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MINGDA MagicianシリーズFDM3Dプリンター徹底比較!【X2/Pro2】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、MINGDAのFDM3DプリンターMagicianシリーズについて徹底比較していきたいと思います。

世界で20,000台以上売れている「Magician X」に代表されるMagicianシリーズにはいったいどのような3Dプリンターが揃っているのでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

アップデート!

2023/9/28:SK本舗より「Magician Pro2」の販売が開始されました!(解説箇所にジャンプ



MINGDA Magicianシリーズとは

MINGDAは、2012年に設立された中国・深センを本拠地とする3Dプリンターメーカーです。

産業用の大型・高性能3Dプリンター・材料から、家庭用のFDM(熱溶解積層)方式・光造形方式の3Dプリンターの開発・販売まで幅広く手掛けています。

Magicianシリーズはすべての機種がオートレベリング機能搭載・5分で組立可能公式オンラインショップの記載より)となっており、ユーザビリティに特徴があるラインナップとなっています。

FDM方式の「難点」と言える

  • 組み立てに時間がかかる
  • 毎回のプリント時にレベリング(位置合わせ)が必要になる

の2点が克服されているというMagicianシリーズ。

  • 3Dプリンター初心者のはじめの1台に
  • すでにFDM3Dプリンターを使っている方の2台目に

最適なモデルとなっています。

次の項目から、Magicianシリーズの各モデルの特徴について比較解説していきます。



【2023年版】MINGDA Magicianシリーズ一覧

2023年現在、MINGDA社の公式ホームページ(英語版)で確認できるMagicianシリーズ3Dプリンターは次の3点です。

まずは、各3Dプリンターのスペックを一覧表で見てみましょう。

モデル名Magician XMagician X2Magician MAXMagician PROMagician Pro2
本体イメージ
メーカーMINGDAMINGDAMINGDAMINGDAMINGDA
本体サイズ(LxWxH)[mm]415 x 460 x 546430 x 460 x 546555 x 430 x 660650 x 586 x 675650 x 600 x 670
本体重量[kg]77.41014.514.5
構造
密閉×××××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]230 x 230 x 260230 x 230 x 260320 x 320 x 400400 x 400 x 400400 x 400 x 400
最大スピード[mm/s]200-200200-
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260260260260260
最大ヒートベッド温度[℃]110110110110110
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトCuraCuraCuraCura-
その他デュアル斜め支柱温度インジケータLED搭載
デュアル斜め支柱
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、各モデルの違いや共通点が見えてきますね。

Magicianシリーズは、造形サイズ以外の点では基本的に大きな違いはないと思って良いでしょう。

自身がどのくらいのサイズまで3Dプリントしたいか?を踏まえて機種選びをしてみてください。

その他、各モデルにどのような特徴があるのか、他社の同等モデルと比べてどのような違いがあるのか、詳細を確認していきましょう!

エントリーモデル【Magician X】

「Magician X」はMagicianシリーズのエントリーモデルです。

造形サイズは230 x 230 x 260(mm)です。他社のエントリーモデル3Dプリンターと比べて同等か少し大きいサイズと言えるでしょう。

参考までに、「Anycubic Kobra」と「Creality Ender-3 Neo」と比較してみましょう。

モデル名Magician XKobraEnder-3 Neo
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーMINGDAAnycubicCreality
本体サイズ(LxWxH)[mm]415 x 460 x 546430 x 486 x 486440 x 440 x 465
本体重量[kg]77.57
構造
密閉×××
ヒートチャンバー
組み立て半組み立て済半組み立て済要組み立て
造形サイズ(LxWxH)[mm]230 x 230 x 260220 x 220 x 250220 x 220 x 250
最大スピード[mm/s]200100120
推奨スピード[mm/s]
最大加速度[mm/s²]
最大押出流量[mm³/s]
最大ノズル温度[℃]260260260
最大ヒートベッド温度[℃]110110100
対応フィラメント
マルチカラー
消費電力[W]
ディスプレイタッチ式タッチ式ノブ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトCuraCura
Repetier-Host
simplify3D
Creality Slicer
Cura
simplify3D
その他
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

エントリーモデルとして十分な造形サイズでありながら、オートレベリング機能を搭載し、かつ5分で組み立て可能な「半組み立て済」モデルです。

最初の1台としてどのFDM3Dプリンターを選ぶべきか迷っている方にとっては、有力な選択肢になるのではないでしょうか?

現在「Magician X」は販売が終了しているようです。アップグレードした後継機種の「Magician X2」を検討してみてください。

アップグレードされたエントリーモデル【Magician X2】

「Magician X2」はMagicianシリーズの最新モデルです。以下のプロモーション動画を見てみましょう。

基本性能は「Magician X」と同等ですが、以下のような点がアップグレードされています。

  • 造形物を取り外しやすいPEIばね鋼プラットフォームを採用
  • コード類がシンプルな配線に改善
  • エクストルーダがさらに取り外しやすく改善

個人的には、「Magician X」でガラスだったプラットフォームが