こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、
家庭用3Dプリンターブランド「Entina」について徹底解説
していきます。
Amazon等でよく見かける「Entina」って何?
Entinaがどんな3Dプリンターを取り扱っているのか知りたい!
という方が
についてイッキに理解することができる記事となっています。ぜひ最後までご覧ください。

それでは見ていきましょう!
動画でレビューをチェックしたい方はこちら!
上位機種「Tina2S」については、YouTubeでも動画で解説しています。
開封の様子など、動画ならではの内容も盛りだくさんの解説をお楽しみください!
それでは見ていきましょう!
Entinaの3Dプリンター一覧【Tina2 Basic/Tina2S/Tina2 Plus】
Entinaが展開する3Dプリンターには、以下の2機種が存在しています(2025年2月時点)。
まずはスペックを一覧で確認しておきましょう。
モデル名 | Tina2 (basic) | Tina2S | Tina2 Plus |
---|---|---|---|
本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | Entina | Entina | Entina |
価格(サンステラ) | - | - | - |
価格(SK本舗) | - | - | - |
価格(Amazon) | ¥17,979 (2025-03-31 03:40 時点) | ¥22,930 (2025-03-31 12:05 時点) | ¥29,807 (2025-03-31 03:40 時点) |
価格(海外ストア) | - | - | - |
本体サイズ(LxWxH)[mm] | 210 x 210 x 290 | 210 x 210 x 290 | 200 x 195 x 290 |
本体重量[kg] | 3 | 3 | - |
構造 | |||
密閉 | 半密閉 | 半密閉 | 半密閉 |
ヒートチャンバー | |||
組み立て | 組み立て済み | 組み立て済み | 組み立て済み |
造形サイズ(LxWxH)[mm] | 100 x 120 x 100 | 100 x 105 x 100 | 105 x 100 x 100 |
最大スピード[mm/s] | - | 200 | 250 |
推奨スピード[mm/s] | |||
最大加速度[mm/s²] | |||
最大押出流量[mm³/s] | |||
最大ノズル温度[℃] | - | 245 | - |
最大ヒートベッド温度[℃] | - | 60 | 80 |
対応フィラメント | |||
マルチカラー | |||
消費電力[W] | |||
ディスプレイ | ノブ式 | ノブ式 | ノブ式 |
Wi-Fi | |||
内部ストレージ[GB] | |||
カメラ/リモートモニタリング | |||
スライスソフト | Cura Simplify3d Slicr3d Wiibuilder | Cura Simplify3d Slicr3d Wiibuilder | - |
その他 | 半密閉型 | 半密閉型 LED搭載 アプリリモート制御機能 | 半密閉型 LED搭載 クイックリリースノズル アプリリモート制御機能 |
出典 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
それぞれの機種の特徴と違いについて確認していきましょう。
Tina2Basic
「Tina2」は、半密閉型の小型FDM3Dプリンターです(Amazonでは「Tina2Basic」のように表記されています)。
プリントが行われる空間の上下左右が覆われており、前後が開放されている少し変わった仕様となっています。
完全密閉ではありませんが、動作中に可動部・高温部に誤って触れてしまう可能性の低い、比較的安全な3Dプリンターです。
組み立て済みで配送されるため、初心者の方でもつまずくことなく3Dプリントを開始することができます。
重量が3kgという軽量仕様も、扱いやすく初心者にやさしいと言えるでしょう。
サイズは小型で、最大造形サイズは100×105×100mm³となっています。
プリント品の取り外しがしやすい磁気フレキシブルプレートが採用されている点もGood。
もちろんオートレベリングも標準搭載されています。
3Dプリンターデビューの1台としては申し分ないスペックでしょう。
また、注目すべきはその価格。
通常時で2万円台前半、セール価格であれば1万円台というコスパ最強機種です。
「3Dプリンターが気になるけど、高い機種をいきなり買うのはちょっと…」
と身構えている方でも、かなり手を出しやすい価格帯なのではないでしょうか?
Tina2S
「Tina2S」は「Tina2」の上位互換機種です。
基本スペックは「Tina2」と変わらず、ソフト・ハード面のアップグレードが行われています。

ソフト面に関しては、接続方法が充実。
「Poloprint Cloud」というクラウドプラットフォームが用意されており、Wi-Fi接続によるリモート制御や3Dデータの転送に対応しています。
SDカードを介した煩わしいデータのやり取りをしなくていいのは大きな利点です。
ハード面では、「Tina2」にはなかったLEDが搭載されています。
プリント環境周辺を明るくしたい状況は、思ったよりも多いものです。
地味ながらうれしいアップグレードですね。
アップグレードがありながらも、「Tina2」同様2万円台という高いコスパを維持。
ちょっと便利に3Dプリントできるのであれば、数千円の上乗せは構わない!
という方であれば、検討しても良い選択肢なのではないでしょうか?
Tina2 Plus
「Tina2S」をさらに強化した機種が「Tina2 Plus」。
基本スペックはそのままに、
といった性能向上がなされています。
「Plus」という名称がついていますが、本体サイズやプリントできるモノのサイズに変更はありません。
Entinaのフィラメント一覧
Entinaが展開するフィラメントのラインナップも確認しておきましょう。
現在Amazonで購入できるフィラメントには以下の4種類が存在します(2023年10月時点)。
フィラメント名 | PLA 4色(白黒青赤) | PLA 4色(オレンジ・ピンク・スキン・グリーン) | PLAシルク 4色(オレンジ・イエロー・グリーン・ピンク) | PLAシルク 4色(ゴールド・シルバー・レッド・ブルー) |
---|---|---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
メーカー | Entina | Entina | Entina | Entina |
価格(サンステラ) | ||||
価格(SK本舗) | ||||
価格(Amazon) | ||||
価格(海外ストア) |
どれも250g×4色セットという、一風変わったラインナップ。
「3Dプリンターでいろいろな色を使ってみたい!」
という初心者の需要を満たしたいという考えあってのことなのかもしれません。
それぞれ簡単に確認しておきましょう。
PLA 4色(白黒青赤)
「PLA(ポリ乳酸、Polylactic acid)」は、
です。生分解性プラスチックの1種で、トウモロコシなどの植物を原料として生産されることから、環境にやさしいフィラメントとされています。
PLAのメリットは以下の通りです。
扱いやすく、コスパも高いことから、初心者にも人気のスタンダードなフィラメントです。
「PLA 4色(白黒青赤)」は、標準的なフィラメントである
の4色のPLAが、250gずつセットになったものです。
通常は単色で1kg販売されているものが多い中、いろいろな色を試すことができるお得なセットとなっています。
熱や衝撃への耐性といった観点では他にも優れた材料が存在するものの、Entinaの3Dプリンターを使う初心者の方であれば、入門用としてふさわしいフィラメントだと言えるでしょう。
PLA 4色(オレンジ・ピンク・スキン・グリーン)
「PLA 4色(オレンジ・ピンク・スキン・グリーン)」は、
の4色のPLAが、250gずつセットになったものです。
プリント条件等は上記の「PLA 4色(白黒青赤)」と変わりません。
好みのセットを選ぶと良いでしょう。
PLAシルク 4色(オレンジ・イエロー・グリーン・ピンク)
「PLAシルク」は光沢のある表面が特徴のPLAフィラメントです。
装飾性が高く、
「通常のPLAには飽きてきた…」
という方におすすめのPLAです。
「PLAシルク 4色(オレンジ・イエロー・グリーン・ピンク)」は、
の4色のPLAシルクが、250gずつセットになったものです。
「PLA 4色(オレンジ・ピンク・スキン・グリーン)」と色味が近いセットなので、両方買ってシルクでないセットとの違いを味わうのも良いでしょう。
PLAシルク 4色(ゴールド・シルバー・レッド・ブルー)
「PLAシルク 4色(ゴールド・シルバー・レッド・ブルー)」は、
の4色のPLAが、250gずつセットになったものです。
金や銀など光沢の生かせる色味で、お子さんのいる家庭などでは特に喜ばれるセットなのではないでしょうか?
まとめ:初心者・子供向けのコスパ最強3DプリンターEntina!
今回はEntinaの展開する3Dプリンターとフィラメントについて解説してきました。
公式ページにも記載があるように、Entinaの3Dプリンターは初心者を念頭において設計された「やさしい」エントリーモデルです。
価格も抜群に安く、3Dプリンターの購入を迷っている家庭に最適な選択肢の1つです。
初めての3Dプリンター体験や、子どもの教育用途に導入してみてはいかがでしょうか?
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