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【AnkerMake M5C】ワンクリックでプリントできるAnkerのコンパクト3Dプリンターを徹底解説!

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、Ankerの最新FDM3Dプリンター「AnkerMake M5C」について徹底解説していきます。

Ankerといえば、モバイルバッテリーやスピーカー、プロジェクター等のガジェットで有名なハードウェアブランド。2023年3月には、Anker初となる3Dプリンター「AnkerMake M5」の一般販売を開始しています。

そんなAnkerから、2023年8月に新しい3Dプリンター「AnkerMake M5C」が発表されました。

家庭用3Dプリンター業界では「新参者」のAnkerが繰り出す2代目の3Dプリンター「AnkerMake M5C」。

「どんな特徴のある機種なの?」

「初代『AnkerMake M5』との違いは?」

という疑問がスッキリ解消するように、徹底解説していきます!

この記事を読んでわかること
  • Ankerによる3Dプリンターブランド「AnkerMake」とは何か
  • AnkerMakeの2代目3Dプリンター「AnkerMake M5C」の特徴
  • 初代3Dプリンター「AnkerMake M5」との違い
  • 「AnkerMake M5C」の販売情報

それでは見ていきましょう!

アップデート!

2023/10/11:Amazonにて「AnkerMake M5C」の販売が開始されました!

初回500台限定の20%ポイント還元(約14,000円相当)も実施されています!気になる方は急いでチェックしましょう!



2代目を発表した3Dプリンターブランド「AnkerMake」

出展:AnkerMake

「AnkerMake」は、Ankerによるクリエイター向けのハードウェアブランドです。これまでAnkerが消費者向けハードウェア開発で培った技術を、クリエイターの創作活動をサポートするハードウェアの提供に注ぎこんだ注目のプロジェクトになっています。

これまで、AnkerMakeからは「AnkerMake M5」という3Dプリンターが販売されています。

【おさらい】初代3Dプリンター「AnkerMake M5」の特徴
  • 最大500mm/sの高速プリント(ファームウェアアップデート後)
  • AIカメラ搭載による不具合検知やタイムラプス生成
  • Wi-Fi転送やオートレベリングなど主要機能網羅

といった特徴をもつ、初代としては十分すぎるほどの優秀な3Dプリンターとなっていました。以下の公式YouTube動画(1分半ほど)を見ると、ざっと特徴をつかむことができるので確認しておきましょう。

Anker Japan「AnkerMake M5 | 3Dプリンター」

詳しくは以下の記事でも解説しています。「まずは初代の3Dプリンターについて詳しく知っておきたい」という方は、先にこちらをご覧ください。



2代目「AnkerMake M5C」の特徴

出展:AnkerMake

そして、2023年8月に発表された2代目の3Dプリンターが「AnkerMake M5C」です。

「AnkerMake M5C」の主な特徴は以下の通りです。

  • よりコンパクトで組み立てやすい本体デザインに
  • カスタマイズ可能なワンクリックボタン搭載
  • オールメタル製のホットエンドを採用し、ノズル最高温度が300℃に到達

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

よりコンパクトで組み立てやすい本体デザインに

初代と非常に似た名前の「AnkerMake M5C」。それだけに、「C」の文字が気になるところでしょう。

公式ブログで明言されているように、「C」は「Compact(コンパクト)」を意味しています。初代へのフィードバックを踏まえ、2代目はシンプルで小型な3Dプリンターへと生まれ変わったとのこと。

詳しくは後述しますが、本体に搭載されていたタッチスクリーンの撤廃や造形サイズの縮小といった「スリム化」が行われ、価格を数百ドル安く提供することに成功したようです。

カスタマイズ可能なワンクリックボタン搭載

もう1つの注目ポイントは、「ワンクリックボタンの搭載」です。

「AnkerMake M5C」をよく見ると、本体の右手前部分に、他の3Dプリンターには見られない特徴的な「ボタン」がついていることがわかるかと思います。

このボタンは「シングルクリック」「ダブルクリック」「長押し」することが可能で、「プリント」や「レベリング」、「一時停止」といった機能をカスタマイズして設定することが可能です。

通常の3Dプリンターのように、ノブやタッチによるスクリーン操作の煩雑さを解消する狙いがあるようです。

オールメタル製のホットエンドを採用し、ノズル最高温度が300℃に到達

初代に比べて、機能も価格もコンパクトになった「AnkerMake M5C」。

とはいえ、単なる初代の「下位互換」ではありません。ホットエンドがオールメタル仕様になり、ノズル最高温度は300℃に到達(「M5」は最高260℃)しています。

ノズル最高温度が上昇したことにより、より幅広いフィラメントの種類に対応できる進化を遂げました。



初代3Dプリンター「AnkerMake M5」との違いは?

出展:AnkerMake

「AnkerMake M5C」の特徴について理解できたところで、初代の「AnkerMake M5」との違いについて確認していきましょう。主な変更点は以下の通りです。

  • サイズや機能の「コンパクト化」
  • エクストルーダの強化

順に見ていきましょう。

サイズや機能の「コンパクト化」

「M5C」の特徴である「コンパクト化」。見方によってはポジティブにもネガティブにも捉えられる、この変化点をチェックしておきましょう。

AnkerMake M5C(2代目)AnkerMake M5(初代)
本体サイズ466×374×480502×438×470
造形サイズ220×220×250235×235×250
カメラ(AI検知、タイムラプスを含む)なしあり
タッチスクリーンなしあり
定価$399$699
参考:https://www.ankermake.com/products/m5c

タッチスクリーンが廃止され、リッチなカメラ・AI機能も撤廃されたことは、ネガティブに捉える人も少なくないでしょう。一方で、半額にも近い低価格化は大きな魅力の1つです。

「M5C」と「M5」のどちらを選ぶかに関しては、この表に記載の項目を十分に吟味することが重要です。

エクストルーダの強化

初代から2代目への純粋なアップグレードポイントは、「エクストルーダの強化」くらいではないでしょうか。以下のような最高温度やフローの強化が行われています。

AnkerMake M5C(2代目)AnkerMake M5(初代)
ホットエンドAll-MetalPTFE
フロー35 mm³/s24 mm³/s
ノズル最高温度300℃260℃
参考:https://www.ankermake.com/products/m5c

これにより、「M5」ではプリントが難しかった「PA(ポリアミド)」や「PA-CF(カーボンファイバー)」といったフィラメントが新たにサポートされています。

「M5」用のオールメタルホットエンドも後日登場予定であることが発表されています。


最後に、「AnkerMake M5C」のスペックを、「AnkerMake M5」と比較できるように一覧で記載しておきます。

モデル名AnkerMake M5CAnkerMake M5
本体イメージproduct image
メーカーAnkerAnker
本体サイズ(LxWxH)[mm]466 x 374 x 480502 x 438 x 470
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250235 x 235 x 250
エクストルーダダイレクトダイレクト
プリントスピード[mm/s]500500
最大ノズル温度[℃]300260
最大ヒートベッド温度[℃]100100
組み立て半組み立て済半組み立て済
プラットフォームPEIマグネットシートPEIマグネットシート
オートレベリング
フィラメントセンサ--
停電時自動回復印刷
密閉××
ディスプレイなしタッチ式
デュアルZ軸-
データ入力Wi-Fi
Bluetooth
USB-C
Wi-Fi
Bluetooth
USB-C
本体重量[kg]1112.6
スライスソフトAnkerMake Slicer
Cura
PrusaSlicer
AnkerMake Slicer
Simplify 3D
Cura
PrusaSlicer
その他AIカメラ搭載
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



おわりに 〜気になる「AnkerMake M5C」の販売情報〜

今回は、Ankerの2代目3Dプリンター「AnkerMake M5C」について徹底解説しました。

その特徴と初代「AnkerMake M5」との違いがよくわかったのではないでしょうか?

「AnkerMake M5C」は、8/1にアメリカで販売が開始されているものの、Anker Japanによる日本国内での販売開始時期は公表されていません(2023年9月時点)。情報が入り次第、アップデートしていく予定です!

アップデート!

2023/10/11:Amazonにて「AnkerMake M5C」の販売が開始されました!

初回500台限定の20%ポイント還元(約14,000円相当)も実施されています!気になる方は急いでチェックしましょう!

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