【爆速実機レビュー】QIDI TECHの最新機種「QIDI Plus4」は○○な3Dプリンターだ!!(今すぐチェック!)

【SV08登場】SOVOL 3Dプリンター徹底比較!【SV08/SV07 Plus/SV07】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

SOVOLのFDM3Dプリンターについて徹底解説

していきたいと思います。

SOVOLは、FDM方式の3Dプリンターやフィラメント、フィラメント乾燥機を展開する中国の3Dプリンターブランドです。水色と黒色の特徴的なデザインで、見覚えのある方も少なくないでしょう。

この記事では、最近話題となった最大プリントスピード700mm/s・最大加速度40000mm/s²を誇る「SV08」をはじめとするSOVOLの3Dプリンターを徹底比較・解説していきます。

「あまり聞いたこと無いけど、SOVOLの3Dプリンターってどんな感じ?」

というSOVOL初心者の方が、

  • SOVOLはこれまでどのような3Dプリンターを発表してきたのか?
  • SOVOLの各3Dプリンターにはどのような特徴があるのか?

についてしっかり理解できる記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。

それでは見ていきましょう!



3Dプリンターブランド「SOVOL」とは

はじめに、

SOVOLとはどんな3Dプリンターブランドなのか

その特徴について確認しておきましょう。

FDM方式3Dプリンターを多数展開

SOVOLは

FDM方式3Dプリンターに特化した3Dプリンターブランド

です。公式ページにおいて、光造形3Dプリンターの記載はありません。

FDM3Dプリンターとしては、「SV01」、「SV02」のように「SV」の名を冠する機種を次々に発表しており、現在「SV08」までの3Dプリンターが登場しています(2024年8月時点)。

Crealityにおける「Enderシリーズ」や「CRシリーズ」のように多数のシリーズを展開することはなく、「SV」以外のシリーズは存在していません。

SOVOLの3Dプリンター一覧(2024年8月時点)
  • 「SV08」
  • 「SV07」「SV07 Plus」
  • 「SV06」「SV06 Plus」
  • 「SV05」
  • 「SV04」
  • 「SV03」
  • 「SV02」
  • 「SV01」「SV01 Pro」

色とりどりのフィラメントも取扱中

FDM3Dプリンターを多数取り扱うことに伴い、

材料であるフィラメントも展開

しています。

材質としては「PLA」のみですが、

  • 単色だけでなく、2色や3色、レインボーといったカラフルなフィラメント

も多数取り扱っています。

フィラメント乾燥機やレーザー彫刻機といった周辺機器も

その他にも、SOVOLはFDM3Dプリンターに関連する

フィラメント乾燥機や、レーザー彫刻機といった定番の周辺機器も販売

しています。

フィラメント乾燥機は日本のAmazonでも手頃な価格で販売されており、なじみ深い方も少なくないのではないでしょうか?



【2024】SOVOLのFDM方式3Dプリンター一覧

SOVOLの公式ホームページ(英語版)で確認できるFDM3Dプリンターは次の【7点】です(2023年8月時点)。

まずは、各3Dプリンターのスペックを一覧表で見てみましょう。

モデル名SV08SV07SV07 PlusSV06SV06 PlusSV04
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーSOVOLSOVOLSOVOLSOVOLSOVOLSOVOL
本体サイズ(LxWxH)[mm]550 x 537 x 575460 x 457 x 625632 x 532 x 735496.94 x 387.9 x 610.91538 x 488 x 707653 x 625 x 803
造形サイズ(LxWxH)[mm]350 x 350 x 345220 x 220 x 250300 x 300 x 350220 x 220 x 250300 x 300 x 340300 x 300 x 400
エクストルーダplanetary gearダイレクトダイレクトダイレクトダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]70050050080150120
最大ノズル温度[℃]300300300300300260
最大ヒートベッド温度[℃]100100100100100100
組み立て要組み立て-半組み立て済---
プラットフォームPEIシート両面PEIプレート両面PEIプレートPEIPEIFlexible
オートレベリング
フィラメントセンサ×
停電時自動回復印刷--
密閉×(オプション)×××××
ディスプレイノブ式タッチ式タッチ式ノブ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸-
データ入力Wi-Fi
USB
Ethernet
USB
Wi-Fi
USB
Wi-Fi
SDカード
USB
-SDカード
本体重量[kg]17.7--913.9715
スライスソフトOrcaSlicer
Cura
PrusaSlicer
Simplify3d
-----
その他LED搭載
カメラ搭載
リモート制御機能
ノズルLED搭載ノズルLED搭載デュアルエクストルーダ
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、各モデルの違いや共通点が見えてきますね。

各モデルにどのような特徴があるのか、ここからは詳細を確認していきましょう!

爆速700mm/s・40000mm/s²の衝撃CoreXY【SV08】

2024年にリリースされた、SOVOL初のCoreXY3Dプリンター「SV08」。

その特性を生かし、

  • 最大プリントスピード700mm/s
  • 最大加速度40000mm/s²

という、段違いの速さを実現しています。

その他、

  • 350×350×345mm³の大型造形サイズ(スタンダードサイズの約4倍)
  • 独立した4つのZ軸による高精度レベリング(QGL, Quad-Gantry-Leveling)
  • カメラ搭載(モニタリング・タイムラプス撮影可能)

という際立った特徴も備える注目の3Dプリンターでもあります。

注意点として、

  • ユーザー自身でフレームを組み立てる必要あり
  • ガラスカバーは別売(デフォルトでは密閉なし)

であることは押さえておきましょう。