【注目】Creality初のマルチカラー3Dプリンター「K2 Plus Combo」がついに正式発売!(詳細をチェック!)

【QIDI Plus4登場】QIDI TECHのFDM3Dプリンター徹底比較!【Q1 Pro/X-Max3】

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

QIDI TECHのFDM方式3Dプリンター全機種を徹底比較・解説

していきます。

家庭用のFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンターといえば、組み立て式で、かつノズルやプラットフォームがむき出しの構成が一般的です。Creality「Ender-3シリーズ」やAnycubic「Kobraシリーズ」などが代表的ですね。

そんな組み立て式のFDM3Dプリンターと対をなすのが、

  • 組み立て不要のデスクトップ式FDM3Dプリンター

です。密閉型とも呼ばれるこのタイプは、その名の通り側面・上下面が覆われているところが特徴です。

QIDI TECHのFDM方式3Dプリンターは、販売中の全ラインナップが密閉型です。密閉型のFDM3Dプリンターは産業用に多く見られますが、QIDI TECHのラインナップは比較的安価に提供され、家庭用として個人用に導入しやすいという特徴があります。

今回は、

「QIDI TECHってあまり聞いたことなかったけど、気になってきた!」

「どんな密閉型3Dプリンターが登場しているのか知りたい!」

という方のために、QIDI TECHの密閉型FDM3Dプリンター全ラインナップの特徴・スペックについて、徹底的に比較解説していきます!

この記事を読んでわかること
  • QIDI TECHってどんな会社?
  • 密閉型FDM3Dプリンターの特徴は?
  • QIDI TECHのFDM方式3Dプリンター全モデルの特徴・スペックは?

【2024年アップデート】最新機種「QIDI Plus4」がリリースされました!

それでは見ていきましょう!



3Dプリンターブランド「QIDI TECH」とは

QIDI TECH社は2014年に設立された中国の3Dプリンターメーカーです。

年間でおよそ5万台の3Dプリンターを生産しており、FDM方式3Dプリンターを中心に取り扱っています。

  • 販売中のFDM方式3Dプリンターは、すべて密閉型
  • 「Xシリーズ」と「Iシリーズ」に大別される
  • 2024年に「Q1 Pro」が新たに追加

という特徴があります。

(出典:QIDI TECH公式ページ

「QIDI TECH」が多数展開!密閉型FDM3Dプリンターの特徴

QIDI TECHが提供する3Dプリンターの詳細解説に入る前に、

「密閉型」3Dプリンターにはどのような特徴があるのか解説

していきます。

「密閉型」3Dプリンターがもつ主なメリットは次の3つです。

  • 組み立てる必要がなく、すぐにプリントを開始できる
  • 筐体による保温性(反りの抑制)・安定性(造形精度)が高い
  • 高温のノズルや可動部分がむき出しになっておらず、安全性が高い

一方、デメリットには次のような点が挙げられます。

  • 造形サイズに対する装置本体サイズが大きくなりがち
  • 非密閉型に対して価格が高い

このような特徴から、産業用グレードの高品質な3Dプリンターに多く採用される密閉型構造。にもかかわらず、QIDI TECHは密閉型FDM3Dプリンターを比較的安価に提供しているところに特徴があります。

さらに、2023年以降にリリースされた機種は「ヒートチャンバー」機能を搭載している機種が多いです。密閉内部を60度前後の高温状態にすることができ、より反り・割れに強い3Dプリントが可能になっています。

以上を踏まえ、密閉型FDM3Dプリンターは次のような方におすすめです。

  • 高品質な3Dモデルをプリントしたい
  • 煩わしい組み立て作業はしたくない
  • 子どもがいる環境などでも安全に3Dプリンターを使用したい
  • 多少の初期コストには目をつぶってもよい

QIDI TECHとその密閉型FDM3Dプリンターについての理解は進んだでしょうか?

次の項目では、いよいよ各機種の詳細について解説していきます。



【2024】QIDI TECHの全FDM 3Dプリンター徹底解説!

ここからは、

QIDI TECHのFDM方式3Dプリンター全機種の特徴を確認

していきましょう!

QIDI Plus4:スーパーエンプラ対応の370℃ハイエンド機種【マルチカラーも】

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

「QIDI Plus4」は、2024年9月に発表されたQIDI TECHの最新機種。歴代の「Plusシリーズ」と同様に、標準よりもひと回り大きい造形サイズ(305×305×280mm³)が特徴です。

加えて、多くの面でパワーアップし、QIDI TECHのイメージすら刷新した感のある「QIDI Plus4」。

  • 産業レベルの高機能材料(スーパーエンプラ)に対応する最大370℃の高温ノズル
  • 第二世代アクティブチャンバー加熱機能(最大65℃)
  • 2025年1Qにマルチカラー対応予定

産業グレードの3Dプリンター顔負けの機能性を実現しながら、約11万円という驚異的なコスパを実現する「QIDI Plus4」。2024年の最注目機種の1台と言っても過言ではないでしょう。

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詳細については以下の実機レビュー記事をご覧ください。

Q1 Pro:ヒートチャンバー搭載!高コスパ密閉3Dプリンター

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

「Q1 Pro」は、2024年に発表されたQIDI TECHの3Dプリンター。「X-Plus 3」「X-Smart 3」と同様に、最大プリントスピード600mm/sの超高速モデルです。

「Q1 Pro」には以下のような特徴があります。

  • 完全(ワンタップ)オートレベリングやノズルクリーナーを新搭載
  • ヒートチャンバー&耐摩耗高温ノズル搭載
  • XYサイズは「X-Smart 3」と「X-Plus 3」の間

2023年にリリースされた3機種に以上に使い勝手が向上した印象のある「Q1 Pro」。サイズのバリエーションが増えたという見方もできるでしょう。

詳細については以下の実機レビュー記事をご覧ください。

X-Max 3:超高速&大型造形サイズ

出典:QIDI TECH

「X-Max 3」は、2023年に発表された「X-Max II」の後継機種。同時発表された「X-Plus 3」「X-Smart 3」と同様に、最大プリントスピード600mm/sの超高速モデルです。

そして、「X-Max 3」固有の特徴は、

超高速&大型造形サイズの実現

です。

QIDI TECH「Xシリーズ」のラインナップにおいては、「X-Max」系統が最大の造形サイズという特徴があり、「X-Max 3」もこれを踏襲。

その造形サイズは325×325×315mm³に到達し、ついに縦・横・高さのすべてで30cmの大台越えを達成しました。現状では、「I-Fast」と並ぶQIDI TECHの3Dプリンターで最大級の造形サイズとなっています。

その他にも、密閉型3Dプリンターならではとも言える「温度」面の強みも。

  • 最大ノズル温度:350℃→使用できる材料の種類多数
  • 最大チャンバー加熱温度:65℃→「反り」の抑制

さらに、「X-Plus 3」「X-Smart 3」にはない機能として、

  • チャンバー内循環ファン
  • 活性炭エアフィルター

が搭載されているところも注目に値します。

「産業グレード」と銘打っていることも納得の、「サイズ」「速度」「精度」の三拍子揃ったハイエンド3Dプリンターとなっています。

X-Plus 3:超高速&中型造形サイズ

出典:QIDI TECH

「X-Plus 3」は、2023年に発表された「X-Plus II」の後継機種。同時発表された「X-Max 3」「X-Smart 3」と同様の、最大プリントスピード600mm/sを誇る超高速モデル

簡潔に表現すると、

「X-Plus 3」は、「X-Max 3」の造形サイズ・機能を少し削ぎ落とした機種

です。「X-Max 3」と類似する部分が多いため、その共通点と違いについて理解しておくことが重要です。

「X-Max 3」と共通する「X-Plus 3」の主な特徴
  • 最大プリントスピード:600mm/s
  • 最大ノズル温度:350℃
  • 最大チャンバー加熱温度:65℃
「X-Max 3」がもつ、「X-Plus 3」にはない機能
  • 造形サイズがひと回り小さい(280×280×270mm³)
  • チャンバー内循環ファンなし
  • 活性炭エアフィルターなし

X-Max 3」からサイズ・機能が削ぎ落とされた分、価格はお手頃になっています。

「超高速3Dプリンターに興味があるけど、「X-Max 3」はちょっと高い…」

という方にはちょうど良い選択肢なのではないでしょうか?

さらに安価な「X-Smart 3」も含めた違いを確認したい方は、後述するスペック比較表も参考にしてみてください。

2024/9 アップデート:「Plus4」の登場に伴い、販売終了となったようです。

X-Smart 3:超高速&小型造形サイズ

出典:QIDI TECH

2023年に発表された最新機種の1つが「X-Smart 3」です。「Xシリーズ」におけるエントリーモデルに当たります。

「X-Smart 3」の特徴は、ここまで紹介した「X-Max 3」「X-Plus 3」と比較するとわかりやすいです。簡単に言うと、

「X-Max 3」からさらに造形サイズ・機能が削ぎ落とされ、圧倒的低価格になった機種

といったイメージです。以下のように、「X-Max 3」「X-Plus 3」からは一段階グレードが落ちるスペックが存在するので、違いをしっかり押さえておきましょう。

スペックX-Smart 3X-Max 3X-Plus 3
造形サイズ175×180×170mm³325×325×315mm³280×280×270mm³
最大プリントスピード500mm/s600mm/s600mm/s
最大ノズル温度300℃350℃350℃
チャンバー加熱なし65℃65℃
参考:https://qidi3d.com/ja-jp/products/qidi-x-max-3

機能が削ぎ落とされた分、6万円台という高コスパを叩き出す「X-Smart 3」(2023年8月時点)。

  • 500mm/sという高速プリントスピード
  • 組立不要の密閉型

という強みをこの価格帯で実現している優秀な3Dプリンターと言って良いでしょう。


ここまで、2023年に発表されたQIDI TECHの「爆速」3Dプリンター3機種を紹介してきました。

最大プリントスピード500mm/s超えの「爆速」3Dプリンターは2023年以降、他のブランドも含め多数登場しています。他の爆速機種も気になる方は、以下の記事も参考にしてみてください。



カーボンファイバー対応の高温ノズルモデル「X-CF Pro」

出典:QIDI TECHNOLOGY

2022年に発表された「X-CF Pro」。開発に13ヶ月費やしたというこだわりの一品です(出典:QIDI TECH)。

「X-CF Pro」は、「CF(カーボンファイバー)」という名の通り

ナイロンやカーボンファイバーを使用した造形に特化

した3Dプリンターです。

高温(350℃)プリントに対応したエクストルーダーを採用し、PLAやPETGのような通常の材料に加え、

  • PA12-CF
  • PA6-CF
  • 高温ナイロン

といった、産業グレードのフィラメントのプリントに強みをもつ1台となっています。

「X-Max II」

出典:QIDI TECH

「X-Max II」は大型の「X-Max」系統の2代目3Dプリンター。

後継機種である「X-Max 3」等のリリースに伴い、日本のAmazon等では販売が終了しているようです(2023年8月時点)。

「X-Plus II」

出典:QIDI TECHNOLOGY

「X-Plus II」は中型の「X-Plus」系統の2代目3Dプリンター。

後継機種である「X-Plus 3」等のリリースに伴い、日本のAmazon等では販売が終了しているようです(2023年8月時点)。




ここからは「Iシリーズ」3Dプリンターの解説に進んでいきます!

QIDI TECHの最安モデル「I-Mates」

出典:QIDI TECHNOLOGY

「I-Mates」は、QIDI TECHにおけるエントリーレベルの3Dプリンター。

実勢価格6万円前後と、

QIDI TECHのFDM3Dプリンターでは最も低コスト

です。他ブランドを含めても、密閉型FDM方式3Dプリンターでは最安クラスの価格帯です。

QIDI TECH唯一のシングルZ軸モデルとなっています。

唯一の2種フィラメント使用可能モデル「I-Fast」

出典:QIDI TECHNOLOGY

QIDI TECH製3Dプリンターの中で、ひときわ異彩を放つのが「I-Fast」です。その特徴は、

2種類のフィラメントを同時に使用できるデュアルエクストルーダーを採用

しているところにあります。これにより、2種類の材料を同時に使用できるなど、造形の自由度が格段に上がります。

出典:QIDI TECHNOLOGY
出典:QIDI TECHNOLOGY

2種類のフィラメントを使ったユニークな造形例は次のとおりです。

  • 違う色のフィラメントを使って2色のモデルを作る
  • 片方をPVAのような水溶性フィラメントとし、造形精度を向上する
  • 片方を取り外しが簡単なサポート素材とし、複雑なモデルを印刷する

このように、「I-Fast」は、1種類の材料だけを使用する通常のFDM方式3Dプリンターには実現できない形状をプリントできる利点を備えています。

造形サイズもQIDI TECHで最大クラスの360×250×320mm³となっています。



【QIDI TECH】FDM方式3Dプリンター スペック一覧

ここまで紹介したQIDI TECH製3Dプリンターのスペックを、一覧で確認していきましょう。

X-Smart 3」「X-Plus 3」「X-Max 3」のように機能が似通った機種も多いので、各スペックをしっかり比較して違いを把握しておきましょう。

2024年リリース最新機種

モデル名Plus4Q1 Pro
本体イメージ
メーカーQIDI TECHQIDI TECH
本体サイズ(LxWxH)[mm]505 x 487 x 550477 x 467 x 489
造形サイズ(LxWxH)[mm]305 x 305 x 280245 x 245 x 240
エクストルーダダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]600600
最大ノズル温度[℃]370350
最大ヒートベッド温度[℃]120120
組み立て組み立て済み組み立て済み
プラットフォームPEI磁気プレート両面PEIプレート
オートレベリング
フィラメントセンサ
停電時自動回復印刷
密閉
ディスプレイタッチ式タッチ式
デュアルZ軸
データ入力Wi-Fi
Ethernet
USB
Wi-Fi
Ethernet
USB
本体重量[kg]2717
スライスソフトQIDISlicer
QIDI Studio
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
Orca Slicer
QIDISlicer
PrusaSlicer
Orca Slicer
その他チャンバー加熱<65℃
チャンバー循環ファン
カメラ搭載
カーボンファイバー対応
活性炭エアフィルタ搭載
チャンバー加熱<60℃
チャンバー循環ファン
カメラ搭載
LED搭載
カーボンファイバー対応
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Xシリーズ

モデル名X-Max 3X-Plus 3X-Smart 3X-CF ProX-Max IIX-Plus II
本体イメージproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct imageproduct image
メーカーQIDI TECHQIDI TECHQIDI TECHQIDI TECHQIDI TECHQIDI TECH
本体サイズ(LxWxH)[mm]553 x 553 x 601511 x 527 x 529370 x 362 x 397610 x 515 x 678580 x 510 x 550560 x 450 x 420
造形サイズ(LxWxH)[mm]325 x 325 x 315280 x 280 x 270175 x 180 x 170300 x 250 x 300300 x 250 x 300270 x 200 x 200
エクストルーダ------
プリントスピード[mm/s]60060050060150150
最大ノズル温度[℃]350350280350300300
最大ヒートベッド温度[℃]--120---
組み立て組み立て済み組み立て済み組み立て済み組み立て済み組み立て済み組み立て済み
プラットフォームHF plateHF BoardHF BoardPEIプレートPEIプレートPEIプレート
オートレベリング--
フィラメントセンサ---
停電時自動回復印刷----
密閉
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
デュアルZ軸
データ入力Wi-Fi
Ethernet
USB
Wi-Fi
Ethernet
USB
Wi-Fi
USB
Wi-Fi
LAN
USB
Wi-Fi
LAN
USB
Wi-Fi
LAN
USB
本体重量[kg]24.519.510.532.532.530
スライスソフトQidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
その他チャンバー加熱<65℃
チャンバー循環ファン
活性炭エアフィルター付き
チャンバー加熱<65℃2種類の押出機
(ノーマル、高温用)
2種類の押出機
(ノーマル、高温用)
2種類の押出機
(ノーマル、高温用)
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Iシリーズ

モデル名I-MatesI-Fast
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーQIDI TECHQIDI TECH
本体サイズ(LxWxH)[mm]582 x 465 x 435710 x 510 x 670
造形サイズ(LxWxH)[mm]260 x 200 x 200330 x 250 x 320
エクストルーダ-デュアル
プリントスピード[mm/s]150150
最大ノズル温度[℃]250300
最大ヒートベッド温度[℃]--
組み立て組み立て済み組み立て済み
プラットフォームPCマグネットシート-
オートレベリング--
フィラメントセンサ-
停電時自動回復印刷--
密閉
ディスプレイタッチ式タッチ式
デュアルZ軸-
データ入力Wi-Fi
USB
Wi-Fi
LAN
USB
本体重量[kg]21.633
スライスソフトQidiPrint
Cura
simplify3D
QidiPrint
Cura
simplify3D
その他2種類の押出機
(0.2mm/0.4mm)
2種類の押出機
(ノーマル、高温用)
自動デュアルエクストルーダ
(2種材料同時使用可)
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

一覧にしてみると、標準的な造形サイズやプリントスピードがどの程度かがわかりますね。同時に、特徴的なスペックも浮かび上がってきます。

次の項目では、各3Dプリンターの特徴を踏まえて用途別のおすすめモデルを紹介していきます!



どのQIDI TECH製3Dプリンターを選ぶべき?

ここまで、QIDI TECH製3Dプリンターのスペックや、注目すべき項目について紹介してきました。

「結局どの3Dプリンターを選べばいいの?」

という方のために、

特徴別のおすすめ3Dプリンターについて解説

していきます。自分の用途にあった3Dプリンターを選ぶ際の参考にしてみてください。

マルチカラー&スーパーエンプラ対応→【QIDI Plus4】

産業レベルの高機能フィラメントも使いたい!マルチカラーにも興味あり!

そんな方におすすめなのは「QIDI Plus4」です。

中型サイズ(造形サイズ:1辺約30cm)の密閉型3Dプリンターで、スーパーエンプラにも対応する高温ノズル(370℃)を備えながら、約11万円というお手頃価格。

将来的なマルチカラーへの拡張も発表されており、2024年最注目機種の1つになっています。

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使い勝手&高速&密閉型→【Q1 Pro】

最新の使い勝手が良い高速&密閉型FDM3Dプリンターを使いたい!

そんな方におすすめなのは「Q1 Pro」。

密閉型かつ高速(600mm/s)な3Dプリンターで、しかもノズルクリーナーや完全(ワンタップオートレベリングを採用した最新機種です。

造形サイズは245x245x240mm³で、「X-Smart 3」の小ぶりなサイズに物足りなさを感じる人にも最適です。

超高速&精度&大型→【X-Max 3】

「とにかく速くて、反りやひび割れの起きにくい、大型の3Dプリンターがほしい!」

そんな方におすすめなのは、「X-Max 3」です。

価格は少々あがりますが、

  • (準)家庭用3Dプリンターとしては最速の最大プリントスピード600mm/s
  • 密閉型で65℃の保温可能
  • 他ブランドを含めても密閉型で最大級の造形サイズ(325×325×315mm³)

という申し分のないスペックを誇ります。

2種類のフィラメント&密閉型→【I-Fast】

「サポート専用フィラメントなど、2種類の材料を使用したい!」

そんな方におすすめなのは、2種類のフィラメントを使用できる「I-Fast」。

QIDI TECHの3Dプリンターとしては唯一のデュアルエクストルーダー採用機種で、さらに密閉型かつ造形サイズも大きいという特徴は、他ブランドを含めても珍しいです。同等の性能を求める場合、競合となるのは産業レベルの3Dプリンターになるでしょう。

「産業レベルは難しいけど、30万円くらいまでは投資できる」

というレベル感の3Dプリンターを求める方に検討してほしい1台です。



【まとめ】用途にあわせてベストな3Dプリンターを選択しよう

今回は、QIDI TECHの密閉型FDM(熱溶解積層)方式3Dプリンター全モデルを徹底比較してきました。

FDM方式といえば組み立て式を思い浮かべる方が多いと思います。そんな中、組立不要な密閉型FDM3Dプリンターを取り揃えるQIDI TECHのラインナップは新鮮に映ったのではないでしょうか。

家庭用としての使用も可能な価格帯で、高い安全性・精度を実現できるQIDI TECHの3Dプリンター。密閉型機種に興味のある方は、自分の予算・用途にあった3Dプリンターの導入を検討してみてください。

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