガラス等)
  • 柔らかいもの(バネ鋼等)

があります。

ヒートベッドの種類によって、造形中の固定具合や造形後の取り外しやすさが異なる

ため、要チェックです。

ヒートベッド選定のポイント!
  • 「最高温度」:通常100℃前後。機種によって大きく変わらないため、そこまで重視しなくてOK。
  • 「種類」:硬いガラス製のものや、柔らかいバネ鋼製品がある。造形中はしっかり固定され、造形後は取り外しやすいPEIばね鋼製がオススメ。

オートレベリング【FDM】(重要度:★★☆)

出典:ELEGOO

「オートレベリング」は、3Dプリント開始前の高さ調整機能

です。

3Dプリントを実施する前に、ノズルの高さとヒートベッドの隙間がA4用紙1枚分(約0.1mm)程度になるように高さを調整します。

  • オートレベリング機能がない場合、ほぼ毎回神経を尖らせながら手動で高さ合わせを行う

ことになります。

オートレベリング機能を実行すると、ヒートベッド上の複数箇所(16〜121点程度)の高さを自動で取得し、XY位置ごとの微妙なZ方向の高さを補正してくれます。手動の調整に加えて

  • オートレベリング機能を使用することで、より再現性高くプリントすることが可能

です。

ただし、「オートレベリングあり」であっても、手動で粗調整する必要がある場合が多いです。完全にオート(自動)で調整してくれるわけではないので注意しましょう。

オートレベリング選定のポイント!
  • 「オートレベリングの有無」:手動レベリングをサポートしてくれる「オートレベリングあり」がオススメ!
  • 「オートレベリングの点数」:点数が多いほど位置ごとの適切な補正が期待できる。

ディスプレイ【FDM】(重要度:★★☆)

出典:Creality

3Dプリンターを操作するインターフェースとなるのが、ディスプレイ

です。

  • プリント開始前の温度調整
  • フィラメントの出し入れ
  • オートレベリングの実行

など、すべての操作はディスプレイを介して行います。

近年は

  • カラー表示のタッチスクリーンを採用した扱いやすい機種も豊富に存在

します。一方で、コスパ重視の格安モデルでは、

  • モノクロ表示
  • ノブ式(ドアノブのようなハンドルを回転させて操作するタイプ)

になっている場合もあります。

ディスプレイ選定のポイント!
  • 「モノクロ or カラー」:見やすいカラーがオススメ!
  • 「ノブ式 or タッチ式」:直感的に操作できるタッチ式がオススメ!

最近では、リモートでPCやスマホ画面から3Dプリンターを操作できる機種も増えてきています。



ピクセル数・解像度【光造形】(重要度:★★★)

出典:ELEGOO

光造形方式3Dプリンターにおいて、

「ピクセル数」や「ピクセルサイズ」は最注目のスペック

です。基本的には、

  • ピクセル数が多い
  • ピクセルサイズが小さい

ほど高品質な3Dプリントが可能です。

近年では、10万円を下回る低〜中価格帯の3Dプリンターであっても、

  • 4K(長手方向のピクセル数が約4,000ピクセル)
  • 8K(長手方向のピクセル数が約8,000ピクセル)
  • 12K(長手方向のピクセル数が約12,000ピクセル)

といった高解像度が実現されています。家庭用3Dプリンターが実現できるクオリティは日々大きく進化しているのです。

光造形方式の特徴である滑らかさやディテールの表現を重視する場合には、

最優先で考えるべきは、「ピクセル数」や「ピクセルサイズ」

であると覚えておきましょう。

ピクセル数・解像度選定のポイント!

ピクセル数が多く、ピクセルサイズが小さいほど高品質な3Dプリントが可能

消臭機能【光造形】(重要度:★☆☆)

出典:Creality(左)、Anycubic(右)

家庭用光造形3Dプリンターを使用する上で、

最大の課題の1つが、イヤなレジン臭

です。密室で使用することは難しく、換気はマストです。

そんなレジン臭を軽減してくれるのが、

  • 「消臭機能」

です。内部の活性炭が臭いを吸着してくれる仕様になっています。近年では、3万円台の低価格帯3Dプリンターにおいても、搭載される機種が増えています。完全に臭いが消えるわけではありませんが、「ある」と「ない」では快適さが大きく異なります。

内蔵されていない場合でも、ELEGOOやAnycubicからミニ空気清浄機が販売されています。内蔵されている機種と違って充電する必要がありますが、内蔵されていない機種でも対応可能であることは覚えておきましょう。

消臭機能選定のポイント!

空気清浄機能があると、充電不要で手間が少ない!

対応するデータ形式・スライスソフト【FDM・光造形】(重要度:★☆☆)

出典:ELEGOO

前提として、3Dプリンターを使ったプリントの流れは、基本的に以下の通りです。

  1. データを用意する(他人が作ったデータをダウンロード、自分で制作)
  2. 3Dプリンターが認識できるデータ形式に変換する

1.の段階では、3次元データは「STLファイル」という形式で用意するのが一般的です。そして、2.の段階で「スライスソフト」という3Dプリンター専用のソフトを使い、3Dプリンターが認識できる形式(.gcode等)に変換します(詳しくは初心者向け3Dプリンター完全ガイド【選び方・価格帯・必要なもの】をご覧ください)。

3Dプリンターを選ぶ際に、

データ形式やスライスソフトの対応関係について心配する必要はほとんどありません。

優秀かつ無償の3Dデータを扱う3DCAD・3DCGソフトやスライスソフトが多数存在しており、この記事で紹介しているような有名どころの3Dプリンターであれば、問題なく対応しています。

対応するデータ形式・スライスソフト選定のポイント!

優秀な無料ソフトが多数存在。心配しなくてOK!

Wi-Fi接続機能【FDM・光造形】(重要度:★★☆)

出典:Creality

高価格帯(10万円前後)の機種になると、

家庭用3DプリンターであってもWi-Fi接続可能なものが存在

します。ちなみに、低〜中価格帯の場合は、SDカードを介してパソコンと3Dプリンターの間でデータの受け渡しをするのが一般的です。

Wi-Fi接続機能があると、

  • データの受け渡しのたびにSDカードを抜き差ししなくて良いので便利

です。他にも、

  • プリント状況をモニタリング
  • リモートでプリント動作を制御

することが可能な機種もあります。

最近は、3〜4万円台の低価格帯機種でも対応している場合が多いので、これから購入する人はWi-Fi対応にも注目して選択すると良いでしょう。

WiFi接続機能選定のポイント!

2023年以降は対応機種が増加中!今から選ぶならほぼ必須機能!

日本語サポート・マニュアルの有無【FDM・光造形】(重要度:★☆☆)

家庭用3Dプリンターの基礎知識として覚えておくべきなのが、

家庭用3Dプリンターのブランドは、中国製がほとんど

いうことです。ひと昔前は、中国製を不安視する人も多かった印象がありますが、今や低価格・高品質なガジェットばかりです。むしろ日本製ではこれほど費用対効果の高い家庭用3Dプリンターは販売されていません。

中国製の場合に気になるのが、

  • 「装置自体の日本語対応」
  • 「日本語マニュアルの有無」
  • 「サポートセンターの存在」

あたりではないかと思います。

「装置自体の日本語対応」は、機種によってさまざまです。近年では、

  • ディスプレイの表示を日本語化できるものも多く存在

します。少なくとも英語表記は可能なものが大多数なので、そこまで心配しなくて良いでしょう。

「日本語マニュアルの有無」に関しても、

  • 少なくともPDF形式では対応しているものが多い

印象です。

「サポートセンターの存在」に関しては、ほとんど期待できません。公式サイトから問い合わせることは可能ですが、

  • 日本語で快適なやり取りをすることは期待しない方が良い

でしょう。

困ったときの日本語サポートはどうしても譲れない!という方は、

  • 代理店を通して購入するのがおすすめ

です。Amazon等に比べると若干価格が高い傾向にはありますが、人によっては十分アリな選択肢でしょう。

例えば、多数の海外3Dプリンターメーカーの国内代理店となっているSK本舗は、

  • 3Dプリントまでのメールサポート
  • 初期不良対応
  • 1年以内の無償修理

といった特別サポートを提供しています。

日本語サポート・マニュアルの有無選定のポイント!

日本語対応・マニュアルの心配は不要。日本語サポート希望者は代理店購入がオススメ!



購入前に知っておきたい家庭用3Dプリンターの有名ブランド3選

おすすめの機種について紹介する前に、

最低限知っておきたい家庭用3Dプリンターの有名ブランドについて解説

していきます。

ランキングサイトには、

  • 数十万円以上が当たり前の業務用3Dプリンターブランドも多くランクイン

していますが、なかなか手の出せる価格帯ではありませんよね。

実際は、

  • 10万円以下でも十分すぎるほどの品質の3Dプリンターを販売するブランドが多数存在

します。ここでは、主に家庭用3Dプリンターを取り扱う有名ブランド3社について、代表的なシリーズ・機種とともに解説していきます。

以下に挙げる3つのブランドは、日本国内でも人気が高いです。困ったときなどに知りたい情報も手に入りやすく、とくに初心者の方にはおすすめしたいブランドです。

おすすめ機種をチェックしたい方は後半にジャンプしてください。

Creality

出典:Creality

Crealityは、中国深セン発の3Dプリンターブランドです。2017年に販売を開始した「Ender-3」は、累計80万台以上出荷されている大人気FDM方式3Dプリンターです。

Ender-3シリーズ」の他にも、

等を展開しています。

有名機種:K1C(FDM)HALOT-MAGE Pro(光造形)

ELEGOO

出典:ELEGOO

ELEGOOも、中国深セン発の3Dプリンターブランドです。3Dプリンター以外にも、電子工作やプログラミングといったSTEM教育キットを取り扱っています。

光造形方式では

まで、人気の3Dプリンターを幅広く取りそろえています。FDM方式では、

が展開されています。

Bambu Lab

出典:Bambu Lab

Bambu Labは、中国の深センや上海、米国のテキサス州に拠点をもつ3Dプリンターの製造会社。2022年5月にクラウドファンディングにて発表した「X1 Carbon」、「X1」が同社初の3Dプリンターという、新進気鋭のブランドです。

初代の3DプリンターであるX1シリーズがTIME誌の「THE BEST INVENTIONS OF 2022」の1つに選ばれるなど、センセーショナルなデビューを果たしたBambu Lab。2022年末には、より消費者の手に届きやすい手頃な価格帯を実現した後継機種「P1P」を発表し、家庭用3Dプリンターにおける高速化のトレンドを牽引しています。

有名機種:A1 mini Combo(FDM)P1S(FDM)

Anycubic

出典:Anycubic

Anycubicも、中国深センを拠点とする3Dプリンターブランドです。2016年に最初のFDM方式3Dプリンター「Mega」を発表して以来、光造形・FDMの両方式で多数の機種を発表しています。

FDM方式では、Megaシリーズに代わって

がメインのラインナップとなっています。

光造形方式においても、

といった人気のLCD方式3Dプリンター(光造形方式の1つ)の他、家庭用では珍しい

も展開しています。

有名機種:Kobra 2 Pro(FDM)

ここで紹介した3社以外にも、QIDI TECHPhrozenNOVA3Dといったブランドがしのぎを削っています。気になる方はリンク先の解説記事をご覧ください。



【価格別】家庭用3Dプリンターのおすすめ10選【FDM】

ここからは、

おすすめの家庭用「FDM」方式3Dプリンターを価格別に10機種紹介

していきます。

  • どのくらいの価格帯で
  • どのような機能を搭載しているのか
  • どのくらいのサイズやプリントスピードを実現できるのか

といったポイントについて把握していきましょう。

2024年3月時点の価格を参考にしています。円安の影響等で価格が変動している場合があるので、目安としてご活用ください。

「光造形方式のおすすめ3Dプリンター10選」が見たい方はページ後半にジャンプしてください。


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【〜2万円台】格安&高速エントリーモデル「Ender-3 V3 SE」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

2万円台までのFDM3Dプリンターでおすすめなのは、

Creality「Ender-3 V3 SE」

です。2023年8月に登場した「Ender-3 V3 SE」は、「Ender-3」に代表される「Ender-3シリーズ」の最新機種です。

その特徴は、

  • 開封から20分で3Dプリント開始が可能
  • 「Ender-3シリーズ」で最速のプリントスピード
  • 本体も価格もコンパクト

などなど。

「ノブ式スクリーン」や「PCばね鋼」を採用しているといった気になる点はあるものの、家庭用として導入しやすいサイズ感で、かつ最安クラスのFDM3Dプリンターを手に入れたい方にはおすすめの選択肢です。

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筆者自身も使用しており、レビュー記事に使用感を詳しく記載しています。こちらもあわせてご参照ください。

【2〜3万円台】超高速スタンダードサイズ3Dプリンター「Neptune 4」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

2〜3万円台のおすすめFDM方式3Dプリンターは、

ELEGOO「Neptune 4」

です。

主な特徴は、

  • スタンダードサイズの3Dプリンターで最速レベルのプリントスピード(500mm/s)
  • 造形可能なフィラメントの種類が増える高温対応(ノズル最高温度300℃)
  • ノズルとガントリーにLEDを搭載し、暗環境における利便性向上

であることです。

高速性やノズル最高温度といった基本機能や、LEDのようなサポート機能は、3Dプリント体験の質を左右する重要な要素。毎回の3Dプリントが短時間でかつ便利に行えることを考えると、最低でもこれくらいの価格帯からの3Dプリンターをおすすめしたいです。

 

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【3〜4万円台】超高速スタンダードサイズ3Dプリンター「Kobra 2 Pro」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

3〜4万円台のおすすめFDM方式3Dプリンターは、

Anycubic「Kobra 2 Pro」

です。

主な特徴は、

  • スタンダードサイズの3Dプリンターで最速レベルのプリントスピード(500mm/s)
  • 「Kobra 2シリーズ」で最大の加速度2000mm/s²
  • 内蔵RAM&アプリコントロール対応

であることです。

「Kobra 2シリーズ」には、他にも「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」という同様の機能をもちながらサイズは異なる3Dプリンターが存在します。その中でも、この「Kobra 2 Pro」は最もコンパクトで低価格な、導入しやすい1台となっています。

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【4〜5万円台】超高速&Wi-Fi対応3Dプリンター「Ender-3 V3 KE」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

4〜5万円台のおすすめFDM方式3Dプリンターは、

Creality「Ender-3 V3 KE」

です。

「Ender-3 V3 KE」は、格安機種「Ender-3 V3 SE」の上位互換で、

  • 最大500mm/s!Benchyを15分でプリント可能!
  • Creality OS搭載!Wi-Fi転送やアプリ制御が可能に!
  • タッチパネルやPEIプレート、フィラメント切れ検知センサーが標準搭載

4万円台でWi-Fi対応しているのはうれしいですね。

その他にも優れた機能が盛りだくさんの注目機種。詳細は、

  • 上記の解説動画
  • 下記の実機レビュー

をぜひご覧ください。

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【5〜6万円台】爆速&スタンダードサイズの決定版「CR-10 SE」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

5〜6万円台のおすすめFDM方式3Dプリンターは、

Creality「CR-10 SE」

です。

2023年後半に発表された「CR-10 SE」。

  • 最大600mm/s!家庭用3Dプリンター最速で「K1」にも匹敵!
  • X・Y軸ともにリニアレールを採用!精度と耐久性に違いアリ!
  • Gセンサー(振動補正センサー)を標準搭載!高いプリント品質を実現!

などなど、密閉なし・スタンダードサイズの3Dプリンターとしては、コスパも含めて現状最高峰の1台と言って良いでしょう。

「『K1』はちょっと高いけど、できるだけ性能の良い3Dプリンターがほしい!」

という方におすすめの1台です。

クーポンやタイムセールを反映した価格はAmazonページをご覧ください!



【6〜7万円台】超高速&大型サイズ3Dプリンター「Neptune 4 Max」

6〜7万円台のおすすめFDM方式3Dプリンターは、

ELEGOO「Neptune 4 Max」

です。

中型の「Neptune 4 Plus」よりもさらに造形サイズが大きい(320×320×385mm³ → 420×420×480mm³)点が、「Neptune 4 Max最大の特徴です。

「とにかく造形サイズの大きい高速3Dプリンターがほしい!」

「コスプレ用のオリジナルマスクやヘルメットをプリントしたい!」

という声に答えることができる数少ない超高速&大型3Dプリンターであると言って良いでしょう。

大きければ大きいほど3Dプリントには時間がかかるもの。500mm/sの速さで高速プリントできる「Neptune 4シリーズ」の利点を最大限に生かせる1台となっています。

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【7〜8万円台】アップグレードされた超高速&密閉型3Dプリンター「K1C」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

7〜8万円台でおすすめのFDM3Dプリンターは、

Creality「K1C」

です。

2023年に登場した「K1」の後継機種で、最大600mm/sの爆速プリントスピードを維持しながら、

  • エクストルーダーの強化(オールメタル化)
  • 耐摩耗クイックスワップノズル採用(カーボンファイバーフィラメントをサポート)
  • AIカメラ標準搭載
  • 衝撃吸収底部パッド搭載
  • サイレントモードへの切り替え可能

といったアップグレードを果たしています。

「家庭用3Dプリンターの高速化」は2023年から続く昨今のトレンド。

  • 各社が高速3Dプリンターを発表する中、「K1C」はその最先端を走る3Dプリンター

となっています。

「とにかく速く、便利な3Dプリンターがほしい!」

という方にとっては、現状最も適した選択肢の1つとなっています。

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【8〜9万円台】マルチカラー対応&超高速3Dプリンター「A1 mini Combo」

類似機種「A1 Combo」について、YouTubeで実機レビューしています!

8〜9万円台でおすすめのFDM3Dプリンターは、

Bambu Lab「A1 mini Combo」

です。

2024年1月に日本リリースとなった、Bambu Lab「A1 mini Combo」。

  • 密閉なしのBambu Lab家庭用ラインナップの1台
  • エントリーモデルとして最適な組み立て不要・小型の本体(180×180×180mm³)
  • 「AMS lite」併用による最大4色プリントが可能

という特徴を備える、今最注目の1台と言っても過言ではないでしょう。

【9〜10万円台】超高速&密閉型の中規模サイズ「X-Plus 3」

出典:QIDI TECH

9〜10万円台でおすすめのFDM3Dプリンターは、

QIDI TECH「X-Plus 3」

です。

「X-Plus 3」の特徴は、

  • 最大プリントスピード:600mm/s
  • 高温対応(最大ノズル温度:350℃、最大チャンバー加熱温度:65℃)
  • スタンダードサイズよりひと回り大きい造形サイズ(280×280×270mm³)

などなど。

Creality「K1」に並ぶ最大プリントスピードだけでなく、造形領域となる庫内の加熱や少し大きめの造形サイズが魅力の「X-Plus 3」。10万円前後という価格帯はなかなかのコストパフォーマンスではないでしょうか?

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【10万円台〜】超高速&AI LiDAR&カメラ搭載「K1 Max」

10万円を超える価格帯のおすすめFDM3Dプリンターは、

Creality「K1 Max」

です。

「K1」がもつ高速3Dプリントの魅力に加え、以下のようなプラスアルファの機能を搭載しています。

  • 造形サイズが大きい(K1:220×220×250 → K1 Max:300×300×300)
  • AI LiDAR機能搭載
  • AIカメラ搭載
  • 空気清浄機能搭載

「K1」にはない、

  • ハイエンドモデルならではのリッチな機能が多数搭載

されています。詳細は以下の解説記事をご覧ください。「K1」と比べて価格差相応の価値があるかどうか、しっかり確認しておきましょう。

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【価格別】家庭用3Dプリンターのおすすめ10選【光造形】

ここからは、

おすすめの家庭用「光造形」方式3Dプリンターを価格別に10機種紹介

していきます。

  • どのくらいの価格帯で
  • どのような機能を搭載しているのか
  • どのくらいのサイズや解像度を実現できるのか

といったポイントについて把握していきましょう。

2023年9月時点の価格を参考にしています。円安の影響等で価格が変動している場合があるので、目安としてご活用ください。


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決して安い買い物ではなく、しかもほとんどが海外ブランドの3Dプリンター。

万が一の際のサポートや保証があると安心ですよね。。。!

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【〜2万円台】初心者向け低コストモデル「Sonic Mini」

2万円台までのおすすめ光造形3Dプリンターは、

Phrozen「Sonic Mini」

です。

「Sonic Mini」には、

  • 数少ない2万円台前半で購入できる光造形3Dプリンター
  • 造形サイズが非常にコンパクト(120×68×130mm³)
  • 解像度は2K(1920×1080)

という特徴があります。

中級者以上には物足りないスペックですが、3Dプリンターを扱うのが初めてという初心者の方にはおすすめできるモデルです。

ちなみに、「Sonic Mini」はSK本舗の初心者導入セットにも含まれています。光造形3Dプリンターをはじめる方が必要品一式をそろえたい場合には、セット購入してしまった方がお得になるかと思います。

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【2〜3万円台】格安4K3Dプリンター「Photon Mono 2」

出典:YouTube「Anycubic Photon Mono 2-The First Choice for Resin 3D printing beginners |(re-upload ver.)」

2〜3万円台のおすすめ光造形3Dプリンターは、

Anycubic「Photon Mono 2」

です。

「Photon Mono 2」は2023年にリリースされた初心者向けの1台で、

  • 造形サイズはコンパクト(143×89×165mm³)
  • 解像度はしっかり4K

というスペックがポイント。

初心者だけど、光造形の特徴であるなめらかな造形をしっかり味わいたいという方におすすめしたい3Dプリンターです。

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【3〜4万円台】コスパ最強9K「Mars 4」

3〜4万円台には優秀な光造形3Dプリンターが多数存在します。

造形サイズは決して大きくないものの、高い解像度(ピクセル数)をもつ機種が続々登場中。光造形3Dプリンターの特徴である「なめらかさ」を体感する上で、解像度の高さは非常に重要なスペックとなります。

2023年6月に登場した

ELEGOO「Mars 4」

は、3〜4万円台という驚きの価格帯で9K解像度を実現。価格が安いのはもちろんのこと、十分すぎるほどのスペックと高い操作性を備えたコスパ最強の3Dプリンターとなっています。

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【4〜5万円台】高速&Wi-Fi対応の9K「Mars 4 Ultra」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

4〜5万円台のおすすめ3Dプリンター「Mars 4」の上位互換機種が

ELEGOO「Mars 4 Ultra」

です。

「解像度」や「造形サイズ」といったスペックは「Mars 4」と同じですが、

  • 高速プリントを実現する「ACFフィルム」の採用
  • データ転送がグッと楽になる「Wi-Fi対応
  • 位置合わせがしやすく、やり直し不要な「4点レベリング」の採用

といった、「Mars 4」にはない便利な機能を豊富に搭載しています。

筆者自身、実際に使用してみた上で、1万円ほどの追加が可能であれば上位機種「Mars 4 Ultra」を選択してほしいと感じる優秀な3Dプリンターです。

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【5〜6万円台】高速&スマートレジンポンプ搭載8K機種「HALOT-MAGE Pro」

5〜6万円台のおすすめ光造形3Dプリンターは、

Creality「HALOT-MAGE Pro」

です。

その特徴は、

  • 8K高解像度
  • 最大170mm/hのプリントスピード
  • スマートレジンポンプ等の便利機能搭載

などなど盛りだくさん。特に、スマートレジンポンプはレジンを自動で補充したり戻したりする便利な機能です。

「ある」と「ない」とでは利便性が大きく異なるオプション機能を多数搭載した優秀な3Dプリンターと言えるでしょう。

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【6〜7万円台】12K超高解像度3Dプリンター「Saturn 3」

6〜7万円台のおすすめ光造形3Dプリンターは、

ELEGOO「Saturn 3」

です。

ついに12K&19umの超高解像度に到達した「Saturn 3」。その圧倒的なスペックは以下の通りです。

  • ピクセル数:12K(11520×5120)
  • ピクセルサイズ:0.019×0.024mm
  • プリントスピード:最大150mm/h

先代機種の「Saturn 2」と比べても、その差は歴然。家庭用3Dプリンターの飛躍的な進化を感じる1台です。

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【7〜8万円台】高速&超高解像度12K3Dプリンター「Saturn 3 Ultra」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

7〜8万円台の光造形3Dプリンターでおすすめなのは、

ELEGOO「Saturn 3 Ultra」

です。

その特徴は、

  • 解像度→「12K」(長手方向のピクセル数が約12,000ピクセル)に到達
  • 造形サイズ→218.88×122.88×250mm³

です。

また、4〜5万円台のおすすめで紹介した「Mars 4 Ultra」と同様、「ACFフィルム」や「Wi-Fi対応」、「4点レベリング」といった便利なオプションが搭載されているのも「Saturn 3 Ultra」の魅力。

「『Marsシリーズ』の控えめな造形サイズでは物足りない!」

という方にピッタリの、「解像度」「造形サイズ」「利便性」を兼ね備えた家庭用3Dプリンターの最高峰と言って良い1台でしょう。

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【8〜9万円台】高さ30cmのコスパ最強大型機種「Jupiter SE」

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

8〜9万円台のおすすめの3Dプリンターは、

ELEGOO「Jupiter SE」

です。

その特徴は、

  • おなじみの赤いUVカバーで再登場!(ハンドル付き
  • 家庭用最大級!高さ30cmの大型造形サイズを実現!
  • 進化した自動レジン供給機能搭載!

などなど。

高さ30cmクラスのプリントができる光造形機種は少なく、しかも10万円以下で購入できる機種は唯一無二。

「大きなモノを、光造形ならではの高精細なプリントで制作したい!」

という方にとっては最注目の1台でしょう。

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【9〜10万円台】サーモスタット搭載の超高解像度機種「Whale3 Ultra 14K」

9〜10万円の光造形3Dプリンターでおすすめなのは、

NOVA3D「Whale3 Ultra 14K」

です。

  • ピクセル数:14K(13320×5120)
  • ピクセルサイズ:16.8×24.8um

という超高解像度3Dプリンターであるだけでなく、

  • レジン自動供給機能搭載
  • 便利なフリップ式UVカバー・取っ手付きレジンバット採用
  • レジンを温めてプリントが失敗しにくいサーモスタット搭載

というハイエンドモデルにふさわしい多数のスマートテクノロジーを搭載している点に特徴があります。

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【10万円台〜】大型&高コスパ光造形機種「Photon M3 Max」

10万円を超える光造形3Dプリンターでおすすめなのは、

Anycubic「Photon M3 Max」

です。

その特徴は、

  • 大型の造形サイズ(298×164×300mm³)
  • 大型造形に欠かせないレジン補充機能の搭載

です。

特筆すべきはその造形サイズ。数十万円が当たり前の大型造形モデルの中では、比較的価格を抑えられる貴重な1台です。

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まとめ 〜おすすめ3Dプリンターのスペック一覧〜

今回は、最新のおすすめ家庭用3Dプリンターについて、FDM方式と光造形方式のそれぞれで10機種、価格別で紹介してきました。

最後に、紹介したおすすめ3Dプリンターのスペック一覧を紹介して締めくくります。

FDM方式

モデル名Ender-3 V3 SENeptune 4Kobra 2 ProEnder-3 V3 KECR-10 SENeptune 4 MaxK1CA1 miniX-Plus 3K1 Max
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーCrealityELEGOOAnycubicCrealityCrealityELEGOOCrealityBambu LabQIDI TECHCreality
本体サイズ(LxWxH)[mm]420 x 366 x 490475 x 445 x 515435 x 463 x 486433 x 366 x 490490 x 470 x 625658 x 632 x 740355 x 355 x 482347 x 315 x 365511 x 527 x 529435 x 462 x 526
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250225 x 225 x 265220 x 220 x 250220 x 220 x 240220 x 220 x 265420 x 420 x 480220 x 220 x 250180 x 180 x 180280 x 280 x 270300 x 300 x 300
エクストルーダダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトクイックスワップ-ダイレクト
プリントスピード[mm/s]250500500500600500600500600600
最大ノズル温度[℃]260300260300300300300300350300
最大ヒートベッド温度[℃]1001101101001108510080-120
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済-組み立て済み組み立て済み組み立て済み組み立て済み
プラットフォームPCばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIばね鋼PEIフレキシブルPEIプレート(Textured/Smooth)HF Boardフレキシブル
オートレベリング
フィラメントセンサ×-
停電時自動回復印刷-
密閉×××××××
ディスプレイノブ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸-××
データ入力SDカードLAN
USB
USB
Anycubic APP
USB
LAN
Creality Cloud APP
USB
Wi-Fi
Creality Cloud APP
Wi-Fi
LAN
USB
USB
Ethernet
Wi-Fi
Wi-Fi
Bambu-Bus
Wi-Fi
Ethernet
USB
USB
Ethernet
Wi-Fi
本体重量[kg]7.128.38.47.89.2718.112.45.519.518
スライスソフトCreality Print
Cura
Simplify3D
ELEGOO CuraAnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
Creality Print
Cura
Simplify3D
Creality Print
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
ELEGOO CuraCreality Print
Cura
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
QidiPrint
Cura
simplify3D
Creality Print
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
その他内蔵RAM(8GB)
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
リモート制御機能LED搭載
カーボンファイバー対応
リモート制御機能
ディスプレイ取り外し可能
LED搭載
リモート制御機能
AIカメラ搭載
エアフィルター搭載
LED搭載
サイレントモード搭載
カーボンファイバー対応
ワンクリック印刷(MakerWorld)対応
AMS lite(マルチカラー)対応
カメラ搭載
チャンバー加熱<65℃リモート制御機能
AIカメラ搭載
AI LiDAR搭載
空気清浄機搭載
Lighting kit搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

光造形方式

モデル名Sonic MiniPhoton Mono 2Mars 4Mars 4 UltraHALOT-MAGE PROSaturn 3Saturn 3 UltraJupiter SEWhale3 Ultra 14KPhoton M3 Max
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーPhrozenAnycubicELEGOOELEGOOCrealityELEGOOELEGOOELEGOONOVA3DAnycubic
本体サイズ(LxWxH)[mm]250 x 250 x 330235 x 229 x 390227 x 227 x 438.5227 x 227 x 443.5333 x 270 x 608--479.9 x 377.4 x 657.5312 x 341 x 580400 x 408 x 596
造形サイズ(LxWxH)[mm]120 x 68 x 130143 x 89 x 165156.36 x 77.76 x 175156.36 x 77.76 x 165228 x 128 x 230218.88 x 122.88 x 250218.88 x 122.88 x 260277.848 x 156.264 x 300223 x 126 x 250298 x 164 x 300
Z軸精度[mm]-0.010.020.02---0.02--
積層ピッチ[mm]0.01-0.3-0.01-0.20.01-0.20.05-0.15--0.01-0.20.02-0.16-
ピクセルサイズ[mm]0.06250.0350.0180.0180.02970.019 x 0.0240.019 x 0.0240.0510.0168 x 0.0248-
ピクセル数(XY)1920 x 10804096 x 25608520 x 43208520 x 43207680 x 432011520 x 512011520 x 51205448 x 306413320 x 51206480 x 3600
プリントスピード[mm/h]Max 80(1.5-3s)30-70Max 150Max 170Max 70Max 150Max 7055Max 60
データ入力USBUSBUSBUSB
Wi-Fi
USB
Creality Cloud
WiFi
RJ45 cable
USBUSB
Wi-Fi
USBUSB
WiFi
RJ45 cable
USB
本体重量[kg]545.2713--19.5-26
スライスソフトCHITUBOXPhoton WorkshopChituBox
Voxeldance Tango
ChituBox
Voxeldance Tango
HALOT BOX
LycheeSlicer
CHITUBOX
ChituBox
Voxeldance Tango
-ChituBox
Voxeldance Tango
Lychee Slicer
Chitubox
Novamaker
Voxel dance Tango
Photon Workshop
その他空気清浄機付き空気清浄機付き
Linux OS搭載
RAM4GB内蔵
4点レベリング
ACFフィルム使用
消臭機能付き
リモート制御機能
フリップ式UVカバー
スマートレジンポンプ
空気清浄機付き空気清浄機付き
Linux OS搭載
RAM4GB内蔵
4点レベリング
ACFフィルム使用
空気清浄機付き
自動レジン供給回収機能
4点レベリング
自動レジン供給機能
フリップ式UVカバー
レジン加熱機能
自動レジン供給機能
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

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  • 各機種の解説ページへのリンクも掲載

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