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【実機レビュー】Creality Ender-3 V3 Plus徹底解説!30cm超えの大型プリントもできるFDM3Dプリンター!【CoreXZ】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Crealityの家庭用FDM方式3Dプリンター「Ender-3 V3 Plus」について徹底解説&実機レビュー

していきます。

CrealityはFDM・光造形の両方式の3Dプリンターを販売する有名企業。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとしては「Enderシリーズ」や「CRシリーズ」、「K1シリーズ」等を展開し、その3Dプリンターは世界中のユーザーから高い支持を集めています。

そんなCrealityの大人気「Enderシリーズ」から登場した最新3Dプリンターが、「Ender-3 V3 Plus」。

いったいどんな3Dプリンターなのでしょうか?「Ender-3 V3」をはじめとする「V3シリーズ」との違いはどこにあるのでしょうか?

今回、Creality様より実機をご提供いただきましたので、

  • 「Ender-3 V3 Plus」の特徴(「Ender-3 V3」との違いは?)
  • 実際に使ってみてわかった「Ender-3 V3 Plus」のスゴいところ・気になるところ
  • 「V3シリーズ」すべてを使ってみた筆者による各機種の特徴解説

を交えながら、徹底実機レビューしていきたいと思います!

この記事を書いているのはどんな人?

3Dプリンター関連メーカー勤務経験

3Dプリンター特許出願経験

3Dプリンター25機種・3Dスキャナー5機種の使用経験

3Dプリント品販売点数800個以上

YouTubeで毎日3Dプリンター関連動画(実機レビュー多数)をアップ中!

それでは見ていきましょう!


動画でレビューをチェックしたい方はこちら!

この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。開封の様子など、動画ならではの内容も盛りだくさんの解説をお楽しみください!


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Creality 「Ender-3 V3 Plus」の特徴

まずはじめに、「Ender-3 V3 Plus」の特徴をざっと把握しておきましょう。

最新FDM3Dプリンター「Ender-3 V3 Plus」の特徴
  • 爆速ベッドスリンガーを実現する“CoreXZ”構造【「V3」の復習】
  • 「V3」より58%大きい造形サイズ
  • 大きめサイズを支える「頑丈」設計

「Ender-3 V3 Plus」は、サイズ違いの「Ender-3 V3」がもつ特徴を引き継いでいます

本記事では、CoreXY構造の「K1C」に匹敵する"爆速"を実現したCoreXZ構造に加えて、

  • Ender-3 V3」との違いにフォーカスして解説

していきます。

「特徴はいいから、はやく実機レビューが見たい!」

という方は該当箇所までジャンプしてください。

共通する特徴の多い「Ender-3 V3」のレビュー解説もあわせてチェックしておきましょう。

爆速ベッドスリンガーを実現する“CoreXZ”構造【「V3」の復習】

「Ender-3 V3 Plus」のガントリー背面。X(画像左右)方向、Z(画像上下)方向にベルトが張られ、この面内をプリントヘッドがスムーズに動作。

「Ender-3 V3 Plus」は、

CoreXY構造をX・Z方向に応用したCoreXZ構造

を採用しています。これにより、

  • X方向(左右)
  • Z方向(上下)

の動きを、ガントリー下部(両側)に固定されたモーターによってコントロールする仕組みになっています。

出典:Creality

上の引用画像の図は、CoreXYの解説に使用されるものと同様で、Y→Zに置き換えて考えることが可能です。

これにより、プリントヘッドの軽量化が実現され、

  • 高い位置決め精度
  • 振動の低減

を実現。ひいては、

  • 最大プリントスピード600mm/s
  • 最大加速度20000mm/s²

というCoreXY構造と同等の爆速プリントをベッドスリンガー(Y軸方向にベッドが前後する)タイプで実現しています。

「Ender-3 V3 Plus」のような大型プリントをCoreXY構造で実現するには、筐体サイズが大きくなり、大幅なコスト増は必至でしょう。その点、ベッドスリンガータイプで高速化を実現できるCoreXZ構造は、高速と低コストを両立する合理的な解決策だと考えられます。

CoreXZ構造と関連の深いCoreXY構造の詳しい動作については、YouTubeで解説しています。

「V3」より58%大きい造形サイズ

出典:Creality

「Ender-3 V3 Plus」は、

「V3」よりも58%大きい造形サイズ

が特徴です。

造形サイズの比較
  • 家庭用のスタンダードサイズ(例.「V3」):220×220×250mm³
  • Ender-3 V3」:300×300×330mm³

一般的なサイズの3Dプリンターよりもひと回り大きいモノをプリントすることが可能です。

ウノケン
ウノケン

本体サイズがコンパクトに設計されているので、置き場所にも困りません!

大きめサイズを支える「頑丈」設計

出典:Creality
出典:Creality

高速かつ大型のプリントを実現している「Ender-3 V3 Plus」は、

頑丈設計で安定性も抜群

です。

「V3」同様のアルミ合金一体成型ガントリーをはじめとする頑丈なパーツ類はそのままに、

  • Z軸の揺れを抑える斜め支柱
  • 「V3」よりも太くなったY軸ロッド
  • 重量のある大型プリントでも安心のY軸デュアルモーター

によって、スタンダードサイズの「V3」よりもさらに頑丈で安定性のある設計となっています。

「大きな」モノをできるだけ「速く」「正確に」プリントしたいというクリエイターの願望に応えるマシンとなっています。

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Creality「Ender-3 V3 Plus」の実機レビュー!

特徴を把握できたところで、いよいよ

「Ender-3 V3 Plus」の開封と、最初のセットアップ

を行っていきます。

開封&セットアップ!

「Ender-3 V3 Plus」を開封していきます。

一見、「V3」と変わらないように見えますが、全体的にパーツがひと回り大きく、重くなっています。

細々したパーツや工具類は上の画像の通りです。斜め支柱が追加されたことにより、「V3」に比べて必要なネジの数が増えています。

基本的に「V3」と同様の、以下の手順で組み立てを進めていきます。

作業手順
  1. ガントリーにフィラメントホルダーを装着
  2. 電源設定を確認 
  3. ガントリーをベースにネジ止め
  4. タッチスクリーンの取り付け
  5. ガントリーとベース間の各種配線を接続
  6. Z軸を支える斜め支柱をネジ止め(←「V3 Plus」の特徴
  7. フィラメントガイド用のテフロンチューブを取り付け
  8. フィラメントの絡まり防止部品を装着

「斜め支柱の取り付け」という工程が追加されている点が、唯一の「V3」との違いでしょう。

詳細な開封の様子は、上記のYouTubeレビュー動画で解説しています。

組み立て作業を終えた「Ender-3 V3 Plus」の外観がこちら(フィラメントホルダーは取り外しています)。

正面
側面
背面

「V3」の構造はそのままに、サイズを大きくしたような外観に見えますが、

  • 斜め支柱追加
  • ビルドプレートが金色PEIフレキシブル→黒色フレキシブルに変更

といった違いがあります。

「V3」に比べると、支柱追加と全体的な大型化に伴って、組み立ての手間は若干増加している印象です。20分前後の作業時間は見積もっておきましょう。



3Dプリント実行!高速3Dプリンターの実力は?

組み立て後、オートレベリングやInput Shapingのワンタップセルフチェックを実行すれば、15分程度待つだけで準備完了。

サイズや材料(フィラメントの種類)が異なるさまざまな3Dプリント例を確認していきましょう!

14分で3DBenchyをプリント!

まずは、恒例の#3DBenchyをプリントしていきます。フィラメントには、CrealityのHyper PLA(ブルー)を使用。

プリンターのローカルに保存されているデータによれば、14分で完成とのこと。「V3」は13分だったので、設定上の違いがあるようです。とはいえ、16分で完了の「K1C」を上回るスピードには注目したいところ。

実際にプリントしているときの様子(音声あり/倍速なし)を一部ご覧いただきましょう!

目で追えないレベルの爆速っぷり。最大20000mm/s²の加速度が、動きにキレをもたらしています。

さて、気になる完成品の様子はどうでしょうか?

積層の筋が若干目立ちますが、「V3」に見られたような歪みはほとんど見られません。プリント時間に差が見られたことからも、本体に保存されたスライスデータの設定に改善が施されていたのかもしれません。

最大速度によるプリントにおいても、上々のプリント品質が確認できました

高さ30cm!大きなネコの置き物を高速プリント!

続いて、「Ender-3 V3 Plus」の造形サイズを生かしたプリント例を見ていきます。

Printablesにアップされていたかわいらしいネコの3Dモデルをプリントしてみましょう。

高速タイプではない通常のPLAでは、高さ30cmのプリントにかかる時間は9時間程度でした。

プリント品の大きさを実感するため、スタンダードサイズの「Ender-3 V3」のビルドプレート上に乗せてみましょう。

高さに関してはプリントヘッドにぶつかるほどで、面積に関してもビルドプレートからはみ出していることが確認できますね。スタンダードサイズではとてもプリントできないスケールであることがわかるでしょう。

これくらいのサイズになると、「フィギュア」ではなく、もはや「置き物」と表現すべきでしょう。

スタンダードサイズでは難しい各辺30cmスケールの置き物をプリントするような用途でも、「Ender-3 V3 Plus」はバッチリ活躍してくれそうです。

プリント・動画観察の様子は、上記のYouTubeレビュー動画で確認できます。

300×300×330mm³のフルサイズはどれくらい?実際にプリント!

続いて、300×300×330mm³という「Ender-3 V3 Plus」の造形サイズをフルに活用したモデルをプリントしていきましょう。

フィラメントはPETG、データはPrintablesにアップされていたボックスを使用していきます。

フルサイズのプリント時間を短縮すべく、ひと筆書きのスパイラルモード(花瓶モード)に設定してプリントしていきます。

第一層のプリント品質は良好。

上の方の層では、スパイラルモードの弊害が現れています。通常の0.4mm径ノズルによるスパイラルモードでは壁が薄くなってしまうため、より径の太いノズルも用意しておくのがオススメ。

幸い、「K1C」や「V3」と共通のクイックスワップノズルキット(0.6mm/0.8mm径を含む)がCreality StoreやAmazonにて販売開始されています。「Ender-3 V3 Plus」本体を導入する際には、大型プリントには欠かせない太径ノズルもセットで用意しておくと良いでしょう。

完成したフルサイズのPETGボックスがこちら。

左隅の3DBenchyが米粒のように小さく見える大きな箱がプリントできました。

PA-CF(カーボンファイバー配合ナイロン)でバックルをプリント!

最後に、PLAやPETGと比べると特殊な材料を使ったプリントも見ていきましょう。

まずはPA-CF(カーボンファイバー配合ナイロン)から。

K1C」や「Ender-3 V3」と同様に、「Ender-3 V3 Plus」はカーボンファイバー(CF)配合のフィラメントに対応。カーボンファイバー系のフィラメントは摩耗性が強く、ノズル周りが硬化鋼を使用した機種でないと、基本的には使用することができません。このあたりは「Ender-3 V3 KE」「Ender-3 V3 SE」との違いの1つです。

加えて、強度や柔軟性、耐熱性に優れるナイロンは、PLAやPETGよりも実用性の高いモノをプリントする際に活躍してくれます。

今回は、力の加わる用途が多いバックル(データ出典:Printables)をプリントしていきましょう。

丈夫なナイロンですが、PLAやPETGに比べて、段違いに湿気を吸いやすい点には注意が必要。プリント前(場合によってはプリント中も)の乾燥処理は必須です。このプリントでは、大型プリントとの相性が良い2ロール対応のフィラメント乾燥機「Space Pi Plus」を併用しています(PERGEAR様ご提供)。

仕上がったバックルがこちら。

フィラメントの摩耗性・吸湿性に負けずプリントすることができました。頑丈で、かなり実用性が高そうです。

TPUで大きなオモチャをプリント!

最後に、柔らかい材料の代表格であるTPUを使ったプリント例も見ていきましょう。

室内でも遊べそうな「やわらかフリスビー」(データ出典:Printables)をプリントしていきます。

クセのあるTPUも、なかなかキレイな表面でプリントできています。

スタンダードサイズの「Ender-3 V3」でプリントした、ひと回り小さいフリスビーとともにパシャリ。

サイズの大きいおもちゃをプリントするような用途でも、「Ender-3 V3 Plus」を重宝しそうです。


ここまで、PLAやPETG、PA-CFやTPUといった様々な種類のフィラメントを使った、いろいろなサイズのモデルを通して「Ender-3 V3 Plus」の実力を検証してきました。

以降では、「Ender-3 V3 Plus」の

  • ココがすごい!
  • ココに注意!

というポイントについて深掘りしていきたいと思います!

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使ってみてわかった!「Ender-3 V3 Plus」のココがすごい!

ここからは、

実際に使ってみて感じた「Ender-3 V3 Plus」のスゴいところ

について紹介していきたいと思います。商品ページに記載の内容だけではわかりにくい「実感」をお伝えしていきます!

高速プリントと大型サイズの相性が抜群!

高さ30cmのネコの置き物をプリントするのに要した時間は、たったの9時間ほど。高速対応フィラメントであればさらに時間短縮も可能。

「Ender-3 V3 Plus」のもっとも強調したい点は、

「高速」と「大型」の相性がバツグン

なところ。

時間のかかる大型プリントも、最大プリントスピード600mm/s・最大加速度20000mm/s²を誇る「Ender-3 V3 Plus」の手にかかれば、かなり短い時間でプリントすることが可能です。

各辺30cm超えの大型プリントができるのにコンパクト!

Ender-3 V3」(左)と「Ender-3 V3 Plus」(右)を並べて、真上から見たところ。

「Ender-3 V3 Plus」は、ただ大きいだけではありません。

大型造形サイズとコンパクトな本体サイズを両立

している点が、非常に好印象。

その背景に、高い空間利用効率(本体サイズに対する造形サイズの割合。値が大きいほど効率的)があります。

空間利用効率の例
  • 「Ender-3 V3 Plus」:28.2%
  • K1C」:20.0%

各辺300mm超えの大型プリントが可能でありながら、キュッとコンパクトな本体サイズを実現している「Ender-3 V3 Plus」。

「大きいモノをプリントしたいけど、自分の家に置けるかな…」

といった不安を解消してくれる強い味方となるでしょう。

高速かつ大型でも安定性に問題なし!

ハイパーPLAを使った高速プリント時も、どっしりと安定した「Ender-3 V3 Plus」

高速、大型、効率的なデザイン。これだけでも優れていますが、「Ender-3 V3 Plus」の高いプリント精度を実現する

頑丈で安定した構造

も特筆に値します。

「V3」と同様に、継ぎ目の少ないダイキャストによるアルミ合金パーツは堅牢

加えて、「V3」にはない斜めの支柱がひとまわり大きいガントリーを支えどっしりとしたベースと大きい滑り止めが高速・大型プリント時でも動じない姿勢を見せています。

大きなモノを、すばやく、正確にプリントしたい。

そんな要望に応える「職人気質」な3Dプリンター。それが「Ender-3 V3 Plus」なのです。

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使ってみてわかった!「Ender-3 V3 Plus」のココに注意!

最後に、

実際に使ってみて、個人的に気になった点

についても紹介していきます。人によって好みも異なりますので、選択する際の参考にしてみてください。

フィラメントの配置に扱いにくさアリ

まず1つ目は、「フィラメントの配置」について。

Ender-3 V3」でも触れた懸念点で、同様の配置を取る「Ender-3 V3 Plus」においても、当然ながら扱いにくさを感じます。

CoreXZ構造の特性上、毎回のプリント時にプリントヘッドが最上部まで移動します。このとき、自然な動きとしてフィラメント引き出されます。その後、ヘッドが下りても、引き出されたフィラメントが勝手に巻き戻ることは(もちろん)ありません。プリント序盤にはフィラメントがヒートベッドと擦れる様子も見られ、優れた配置とは言えないでしょう。

また、フィラメントを挿入する際も、周辺の電気配線が混み合っており、ハンドリングのしにくさは否めません。

個人的には、デフォルトのフィラメントホルダーは取り外して、ナイロンのプリント例で見たような、乾燥機からのフィラメント直接供給の配置がオススメです。

  • 乾燥機から伸びたチューブによってフィラメントが保護されて絡まりにくく、
  • 長時間になりがちな大型プリント時も湿気からフィラメントを保護できる

という一石二鳥の構成ではないでしょうか?

組み立ては「V3」よりも手間がかかる(大きさ・パーツ)

組み立ての容易さは、「V3」の優れた点として挙げていました。

「Ender-3 V3 Plus」も同じかというと、完全に「Yes」とは言い切れません。

というのも、「V3」と異なる点として、

  • 全体的にパーツのサイズが大きい
  • (上に伴って)パーツの重量も大きい
  • 斜め支柱を取り付ける手間が増えている

が挙げられます。

組み立てを要するベッドスリンガータイプとして、最初の組み立て時だけは、一定の手間がかかると覚えておきましょう。

AIカメラやノズルクリーナー、LEDの搭載はナシ

最後に触れておきたいのは、

「必須ではないけど、あると便利なハードウェア」

は基本的に搭載されていないという点です。

  • AIカメラ
  • ノズルクリーナー
  • LED

といった、CoreXYタイプを中心に昨今「定番」化しつつあるパーツの搭載はありません。

ちなみに、AIカメラは別売り品を導入することも可能です。必要に応じて「トッピング」するのも良いかもしれません。


ここまで挙げてきたポイントは、人によっては気になるところかもしれません。他の3Dプリンターもチェックしておきたい!という方は、比較ツール等を活用して他の機種の情報も確認しておきましょう。

「ここに記した気になるポイントは問題ないよ!」

という方にとっては、非常におすすめできる3Dプリンターなのではないかと思います!

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Creality「Ender-3 V3 Plus」のスペック一覧!【「V3」と比較】

最後に、

「Ender-3 V3 Plus」のスペックを確認しつつ、「Ender-3 V3」と徹底比較

していきます。

モデル名Ender-3 V3 PlusEnder-3 V3
本体イメージ
メーカーCrealityCreality
本体サイズ(LxWxH)[mm]410 x 445 x 577358 x 374 x 498
造形サイズ(LxWxH)[mm]300 x 300 x 330220 x 220 x 250
エクストルーダダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]600600
最大ノズル温度[℃]300300
最大ヒートベッド温度[℃]100110
組み立て半組み立て済半組み立て済
プラットフォームフレキシブルPEIばね鋼
オートレベリング
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉××
ディスプレイタッチ式タッチ式
デュアルZ軸--
データ入力USB
WLAN
Creality Cloud APP
USB
WLAN
Creality Cloud APP
本体重量[kg]11.57.83
スライスソフトCreality PrintCreality Print
その他CoreXZ
カーボンファイバー対応
リモート制御機能
デュアル斜め支柱
デュアルY軸モーター
CoreXZ
カーボンファイバー対応
リモート制御機能
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

スペック表も踏まえて、「Ender-3 V3 Plus」と「Ender-3 V3」を比較したときの特徴を整理しておきましょう。

今回レビューした「Ender-3 V3 Plus」の魅力
  • 各辺30cm超えの大きいモノをプリントできる
  • 高速・大型プリントをサポートする、より堅牢な設計
スタンダードサイズ「Ender-3 V3」の魅力
  • よりコンパクト・軽量で置き場所や組み立てに困らない
  • 1〜2万円ほど低価格

どちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ上記の特徴を参考にしてみてください。

まとめ:大型を素早く、コンパクトに!「Ender-3 V3 Plus」!

ともにスタイリッシュ・コンパクトさが際立つ「Ender-3 V3」(左)と「Ender-3 V3 Plus」(右、今回レビュー)。あなたはどっちを選ぶ?

今回は、Crealityの最新FDM3Dプリンター「Ender-3 V3 Plus」について徹底レビューしてきました。

  • CoreXZをはじめとするベッドスリンガーの最先端機能搭載(「V3」と共通)
  • 300mm超えの大型モデルでも高速プリント
  • 大型なのに場所を取らず、安定性バツグン

といった特徴のある、スピードとボリュームを兼ね備えた3Dプリンターであることがわかりましたね!

スタンダードサイズの「Ender-3 V3」はもちろんのこと、さらに大型・マルチカラー対応の「K2 Plus Combo」あたりとも比較しつつ、導入を検討してみてくださいね!

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動画でレビューをチェックしたい方はこちら!

この記事の内容はYouTubeでも動画で解説しています。開封の様子など、動画ならではの内容も盛りだくさんの解説をお楽しみください!


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