【2026】Anycubic FDM3Dプリンター全機種比較!【Kobra X/4/S1 Max/3 Max V2】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、AnycubicのFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンター全モデルを徹底比較していきます。

Anycubicは光造形方式の3Dプリンターも販売する家庭用3Dプリンターの有名企業です。

FDM方式3Dプリンターとしては「Megaシリーズ」や「4Max Pro 2.0」、「Vyper」など多数のラインナップを展開してきました。

2022年からは「Kobraシリーズ」を続々発表し、その高いコスパから人気を博しています。

この記事では、多数の機種を展開してきたAnycubicのFDM3Dプリンターについて徹底解説していきます。

各機種・シリーズにどのような特徴があるのか詳しく解説しているので、購入する際の参考にしてみてください!

この記事を読んでわかること
  • 現行Anycubic FDM3Dプリンターと従来機のスペック・価格の違い
  • 今選ぶならどの3Dプリンターがおすすめ?

それでは見ていきましょう!



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【2026年版】Anycubic FDM方式3Dプリンター一覧

Kobra X
Kobra X(出典:Anycubic公式製品画像)
Kobra S1 Max
Kobra S1 Max(出典:Anycubic公式製品画像)
用途・候補造形領域構造・庫内加熱多色構成の違い
Kobra X:本体だけで4色260×260×260mm開放型・庫内加熱なし本体標準4色。ACE 2 Pro追加で拡張/乾燥
Kobra 4 Combo:標準サイズの外付け多色機260×260×260mm開放型ACE 2 Pro 1台で4色、追加構成で最大8色
Kobra 3 V2 Combo:前世代も価格比較255×255×260mm開放型・庫内加熱なしACE Pro付属構成。ACE 2 Proへの変更は対応部品を確認
Kobra S1 ACE 2 Pro Combo:密閉CoreXY250×250×250mm密閉型・アクティブ庫内加熱なしACE 2 Pro 1台で4色、拡張構成で最大16色
Kobra S1 Max Combo:大きさと庫内加熱350×350×350mm密閉CoreXY・最大65℃庫内加熱ACE 2 Pro 1台で4色、拡張構成で最大16色
Kobra 3 Max V2 Combo:高さ500mmの大物420×420×500mm開放型ACE 2 Pro 1台で4色、仕様表では最大8色

Kobra 4とKobra 3 Max V2は、海外公式で案内されている新機種です。

日本で早く使い始めたい場合は、国内で販売されているKobra X・Kobra 3 V2・S1系も候補になります。

まずはじめに、AnycubicのFDM方式3Dプリンターを1つ1つ確認していきましょう。

見やすいように、シリーズごとに分けて表示しています。

現行比較:Kobra X・Kobra 3 V2・Kobra S1

Kobra X
Kobra X(出典:Anycubic公式製品画像)
Kobra 3 V2 Combo
Kobra 3 V2 Combo(出典:Anycubic公式製品画像)
Kobra S1 ACE 2 Pro Combo
Kobra S1 ACE 2 Pro Combo(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名Kobra XKobra 3 V2 ComboKobra S1 ACE 2 Pro Combo
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
-
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価格(SK本舗)
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価格(Amazon)
¥62,999
(2026/10/12 09:50 時点)
¥109,999
(2026/10/12 16:05 時点)
価格(海外ストア)
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本体サイズ(LxWxH)[mm]455.4 x 445.3 x 461.3452.9 x 504.7 x 483400 x 410 x 490
本体重量[kg]9.59.3722.6
構造ベッドスリンガーCoreXY
密閉××○
ヒートチャンバー×××
組み立て半組み立て済半組み立て済組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]260 x 260 x 260255 x 255 x 260250 x 250 x 250
最大スピード[mm/s]600600600
推奨スピード[mm/s]300300300
最大加速度[mm/s²]200002000020000
最大押出流量[mm³/s]--
最大ノズル温度[℃]300300320
最大ヒートベッド温度[℃]100110120
対応フィラメントPLA、PETG、TPU、PVA、PLA-CF、PETG-CF、ASAPLA, PETG, TPUPLA, PETG, ABS, ASA
マルチカラー4色
19色まで拡張可能
ACE Pro
1台で4色
最大8色
ACE 2 Pro
1台で4色
最大16色
消費電力[W]400-
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi○○○
内部ストレージ[GB]○-
カメラ/リモートモニタリング○○○
スライスソフトAnycubic Slicer NextAnycubicSlicer
Cura
Anycubic Slicer Next
その他AI Spaghetti Detection, Object-Skip & Area Leveling, Flow Dynamic Calibration, Vibration Compensation, Active noise cancellation (≤48dB)
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

密閉大型:Kobra S1 Maxの単体とCombo

Kobra S1 Max
Kobra S1 Max(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名Kobra S1 MaxKobra S1 Max Combo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
-
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価格(SK本舗)
-
-
価格(Amazon)
¥119,999
(2026/10/12 16:10 時点)
¥169,999
(2026/10/12 16:05 時点)
価格(海外ストア)
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本体サイズ(LxWxH)[mm]502.7 x 483 x 584502.7 x 483 x 584
本体重量[kg]25.725.7
構造CoreXYCoreXY
密閉○○
ヒートチャンバー6565
組み立て組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]350 x 350 x 350350 x 350 x 350
最大スピード[mm/s]600600
推奨スピード[mm/s]300300
最大加速度[mm/s²]2000020000
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]350350
最大ヒートベッド温度[℃]120120
対応フィラメントPLA、PETG、TPU (95A)、PET、PLA-CF、PETG-CF、PVA、ABS、ASA、PC、PA、PA6-CF、PC-CF / GF、PET-CFPLA、PETG、TPU (95A:外部給材のみ)、PET、PLA-CF、PETG-CF、PVA、ABS、ASA、PC、PA、PA6-CF、PC-CF / GF、PET-CF
マルチカラーACE 2 Pro(別売)
1台で4色
4台+Hubで最大16色
ACE 2 Pro 1台付属:4色
4台+Hubで最大16色
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式4.3インチ静電容量式タッチスクリーン
Wi-Fi○○
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング○○
スライスソフトAnycubic Slicer NextAnycubic Slicer Next
その他AIスパゲッティ検出、異物検出、フローキャリブレーション、振動補正AIスパゲッティ検出、異物検出、フローキャリブレーション、振動補正、ACE 2 Pro付属
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Anycubic Kobra S1 Max Combo-EN
Kobra S1 Max Comboの製品紹介(Anycubic公式)

従来構成との追加比較:S1・Kobra 3 Max

Kobra 3 Max
Kobra 3 Max(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名Kobra S1 ComboKobra 3 Max Combo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
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価格(SK本舗)
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価格(Amazon)
¥91,999
(2026/10/12 16:05 時点)
価格(海外ストア)
-
-
本体サイズ(LxWxH)[mm]400 x 410 x 490706 x 640 x 753
本体重量[kg]22.627.1
構造CoreXYベッドスリンガー
密閉○×
ヒートチャンバー××
組み立て組み立て済み半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]250 x 250 x 250420 x 420 x 500
最大スピード[mm/s]600600
推奨スピード[mm/s]300300
最大加速度[mm/s²]2000010000
最大押出流量[mm³/s]--
最大ノズル温度[℃]320300
最大ヒートベッド温度[℃]12090
対応フィラメントPLA, PETG, ABS, ASAPLA, PETG, ABS, ASA
マルチカラーACE Pro
1台で4色
最大8色
ACE Pro
1台で4色
最大8色
消費電力[W]-300
ディスプレイタッチ式タッチ式
Wi-Fi○○
内部ストレージ[GB]--
カメラ/リモートモニタリング○×
スライスソフトAnycubic Slicer NextAnycubic Slicer Next
third-party
その他
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

従来機資料:「Kobra 2シリーズ」一覧

Kobra 2
Kobra 2(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名Kobra 2Kobra 2 NeoKobra 2 ProKobra 2 PlusKobra 2 Max
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubicAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
-
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-
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価格(SK本舗)
-
-
-
¥19,800
(2026-10-12 16:56 時点)
-
価格(Amazon)
¥59,999
(2026/10/12 16:05 時点)
価格(海外ストア)
-
-
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-
-
本体サイズ(LxWxH)[mm]440 x 435 x 486440 x 440 x 485435 x 463 x 486605 x 564 x 630735 x 640 x 740
本体重量[kg]8.47.38.41321
構造
密閉×××××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250220 x 220 x 250220 x 220 x 250320 x 320 x 400420 x 420 x 500
最大スピード[mm/s]300250500500500
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]1101101109090
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式ノブ式タッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトAnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
AnycubicSlicer
PrusaSlicer
Cura
その他最大プリントスピードはファームウェアアップデート後の値内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
ダブルモーターデュアルZ軸
内部ストレージ(8GB)
アプリコントロール対応
ダブルモーターデュアルZ軸
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

従来機資料:初代「Kobraシリーズ」一覧

Kobra
Kobra(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名KobraKobra GoKobra NeoKobra PlusKobra Max
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubicAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
-
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-
-
価格(SK本舗)
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-
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価格(Amazon)
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¥97,999
(2023-07-12 21:01 時点)
価格(海外ストア)
-
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-
-
-
本体サイズ(LxWxH)[mm]430 x 486 x 486445 x 443 x 490445 x 443 x 490560 x 546 x 605715 x 665 x 720
本体重量[kg]7.57-1116
構造
密閉×××××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済要組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250220 x 220 x 250220 x 220 x 250300 x 300 x 350400 x 400 x 450
最大スピード[mm/s]100100100100100
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]11011011010090
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式ノブ式ノブ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトCura
Repetier-Host
simplify3D
-CuraCura
Repetier-Host
simplify3D
Cura
Repetier-Host
simplify3D
その他デュアル斜め支柱
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

従来機資料:Megaシリーズ/Vyper

Vyper
Vyper(出典:Anycubic公式製品画像)

モデル名Mega SMega XVyper
本体イメージproduct image
メーカーAnycubicAnycubicAnycubic
価格(サンステラ)
-
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-
価格(SK本舗)
-
-
-
価格(Amazon)
-
価格(海外ストア)
-
-
-
本体サイズ(LxWxH)[mm]405 x 410 x 453500 x 500 x 553508 x 457 x 516
本体重量[kg]111910
構造
密閉×××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済要組み立て要組み立て
造形サイズ(LxWxH)[mm]210 x 210 x 205300 x 300 x 305245 x 245 x 260
最大スピード[mm/s]100100180
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260250260
最大ヒートベッド温度[℃]11090110
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトCuraCuraCura
その他デュアルY軸
出典Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様Anycubic公式製品仕様
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

以下のKobra 2・初代Kobra・Mega・Vyperは従来世代です。

現行Kobra X・Kobra 4・S1系とは、自動調整や多色機能の構成が異なります。

Anycubic FDM方式3Dプリンターシリーズの特徴

出典:https://www.anycubic.com/collections/fdm-printer

ここからは、AnycubicのFDM3Dプリンター各シリーズ・機種の特徴について確認していきましょう。

Kobra X:本体に4色供給を備える開放型

Anycubic Kobra Xの実機
Anycubic Kobra X
【Kobra X】#Anycubic の最新マルチカラー3Dプリンターを徹底レビュー!Poopが激減&高速フィラメント切り替えシステムの実態とは!?分解して従来型AMS系との違いも徹底解説!

Kobra Xは260×260×260mmの造形領域を持ち、ACEを追加しなくても4色プリントができます。

フィラメント切替・パージを減らす設計が特徴ですが、削減量はモデルや設定で変わります。

本体だけでは能動乾燥がないため、湿気対策とスプールの置き場所を考えましょう。

公式の多材料例はPLA+TPU 68Dです。

一般のTPU 95AとPLAを同じ自動切替条件で使えるとは限りません。

ACE 2 Proを4台と対応Hub等で拡張した場合の最大値が19色で、標準4色やCombo同梱構成とは区別してください。

Kobra Xの多色プリントで生じる排出材料や、実際の使い勝手は、以下の実機レビューで紹介しています。

Kobra S1 Max:350mm角・65℃庫内加熱の密閉CoreXY

Kobra S1 Max
Kobra S1 Max(出典:Anycubic公式製品画像)

Kobra S1 Maxは350×350×350mmの造形領域、最大350℃ノズル、最大120℃ベッド、最大65℃のアクティブ庫内加熱を備えます。

S1の250mm角から大型化し、単なる密閉筐体に加えて庫内温度を制御できる点が違いです。

S1 Maxで多色を使うなら、ACE 2 Proが1台付属するComboを選びます。

標準は4色で、最大16色にはACE 2 Proの追加と対応Hubなどが必要です。

初代ACE Proには対応しません。

S1 Maxの本体サイズは502.7×483×584mmです。

本体に加えて横に置くACE 2 Proと、前面の扉を開くためのスペースが必要になります。

Kobra 4:ACE 2 Proで多色化する260mm角の新機種

Anycubic Kobra 4 Combo
Anycubic Kobra 4 Combo(出典:Anycubic公式)

Kobra 4は260×260×260mmの造形領域を持つ開放型FDM機です。

本体のみは単色、ComboはACE 2 Pro 1台付きの4色構成で、最大8色は拡張時の仕様です。

Kobra Xの「本体だけで4色」とは構成が異なります。

Anycubic Kobra 4 Combo
Kobra 4 Comboの製品紹介(Anycubic公式)

Kobra 4で柔らかいTPU 95Aを使う場合は、本体へ直接供給します。

ACE 2 Proを通した自動材料切替には対応しません。

Kobra 3 Max V2 Combo:ACE 2 Pro付きの大型更新機

Kobra 3 Max V2 Combo
Kobra 3 Max V2 Combo(出典:Anycubic公式製品画像)

Kobra 3 Max V2 Comboは420×420×500mmの造形領域を備え、ACE 2 Proと全金属ホットエンドを採用しています。

付属のACE 2 Proで4色、仕様表で案内される拡張構成は最大8色です。

Kobra 3 Max V2のプリントヘッド部品は、旧Kobra 3 Maxと互換ではありません。

開放型でベッドが前後に動くため、奥行きにはベッドの移動と配線の余裕が必要です。

海外ページには予約販売表示も残っているため、日本向け即納品としては紹介していません。

確認項目Kobra 4 ComboKobra 3 Max V2 Combo
造形領域260×260×260mm420×420×500mm
標準多色ユニットACE 2 Pro 1台・4色ACE 2 Pro 1台・4色
最大色数(追加機器が必要)8色仕様表では8色
構造開放型ベッドスリンガー開放型ベッドスリンガー
最大ノズル温度300℃350℃
最大ベッド温度100℃90℃
標準ノズル0.4mm・硬化鋼0.4mm・硬化鋼
推奨/最大速度300/600mm/s300/600mm/s
最大加速度20,000mm/s²10,000mm/s²
レベリングLeviQ 3.0LeviQ 3.0
カメラ標準HD・720p別売カメラを確認
本体重量(ACEを除く)9.9kg約18kg
本体寸法(ACE・可動域を除く)455.4×445.3×461.3mm706×640×753mm
ACE 2 Pro寸法(別に場所が必要)368×291.5×236.5mm368×291.5×236.5mm
価格海外・国内の販売条件を注文先で確認国内取得価格:
¥135,999
(2026/10/12 16:05 時点)
仕様出典Kobra 4公式仕様3 Max V2公式仕様

表は2026年9月30日時点のメーカー仕様です。

Kobra 3 Max V2は公式ページ内に8色と16色の記載が混在しており、仕様表と販売構成が一致する8色までを比較しています。

Kobra 3シリーズ&Kobra S1シリーズ

🔥Anycubic Kobra S1 Combo | Simple, One and Done!🔥

Kobra 3シリーズは2024年から展開され、Kobra 3 V2・Kobra 3 Maxなどへ発展しました。

密閉CoreXYのKobra S1と、庫内加熱を備えるS1 Maxも選べます。

2026年にはKobra XやKobra 4も加わり、Kobra 3だけが最新という位置付けではありません。

その特徴は、何と言ってもマルチカラー対応。

初期のKobra 3・S1 ComboにはACE Proが付属します。

現在のS1 ACE 2 Pro ComboとS1 Max Comboには、新しいACE 2 Proが付属します。

高速かつマルチカラーを実現しつつ、サイズの選択肢、あるいは密閉の有無もバリエーションが用意されている「Kobra 3シリーズ」&「Kobra S1シリーズ」。

詳細が気になる方は、以下のシリーズ特集記事もご覧ください。

Kobra 2シリーズ

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Series - Up to 10x Faster | Up to 88L Build Volume | Smart and User-friendly」

2023年、「Kobraシリーズ」が「超高速」になって帰ってきました。

それが「Kobra 2シリーズ」です。

スタンダードモデルである「Kobra 2」のみ先立ってリリースされ、販売当初はAmazonでも品薄状態が続くなど、すでに人気のFDM3Dプリンターとなっています。

そして、2023年8月末に一挙4機種が公開。

最大500mm/sのプリントスピードが魅力のラインナップとなっています。

  • Kobra 2 Max
  • Kobra 2 Plus
  • Kobra 2 Pro
  • Kobra 2 Neo

造形サイズや最大プリントスピードの異なる全5機種からなる「Kobra 2シリーズ」。

詳しくは、「Kobra 2シリーズ」について解説した以下の記事をご覧ください。

各機種の詳細や選択のポイントについて徹底解説しています。

Kobraシリーズ

出典:Anycubic

2022年、AnycubicのFDM3Dプリンターとして登場した「Kobraシリーズ」。

発売当時2万円台前半だった「Kobra Go」を含むすべての機種がLeviQと呼ばれるオートレベリング機能を搭載している優秀なシリーズです。

発表当初は「Kobra」「Kobra Max」の2種でした。

その後「Kobra Plus」「Kobra Go」「Kobra Neo」の3機種が順次発表され、全5機種のラインナップとなっています。

(2023年1月時点)

現行Kobraは開放型のX・4・3系と、密閉型のS1系に分かれます。

以下の初代Kobraは、2022年に登場した従来世代です。

機能・価格の面で、後述する同社のどの旧シリーズよりも洗練されています。

本体だけで4色を始めたいならKobra X、密閉型ならS1、350mm角と庫内加熱が必要ならS1 Max、高さ500mmの大物なら3 Max V2が候補です。

すでに5機種が登場していることもあり、「Kobraシリーズ」だけでも造形サイズやエクストルーダの種類、組み立ての要否といった選択肢が多数存在します。

自身の予算や組み立ての慣れ、3Dプリントしたいモノのサイズなどに応じて、好みの機種を選ぶと良いでしょう。

詳しくは、「Kobraシリーズ」について解説した以下の記事をご覧ください。

各機種の詳細や選択のポイントについて徹底解説しています。



Vyper

出典:YouTube「Anycubic Vyper - Auto leveling out of the box beginner 3D Printer」

Vyperはオートレベリングを備える従来世代の開放型機です。

現在のKobraと比べると、多色装置や高速化の構成が異なります。

「Vyper」の特徴は、オートレベリング機能と2軸モータの安定性です。

「Vyper」のオートレベリング機能は、プラットフォーム(ヒートベッド)上の16点の平坦性を取得し、自動的に補正を行ってくれます。

再現性の高い3Dプリントをサポートしてくれる非常に便利な機能ですね。

オートレベリングは現行Kobra X・S1系などにも採用されています。

Vyperや初代Kobraだけの機能ではなく、検出方式・調整範囲を機種ごとに比較してください。

ANYCUBIC Vyper 3Dプリンター、自動レベリングアップグレード高速FDMプリンター統合構造設計、TMC2209 32ビットサイレントメインボード、取り外し可能な磁気プラットフォーム、245×245×260mm印刷サイズ【正規販売代理店】

Megaシリーズ

Mega S
Mega S(出典:Anycubic公式製品画像)

Megaシリーズは、かつてAnycubicにおけるFDMの主要ラインナップでした。

MegaはKobra以前の従来シリーズです。

以下では当時の機構・造形サイズを紹介しています。

どのような機種だったのか、代表的な3機種について取り上げます。

Mega S

ANYCUBIC: The upgraded Mega-s' coming
出典:YouTube「ANYCUBIC: The upgraded Mega-s' coming」

「Mega S」の特徴はその価格。

AnycubicのFDM方式3Dプリンターの中では最安の2万円台で販売されていました。

他社の最安クラスの3Dプリンターと比較しても同等の価格帯ですね。

Mega X

出典:YouTube「Anycubic Mega X: Features you maybe interested in.」

「Mega X」の特徴は、その造形サイズ。

スタンダードな低価格帯のFDM方式3Dプリンターは、幅・奥行き・高さがそれぞれ20cm台であるのに対し、「Mega X」は造形サイズ(幅×奥行き×高さ)が30.0cm×30.0cm×30.5cm。

各辺10cm近く大きいモデルを造形することが可能で、2軸モータ採用による安定性もポイントでした。

Mega Pro

出典:YouTube「Anycubic Mega Pro--a 3D printer laser engraver」

前面に"P"の文字が刻まれている「Mega Pro」。

レーザ彫刻機能を搭載しており、1台で3Dプリントとレーザ彫刻の両方をこなせる一風変わった3Dプリンターでした。



その他

Anycubic 4Max Pro 2.0
従来の密閉型4Max Pro 2.0(出典:Anycubic製品画像)

すでに販売が終了している機種として、「4Maxシリーズ」や「Chiron」、「Predator」「Kossel Plus」といった多数の機種が存在していました。

4Maxシリーズはかつての密閉型ラインナップです。

現在はKobra S1やS1 Maxにも密閉CoreXY機があり、4Maxが唯一の密閉型という説明は当てはまりません。

以下は4Max Pro 2.0の従来機資料です。

4Max Pro 2.0

Debut on Gearbest - ANYCUBIC New upgrade 4Max Pro 2.0 DIY 3D Printing
出典:YouTube「Debut on Gearbest - ANYCUBIC New upgrade 4Max Pro 2.0 DIY 3D Printing」

「4Max Pro 2.0」は組み立て不要・密閉モデルです。

保温性や安全面、開梱からすぐにプリントできるという点で優れた3Dプリンターでした。

家庭で使用するとなると、子どもが3Dプリンターにうっかり手を触れてしまう危険性があります。

3Dプリンターの導入に対して家族の理解を得るためにも、「4Max Pro 2.0」のような密閉式の3Dプリンターはうれしい存在です。

価格に関しても優秀で、他社の密閉式(組み立て不要、デスクトップ式)3Dプリンターと比較しても最安クラスでした(5万円弱)。



ACE ProとACE 2 Pro:互換性・乾燥・色数の確認

Kobra S1 ACE 2 Pro Combo
Kobra S1 ACE 2 Pro Combo(出典:Anycubic公式製品画像)
組み合わせ確認点
Kobra X本体だけで4色。乾燥にはACE 2 Proが必要。最大19色はACE 2 Pro 4台と対応Hub等を使う拡張構成
Kobra S1 Max初代ACE Proは非対応。ACE 2 Pro付きComboは標準4色、最大16色には計4台と対応部品が必要
Kobra S1従来のACE Pro付きComboとACE 2 Pro付きComboは別セット。造形領域や庫内ヒーターの有無を混同しない
Kobra 3/3 V2/3 MaxACE 2 Pro対応機種として案内されるが、機種別のReturn Detection Module、Hub、ケーブル、ファームウェアを確認
Kobra 4/3 Max V2ACE 2 Pro付属Comboは標準4色。最大8色の構成は追加ACE・Hub等を確認

ACE ProとACE 2 Proは混ぜて接続できません。

すでにACEを持っていて増設したい方は、同じ世代でそろえる必要があります。

ACE 2 Proの接続キットはプリンター系列ごとに分かれています。

ACE 2 Proは最大65℃でプリント中の乾燥、密閉保管、温湿度監視ができます。

乾燥温度・時間はフィラメントの指定を使い、スプールの耐熱温度を超えない設定にします。

柔らかい汎用TPUは自動供給に向かず、TPU for ACEなど対応材料を使います。

色数の最大値は追加機器を含む拡張時の値です。

単一ノズルの切替にはパージと時間が必要で、材料温度・密着性が両立する組み合わせを選びましょう。

フィラメントの吸湿対策や、独立した乾燥機の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ:開放型・密閉型・大型と多色構成から選ぼう

Kobra X
Kobra X(出典:Anycubic公式製品画像)
Kobra S1 Max
Kobra S1 Max(出典:Anycubic公式製品画像)

今回は、Anycubicの人気FDM(熱溶解積層)方式3Dプリンター全モデルを徹底比較してきました。

本体だけで4色を始めるならKobra X、密閉型ならS1、350mm角と庫内加熱ならS1 Max、高さ500mmの大物なら3 Max V2が選びやすいでしょう。

多色用のACE 2 Proは本体の横に置くため、机の幅にも余裕が必要です。

2022年から、AnycubicにおけるFDM3DプリンターのメインはKobraシリーズとなりました。

2026年はKobra X・Kobra 4・S1 Max・Kobra 3 Max V2など選択肢が広がっています。

旧Kobra・Mega・Vyperは歴史や所有機の仕様確認に使い、新規購入は現行機の販売条件から判断してください。

今後どんな新機種が登場するか楽しみですね!

最新情報が発表され次第、随時更新していきたいと思います!

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