こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
Crealityの光造形3Dプリンター「HALOTシリーズ」各機種の特徴を徹底比較・解説
していきます。
CrealityはFDM・光造形方式の3Dプリンターを販売する注目企業。FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターの「Ender-3」をはじめ、多数の機種が世界中の3Dプリンターユーザーに愛用されています。
そんなCrealityが展開する光造形3Dプリンターシリーズが「HALOTシリーズ」。2024年4月に行われたCrealityの10周年イベントでは、最新の14K機種
が発表されたことで話題となりました。
家庭用3Dプリンター界の雄Crealityが展開する「HALOTシリーズ」には、いったいどんな3Dプリンターが揃っているのでしょうか?各機種の共通点と相違点がわかるようにスペック比較しつつ、徹底解説していきます!
それでは見ていきましょう!
【2024】Creality HALOTシリーズ 各機種の解説
最新の14K超高解像度光造形3Dプリンター「HALOT-MAGE S」
2024年に発表されたCrealityの最新光造形3Dプリンターが、
14K超高解像度3Dプリンター「HALOT-MAGE S」
です。
その主な特徴は以下の通りです。
2023年に登場の「HALOT-MAGE」の後継にあたる「HALOT-MAGE S」。上記に加えて、
といった点を押さえておくと、「HALOT-MAGE PRO」や「HALOT-MAGE」との違いがわかりやすいでしょう。
驚異のプリントスピードとスマートレジンポンプに注目!「HALOT-MAGE PRO」
HALOTシリーズにおいて、
最も機能性の高い8K3Dプリンターが「HALOT-MAGE PRO」
です。
多数の魅力的な機能・スペックを備える「HALOT-MAGE PRO」の特徴の中でも、特に押さえておきたいのは、以下の2点です。
順に確認していきましょう!
驚異のプリントスピード170mm/h!
です。Crealityの公式YouTubeでは、「従来モデルと比べてどれくらい速いのか」を早回しで確認できる動画が公開されています。
「HALOT-MAGE PRO」の「Dynaxモード」が叩き出す170mm/hという値は、他の一般的な光造形3Dプリンターの3〜5倍の速さとのこと(公式ページより)。
標準的なスピードは70mm/hであり、170mm/hという値はCrealityの専用レジンを使用した場合の最大速度である点には注意しましょう。これでも一般的な3Dプリンターのプリントスピードである25mm/hと比べるとかなり速いことがわかりますね。
スマートレジンポンプ搭載でレジンの出し入れラクラク!
もう1つの特筆すべき点は、
です。スマートレジンポンプは、レジンを自動で充填したり戻したりしてくれるスグレモノ。これまで手間だったレジンの準備・後片付けをかなりラクにしてくれることが期待できますね!
上記2点の他にも、以下のようなハイエンド8K3Dプリンターにふさわしい機能を備えています。
これ以上ないくらいの機能の充実ぶりですね!8K3Dプリンターとしては、もっとも機能が充実した機種と言っても良いのではないでしょうか?