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【2024】Anycubic Kobra 2シリーズ徹底比較!【Neo/Pro/Plus/Max】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Anycubicの最新家庭用FDM方式3Dプリンター「Kobra 2シリーズ」について解説

していきたいと思います。

Anycubicは家庭用3Dプリンターの有名企業です。FDM方式の「Kobraシリーズ」や光造形方式の「Photon Monoシリーズ」をご存知の方も多いでしょう。

「Kobraシリーズ」は、2022年の登場以来、

  • Kobra
  • Kobra Go
  • Kobra Neo
  • Kobra Plus
  • Kobra Max

の5機種が登場しているAnycubicの人気シリーズ。

さらに、2023年5月には「Kobra 2シリーズ」となってパワーアップした3Dプリンターがデビュー。2023年8月末に4機種が追加され、現時点では

  • Kobra 2
  • Kobra 2 Neo
  • Kobra 2 Pro
  • Kobra 2 Plus
  • Kobra 2 Max

の5機種が展開されています(2023年9月時点)

本記事では、

  • 「Kobra 2シリーズ」各種の特徴解説
  • 先代の「Kobraシリーズ」各機種とスペック比較

を行っていきます。最新シリーズの特徴を一気に把握して、ぜひ3Dプリンター選びの参考にしてみてください!

それでは見ていきましょう!

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YouTubeで「Kobra 2シリーズ関連動画」をチェック!

この記事に関連する内容はYouTubeでも動画で解説しています。記事とあわせて活用してみてください。




Anycubic「Kobra 2シリーズ」の特徴は?

個別機種の解説に入る前に、

「Kobra 2シリーズ」とはどんなラインナップなのか?

を把握しておきましょう。その特徴は以下の通りです。

  • 最大250〜500mm/sの高速プリントスピード
  • スタンダードから大型まで!選べる3つの造形サイズ
  • 内部ストレージ&アプリコントロール対応(「Pro」「Plus」「Max」)

「高速プリント」や「アプリによるコントロール」は、先代の「Kobraシリーズ」には見られない、気になる特徴ですね。順に詳細を確認していきましょう!

個別の機種解説を見たい方は後半にジャンプしてください。

最大250〜500mm/sの高速プリントスピード

「Kobra 2シリーズ」に共通する見逃せない特徴の1つが、

最大250〜500mm/sの高速プリントスピードを実現

しているところです。

すべて高速ですが、その最大プリントスピードは機種によって異なります。以下の表に整理したので確認してみてください。

機種名最大プリントスピード
Kobra 2300mm/s
Kobra 2 Neo250mm/s
Kobra 2 Pro500mm/s
Kobra 2 Plus500mm/s
Kobra 2 Max500mm/s

スタンダードから大型まで!選べる3つの造形サイズ

先代の「Kobraシリーズ」から共通する特徴として、「Kobra 2シリーズ」は

造形サイズが異なる3段階(スタンダード・中型・大型)

となっています。

機種名造形サイズ
Kobra 2220×220×250mm³
Kobra 2 Neo220×220×250mm³
Kobra 2 Pro220×220×250mm³
Kobra 2 Plus320×320×400mm³
Kobra 2 Max420×420×500mm³
  • 他のブランドでも一般的な「220×220×250mm³」というスタンダードサイズが3種類
  • 幅・奥行き・高さが各100mmほど大きい「320×320×400mm³」が1種類
  • さらに幅・奥行き・高さが各100mmほど大きい「420×420×500mm³」が1種類

というラインナップから、自分の目的に応じたサイズの3Dプリンターを選ぶことができます。

内部ストレージ&アプリコントロール対応(「Pro」「Plus」「Max」)

「Kobra 2 Pro」「Kobra 2 Plus」「Kobra 2 Max」の3台に共通する特徴が、

3Dデータを保存できる内部ストレージの搭載&アプリによるコントロールに対応

です。これにより、

  • プリントステータスのリアルタイム表示
  • リモートファームウェアアップデート

などが可能になります。さらに、将来的には

  • オンラインスライス&プリント
  • カメラモニタリング
  • リモートタイムラプス撮影
  • オープンモデルライブラリ機能

が提供されるとのこと(出典)。続々登場するスマートな3Dプリント体験が非常に楽しみですね。

Anycubic APPは2023年の第4四半期にリリース予定とのことです(出典)。

後継機種が国内代理店SK本舗にて早期予約開始(台数限定)!

 



【2024】Anycubic「Kobra 2シリーズ」全機種の詳細解説

ここまで、「Kobra 2シリーズ」全体としての注目ポイントについて解説してきました。興味深い機能・スペックが多数存在しているようですね!

部分的に類似する機能をもつ機種も多い「Kobra 2シリーズ」。ここからは、

「Kobra 2シリーズ」各機種の特徴・違い

を把握して、各機種の魅力に迫っていきましょう!

高速&高コスパのスタンダードモデル【Kobra 2】

出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Brings a 5 Times Speed at an Affordable Price | Print Fast. Pay Less.」

2023年5月に先行して発表されたKobra 2シリーズ」のさきがけ的存在が「Kobra 2」です。

その最大の特徴は、

低価格帯ながら最大300mm/sという高速プリントを実現している

ところにあります。

  • 「6倍」高速なFDM3Dプリンター!
  • オートレベリング機能がアップグレードされ、手動調整不要に!
  • 低価格なのに便利機能はしっかり網羅!

昨今の「高速プリント」のトレンドをコスパ高く実現し、より多くの人が手に取ることができるという点で優れた機種だと言えるでしょう。

クーポンやタイムセールを反映した価格はAmazonページをご覧ください!

高速&最安モデル【Kobra 2 Neo】

20秒前後の動画にギュッと説明が凝縮されているので、再生速度×0.5程度がおすすめ!
出典:YouTube「Anycubic Kobra 2 Neo | Speed up, Catch up」

「Kobra 2 Neo」の特徴は、

もっとも価格が安い「コスパ最強」高速3Dプリンター

という点です。250mm/sという高速3Dプリントを実現しながら、一部コストカットされている点に特徴があります。

コストカットに伴う、他の「Kobra 2シリーズ」との主な違いは以下のとおりです。

  • ノブ式スクリーン採用(他機種はすべてタッチ式)
  • フィラメント切れ検知センサーの標準搭載なし(他機種はすべて標準搭載)
  • Z軸は1軸(他機種はすべて2軸)
  • データ入力はmicroSD(「Kobra 2」を除く他機種はUSB)

高速3Dプリンターを低価格で提供する以上、一部機能を低グレードにすることはやむを得ないことかと思います。「Kobra 2 Neo」を選択する方は頭に入れておきましょう。

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