【最新情報】家庭用光造形3Dプリンター初の16K！Uniformation「GK3 Ultra」の価格とスペック詳細は？

2024.07.252024.08.17

こんにちは、管理人のウノケンです。

光造形3Dプリンターを取り扱うUniformationから、家庭用初となる「16K」解像度をもつ最新機種「GK3 Ultra」を発表しました。

今回は、

について、解説していきます！

この記事を書いているのはどんな人？

✓ 3Dプリンター関連メーカー勤務経験

✓ 3Dプリンター特許出願経験

✓ 3Dプリンター28機種・3Dスキャナー5機種の使用経験

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それでは見ていきましょう！

家庭用光造形3Dプリンターがついに「16K」解像度に到達

ついに家庭用光造形3Dプリンターが16K解像度に到達しました。

昨年末から今年の初めにかけて14K機種が登場しましたが、今回はさらに進化した16K機種が登場。その進化のスピードには驚かされます。

まずは、今回登場した16K機種Uniformation「GK3 Ultra」の解像度について詳しく見ていきましょう。

「16K」とは、長辺方向のピクセル数が約16,000ピクセルであることを意味します。

具体的には、「GK3 Ultra」の解像度は15,120×6,230ピクセルとなっています。

「GK3 Ultra」のピクセルサイズは20×26um²。非常に細かく、細部まで精密にプリントできるようになっています。

ただし、この数値自体に驚きはないでしょう。例えば、2023年に登場した9K3Dプリンターでさえ18×18um²というさらに微細なピクセルを採用しています。

「より微細」な方向への進化ではなく、「（すでに同等のピクセルサイズは実現されているものの）微細なピクセルが、かつてない数並んだLCD（液晶ディスプレイ）を採用した」ことに意義があるでしょう。

「GK3 Ultra」は、解像度以外の点にも優れています。特に注目すべきスペック・機能に目を向けていきましょう。

「微細なピクセルが、かつてない数並んだ」結果、「GK3 Ultra」は家庭用最大級の造形サイズを実現しています。

300×160×300mm³という造形サイズは、「Jupiter SE」等の特大サイズと同等のスケール。

標準的なFDMプリンターにも引けを取らない大きさであり、大型のモデルも一度にプリントすることが可能です。

大型プリントをサポートするために、「GK3 Ultra」には自動レジン供給システムが搭載されています。これにより、プリント中にレジンが切れる心配がありません。

ちなみに、Uniformationが販売するレジンボトルは、カートリッジのようにプリンターにセットすることができます。

寒冷地や冬場のプリントに役立つ自動レジン加熱システムも注目ポイント。レジンの温度が最適になるように加熱してくれる機能です。

冷えたレジンはプリント失敗の原因となるため、この機能により安定したプリントが期待できます。

「GK3 Ultra」は、ユーザーの使いやすさにも重点を置いた設計がされています。

など、大型光造形機の取り扱いをサポートする使い勝手が特徴です。

モデル名	GK3 Ultra	GKtwo 12K
本体イメージ
メーカー	UniFormation	UniFormation
本体サイズ(LxWxH)[mm]	455 x 400 x 575	350 x 315 x 455
造形サイズ(LxWxH)[mm]	300 x 160 x 300	218.88 x 122.88 x 245
Z軸精度[mm]	-	0.005
積層ピッチ[mm]	0.03-0.05	0.01-0.1
ピクセルサイズ[mm]	0.02 x 0.026	0.019 x 0.024
ピクセル数（XY）	15120 x 6230	11520 x 5120
プリントスピード[mm/h]	-	(2-3s)
データ入力	USB Ethernet WiFi	USB WiFi
本体重量[kg]	30	20
スライスソフト	UniFormation Slicer Chitubox Lychee	Chitubox Gktwo Slicer Lychee
その他	自動レジン供給機能レジン加熱機能レジンドリップハンガー LED搭載フリップ式UVカバー	ヒーター搭載フリップ式UVカバー活性炭フィルタ搭載
出典	公式サイト	公式サイト