【2022】Creality CRシリーズ徹底比較!【CR-X/CR-6/CR-10/CR-30】

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、Creality3D社CRシリーズFDM方式3Dプリンターを徹底比較していきたいと思います。

Creality3D社はFDM・光造形方式の3Dプリンターを販売する企業です。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとして、EnderシリーズやCRシリーズ、Sermoonシリーズを展開しています。

今回取り上げるCRシリーズは、CrealityのFDM3Dプリンターの中でも高い性能をもつモデルが多数存在します。低価格が特徴的なEnderシリーズとは一線を画していますね。

CRシリーズだけでも多くのモデルが存在するので、購入する際にはしっかり比較をしておきたいもの。そこで今回は、2022年現在のCreality CRシリーズの各モデルにどのような違いがあるのか徹底比較していきます。

それでは見ていきましょう!



Creality CRシリーズとは

出典:Creality

はじめに、Creality CRシリーズとはどんな3Dプリンターなのか、その特徴について確認しておきましょう。

ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。

  • 低価格帯モデルよりもひとまわり高性能
  • 低価格帯モデルよりもちょっとお高め
  • 2色フィラメントモデルや、奥行方向無限大のベルトコンベア型モデルが存在

例えば、Ender-3シリーズの造形サイズは、ほとんどが幅・奥行きは22cm、高さは25〜27cm出会ったのに対し、CRシリーズはほとんどが幅・奥行き・高さのすべてが30cm以上です。オートレベリング機能もほぼ標準搭載となっています。

価格帯は5〜10万円程度です。Ender-3のようなもっとも安い価格帯よりはお値段が上がりますが、家庭用としても十分候補に入る価格帯ですね。

CRシリーズには、エントリーモデルでは物足りない方にぴったりの、ひとまわり高性能な3Dプリンターがそろっています。



【2022年版】Creality CRシリーズ一覧

まずは、各3Dプリンターのスペックを一覧表で見てみましょう。

モデル名CR-6 SECR-6 MAXCR-10S Pro V2CR-10 SmartCR-10 Smart ProCR-30
本体イメージ
メーカーCrealityCrealityCrealityCrealityCrealityCreality
本体サイズ(LxWxH)[mm]442 x 462 x 540725 x 640 x 691-578 x 522 x 648578 x 522 x 648535 x 656 x 410
造形サイズ(LxWxH)[mm]235 x 235 x 250400 x 400 x 400300 x 300 x 400300 x 300 x 400300 x 300 x 400200 x ∞ x 170
エクストルーダボーデンボーデンボーデンボーデンダイレクトボーデン
プリントスピード[mm/s]Max 100Max 180---
最大ノズル温度[℃]260260260260300240
最大ヒートベッド温度[℃]11090100100100100
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済要組み立て
プラットフォームカーボランダムガラスカーボランダムガラス-カーボランダムガラスPEIばね鋼コンベアベルト
オートレベリング×
フィラメントセンサ--
停電時自動回復印刷--
密閉××××××
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式ノブ式
デュアルZ軸-
データ入力SDカード
USB
SDカード
USB
SDカード
オンライン
SDカード
Wi-Fi
SDカード
Wi-Fi
Bluetooth
-
本体重量[kg]9.5--1413.616.5
スライスソフトCreality Slicer
Cura
Repetier-Host
simplify3D
-Cura
Repetier-Host
simplify3D
Creality Slicer
Cura
Creality Slicer
Cura
Crealitybelt
その他デュアルY軸
デュアルプルロッド
リモート制御機能
オートシャットダウン機能
デュアル斜め支柱
リモート制御機能
AIカメラ搭載
LED搭載
デュアル斜め支柱
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、各モデルの違いや共通点が見えてきますね。

すでに述べたように、造形サイズは幅・奥行き・高さのすべてが30cm以上のモデルがほとんどです。また、CR-10 Smart Pro以外のモデルはボーデン式の押出機が採用されています。

一方で、実勢価格は約5万円〜15万円弱と幅があります。CR-30のみ、造形サイズに「∞」の文字が見られるのも気になりますね。。。!

各モデルにどのような特徴があるのか、ここからは注目モデルについて詳細を確認していきましょう!

2色のフィラメントを使って3Dプリント!【CR-X Pro】

非常にユニークな特徴をもつ注目モデルCR-X Pro

その特徴は、なんといっても2色のフィラメント同時に使用してプリントできてしまう点です。

出典:Creality

通常のFDM3Dプリンターでは、同時に使用できるフィラメントは1種類(1色)です。フィギュア用途など、カラフルなプリントを行いたい方にとってはかなり魅力的なモデルですね。

難点は、2022年5月時点で公式ページやAmazonにて在庫切れとなっていることです。在庫補充や後継機登場を待ちましょう。



クラウド印刷可能・AIカメラ搭載!【CR-10 Smart Pro】

続いてピックアップするのは、CR-10 Smart Pro

ひとことで言えば、全部入りのFDM方式3Dプリンターです。

オートレベリングやPEIプラットフォーム、デュアルZ軸といった最近のミドルレンジモデルでは「基本装備」となっている機能はもちろんのこと、以下のような注目機能が搭載されています。

  • Wi-Fi対応、クラウド連携リモートコントロール可能
  • AIカメラによるリモート・リアルタイムのプリント状況チェック
  • 暗い部屋でも安心の、意外と便利なLED照明

現状搭載できる機能は網羅しているのではないかという、まさに「全部入り」のモデルとなっています。

唯一の難点は、品薄で手に入りにくい状況となっていることです(2022年5月現在)。今後の在庫補充に期待しましょう。

2022年9月現在、Amazonにて購入が可能となっています!

CR-10 Smart Proが品薄のときは、Wi-Fi対応やCreality Cloudによるリモートコントロールに興味がある方は、旧モデルのCR-10 Smartの選択も検討しましょう。

造形サイズ・本体サイズは共通で、オプションとなる機能の必要性次第では十分選択肢に入ってきます。

CR-10 Smart Proがもつ特徴のうち、「AIカメラ」「ダイレクトドライブ」「PEIプラットフォーム」「LED照明」などは非対応なので、この点には注意しましょう。

CR-10 Smart

ベルトコンベアを採用した造形サイズ無限大モデル!【CR-30】

出典:Creality

最後に紹介するのは、ベルトコンベアを採用した注目モデルのCR-30です。

「ベルトコンベア採用ってどういうこと??」と思われるかもしれません。CR-30は、造形の土台となる部分がベルトコンベア式になっており、時間の経過にともなって造形されたもの(部分)が次々と流れていくのです。

出典:Creality

これにより、

  • 奥行方向に長さがあるもの
  • 同じ構造の連続プリント

が容易になるというメリットがあります。

中には実物大(?)とも言えるサイズのカッコいい剣を作ってしまう猛者もいるようですね。

ベルトコンベア式は他社製品にもなかなか見られないユニークなモデルです。通常の3Dプリンターでは作るのが難しい長さのあるものを作りたい方にとっては非常に有力な選択肢になるのではないでしょうか?



まとめ:高品質・ユニークな機能をもつCRシリーズを導入しよう

今回は、Creality3D社のFDM3DプリンターCRシリーズの3Dプリンターを徹底比較してきました。

2色フィラメントモデルや、奥行方向無限大のベルトコンベア型モデルなど、ユニークな機能をもつモデルが多数登場しましたね!

FDM方式3Dプリンターのエントリーモデルではちょっと物足りない、中級者におすすめのラインナップとなっています。

紹介した注目ポイントを参考に、あなたにぴったりのCRシリーズ3Dプリンターを選んでみてください!