【ELEGOO Mars 3/Saturn/Jupiter】おすすめ高解像度光造形3Dプリンター徹底比較!

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、ELEGOO社のおすすめ高解像度光造形3Dプリンター3種類を徹底比較していきたいと思います。

ELEGOO社の光造形3Dプリンターといえば、コスパ抜群のMarsシリーズが有名です。Marsシリーズの3DプリンターであるMars 2やMars 2 Proの解像度は2Kですが、2021年に登場したMars 3はついに4K解像度に到達しました。

その他にも、Marsシリーズよりもひと回り大きいELEGOO Saturnが4K、2022年に登場予定のELEGOO Jupiterが6Kと、光造形3Dプリンターの解像度はますます大きくなっていく傾向が見られます。

今回は、ELEGOO社の高解像度光造形3Dプリンター3種類を取り上げ、徹底比較していきます。価格やサイズなど様々な観点を見比べ、最適な3Dプリンターを探していきましょう!

さらに今回は、2022年に登場予定のELEGOO Jupiterがいつ購入できるようになるのか?という点についても公式情報をもとに紹介していきます。

それでは見ていきましょう!



ELEGOO社高解像度光造形3Dプリンター一覧

まずはじめに、ELEGOO社の高解像度光造形3Dプリンター3種類を一覧で見てみましょう。

ここでは、4K以上の解像度をもつ3Dプリンターを「高解像度」としています。

【4K】ELEGOO Mars 3

【4K】ELEGOO Saturn

【6K】ELEGOO Jupiter

ELEGOO社公式ページより引用

「解像度は高い方がいい!Jupiter一択!」と思われるかもしれませんが、もちろん価格は上がります。(そもそも2021年現在未発売ですし…)

価格やサイズ、解像度といった情報を総合的にみて、自身の目的にあった3Dプリンターを選ぶ必要があります。

どの3Dプリンターを選ぶべきかを把握するため、次は各3Dプリンターのスペックについて一覧表で見てみましょう。

ELEGOO社高解像度光造形3Dプリンター一覧

各3Dプリンターのスペックについて、一覧表で見てみましょう。

モデルMars 3SaturnJupiter
イメージ
造形サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]143×89.6×175192×120×200278×156×300
ピクセル数4098×2560(4K)3840×2400(4K)5448×3064(6K)
解像度(XY) [mm]0.0350.050.051
Z軸精度 [mm]0.001250.001250.00125
レイヤー厚さ(Z) [mm]0.01-0.20.01-0.150.01-0.2
プリントスピード [mm/時間](1.5-3 秒/層)30-4030-70
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]227×227×438.5280×240×446498×358×750
実勢価格(2021年11月時点)40,000円55,000円1,300ドル
(≒150,000円)
備考・4KモノクロLCD
・Chitubox Pro 1年無料
・4KモノクロLCD
・有線LANデータ転送可
・6KモノクロLCD
・金属筐体
・自動樹脂供給
・活性炭脱臭
・Chitubox Pro 1年無料
画像、スペックはELEGOO公式ページより引用。

いかがでしょうか?こうして一覧にしてみると、例えば同じ4KのMars 3とSaturnでも造形サイズが異なるなど、様々な違いがあることがわかるでしょう。

ここからは、私の独断と偏見をもとに注目ポイントをピックアップしていきたいと思います!



造形サイズ(と本体サイズ)はJupiterが圧倒的

スペック一覧をひと目見たとき、まず目を引くのがJupiterの造形サイズです。

Mars 3とSaturnの最大辺(Z方向)がそれぞれ175mm、200mmであるのに対し、Jupiterは300mmと、1.5倍以上となっています。Saturnとほぼ同一のXY解像度ながら6Kのピクセル数をもつため、XY方向のサイズもかなり大きくなっています。大型のモデル作成を検討している方にとっては一番の注目ポイントでしょう。

ちなみに下の画像を見てわかるように、3Dプリンター自体のサイズもMarsやSaturnと比べてかなり大きくなっています。家庭用として導入を検討される方は設置スペースにも注意しましょう。

画像はELEGOO公式ページより引用。一番左はMars 3ではなくMarsである点に注意。

XY解像度はMars 3がもっとも高精細

XY解像度はMars 3が0.035mmともっとも高精細です。SaturnとJupiterはともに約0.05mmとMars 3と比べると1.5倍ほどの大きさとなっています。

「それほど大きいモノを作りたいわけじゃないけど、できるだけ細部まで細かく表現したい!」という方はMars 3を選択すべきでしょう。

Marsシリーズはやっぱり高コスパ

最後に触れておきたいのは、Mars 3のコスパです。Saturnが55,000円、Jupiterに至っては約150,000円となかなか手が出しにくい値段であるのに対し、Mars 3は40,000円というお手頃価格です。このあたりはMars 2をはじめとするMarsシリーズのコスパを受け継いでいると言えるでしょう。

高解像度光造形3Dプリンターをコスパよく入手したい方はMars 3を選んでおくのが無難ではないでしょうか。



ELEGOO Jupiterはいつ購入できる?特徴は?

2021年9月にKickstarter上でクラウドファンディングが行われたELEGOO Jupiter。約1,000万円のファンディングゴールを難無くクリアし、5億円を超える支援を獲得しました。

そんなELEGOO Jupiterが購入できるのはいつになるのでしょうか?また、上記のスペック一覧表に記載の項目以外に、どのような特徴があるのでしょうか?

ELEGOO Jupiterが入手できるのは2022年中旬

ELEGOO Jupiterが入手できるのは2022年中旬ごろとなりそうです。ELEGOO社のJupiterに関するFAQページによれば、2021年11月現在、Kickstarterにおいて売り切れていないパッケージの最速出荷予定が2022年4月となっています。ちなみに、すでに売り切れのパッケージを含めると、最も早くJupiterを入手できるパッケージの出荷予定が2022年1月となるようです。

ちなみにSK本舗ではELEGOO Jupiterの予約受付を行っています。発送自体は2022年6月を予定しているようですね。アジア向けの生産台数が少なく、数量限定の取り扱いとのことなので、気になる方は今すぐチェックしておきましょう!

値段は高い。それでも他モデルにない高い機能性。

自動レジン供給機能。画像はELEGOO公式ページより引用。

すでに述べたように、他のELEGOO社製光造形3Dプリンターに比べると手を出しにくい価格のJupiter。とはいえ、Jupiterの特徴は6K相当のピクセル数や造形サイズだけではありません。

例えば、自動レジン供給機能。上の写真のように装置内にレジンボトルを搭載することが可能で、レジンタンク内のレジンが少なくなると自動でタンク内に供給してくれます。造形中にうっかりレジン切れで造形失敗!なんてことにならないのはありがたいですね。私自身苦い思い出があるので、ぜひほしい機能だと感じます。

他にも、安定性が高く静音性に優れたZ軸ボールスクリューの採用など、随所に高いユーザビリティを感じさせる仕様がちりばめられたJupiter。お財布にゆとりのある方は購入を考える価値がある一品ではないでしょうか。



どの高解像度光造形3Dプリンターを選べばいい?

ここまで、ELEGOO社の高解像度光造形3Dプリンター3種類のスペックや、注目すべき項目について紹介してきました。

「結局どの3Dプリンターがおすすめなの?」という方のために、おすすめの3Dプリンターとその理由について解説していきます。

コスパ・高精細重視ならMars 3

他の記事でも解説していますが、光造形3Dプリンターをはじめる際に準備すべきものは意外と多いです。

材料であるレジンなどを準備しないと本体だけではプリントすることができません。ゆくゆくはランニングコストとして消耗品も発生するため、お試し程度にはじめたい方には特に、できるだけコスパが良い3Dプリンター本体を選ぶことをおすすめしています。その点、Mars 3は約4万円というお手頃価格ながら、高い造形精度とMars 2などよりも40%近く大きい造形サイズを実現しており、非常にコスパの良い3Dプリンターと言えるでしょう。

お財布に余裕はないけど、できるだけ性能の良い3Dプリンターを使ってみたい!という方にはかなりおすすめのモデルになっています。

今スグできるだけ大きな3Dモデルを作りたいならSaturn

「できるだけ大きい3Dモデルを作りたい!」という方が選ぶべきはSaturnです。Mars 3も同じ4Kプリンターですが、Saturnの造形体積はMars 3の約2倍です。これはXY解像度が異なるためです。(Mars 3は0.035mm、Saturnは0.05mm)

XY解像度、つまり造形物の細かさにこだわるのであればMars 3に軍配が上がりますが、そこそこのサイズがあるモデル作成の際には0.035mmと0.05mmの違いはそれほど大きくありません。とにかく大きなモデルを作りたい!という方はSaturnを選択しましょう。

大型・高解像度は譲れない。購入を急がないのであればJupiter

「Saturnよりも大型モデルが作りたくて、しかも4Kじゃ物足りない!」という方はJupiterの登場を待ちましょう。スペック一覧表に記載したように、その差は歴然です。造形体積はSaturnの約3倍、Mars 3の約6倍です。ひとくちに高解像度光造形3Dプリンターといっても、造形サイズはさまざまだということがわかりますね。

入手まではもう少し時間がかかりますが、ひと味違う3Dプリンターをぜひとも使ってみたい!という方はSK本舗のサイトで予約して入荷を待ちましょう。

【まとめ】用途と価格、購入時期を考えて選択しよう。

今回は、ELEGOO社の高解像度光造形3Dプリンター3種類を徹底比較しました。スペック一覧表を再掲します。特徴的なポイントを太字でハイライトしています。

モデルMars 3SaturnJupiter
イメージ
造形サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]143×89.6×175192×120×200278×156×300
ピクセル数4098×2560(4K)3840×2400(4K)5448×3064(6K)
解像度(XY) [mm]0.0350.050.051
Z軸精度 [mm]0.001250.001250.00125
レイヤー厚さ(Z) [mm]0.01-0.20.01-0.150.01-0.2
プリントスピード [mm/時間](1.5-3 秒/層)30-4030-70
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)[mm]227×227×438.5280×240×446498×358×750
実勢価格(2021年11月時点)40,000円55,000円1,300ドル
(≒150,000円)
備考・4KモノクロLCD
・Chitubox Pro 1年無料
・4KモノクロLCD
・有線LANデータ転送可
・6KモノクロLCD
・金属筐体
・自動樹脂供給
・活性炭脱臭
・Chitubox Pro 1年無料
画像、スペックはELEGOO公式ページより引用。

上記の特徴を踏まえた、用途別のおすすめ3Dプリンターは以下の通りです。

  • Mars 3:コスパ・高精細重視
  • Saturn:大型・高解像度3Dプリンターを今スグ手に入れたい
  • Jupiter:入手が待ち遠しくても6K解像度・造形サイズにこだわりたい

スペック一覧表を参考にして、用途や予算にあった3Dプリンターを選んでみてください。