こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、SK本舗のFDM3Dプリンター用フィラメントについて解説していきます。
SK本舗のフィラメント全種類を列挙し、それらの特徴について簡単に記載していきます。
最新情報も随時アップデートしていきます!
それでは見ていきましょう!
SK本舗フィラメント一覧
まずはSK本舗のフィラメントを一覧で確認しておきましょう。
フィラメント名 | PLA 光沢色 | PLA マット色 | ABS | ASA |
---|---|---|---|---|
イメージ | ||||
メーカー | SK | SK | SK | SK |
色 | ■White ■Grey ■Black ■Yellow ■Red ■Green ■Blue | ■White ■Grey ■Black ■Yellow ■Red ■Green ■Blue ■Mango Yellow ■Slate Blue ■Light Grey ■Pink ■Honey ■Sea Green ■Forest Green ■Light Coral ■Medium Turquoise ■Lavender ■Dusty Pink ■Burnt Orange ■Midnight Blue ■Honey Dew | ■黄色 ■灰色 ■白色 □無着色(白色) ■黒色 ■青色 ■赤色 ■緑色 ■橙色 ■茶色 ■桃色 ■紫色 ■金色 ■銀色 | ■白色 □無着色(白色) ■黒色 |
ヒートベッド温度[℃] | 25-60 | 25-60 | - | 100 |
エクストルーダ温度[℃] | 190-220 | 190-220 | 220-240 | 240-260 |
推奨プリントスピード[mm/s] | - | - | - | - |
出典 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
一般購入しやすいフィラメントとして、Amazonで購入できる種類・色を中心に記載。時期によって購入できる種類・色が異なる場合もあるため注意。
各フィラメントについて簡単に解説していきます。
PLA(光沢色)
「PLA(光沢色)」は、SK本舗が取り扱うPLAのうち、表面に光沢のあるラインナップです。
「PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)」は、もっとも広く使用されているフィラメントの1つです。生分解解性プラスチックの1種で、トウモロコシなどの植物を原料として生産されることから、環境にやさしいフィラメントとされています。
PLAのメリットは以下の通りです。
- 低価格
- ABSよりも変形しにくく、プリント品質が高い
- 生分解性プラスチックのため、環境にやさしい
扱いやすく、コスパも高いことから、初心者にも人気のスタンダードなフィラメントです。
PLA(マット色)
「PLA(マット色)」は、SK本舗が取り扱うPLAのうち、光沢のないカラーラインナップです。
低光沢、低反射のため積層が気になる方にお勧めで、非常に綺麗な仕上がりになります。
SK本舗「FFF方式3Dプリンター用フィラメント(PLA) 光沢色 (PLA 500g/1kg)」
通常の「PLA」であっても、若干の光沢を感じるフィラメントが多いです。光の反射を抑えた質感を重視する用途では、「PLA(マット色)」を選択すると良いでしょう。
やさしい色合いが豊富で、見るだけでも楽しいです。ぜひ1度ショップの商品画像を確認してみてください。
ABS
「ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン、Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)」は
となっています。
3DプリンターのフィラメントとしてもPLAと並んで広く使用されており、低コストながら機械的特性に優れています。頑丈さや耐熱性が要求されるような実用品のプリントに適したフィラメントと言えるでしょう。
難点は、
ところです。場合によってはエンクロージャ(3Dプリンターの周囲を覆うもの)を使って保温する必要があります。
ASA
「ASA(アクリロニトリル-スチレン-アクリレート、Acrylonitrile-Styrene-Acrylate)」は、ABSの親戚のような材料です。
ブタジエンの代わりにアクリレートが含まれており、
という特徴があります。そのため、屋外で使用されるモノを作る際にはABSよりもASAを使用すると良いでしょう。
フィラメントの種類・選び方についてもっと知りたい方は…
他のブランドも含めて、
- いつもなんとなく同じフィラメントを選んでしまっている
- FDM3Dプリンター用のフィラメントにはどのような種類があるのか?
- いつも使っているフィラメント以外のブランド・種類にも興味がある
という方は、フィラメントの種類と選び方について徹底解説した以下の記事をご覧ください。
他のブランドが展開するフィラメントについてより詳しく知りたい方は、個別に解説した以下のページもあわせてご参照ください。