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【2024】SOVOL 3Dプリンター徹底比較!【SV07 Plus/SV07/SV06 Plus/SV06】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

SOVOLのFDM3Dプリンターについて徹底解説

していきたいと思います。

SOVOLは、FDM方式の3Dプリンターやフィラメント、フィラメント乾燥機を展開する中国の3Dプリンターブランドです。水色と黒色の特徴的なデザインで、見覚えのある方も少なくないでしょう。

この記事では、最近話題となったKlipper搭載、プリントスピード500mm/sを誇る「SV07 Plus」「SV07」をはじめとするSOVOLの3Dプリンターを徹底比較・解説していきます。

「あまり聞いたこと無いけど、SOVOLの3Dプリンターってどんな感じ?」

というSOVOL初心者の方が、

  • SOVOLはこれまでどのような3Dプリンターを発表してきたのか?
  • SOVOLの各3Dプリンターにはどのような特徴があるのか?

についてしっかり理解できる記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。

それでは見ていきましょう!



3DプリンターブランドSOVOLとは

はじめに、

SOVOLとはどんな3Dプリンターブランドなのか

その特徴について確認しておきましょう。

FDM方式3Dプリンターを多数展開

SOVOLは

FDM方式3Dプリンターに特化した3Dプリンターブランド

です。公式ページにおいて、光造形3Dプリンターの記載はありません。

FDM3Dプリンターとしては、「SV01」、「SV02」のように「SV」の名を冠する機種を次々に発表しており、現在「SV07」「SV07 Plus」までの3Dプリンターが登場しています(2023年8月時点)。

Crealityにおける「Enderシリーズ」や「CRシリーズ」のように多数のシリーズを展開することはなく、「SV」以外のシリーズは存在していません。

SOVOLの3Dプリンター一覧(2023年8月時点)
  • 「SV07」「SV07 Plus」
  • 「SV06」「SV06 Plus」
  • 「SV05」
  • 「SV04」
  • 「SV03」
  • 「SV02」
  • 「SV01」「SV01 Pro」

(参考:3D Printers – Sovol3d

色とりどりのフィラメントも取扱中

FDM3Dプリンターを多数取り扱うことに伴い、

材料であるフィラメントも展開

しています。

材質としては「PLA」のみですが、

  • 単色だけでなく、2色や3色、レインボーといったカラフルなフィラメント

も多数取り扱っています。

フィラメント乾燥機やレーザー彫刻機といった周辺機器も

その他にも、SOVOLはFDM3Dプリンターに関連する

フィラメント乾燥機や、レーザー彫刻機といった定番の周辺機器も販売

しています。

フィラメント乾燥機は日本のAmazonでも手頃な価格で販売されており、なじみ深い方も少なくないのではないでしょうか?



【2023年版】SOVOL FDM方式3Dプリンター一覧

SOVOLの公式ホームページ(英語版)で確認できるFDM3Dプリンターは次の【7点】です(2023年8月時点)。

まずは、各3Dプリンターのスペックを一覧表で見てみましょう。

モデル名SV07SV07 PlusSV06SV06 PlusSV05SV04SV01 Pro
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーSOVOLSOVOLSOVOLSOVOLSOVOLSOVOLSOVOL
本体サイズ(LxWxH)[mm]460 x 457 x 625632 x 532 x 735496.94 x 387.9 x 610.91538 x 488 x 707682.65 x 530.85 x 534.15653 x 625 x 803520 x 509 x 647
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250300 x 300 x 350220 x 220 x 250300 x 300 x 340220 x 220 x 300300 x 300 x 400280 x 240 x 300
エクストルーダダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]500500801508012080
最大ノズル温度[℃]300300300300260260260
最大ヒートベッド温度[℃]100100100100110100110
組み立て-半組み立て済-----
プラットフォーム両面PEIプレート両面PEIプレートPEIPEIFlexibleFlexibleFlexible
オートレベリング
フィラメントセンサ×-
停電時自動回復印刷-
密閉×××××××
ディスプレイタッチ式タッチ式ノブ式タッチ式ノブ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸×
データ入力USB
Wi-Fi
USB
Wi-Fi
SDカード
USB
-SDカード
USB cable
SDカードSDカード
USB
本体重量[kg]--913.9712.7159.8
スライスソフト-------
その他ノズルLED搭載ノズルLED搭載デュアルエクストルーダディスプレイ取り外し可能
フィラメント切り替え機能
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、各モデルの違いや共通点が見えてきますね。

各モデルにどのような特徴があるのか、ここからは詳細を確認していきましょう!

Klipper搭載!最大500mm/sの高速3Dプリンター【SV07】

出典:YouTube「Best Entry Level Klipper 3D Printer Sovol SV07| Product Intro」

2023年に登場した「SV07」。

Klipperファームウェアを搭載し、最大プリントスピードは500mm/sに到達(推奨値は250mm/s)。タッチスクリーンも一新され、STLファイルのプレビューも可能になっています。

その他、興味深い多数のアップデートもなされています。上記の公式YouTube動画(約1分30秒)で「SV07」の魅力をざっと確認しておきましょう。

後述する他のSOVOL製3Dプリンターや、他ブランドの機種と比較した場合の、「SV07」の特徴的な点をまとめておきます。

「SV07」の特徴
  • Klipper搭載 → プリントスピード500mm/s、Wi-Fi接続、STLプレビュー等が可能
  • 最大ノズル温度300℃ → 幅広いフィラメントに対応可能
  • 両面PEIプレート採用 → 片面が傷ついても安心
  • エクストルーダにLED搭載 → 暗環境でもプリントの様子を確認可能
  • 本体下部に引き出し搭載 → ツールを収納可能

昨今流行りの高速3Dプリントを低価格で実現した「SV07」。日本のAmazonではクーポン込みで45,000円というお手頃価格となっています(2023年9月時点)。

クーポンやタイムセールを反映した価格はAmazonページをご覧ください!

 



造形サイズが300×300×350mm³になって新登場【SV07 Plus】

出典:YouTube「Sovol SV07 Plus Bigger Klipper 3D Printer | Product Intro」

2023年8月に登場したSOVOLの最新3Dプリンター「SV07 Plus」。

プリントスピードや最大ノズル温度といった基本機能はそのままに、

「SV07」の造形サイズが220×220×250mm³→300×300×350mm³にアップグレード

したモデルとなっています。

造形サイズ以外で変更された機能はとくに見当たらないので、

  • エントリーサイズでOK → 「SV07」
  • ちょっと大きめサイズがほしい → 「SV07 Plus」

といった選択基準で良いでしょう。

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高速プリントに向けた準備をしておこう!

従来のフィラメントは高速3Dプリンターに対応していない場合が多いです。「CREALITY Hyperシリーズ PLA」のような対応フィラメントを用意しておきましょう!

オートレベリング・300℃ノズル搭載のエントリーモデル【SV06】

出典:YouTube「Sovol SV06 New Budget All Metal Hotend Auto Leveling PEI Plate Direct Drive 3D Printer Introduction」

2022年後半に登場した「SV06」。エントリーモデルとしては十分な機能性を備えた3Dプリンターです。主な注目ポイントは以下の通りです。

「SV06」の特徴
  • ダイレクトドライブエクストルーダ搭載
  • オートレベリング搭載
  • PEIビルドプレート採用
  • デュアルZ軸採用
  • 停電時自動回復印刷(Resume Printing)機能搭載

エントリーモデルとして必要な機能は基本的にそろっていると思って良いでしょう。ただし、ノブ式でモノクロの旧来型ディスプレイを採用している点、フィラメント切れ検知センサーが搭載されていない点には注意しましょう。

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造形サイズやプリントスピードがアップグレード!【SV06 Plus】

出典:YouTube「Sovol SV06 PLUS New Large 3D Printer | Planetary Direct Drive Extruder| High Flow All Metal Hotend」

「SV06 Plus」は、「SV06」にいくつかのアップデートが加えられた3Dプリンターです。主な相違点を確認してみましょう。

SV06 PlusSV06
造形サイズ300×300×340mm220×220×250mm
プリントスピード(推奨値)150mm/s80mm/s
スクリーンタッチ式ノブ式
フィラメント切れ検知センサー×
参考:https://sovol3d.com/products/sovol-sv06-plus

「SV06」には搭載されていなかった「タッチ式カラーディスプレイ」や「フィラメント切れ検知センサー」が搭載されたことで、エントリーモデルとして不足のない機種にアップグレードされた印象の「SV06 Plus」。タッチ式スクリーンはダークモードに切り替えられる点も興味深いですね。

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堅牢なキューブ構造の3Dプリンター【SV05】

出典:YouTube「Feature Introduction: Sovol SV05 Budget Cubic Structure Direct Drive Auto Leveling 3D Printer」

Ender-5シリーズのようなキューブ構造が特徴の「SV05」。

この構造の利点は、安定性が高く、高速化しても品質をキープできるところ。ヒートベッドが動くのはZ軸方向のみであることから、Y軸方向にも動く他の一般的な3Dプリンターに比べて、約30%高速なプリントが可能になっています。

(参考:SOVOL「SV05 Cubic Structure Direct Drive 3D Printer 220*220*300mm Auto Leveling」)

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デュアルデクストルーダー搭載でマルチカラー対応!【SV04】

出典:YouTube「Sovol SV04 IDEX 3D Printer( Independent Dual Direct Drive): Same Investment, Double Production.」

2つのエクストルーダーを持つ、家庭用としては異色の3Dプリンター「SV04」。2つのフィラメントを同時に使用することが可能で、マルチカラー・マルチマテリアルの3Dプリントに対応しています。

2つのエクストルーダーを搭載したことで、以下の4つのプリントモードを使い分けることができます。

  • Dual Mode:2つの異なるフィラメントを使って、1つのモデルを3Dプリント
  • Single Mode:1つのフィラメントのみを使って、1つのモデルを3Dプリント
  • Mirror Mode:2つのフィラメントを使って、2つの鏡面対称なモデルを3Dプリント
  • Duplicate Mode:2つのフィラメントを使って、2つの同一モデルを3Dプリント

それぞれのモードにおいて、実際にどのようにプリントが行われるのか気になる方は、ぜひ上記の公式YouTubeをご覧ください。

造形サイズ・スクリーンがアップグレード!【SV01 Pro】

出典:YouTube「Sovol SV01 Pro Larger Printing Size Direct Drive 3D Printer: New Upgrade, More Functions」

「SV01 Pro」は、造形サイズやスクリーンがアップグレードされたSOVOLの中型3Dプリンター。

「SV06」と「SV06 Plus」の中間的な機能をもつ3Dプリンターのような印象です。それぞれ微妙に機能の差があるので、主な違いについてまとめておきましょう。

SV01 ProSV06SV06 Plus
造形サイズ300×240×300mm220×220×250mm300×300×340mm
ノズル最高温度260℃300℃300℃
ヒートベッド最高温度110℃100℃100℃
ビルドプレートの種類フレキシブルPEIPEI
フィラメント切れ検知センサー×
スクリーンの種類タッチ式ノブ式タッチ式
参考:https://sovol3d.com/products/sovol-sv06-plus

自身の用途に合わせて、必要な性能をもつ機種を選択すると良いでしょう。

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まとめ:スペックを比較してSOVOLの3Dプリンターを導入しよう

今回は、SOVOLのFDM3Dプリンターについて徹底比較・解説してきました。近年の家庭用3Dプリンターがもつ基本的なオプション機能(オートレベリング、停電時自動回復印刷等)をバッチリ備えた、優秀な機種の多いラインナップでしたね。

SOVOLの3Dプリンターは、日本のAmazon等における販売が少なく、入手性の悪い点がネック。「SV06」のようなエントリーモデルは比較的コスパが良く、当サイト経由の購入も散見されます。

最新機種の高速3Dプリンター「SV07」のような機種も、今後Amazon等で販売開始されることを期待したいところ。類似の高速3Dプリンターに興味のある方は、日本の代理店(SK本舗)で販売開始されているELEGOO「Neptune 4」などを検討してみると良いでしょう。

アップデート!

現時点ではAmazonにて「SV07 Plus」「SV07」等が入手可能になっています(2023年9月時点)。

ELEGOO「Neptune 4」

  • 最大速度500mm/s(「SV07」と同等)
  • 4万円台で購入可能

「Neptune 4」は、2023年6月に登場したELEGOOの最新FDM3Dプリンター。4万円台ながら500mm/sのプリントスピードを実現するという破格のコスパが特徴です。

ELEGOOは日本でもよく知られている3Dプリンターの有名ブランド。ユーザも多く、困ったときに情報を見つけやすかったり、消耗品を入手しやすいというメリットがあります。

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