こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
家庭用の3Dスキャナーの選び方とおすすめ機種について解説
していきます。
立体的なモノの形を3Dのデータとして使う上で欠かせない3Dスキャナー。ひと昔前は、企業における研究開発やリバースエンジニアリング、建築物やアートのデジタルアーカイブといった限られた用途に限定されていました。
近年では、3Dプリンターや3DCG、AR/VR、メタバースといった3D技術の発達により、一部の企業に限らない、広く注目される存在に。このような背景から、個人が使用できる家庭用3Dスキャナーが続々登場しています。
とはいえ、家庭用の3Dスキャナーはいまだ普及段階。
「そもそも3Dスキャナーって何?」
「3Dスキャナーを使うと何ができるの?」
「自分にはどんな3Dスキャナーが合っているんだろう…?」
という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、
について解説していきます。
「3Dスキャナーを3Dプリンターに活用する基礎」について動画でも解説中!
「3Dプリンターとあわせて、3Dスキャナーにはどんな活用法があるの?」という初心者の方に特におすすめの内容になっています。ぜひご覧ください!
それでは見ていきましょう!
- はじめに:3Dスキャナーとは
- 3Dスキャナーを使ってできること
- 3Dスキャナーを選ぶときのポイントは?【用途に応じて選ぼう】
- 【2024最新】家庭用おすすめ3Dスキャナー10選
- 青色レーザー&近赤外光のハイエンド「Creality CR-Scan Raptor」
- 小型から大型まで!高精度3Dスキャナー「Creality CR-Scan Otter」
- 4万円台!コスパ最強ならコレ!「Creality CR-Scan Ferret SE」
- 老舗3Dスキャナーによる高コスパ家庭用モデル「SHINING 3D EINSTAR」
- タッチスクリーン搭載の最新オールインワンタイプ「SHINING 3D EINSTAR VEGA」
- スタンダードサイズの最新機種「Revopoint POP 3 Plus」
- 2代目スタンダードサイズ3Dスキャナー「Revopoint MIRACO Plus」
- 人体も簡単スキャン!大型対応3Dスキャナー「Revopoint RANGE 2」
- 小型対象向けの高解像度機種「Revopoint MINI 2」
- AIトラッキング機能搭載のコンパクト3Dスキャナー「3DMakerPro Moose」
- まとめ:用途別のおすすめ3Dスキャナーは?
はじめに:3Dスキャナーとは
3Dスキャナーとは、
立体的なモノの形をデータとして取り込むための装置
です。
家庭用の3Dスキャナーはほとんどが「非接触式」で、レーザ等を用いて高精度の3Dスキャンを行います。
取り込んだデータは3次元の点群や細かく分割された面形状として取得されます。使用されるデータ形式は、.plyや.obj、.stlといった点群・メッシュデータです。
3Dスキャナーで3Dデータを取得した後は、必要に応じて専用のアプリケーションや3DCAD/3DCGソフトで加工して使用するのが一般的です。
3Dスキャナーを使ってできること
3Dスキャナーの基本を押さえたところで、
実際に3Dスキャナーを用いてできること
について理解していきましょう。
なお、今回は主に個人利用を想定し、リバースエンジニアリングやデジタルアーカイブといった産業応用については割愛します。
3Dプリンター
もっとも一般的な3Dスキャナーの応用先の1つが、3Dプリンターです。
3Dスキャナーを用いて取得した3次元形状をもとにして、
することが可能です。
3Dスキャンしたモノ自体をプリントする以外にも、図面がないモノの専用治具・アタッチメントを設計して3Dプリントしたい場合に、その詳細な3次元データを取得する目的等でも重宝します。
3DCG
現実のモノの3次元データをデジタル空間で使用したいというケースでも、3Dスキャナーが活躍します。
3Dスキャナーを使えば、取り込んだ実物の3DデータをBlenderのような3DCGツール上で扱うことが可能です。
といった使い方をすることができます。
メタバース・NFT
3Dスキャナーは、近年話題のメタバースやNFTの世界においても活用することができます。
といった用途で3Dスキャナーが活躍します。
「3Dスキャンしたデータが売れるの?しかもNFT?」
と思われるかもしれませんが、3Dスキャンによって作成したデータをNFTとして販売できるプラットフォームやオークションの試みはすでにいくつも立ち上がっています。
著名NFTマーケットプレイスOpenSeaにおいても多数の3Dスキャンデータが販売されていますし、バナナの3DスキャンデータをNFT化してオークションを実施した例もあります。
クリエイターが制作した作品は、実物だけでなく3DスキャンしてNFT販売も行う。それが当たり前になる時代が、もうそこまで来ているのかもしれません。
筆者自身も、現実のアート作品を3Dスキャンしてメタバース空間に配置するという仕事に携わった経験があります。3Dスキャナーを扱う技術は、今後のメタバース・NFT時代で活躍するスキルの1つになるでしょう。
(参考:PR TIMES「『100本のバナナ』の3Dデータが販売されるNFTストア『100 COPIED BANANAS』 by Konel」)
3Dスキャナーを選ぶときのポイントは?【用途に応じて選ぼう】
3Dスキャナーを選ぶ際のポイントは、
3Dスキャナーを使用する用途に応じて選ぶ
ということです。
ひとくちに3Dスキャナーといっても、
など、様々な製品が存在します。
下の例は、Shining 3D社が展開する3DスキャナーラインナップEinScan(インスキャン)のモデルの1つ「EinScan Pro HD」です。価格はなんと130万円。2004年から3Dデジタルテクノロジー分野を牽引する同社のプロ向け製品ですから、さすがに個人利用で購入できるものではないでしょう。
一方、近年では無料のスマホ「3Dスキャン」アプリも充実。WIDARやScaniverseといった優れたアプリが登場しています。
取得したいデータとして表面の凹凸のような細かな形状まで求めないのであれば、100万円もするような3Dスキャナーはもちろんのこと、数万円の家庭用3Dスキャナーすら必要ありません。誰でも気軽に使えるスマホアプリで十分でしょう。
とはいえ、スマホの性能にもクオリティが左右される無料アプリでは限界があるというのも事実。iOSのみに対応していたり、LiDAR搭載機種でないとすべての機能が使えないといったところに不便さを感じたことがある人もいるでしょう。
を想定しているのであれば、高性能な3Dスキャナーを用意する必要があります。このようなケースでは、この記事で紹介している家庭用3Dスキャナーがしっかり活躍してくれます。
このように、3Dスキャナーは求める性能によって選択肢は様々です。自分が想定している用途に応じて、適切な3Dスキャナーを準備するようにしましょう。
【2024最新】家庭用おすすめ3Dスキャナー10選
3Dスキャナーのおおまかな分類について理解できたでしょうか?
ここからは、
個人利用を想定した、家庭用のおすすめ3Dスキャナー10選を紹介
していきます。
スキャン対象のサイズや、スキャン環境(屋内/屋外)によっても選ぶべき3Dスキャナーは異なります。それぞれの3Dスキャナーの特徴をしっかり把握していきましょう。
今回紹介する3Dスキャナーは、個人向けグレードの3Dスキャナーを展開する以下の4ブランドから構成されています。
順にチェックしていきましょう。
青色レーザー&近赤外光のハイエンド「Creality CR-Scan Raptor」
モデル名 | CR-Scan Raptor |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | Creality |
精度 [mm] | - |
点間距離 [mm] | 0.02 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 270 x 170 |
スキャンボリューム [mm] | 5 x 5 x 5 〜 |
動作距離 [mm] | 150 〜 1000 |
スキャンスピード [fps] | 60 |
本体重量 [g] | 372 |
本体サイズ [mm] | 215 x 50 x 74 |
出力形式 | .ply .obj .stl |
光源 | Class 1 青色光+赤外光 |
屋外対応 | - |
対応OS | Windows 10/11 macOS |
その他 | 撮影領域:距離300mm 2モード(ブルーライト/NIR) |
出典 | 公式サイト |
2024年に登場したCrealityの最新3Dスキャナー「CR-Scan Raptor」。
青色レーザーと近赤外光を併用する業務用顔負けのハイエンド3Dスキャナーです。
精度と速度
最大精度は0.02mmで、非常に細かいディテールまでスキャン可能です。スキャン速度は最大60フレーム/秒で、スムーズな操作が可能です。
多様なスキャンモード
7本の青色レーザーラインを使用する「青色レーザーモード」や、赤外線を用いた「赤外線モード」を搭載しており、小型から大型の物体まで幅広く対応。赤外線モードは顔や彫像などの大型オブジェクトにも適しています。
スプレー・マーカー不要のスキャン
特定のモードでは、スプレーやマーカーを使わずにスキャンが可能で、特に大きな物体や複雑な形状を持つオブジェクトに対しても効果的です。
小型から大型まで!高精度3Dスキャナー「Creality CR-Scan Otter」
モデル名 | CR-Scan Otter |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | Creality |
精度 [mm] | - |
点間距離 [mm] | 0.05 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 1350 x 840 |
スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 |
動作距離 [mm] | 110 〜 1000 |
スキャンスピード [fps] | 20 |
本体重量 [g] | 390 |
本体サイズ [mm] | 165 x 37 x 59 |
出力形式 | .ply .obj .stl |
光源 | Class 1 赤外光 |
屋外対応 | ○ |
対応OS | Windows macOS |
その他 | 撮影領域:距離1000mm |
出典 | 公式サイト |
2024年に登場したCrealityの最新3Dスキャナーの1つが、「CR-Scan Otter」です。
高精度スキャン
最大0.02mmの精度で、非常に詳細なスキャンが可能です。特に、小さなオブジェクトから大きなオブジェクトまで、幅広く対応しています。
2セットのデュアルレンズシステム
小型オブジェクト用の長焦点デュアルレンズと、大型オブジェクト用の短焦点デュアルレンズを搭載。小型から大型の対象まで、幅広いモノの詳細なスキャンをサポートします。
カラーキャプチャ&スプレーなしのスキャン
24ビットフルカラーのスキャンが可能で、自然な色の再現力をもつ「Otter」。黒や金属の表面もスキャンスプレーなしでスキャンできるため、車の部品やタイヤなどの特殊な素材にも対応しています。
携帯性
コンパクトで軽量なデザイン(重量390g)で、持ち運びにも便利。WindowsやMacOSに対応しており、ワイヤレスでのスキャンも可能です。
4万円台!コスパ最強ならコレ!「Creality CR-Scan Ferret SE」
モデル名 | CR-Scan Ferret SE |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | Creality |
精度 [mm] | 0.1 |
点間距離 [mm] | 0.16 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 560 x 820 |
スキャンボリューム [mm] | 150 x 150 x 150 〜 |
動作距離 [mm] | 150 〜 700 |
スキャンスピード [fps] | 30 |
本体重量 [g] | 105 |
本体サイズ [mm] | 120 x 30 x 26 |
出力形式 | - |
光源 | - |
屋外対応 | - |
対応OS | Windows macOS |
その他 | 撮影領域:距離700mm |
出典 | 公式サイト |
Crealityの3Dスキャナー「CR-Scanシリーズ」の最安機種である「CR-Scan Ferret SE」。
以下のように、一見したところ、そのスペックに驚きはありません。
特筆すべきは、
している点です。個人向けとはいえ、10万円弱の価格帯が一般的だった家庭用3Dスキャナーの中では破格と言える価格帯。
「3Dスキャナーに興味があるけど、まだちょっと高い…」
と思っていた方にとってはうれしい選択肢なのではないでしょうか?
老舗3Dスキャナーによる高コスパ家庭用モデル「SHINING 3D EINSTAR」
SHINING 3Dの「Einstar」は、冒頭で紹介した3Dスキャナーの老舗Shining 3D社が、
です。プロ向けの3Dスキャナーとして確立されたブランドが展開する、一般消費者向け高品質モデルとなっています。
20万円以下の価格に抑えながら、3台の赤外線光源と2台の深度カメラ、1台のRGBカメラを搭載し、細部まで逃さない高品質な3Dスキャンを実現しています。
「100万円超えは厳しいけど、せっかく購入するなら信頼できるブランドの本格的な3Dスキャナーを使ってみたい!」
という方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
タッチスクリーン搭載の最新オールインワンタイプ「SHINING 3D EINSTAR VEGA」
モデル名 | EINSTAR VEGA |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | SHINING 3D |
精度 [mm] | - |
点間距離 [mm] | 0.05 |
撮影領域(1ショット)[mm] | - x - |
スキャンボリューム [mm] | - |
動作距離 [mm] | 100 〜 1500 |
スキャンスピード [fps] | 20 |
本体重量 [g] | 535 |
本体サイズ [mm] | 180 x 95 x 26.5 |
出力形式 | .ply .obj .stl .asc |
光源 | 赤外光(MEMS/VCSEL) |
屋外対応 | ○ |
対応OS | Windows 10 macOS |
その他 | PC不要のオールインワンタイプ |
出典 | 公式サイト |
SHINING 3D社が2024年に新しくリリースした3Dスキャナーが「EINSTAR VEGA」です。
パソコンやスマホとの接続なしで3Dスキャンを実行できるオールインワンタイプ。
を搭載し、スマホで写真を撮影するかのように物体の3Dスキャンが可能です。
さらに、
の2つのモードを搭載し、幅広いモノのスキャンに対応しています。
画面付き&ワイヤレスで、作業中の取り回しや持ち運びやすさは抜群。一般的な3Dスキャナーにありがちな、
といった煩わしさのない、「1台完結」の優秀な3Dスキャナーです。
スタンダードサイズの最新機種「Revopoint POP 3 Plus」
モデル名 | POP 3 Plus |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | Revopoint |
精度 [mm] | 0.04 |
点間距離 [mm] | 0.05 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 61 x 68 |
スキャンボリューム [mm] | 20 x 20 x 20 〜 2000 x 2000 x 2000 |
動作距離 [mm] | 150 〜 400 |
スキャンスピード [fps] | 18 |
本体重量 [g] | 190 |
本体サイズ [mm] | 153 x 45 x 29 |
出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx |
光源 | Class 1 赤外光 |
屋外対応 | ○ |
対応OS | Windows 10/11 macOS Android iOS |
その他 | 撮影領域:距離150mm |
出典 | 公式サイト |
2024年7月にリリースされた「POP 3 Plus」は、Revopointのスタンダードタイプ3Dスキャナー「POPシリーズ」の最新機種。小型から大型まで、幅広いスキャン対象に対応しています。
「POP 3」からの主な進化は以下のとおりです。
「POP 3」をベースにしつつ、より高精度な3Dスキャンが期待できる注目の1台となっています。
ベースとなる先代機種「POP 3」の詳細は以下の実機レビューをご覧ください。
2代目スタンダードサイズ3Dスキャナー「Revopoint MIRACO Plus」
モデル名 | MIRACO Plus |
---|---|
本体イメージ | |
メーカー | Revopoint |
精度 [mm] | 0.04 |
点間距離 [mm] | 0.05 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 28 x 53 |
スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 4000 x 4000 x 4000 |
動作距離 [mm] | 100 〜 1000 |
スキャンスピード [fps] | 20 |
本体重量 [g] | 750 |
本体サイズ [mm] | 200 x 50 x 110 |
出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx |
光源 | Class 1 赤外光 |
屋外対応 | ○ |
対応OS | Windows 10/11 macOS |
その他 | 撮影領域:距離100mm PC不要のスタンドアローンタイプ フォトグラメトリ機能搭載 |
出典 | 公式サイト |
Revopointの3Dスキャナーでもっともハイエンドな機種が「MIRACO Plus」。
本体にタッチスクリーンを搭載し、パソコンやスマホ不要で、スキャン・後処理ができるスタンドアロンタイプです。
「MIRACO Plus」は2023年にリリースされた「MIRACO」の後継機種で、
しています。
一般的な点群を処理するスキャン機能に加えて、複数の写真から3Dモデルを構築するフォトグラメトリの技術を組み合わせることで、高い精度と速度を両立しています。
これにより、初代「MIRACO」に比べて、車のような大型オブジェクトのキャプチャ用途で優れたスキャン性能を発揮します。
人体も簡単スキャン!大型対応3Dスキャナー「Revopoint RANGE 2」
特定の用途に特化した3Dスキャナーも揃えるRevopoint。
人体や車のような大型のスキャン対象に最適な機種が、「RANGE 2」です。
光源には赤外光を使用しているため、目に負担が少なく、顔を含む人体のスキャンに対応しています。
以下の先代大型対応スキャナー「RANGE」実機レビュー記事も参考にしてみてください。
小型対象向けの高解像度機種「Revopoint MINI 2」
Revopointのラインナップにおいて、小さな対象物のスキャンに特化しているのが「MINI 2」です。
Revopoint「MINI」はブルーライトを用いており、赤外線を使用する「POPシリーズ」や「RANGEシリーズ」に比べて、
という特徴があります。一方で、
という赤外光を使用する3Dスキャナーにはない注意点も存在します。青色光が赤外光の上位互換というわけではなく、それぞれメリット・デメリットがあるということは理解しておきましょう。
以下の先代小型対応スキャナー「MINI」実機レビュー記事も参考にしてみてください。
AIトラッキング機能搭載のコンパクト3Dスキャナー「3DMakerPro Moose」
モデル名 | Moose | Moose Lite |
---|---|---|
本体イメージ | ||
メーカー | 3DMakerPro | 3DMakerPro |
精度 [mm] | - | - |
点間距離 [mm] | 0.07 | 0.1 |
撮影領域(1ショット)[mm] | 200 x 100 | 200 x 100 |
スキャンボリューム [mm] | 15 x 15 x 15 〜 1500 x 1500 x 1500 | 15 x 15 x 15 〜 1500 x 1500 x 1500 |
動作距離 [mm] | 150 〜 400 | 150 〜 400 |
スキャンスピード [fps] | 10 | 10 |
本体重量 [g] | 280 | 250 |
本体サイズ [mm] | 115 x 70 x 35 | 115 x 70 x 35 |
出力形式 | .ply .obj .stl .asc | .ply .obj .stl .asc |
光源 | ブルーLED | 近赤外光 |
屋外対応 | - | - |
対応OS | Windows 10/11 macOS 12/13/14 | Windows 10/11 macOS 12/13/14 |
その他 | ||
出典 | 公式サイト | 公式サイト |
3DMakerProが2024年にリリースした「Moose」「Moose Lite」。
本体サイズが同じで良く似た外観の2機種ですが、使用する光源やカラー対応の有無に違いがあります。
とくに、3Dスキャナーとしてはかなり低コストの部類に入る「Moose Lite」に関しては、
である点に注意が必要です。
まとめ:用途別のおすすめ3Dスキャナーは?
今回は、家庭用のおすすめ3Dスキャナーとその選び方について解説してきました。用途別のおすすめ3Dスキャナーは以下の通りです。
数万円から100万円以上の価格帯まで、さまざまなモデルが登場している3Dスキャナー。3D技術の発達に伴ってその注目度は一層高まっています。いずれは「一家に1台3Dスキャナー」という日がやってくるかも(?)しれませんね!
3DプリンターやNFT化に興味があるユーザから最新技術に目がないガジェット通まで、あなたの用途にあった3Dスキャナー選びの参考になれば幸いです!