こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
SK本舗の新作オリジナルレジン3種を徹底検証
していきます。
SK本舗さんにご提供いただいたオリジナルレジン3種
を実際に使ってみて、
紹介していきたいと思います。
新作レジン、ちょっと気になっている!
という方の参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは見ていきましょう!
FDM顔負けの硬さと粘り強さ「鬼タフXXXレジン」
1つ目に紹介するのは、
鬼タフXXXレジン
です。
その名の通り、鬼のようなタフさを誇る異質の光造形レジンです。
という、通常のレジンからは想像し難い用途にも活用することができます。
生成AIツール「Meshy」を駆使して作った「鬼ハンマー」の3Dモデルを、「鬼タフXXXレジン」でプリントしたものがこちら。
実際に使用してみて、鬼タフXXXレジンのように粘性が非常に高いレジンと「チルトリリース機能」との相性が非常に良いことがわかりました。
粘性が高いため、通常のレジンであれば、リフト後にレジンが広がるまでの待機時間を4秒ほどに設定することが推奨されています。
一方、最新機種「Saturn 4 Ultra」や「Mars 5 Ultra」がもつチルトリリース機能は、露光ごとにバットが傾き、そして元に戻ります。これにより、レジンが広がるのを自然にサポートしてくれるため、「待機時間0秒」の設定でも問題なくプリントできました。
プリント時間の大幅短縮に貢献する「チルトリリース機能」については、「Saturn 4 Ultra」や「Mars 5 Ultra」の実機レビュー記事をご参照ください。
プリントした「鬼ハンマー」を使って、レザークラフトで使う金具を打ち込んでみることに。
ガンガン打ち込んでも強度は全く問題なし。十分実用的なハンマーとして、しっかり機能してくれました。
光造形レジンでプリントされたものとはとても思えないクオリティです。
衝撃強度や耐久性に優れるレジンを試してみたい方には、とくにオススメしたい「鬼タフ」なレジンだと感じました。
まるで宝石!圧倒的透明度を誇る「新高透明度レジン」
2つ目に紹介するのは、
新高透明度レジン
です。
これまでにも「透明レジン」を数々リリースしてきたSK本舗。
新しく登場したレジンが目指すのは「究極の透明度」とのこと。これは期待が高まります。
「新高透明度レジン」の特徴として挙げられているのは、
といった、従来の「透明レジン」が課題としていたポイントばかり。
「Mars 5 Ultra」を使って実際にプリントした際のタイムラプスがこちら。
プリント品たちから、すでに美しさがにじみ出ています。
そして、後処理を終えたものがこちら。
まるで宝石のような輝きを放っています。「新高透明度レジン」がもつ透明感あってこそのなせる技でしょう。
上記のレビュー動画では、コーティング前後の比較や、その他のプリント例についても紹介しています。「新高透明度レジン」の実力を知る上でも、ぜひチェックしてみてください。
まるで陶器!約200℃の耐熱性をもつ「セラミックライクレジン」
最後に紹介するのは、
セラミックライクレジン
です。
セラミックといえば、陶器のようなものを思い浮かべる方が多いでしょう。
レジンとは似ても似つかない印象のある陶器。セラミックを約50%配合する「セラミックライクレジン」であれば、
という一風変わった用途に向けた3Dプリントが可能です。
陶器のような見た目・質感だけでなく、耐熱性の高さにも特徴があります。通常のレジンが50〜70℃程度で変形してしまうのに対し、「セラミックライクレジン」であれば、約200℃まで耐えることが可能です。
加えて、その「硬さ」や「吸水性が低い」点も特徴的で、試作品にとどまらず最終製品に使用することも十分検討できるでしょう。
上記のレビュー動画では、「耐熱性の高さ」や「硬さ」を簡易的に検証しています。より詳しく「セラミックライクレジン」の実力を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ:光造形の幅を広げるSK本舗オリジナルレジンを使ってみよう!
今回は、SK本舗の新作オリジナル光造形レジン3種
を実際に使用し、その特徴や3Dプリント例を紹介してきました。どれも際立った特徴のあるレジンばかりで、
「ぜひ一度使ってみたい!!」
と感じたのではないでしょうか?
本記事を読んで各種レジンに興味をもった方は、ぜひSK本舗のショップページもチェックしてみてください!