こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
家庭用の3Dスキャナーの選び方とおすすめ機種について解説
していきます。
立体的なモノの形を3Dのデータとして使う上で欠かせない3Dスキャナー。
ひと昔前は、企業における研究開発やリバースエンジニアリング、建築物やアートのデジタルアーカイブといった限られた用途に限定されていました。
近年では、3Dプリンターや3DCG、AR/VR、メタバースといった3D技術の発達により、一部の企業に限らない、広く注目される存在に。
このような背景から、個人が使用できる家庭用3Dスキャナーが続々登場しています。
とはいえ、家庭用の3Dスキャナーはいまだ普及段階。
そもそも3Dスキャナーって何?
3Dスキャナーを使うと何ができるの?
自分にはどんな3Dスキャナーが合っているんだろう…?
という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、
について解説していきます。

「3Dスキャナーを3Dプリンターに活用する基礎」について動画でも解説中!
「3Dプリンターとあわせて、3Dスキャナーにはどんな活用法があるの?」という初心者の方に特におすすめの内容になっています。ぜひご覧ください!
それでは見ていきましょう!
- はじめに:3Dスキャナーとは
- 3Dスキャナーを使ってできること
- 3Dスキャナーを選ぶときのポイントは?【用途に応じて選ぼう】
- 【2026】家庭用・個人向けおすすめ3Dスキャナー10選
- SHINING 3D EINSTAR VEGA:タッチスクリーン搭載のオールインワンタイプ
- SHINING 3D EINSTAR:老舗3Dスキャナーによる高コスパ家庭用モデル
- Creality CR-Scan Raptor:青色レーザー&近赤外光のハイエンド
- Creality CR-Scan Otter:小型から大型まで!高精度3Dスキャナー
- Creality Otter Lite:ワイヤレスで使いたい赤外線モデル
- Revopoint POP 4:ブルーレーザーと赤外線を使い分ける
- Revopoint INSPIRE 2:予算を抑えて赤外線の2方式を使う
- Revopoint POP 3 Plus:価格差で検討する赤外線モデル
- Revopoint MIRACO Plus:PC不要のオールインワンタイプ
- Revopoint MINI 2:小型対象向けの高解像度機種
- 在庫・価格差を確認したい旧機種:RANGE 2・Mooseシリーズ
- 番外編:Revopoint MetroY Ultraは計測・検証用途に
- まとめ:用途別のおすすめ3Dスキャナーは?
はじめに:3Dスキャナーとは

3Dスキャナーとは、
立体的なモノの形をデータとして取り込むための装置
です。
家庭用の3Dスキャナーはほとんどが「非接触式」で、レーザ等を用いて高精度の3Dスキャンを行います。
取り込んだデータは3次元の点群や細かく分割された面形状として取得されます。
使用されるデータ形式は、.plyや.obj、.stlといった点群・メッシュデータです。
3Dスキャナーで3Dデータを取得した後は、必要に応じて専用のアプリケーションや3DCAD/3DCGソフトで加工して使用するのが一般的です。
3Dスキャナーを使ってできること

3Dスキャナーの基本を押さえたところで、
実際に3Dスキャナーを用いてできること
について理解していきましょう。
なお、今回は主に個人利用を想定し、リバースエンジニアリングやデジタルアーカイブといった産業応用については割愛します。
3Dプリンター

もっとも一般的な3Dスキャナーの応用先の1つが、3Dプリンターです。
3Dスキャナーを用いて取得した3次元形状をもとにして、
することが可能です。
3Dスキャンしたモノ自体をプリントする以外にも、図面がないモノの専用治具・アタッチメントを設計して3Dプリントしたい場合に、その詳細な3次元データを取得する目的等でも重宝します。
3DCG

現実のモノの3次元データをデジタル空間で使用したいというケースでも、3Dスキャナーが活躍します。
3Dスキャナーを使えば、取り込んだ実物の3DデータをBlenderのような3DCGツール上で扱うことが可能です。
といった使い方をすることができます。
メタバース・NFT

3Dスキャナーは、近年話題のメタバースやNFTの世界においても活用することができます。
といった用途で3Dスキャナーが活躍します。
「3Dスキャンしたデータが売れるの?しかもNFT?」
と思われるかもしれませんが、3Dスキャンによって作成したデータをNFTとして販売できるプラットフォームやオークションの試みはすでにいくつも立ち上がっています。
著名NFTマーケットプレイスOpenSeaにおいても多数の3Dスキャンデータが販売されていますし、バナナの3DスキャンデータをNFT化してオークションを実施した例もあります。
クリエイターが制作した作品は、実物だけでなく3DスキャンしてNFT販売も行う。それが当たり前になる時代が、もうそこまで来ているのかもしれません。
筆者自身も、現実のアート作品を3Dスキャンしてメタバース空間に配置するという仕事に携わった経験があります。3Dスキャナーを扱う技術は、今後のメタバース・NFT時代で活躍するスキルの1つになるでしょう。
(参考:PR TIMES「『100本のバナナ』の3Dデータが販売されるNFTストア『100 COPIED BANANAS』 by Konel」)
3Dスキャナーを選ぶときのポイントは?【用途に応じて選ぼう】

3Dスキャナーを選ぶ際のポイントは、
3Dスキャナーを使用する用途に応じて選ぶ
ということです。
ひとくちに3Dスキャナーといっても、
など、様々な製品が存在します。
下の例は、Shining 3D社が展開する3DスキャナーラインナップEinScan(インスキャン)のモデルの1つ「EinScan Pro HD」です。
本格的な業務用機は100万円を超える価格帯のものもあります!
2004年から3Dデジタルテクノロジー分野を牽引する同社のプロ向け製品ですから、さすがに個人利用で購入できるものではないでしょう。
一方、近年では無料のスマホ「3Dスキャン」アプリも充実。
WIDARやScaniverseといった優れたアプリが登場しています。
取得したいデータとして表面の凹凸のような細かな形状まで求めないのであれば、100万円もするような3Dスキャナーはもちろんのこと、数万円の家庭用3Dスキャナーすら必要ありません。
誰でも気軽に使えるスマホアプリで十分でしょう。
とはいえ、スマホの性能にもクオリティが左右される無料アプリでは限界があるというのも事実。
iOSのみに対応していたり、LiDAR搭載機種でないとすべての機能が使えないといったところに不便さを感じたことがある人もいるでしょう。
を想定しているのであれば、高性能な3Dスキャナーを用意する必要があります。
このようなケースでは、この記事で紹介している家庭用3Dスキャナーがしっかり活躍してくれます。
このように、3Dスキャナーは求める性能によって選択肢は様々です。
自分が想定している用途に応じて、適切な3Dスキャナーを準備するようにしましょう。
購入前に確認:対象サイズ・正確度・PC・マーカー



| 確認項目 | 選び方 |
|---|---|
| 対象のサイズ | 小物の細部はMINI 2、一般物体はPOP 4・INSPIRE 2・Otterなどを比較。大型用の旧機種は在庫も確認 |
| 正確度・精度・点間距離 | 単一フレームの正確度、繰り返し精度、体積正確度、点間距離を区別。モードと測定条件も確認 |
| PC・スマホの要件 | 対応OSだけでなくCPU・GPU・メモリを確認。レーザーはPCを使う機種が多い |
| マーカーと表面処理 | レーザーや特徴の少ない対象ではマーカーが必要。透明・鏡面などは下準備も検討 |
| 屋外と人物 | 照度上限・屋外フィルター・人物対応モードを確認 |
| 総額と付属品 | 本体/Premium/CMMセット、送料、保証、ターンテーブル・PC・有料ソフトを揃えて比較 |
POP 4・INSPIRE 2は、スマホだけで使える構造光モードと、PCが必要なレーザーモードを備えています。
レーザーを使いたい場合は、スキャナー本体に加えて対応PCの予算も必要です。
POP 4のレーザーモードでは、メーカーの最低PC条件に16GB以上のメモリやGPUの指定があり、対応OSであればどのPCでも最高速度が出るわけではありません。
【2026】家庭用・個人向けおすすめ3Dスキャナー10選


3Dスキャナーのおおまかな分類について理解できたでしょうか?
ここからは、
個人利用を想定した、家庭用のおすすめ3Dスキャナー10選を紹介
していきます。
スキャン対象のサイズや、スキャン環境(屋内/屋外)によっても選ぶべき3Dスキャナーは異なります。
それぞれの3Dスキャナーの特徴をしっかり把握していきましょう。
本記事は30万円以下に限定した一覧ではありません。
PC不要のMIRACO Plusなどは30万円を超えるため、本体価格だけでなく必要な周辺機器を含めて比較してください。
今回紹介する3Dスキャナーは、おすすめ10機種と追加比較を含め、以下の4ブランドから構成されています。
| モデル名 | EINSTAR VEGA | CR-Scan Raptor | CR-Scan Otter | Otter Lite | POP 4 | INSPIRE 2 | POP 3 Plus | MIRACO Plus | MINI 2 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | SHINING 3D | SHINING 3D | Creality | Creality | Creality | Revopoint | Revopoint | Revopoint | Revopoint | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | - | - | - | - | - | - | - | |||
| 価格(SK本舗) | - | - | - | - | - | - | ||||
| 価格(Amazon) | - | |||||||||
| 価格(海外ストア) | - | - | ||||||||
| 精度 [mm] | - | - | - | 0.02 | 0.05 | 0.03 | 0.03 | 0.04 | 0.04 | 0.02 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 | 0.1 | 0.02 | 0.05 | 0.1 | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.05 | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | - x - | 434 x 379 | 270 x 170 | 1350 x 840 | 1460 x 1017 | 505 x 538 | 293 x 257 | 61 x 68 | 28 x 53 | 168 x 132 |
| スキャンボリューム [mm] | - | - | 5 x 5 x 5 〜 | 10 x 10 x 10 〜 | 20 x 20 x 20 〜 | 10 x 10 x 10 〜 2000 x 2000 x 2000 | 20 x 20 x 20 〜 2000 x 2000 x 2000 | 20 x 20 x 20 〜 2000 x 2000 x 2000 | 10 x 10 x 10 〜 4000 x 4000 x 4000 | 10 x 10 x 10 〜 |
| 動作距離 [mm] | 100 〜 1500 | 160 〜 1400 | 150 〜 1000 | 110 〜 1000 | 120 〜 1200 | 200 〜 800 | 200 〜 400 | 150 〜 400 | 100 〜 1000 | 120 〜 250 |
| スキャンスピード [fps] | 20 | 14 | 60 | 30 | 30 | 最大 105 fps / 5,000,000 点/秒 | 30 | 18 | 20 | 16 |
| 本体重量 [g] | 535 | 500 | 372 | 390 | 300 | 286 | 190 | 190 | 750 | 175 |
| 本体サイズ [mm] | 180 x 95 x 26.5 | 220 x 46 x 55 | 215 x 50 x 74 | 165 x 37 x 59 | 173 x 39 x 56 | 160 x 30 x 72 | 53 x 27 x 132 | 153 x 45 x 29 | 200 x 50 x 110 | 132 x 53 x 36 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc | .ply .obj .stl .p3 .3mf | .ply .obj .stl | .ply .obj .stl | .ply .obj .stl | PLY OBJ STL ASC 3MF GLTF FBX Splat | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx | .ply .obj .stl |
| 光源 | 赤外光(MEMS/VCSEL) | Class 1 赤外VCSEL | Class 1 青色光+赤外光 | Class 1 赤外光 | Class 1 赤外光 | ブルーマルチラインレーザー 近赤外線フルフィールド構造化光 VCSEL赤外線構造化光 | Class 1 赤外光 | Class 1 赤外光 | Class 1 赤外光 | Class 1 青色光 |
| 屋外対応 | ○ | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| 対応OS | Windows 10 macOS | Windows 10/11 | Windows 10/11 macOS | Windows macOS | - | Windows 10/11 (64 bit) macOS 11.0 以降 Android iOS | Windows 10/11 macOS Android iOS | Windows 10/11 macOS Android iOS | Windows 10/11 macOS | Windows 10/11 macOS Android iOS |
| その他 | PC不要のオールインワンタイプ | 撮影領域:距離400mm | 撮影領域:距離300mm 2モード(ブルーライト/NIR) | 撮影領域:距離1000mm | 撮影領域:距離1200mm | AIリアルタイム物体追跡 3D Gaussian Splatting(3DGS)技術搭載 | 撮影領域:距離400mm | 撮影領域:距離150mm | 撮影領域:距離100mm PC不要のスタンドアローンタイプ フォトグラメトリ機能搭載 | 撮影領域:距離250mm |
| 出典 | SHINING 3D公式製品仕様 | SHINING 3D公式製品仕様 | Creality公式製品仕様 | Creality公式製品仕様 | Creality公式製品仕様 | Revopoint公式製品仕様 | Revopoint公式製品仕様 | Revopoint公式製品仕様 | Revopoint公式製品仕様 | Revopoint公式製品仕様 |
順にチェックしていきましょう。
SHINING 3D EINSTAR VEGA:タッチスクリーン搭載のオールインワンタイプ
SHINING 3D社が2024年に新しくリリースした3Dスキャナーが「EINSTAR VEGA」です。
パソコンやスマホとの接続なしで3Dスキャンを実行できるオールインワンタイプ。
を搭載し、スマホで写真を撮影するかのように物体の3Dスキャンが可能です。
さらに、
の2つのモードを搭載し、幅広いモノのスキャンに対応しています。
画面付き&ワイヤレスで、作業中の取り回しや持ち運びやすさは抜群。
一般的な3Dスキャナーにありがちな、
といった煩わしさのない、「1台完結」の優秀な3Dスキャナーです。
SHINING 3D EINSTAR:老舗3Dスキャナーによる高コスパ家庭用モデル

| モデル名 | |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | SHINING 3D |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | - |
| 精度 [mm] | - |
| 点間距離 [mm] | 0.1 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 434 x 379 |
| スキャンボリューム [mm] | - |
| 動作距離 [mm] | 160 〜 1400 |
| スキャンスピード [fps] | 14 |
| 本体重量 [g] | 500 |
| 本体サイズ [mm] | 220 x 46 x 55 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .p3 .3mf |
| 光源 | Class 1 赤外VCSEL |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows 10/11 |
| その他 | 撮影領域:距離400mm |
| 出典 | SHINING 3D公式製品仕様 |
ここで紹介するのは初代EINSTARです。
新規購入では、17本の青色レーザーと赤外線を搭載する後継「EINSTAR 2」も比較してください。
初代EINSTARは、PCに接続して使うスキャナーです。
新品と整備済み品では保証が異なるため、安価な整備済み品を選ぶ場合は保証対象を商品説明で見ておきましょう。
初代EINSTARの現行ソフトはWindowsと対応するApple Silicon Mac向けに提供されています。
スキャン用PCには、OSだけでなくCPU・メモリ・GPUの性能も必要です。
すでにPCを持っていても、レーザー式を使うなら機種別の推奨構成に届くかが導入費用を左右します。
SHINING 3Dの「Einstar」は、冒頭で紹介した3Dスキャナーの老舗Shining 3D社が、
です。
プロ向けの3Dスキャナーとして確立されたブランドが展開する、一般消費者向け高品質モデルとなっています。
国内販売価格とPC要件を確認しながら選べる機種で、3台の赤外線光源と2台の深度カメラ、1台のRGBカメラを搭載し、細部まで逃さない高品質な3Dスキャンを実現しています。
せっかく購入するなら信頼できるブランドの本格的な3Dスキャナーを使ってみたい!
という方は購入を検討してみてはいかがでしょうか?
Creality CR-Scan Raptor:青色レーザー&近赤外光のハイエンド

| モデル名 | CR-Scan Raptor |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Creality |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | - |
| 点間距離 [mm] | 0.02 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 270 x 170 |
| スキャンボリューム [mm] | 5 x 5 x 5 〜 |
| 動作距離 [mm] | 150 〜 1000 |
| スキャンスピード [fps] | 60 |
| 本体重量 [g] | 372 |
| 本体サイズ [mm] | 215 x 50 x 74 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl |
| 光源 | Class 1 青色光+赤外光 |
| 屋外対応 | - |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS |
| その他 | 撮影領域:距離300mm 2モード(ブルーライト/NIR) |
| 出典 | Creality公式製品仕様 |
2024年に登場したCrealityの「CR-Scan Raptor」。
青色レーザーと近赤外光を併用する業務用顔負けのハイエンド3Dスキャナーです。
精度と速度
最大精度は0.02mmで、非常に細かいディテールまでスキャン可能です。
スキャン速度は最大60フレーム/秒で、スムーズな操作が可能です。
多様なスキャンモード
7本の青色レーザーラインを使用する「青色レーザーモード」や、赤外線を用いた「赤外線モード」を搭載しており、小型から大型の物体まで幅広く対応。
赤外線モードは顔や彫像などの大型オブジェクトにも適しています。
スキャンモードとマーカーの準備
ブルーレーザーモードはマーカーを使い、赤外線モードでは対象の特徴を利用して位置合わせできます。
Creality CR-Scan Otter:小型から大型まで!高精度3Dスキャナー

| モデル名 | CR-Scan Otter |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Creality |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.02 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 1350 x 840 |
| スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 |
| 動作距離 [mm] | 110 〜 1000 |
| スキャンスピード [fps] | 30 |
| 本体重量 [g] | 390 |
| 本体サイズ [mm] | 165 x 37 x 59 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl |
| 光源 | Class 1 赤外光 |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows macOS |
| その他 | 撮影領域:距離1000mm |
| 出典 | Creality公式製品仕様 |
2024年に登場したCrealityの「CR-Scan Otter」は、赤外線を使う汎用モデルです。
高精度スキャン
最大0.02mmの精度で、非常に詳細なスキャンが可能です。
特に、小さなオブジェクトから大きなオブジェクトまで、幅広く対応しています。
2セットのデュアルレンズシステム
小型オブジェクト用の長焦点デュアルレンズと、大型オブジェクト用の短焦点デュアルレンズを搭載。
小型から大型の対象まで、幅広いモノの詳細なスキャンをサポートします。
カラーキャプチャ&スプレーなしのスキャン
24ビットフルカラーのスキャンが可能で、自然な色の再現力をもつ「Otter」。
黒い物体や金属にも対応しますが、表面の光沢・透明度・形状によっては、スキャンスプレーや追加の下準備が必要です。
携帯性
コンパクトで軽量なデザイン(重量390g)で、持ち運びにも便利。
WindowsやMacOSに対応しており、ワイヤレスでのスキャンも可能です。
Creality Otter Lite:ワイヤレスで使いたい赤外線モデル

| モデル名 | Otter Lite |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Creality |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | - |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.05 |
| 点間距離 [mm] | 0.1 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 1460 x 1017 |
| スキャンボリューム [mm] | 20 x 20 x 20 〜 |
| 動作距離 [mm] | 120 〜 1200 |
| スキャンスピード [fps] | 30 |
| 本体重量 [g] | 300 |
| 本体サイズ [mm] | 173 x 39 x 56 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl |
| 光源 | Class 1 赤外光 |
| 屋外対応 | - |
| 対応OS | - |
| その他 | 撮影領域:距離1200mm |
| 出典 | Creality公式製品仕様 |
「Otter Lite」は、赤外線構造化光を使い、小物から比較的大きな対象まで扱えるワイヤレス対応モデルです。
メーカー公表の正確度は最大0.05mm、点間距離は0.1〜2mmで、通常のOtterより価格と持ち運びを重視して選ぶ候補になります。
Otter LiteはPC・Android・iOSに対応し、5GHzのWi-Fiを使います。
無線接続に使うLite Bridgeの付属構成を選ぶと、ケーブルに縛られず対象の周囲を回ってスキャンできます。
「Otter Lite Basic」など名称が似た構成と、ワイヤレス用機器を含むセットを混同しないことも大切です。
Revopoint POP 4:ブルーレーザーと赤外線を使い分ける

| モデル名 | POP 4 |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.03 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 505 x 538 |
| スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 2000 x 2000 x 2000 |
| 動作距離 [mm] | 200 〜 800 |
| スキャンスピード [fps] | 最大 105 fps / 5,000,000 点/秒 |
| 本体重量 [g] | 286 |
| 本体サイズ [mm] | 160 x 30 x 72 |
| 出力形式 | PLY OBJ STL ASC 3MF GLTF FBX Splat |
| 光源 | ブルーマルチラインレーザー 近赤外線フルフィールド構造化光 VCSEL赤外線構造化光 |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows 10/11 (64 bit) macOS 11.0 以降 Android iOS |
| その他 | AIリアルタイム物体追跡 3D Gaussian Splatting(3DGS)技術搭載 |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
「POP 4」は、細部向けのブルーレーザーと、人物・一般物体向けの赤外線を使い分けたい人に向いています。
メーカー公表の単一フレーム正確度は、レーザーモードで最大0.03mm、Full-field HDで最大0.08mmです。
レーザーの最大105fpsはNVIDIA GPU利用時の値で、モードとPC構成によって速度が変わります。
レーザーではマーカーを用意し、Windows・macOSの対応PCで処理します。
スマホ・タブレットだけでのスキャンは赤外線モードが対象で、レーザーのスマホ画面表示にはPCとの連携が必要です。
屋外対応もモードと付属フィルターによって条件が異なります。
3DGSの見た目のデータを、そのまま3Dプリント用のSTL形状と同一視しない点にも注意してください。
POP 4で実際にスキャンした結果や、レーザーと赤外線の使い分けは、以下の実機レビューで紹介しています。
Revopoint INSPIRE 2:予算を抑えて赤外線の2方式を使う

| モデル名 | INSPIRE 2 |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.03 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 293 x 257 |
| スキャンボリューム [mm] | 20 x 20 x 20 〜 2000 x 2000 x 2000 |
| 動作距離 [mm] | 200 〜 400 |
| スキャンスピード [fps] | 30 |
| 本体重量 [g] | 190 |
| 本体サイズ [mm] | 53 x 27 x 132 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx |
| 光源 | Class 1 赤外光 |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS Android iOS |
| その他 | 撮影領域:距離400mm |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
「INSPIRE 2」は、赤外線レーザーと赤外線構造化光を備えた、価格重視の小〜中型対象向けモデルです。
レーザーで細部を取り込み、構造化光で形状の特徴がある物体や人物をスキャンする、という使い分けができます。
メーカー公表の単一フレーム正確度は最大0.05mmです。
比較表の「精度」と、形状の正しさを表す正確度は同じ指標とは限らないため、数値だけで順位を決めないようにしましょう。
レーザースキャンはマーカーと対応PCが必要で、スマホ単独で使えるのはFull-fieldモードです。
低価格でもPC・マーカー・必要な付属品を含めた予算で検討してください。
Revopoint POP 3 Plus:価格差で検討する赤外線モデル

| モデル名 | POP 3 Plus |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.04 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 61 x 68 |
| スキャンボリューム [mm] | 20 x 20 x 20 〜 2000 x 2000 x 2000 |
| 動作距離 [mm] | 150 〜 400 |
| スキャンスピード [fps] | 18 |
| 本体重量 [g] | 190 |
| 本体サイズ [mm] | 153 x 45 x 29 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx |
| 光源 | Class 1 赤外光 |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS Android iOS |
| その他 | 撮影領域:距離150mm |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
2024年7月にリリースされた「POP 3 Plus」は、Revopointのスタンダードタイプ3Dスキャナー「POPシリーズ」の赤外線モデル。
小型から大型まで、幅広いスキャン対象に対応しています。
「POP 3」からの主な進化は以下のとおりです。
「POP 3」をベースにしつつ、より高精度な3Dスキャンが期待できる注目の1台となっています。
ベースとなる先代機種「POP 3」の詳細は以下の実機レビューをご覧ください。
Revopoint MIRACO Plus:PC不要のオールインワンタイプ

| モデル名 | MIRACO Plus |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.04 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 28 x 53 |
| スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 4000 x 4000 x 4000 |
| 動作距離 [mm] | 100 〜 1000 |
| スキャンスピード [fps] | 20 |
| 本体重量 [g] | 750 |
| 本体サイズ [mm] | 200 x 50 x 110 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc .3mf .gltf .fbx |
| 光源 | Class 1 赤外光 |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS |
| その他 | 撮影領域:距離100mm PC不要のスタンドアローンタイプ フォトグラメトリ機能搭載 |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
「MIRACO Plus」は、撮影から後処理まで1台で行いたい人向けのオールインワン機です。
本体にタッチスクリーンを搭載し、パソコンやスマホ不要で、スキャン・後処理ができるスタンドアロンタイプです。
「MIRACO Plus」は2023年にリリースされた「MIRACO」の後継機種で、
しています。
付属のフォトグラメトリ用キットでスケール情報とマーカーを取得し、大型対象の寸法精度を高める機能を備えています。
これにより、初代「MIRACO」に比べて、車のような大型オブジェクトのキャプチャ用途で優れたスキャン性能を発揮します。
Revopoint MINI 2:小型対象向けの高解像度機種

| モデル名 | MINI 2 |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | - |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.02 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 168 x 132 |
| スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 |
| 動作距離 [mm] | 120 〜 250 |
| スキャンスピード [fps] | 16 |
| 本体重量 [g] | 175 |
| 本体サイズ [mm] | 132 x 53 x 36 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl |
| 光源 | Class 1 青色光 |
| 屋外対応 | × |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS Android iOS |
| その他 | 撮影領域:距離250mm |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
MINI 2の実機レビュー
Revopointのラインナップにおいて、小さな対象物のスキャンに特化しているのが「MINI 2」です。
Revopoint「MINI 2」は青色構造化光を用いており、赤外線主体の従来のPOPシリーズやRANGEシリーズに比べて、
という特徴があります。
一方で、
という赤外光を使用する3Dスキャナーにはない注意点も存在します。
青色光が赤外光の上位互換というわけではなく、それぞれメリット・デメリットがあるということは理解しておきましょう。
以下の先代小型対応スキャナー「MINI」実機レビュー記事も参考にしてみてください。
在庫・価格差を確認したい旧機種:RANGE 2・Mooseシリーズ


RANGE 2は人体など大きな対象、Mooseシリーズは小〜中型の対象を撮りたい場合の候補です。
現行機に比べて値引きが大きい在庫品を見つけたときに比較するとよいでしょう。
Revopoint RANGE 2:人体も簡単スキャン!大型対応3Dスキャナー

RANGE 2は大型対象を得意とする旧世代候補です。
Mooseシリーズを選ぶなら、撮りたい物の大きさに加え、MooseとMoose Liteの解像度・カラー対応の違いが選択のポイントです。
特定の用途に特化した3Dスキャナーも揃えるRevopoint。
人体や車のような大型のスキャン対象に最適な機種が、「RANGE 2」です。
光源には赤外光を使用しているため、目に負担が少なく、顔を含む人体のスキャンに対応しています。
以下の先代大型対応スキャナー「RANGE」実機レビュー記事も参考にしてみてください。
3DMakerPro Moose:AIトラッキング機能搭載のコンパクト3Dスキャナー

| モデル名 | Moose | Moose Lite |
|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() |
| メーカー | 3DMakerPro | 3DMakerPro |
| 価格(サンステラ) | - | - |
| 価格(SK本舗) | - | - |
| 価格(Amazon) | - | - |
| 価格(海外ストア) | - | - |
| 精度 [mm] | - | - |
| 点間距離 [mm] | 0.07 | 0.1 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 200 x 100 | 200 x 100 |
| スキャンボリューム [mm] | 15 x 15 x 15 〜 1500 x 1500 x 1500 | 15 x 15 x 15 〜 1500 x 1500 x 1500 |
| 動作距離 [mm] | 150 〜 400 | 150 〜 400 |
| スキャンスピード [fps] | 10 | 10 |
| 本体重量 [g] | 280 | 250 |
| 本体サイズ [mm] | 115 x 70 x 35 | 115 x 70 x 35 |
| 出力形式 | .ply .obj .stl .asc | .ply .obj .stl .asc |
| 光源 | ブルーLED | 近赤外光 |
| 屋外対応 | - | - |
| 対応OS | Windows 10/11 macOS 12/13/14 | Windows 10/11 macOS 12/13/14 |
| その他 | ||
| 出典 | 3DMakerPro公式製品仕様 | 3DMakerPro公式製品仕様 |
3DMakerProが2024年にリリースした「Moose」「Moose Lite」を追加比較用に紹介します。
2026年9月30日の公式ストアではMoose Standardに「Sold out」の表示があり、日本向けの現在価格も比較表で取得できていません。
新品の入手性を確認できるまで、おすすめ10機種とは別枠で扱います。
本体サイズが同じで良く似た外観の2機種ですが、使用する光源やカラー対応の有無に違いがあります。
とくに、3Dスキャナーとしてはかなり低コストの部類に入る「Moose Lite」に関しては、
である点に注意が必要です。
番外編:Revopoint MetroY Ultraは計測・検証用途に

| モデル名 | MetroY Ultra |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Revopoint |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | - |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 精度 [mm] | 0.015 |
| 点間距離 [mm] | 0.05 |
| 撮影領域(1ショット)[mm] | 332 x 276 |
| スキャンボリューム [mm] | 10 x 10 x 10 〜 2000 x 2000 x 2000 |
| 動作距離 [mm] | 200 〜 400 |
| スキャンスピード [fps] | Up to 90 fps / 7,000,000 Points/s |
| 本体重量 [g] | 450 |
| 本体サイズ [mm] | 211 x 94 x 47 |
| 出力形式 | PLY, OBJ, STL, ASC, 3MF, GLTF, FBX |
| 光源 | Blue Laser / Blue Structured Light |
| 屋外対応 | ○ |
| 対応OS | Windows, macOS |
| その他 | Volumetric Accuracy: 0.015 mm + 0.04 mm × L (m) |
| 出典 | Revopoint公式製品仕様 |
「MetroY Ultra」は、部品の形状取得に加え、寸法の検証やリバースエンジニアリングまで行いたい人向けの上位候補です。
メーカー公表の体積正確度は0.015mm+0.04mm×L(m)で、Lは対象物の長さです。
一般的な家庭用スキャンと計測では、必要な精度・確認方法・予算が異なるため、おすすめ10選とは別枠で扱います。
Windows・macOSの対応PCとRevo Metroを使い、レーザーモードではマーカーを準備します。
本体だけでスキャンから後処理まで完結するMIRACO Plusのような機種ではありません。
計測用途では、寸法検証用アクセサリーを含むCMMセットやRevo Measure付きセットも選択肢になります。
形状を取り込むだけの場合とは、必要な機材・ソフトと予算が変わります。
本体とCMMセットの価格を混ぜて比較しないことが重要です。
MetroY Ultraのスキャン事例とCMMセットの使い方は、以下の実機レビューで紹介しています。
まとめ:用途別のおすすめ3Dスキャナーは?



今回は、家庭用・個人向けのおすすめ10機種と、計測用途の上位候補を紹介しました。
POP 4で実際にスキャンした結果や、レーザーと赤外線の使い分けは、以下の実機レビューで紹介しています。
MetroY Ultraのスキャン事例とCMMセットの使い方は、以下の実機レビューで紹介しています。
用途別のおすすめ3Dスキャナーは以下の通りです。
数万円から100万円以上の価格帯まで、さまざまなモデルが登場している3Dスキャナー。
3D技術の発達に伴ってその注目度は一層高まっています。
いずれは「一家に1台3Dスキャナー」という日がやってくるかも(?)しれませんね!
3DプリンターやNFT化に興味があるユーザから最新技術に目がないガジェット通まで、あなたの用途にあった3Dスキャナー選びの参考になれば幸いです!




































