【Bambu Lab A1 mini】コスパ最強3Dプリンターを実機レビュー!性能・使い方を徹底解説!A1との違いは?

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

Bambu Labのコスパ最強3Dプリンター「A1 mini」について解説&実機レビュー

していきます。

2022年のクラウドファンディング開始以来、マルチカラー対応の超高速3Dプリンター「X1シリーズ」や「P1S」を次々にリリースし、家庭用3Dプリンター業界における存在感を高めているBambu Lab。

そんな新進気鋭のブランドが展開する「エントリーモデル」がA1 miniです。

最近よく見かける「Bambu Lab」の家庭用機種が気になる!

「A1 mini」ってどんな3Dプリンターなの?

という方が

といった内容を理解できる記事となっています。

ぜひ最後までご覧ください!

Age of 3DPアイコン画像
管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター46機種・3Dスキャナー7機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!
モデル名A1 mini
本体イメージproduct image
メーカーBambu Lab
価格(サンステラ)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
価格(SK本舗)
-
価格(Amazon)
¥48,800 (2025-08-11 07:50 時点)
価格(海外ストア)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



Bambu Lab「A1 mini」の特徴

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

【A1 mini】2万円台になったBambu Labのコスパ最強FDM3Dプリンターを徹底実機レビュー!初心者から上級者まで超おすすめ!【マルチカラーは不要】

コンパクトな本体サイズに、特徴的なシングルZ軸形状。

気になる機能・仕様が満載の「A1 mini」で、とくに注目すべきポイントを確認していきましょう。

「X1-Carbon」「P1P」と同じ最大500mm/sのプリントスピード

3万円台のエントリーモデルってことは、性能が良くないのでは?

その心配は無用です。

  • 最大速度500mm/s
  • 最大加速度10000mm/s²

という家庭用として十分高速なスペックを有しています。

とくに、最大500mm/sという速度は、上位機種のX1-Carbon」や「P1S」に匹敵

小さくても妥協のないスペックを追求しているのが「A1 mini」なのです。

組立・取替・キャリブレーションが簡単で初心者にやさしい

【コスパ最強】3万円台になったBambu Lab「A1 mini」の開封&セットアップ!初心者でもカンタンに組み立て&全自動初期設定の様子を確認しよう!

A1 mini」の第一印象として、

小さくてオモチャみたいだな…

と感じたかもしれません。

確かにサイズはコンパクト(造形サイズ180×180×180mm³)で、大型のプリントに適さないことは事実です。

とはいえ、

  • 1辺が20cmを超えるような大きなモノをプリントする予定はない
  • 広い3Dプリンター置き場は確保できない
  • 大きくて重いパーツの組み立てには自信がない

といった、とくに3Dプリンター初心者の方が抱く不安を解消してくれるのが「A1 mini」です。

  • ほぼ組み立て済みで配送
  • 本体重量が軽い(5.5キロ)
  • 初めて使う前のキャリブレーション(ノイズキャンセリングや振動補正、レベリング等)を完全オート実行

などなど、3Dプリントを始めるまでのハードルが極限まで低くなっています。

Bambu Labの従来機種は、どちらかと言うと価格・仕様ともに中級者向け以上という印象でした。

そんな同社が満を持して投入したエントリーモデルであるだけに、初心者でもつまずかないための工夫が随所に凝らされています。

AMS lite併用で4色までのマルチカラープリントも可能

A1 mini」は、

「AMS lite」を併用することで、最大4色のマルチカラー3Dプリントも可能

です。

「AMS lite」とは、「A1 mini」のリリースと同時に発表されたBambu Labのマルチカラーシステム。

準備したマルチカラープリント用データに基づいてフィラメントを切り替えて1つのノズルに供給し、最大4色を使い分けた3Dモデルのプリントを実現します。

「マルチカラー対応」に関しては、すでにBambu Labが「X1 Carbon」や「P1S」において実現してきた機能であり、さほど目新しさはありません。

とはいえ、「A1 mini Combo」の価格は「X1 Carbon Combo」や「P1S Combo」の3分の1〜2分の1前後です。

P1S」や「X1-Carbon」が気になっていたけど、高くて買えなかった…

という方にとっては、待ってましたとばかりに手を出したくなる価格設定となっています。

「Combo」は、一般に3Dプリンター本体(「A1 mini」等)とマルチカラーシステム(「AMS lite」等)のセットを指します。

ただし、「lite」という名の通り、「AMS lite」は、「X1-Carbon」や「P1S」向けマルチカラーシステム「AMS」の機能簡略化版です。

  • 複数の「AMS lite」の併用は不可(「AMS」は最大4台・16色に拡張可能)
  • フィラメントは密閉されておらず、吸湿リスクあり

という難点があることには注意しましょう。

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追加コストゼロ!A1 miniで連続印刷する方法とは?

【無料】Bambu Lab A1 mini/A1で連続印刷!追加コストゼロ&PEIプレート1枚で実行できるFarmloopシステムを実際に使ってみた! #3Dプリンター

3Dプリンターでは、基本的にプリントした後にプリント品を取り外す必要があります。

ただ、「A1 mini」では一工夫するだけで人手を介することなく連続印刷することが可能です。

そのような手段は複数出てきていますが、なかでも例としてFarmloopシステムを使用することで、

  • 追加コストゼロ
  • PEIプレート1枚

で、連続印刷ができます!

Farmloopシステムでは、交換用のプレートを多数用意する必要がありません。

必要なのは、3Dプリントした部品のみ。電子部品やキットも不要なため、コストは実質ゼロに近いでしょう。

使用方法も簡単で「A1 mini」本体への物理的なパーツの装着と、Gコードの変更によって実現されます。

簡単な設定をするだけで「プリントヘッドがプリント品を自動で取り外す⇒プレートを清掃⇒次のプリントに移行」する仕組みを構築できます。

プリント品を外したり、プリント開始ボタンを押したりといった手間もなく、丸1日放置している間に大量にプリントできる点は嬉しいポイントです。

ただし、使用する際には、

  • 使用中にプリンターがずれる可能性がある(滑り止めマットの使用推奨)
  • 小さすぎるモデルはプリントヘッドの上下動作が空振りになる、清掃動作で跳ね飛ばされる可能性がある
  • ブリムを使用するモデルは、ブリムがプレート上に残ってしまう場合がある

といった注意点があることも頭に入れておきましょう。

とはいえ、低コストながら高品質なプリントができ、世界中で人気があるA1miniだからこそ、このようなユーザー発のユニークなアイデアが出てくるのでしょう。

Farmloopシステムの使用方法が気になる方は、「A1 mini」で、実際にFarmloopシステムを使用して連続印刷を行った動画もチェックしてみてください!

0.2mmや0.8mmノズルも使用可!工具不要で交換も簡単

【細&太】FDM3Dプリンターで細いノズル&太いノズルを使うメリット・デメリットを解説!同じモデルをプリントして品質を徹底比較! 【0.2mm/0.4mm/0.8mm】#3Dプリンター

FDM 3Dプリンターのノズルの穴は、直径0.4mmが標準的です。

ですが、Bambu Lab A1シリーズは工具不要で0.2mmや0.8mmノズルへの交換&使用できることをご存知でしょうか?

細かいものをプリントできる0.2mmノズルや、太く分厚いものをプリントできる0.8mmノズルに変えることで、プリント品の幅を広げてより楽しめるようになります。

細いノズルを使うメリット
  • 細かいもの、小さいもの、薄いもののプリントに強い

0.4mmノズルでは潰れてしまうような細部も、0.2mmノズルでは鮮明に表現。

QRコードのような細かいパターンや文字、高さ2cm未満のミニチュアフィギュアの瞳の表現といった微細な構造、紙袋のような非常に薄い壁のモデルのプリントに適しています。

細いノズルを使うデメリット
  • プリント時間が遅くなる
  • フィラメントが詰まりやすい

とくに、ノズル出口が狭いためフィラメントが詰まりやすい傾向にある点は注意が必要です。

太いノズルを使うメリット
  • プリントスピードが格段に速い
  • ノズルが詰まりにくい
  • 壁が分厚く丈夫なプリント品を作れる

一方で、以下のデメリットもあります。

太いノズルを使うデメリット
  • 細かい構造が苦手(潰れてしまう)
  • 積層痕(層が積み重なった跡)が目立ちやすい

たとえば、0.2mmノズルでは表現しやすいQRコードのような細かい構造は、0.8mmノズルでは潰れてしまいます。

プリント品に最適なノズルを選ぶようにしましょう。

細いノズル・太いノズルの使い道が気になる方は、A1シリーズでも使用できるノズルの解説動画を見て、3Dプリントの可能性をさらに広げましょう。



実際に使ってみてわかった「A1 mini」のスゴいところ4選

ここからは、「A1 mini」を実際に使ってみて感じた「ココはスゴい!」というポイントを4つの観点で紹介していきます。

コンパクトで扱いやすい【初心者にもやさしい】

本体重量はたったの5.5キロ。重心はしっかり安定していながらも、簡単に持ち上げられてセットアップしやすい

一般的な3Dプリンターといえば、使い始める前に、めんどうな組み立てがあったり、そのパーツが大きかったり重かったり…。

最初のステップから、ちょっと初心者にはハードルがある場合も少なくありません

腕力に自信のある方や機械装置の取り扱いになれている方は問題ないかもしれませんが、そうでない方の方が多いですよね。

その点、「A1 mini」は、配送されたダンボールの段階でサイズがコンパクト。

そして重量もそこまで重くありません。本体重量はたったの5.5キロです。

箱を開けると、本体はほとんど組み立て済みで、ちょっとした作業を済ませれば、スムーズに電源オンまで進むことができます。

初回起動時には、騒音を減らすノイズキャンセリングなどの調整項目がありますが、これらもワンタップで実行してくれるので、非常にユーザーフレンドリー。

この扱い安さは、とくにはじめて3Dプリンターに触る方にとっては、大きな魅力のひとつでしょう。

3万円台なのに高性能【カメラ搭載】

スライスソフト「Bambu Studio」上でリモートモニタリングが可能

「mini」だからといって、「A1 mini」の備える機能は馬鹿にできません。

  • モニタリングカメラ搭載
  • ノイズキャンセリング機能搭載
  • LAN/クラウドプリンティング対応

などなど、10万円を越えるような価格帯の3Dプリンター顔負けの付加的な機能を搭載しています。

初心者に優しいだけでなく、マルチカラー3Dプリントに興味のある中級者以上の方でも触ってみたくなる1台なのではないかと思います。

ソフトウェアが優秀【Bambu Studio・Bambu Handy】

Bambu Labの優れた点のひとつが、ソフトウェアです。

A1 mini」のスクリーンは、小さめながらカラー表示のタッチスクリーンです。

コスパ機種に見られがちなモノクロ表示・ノブ式スクリーンとは、使用感に雲泥の差があります。

もちろん日本語への対応もバッチリ

また、無料の3Dモデルをダウンロードすることができるプラットフォーム「MakerWorld」や、スライスソフト「Bambu Studio」の使い勝手も抜群です。

「MakerWorld」から好きなモデルを選んで、「Bambu Studio」に直接インポートすることもできてしまいます。

A1 mini」用のスライス設定も済んでいる場合が多く、そのままプリンターにWi-Fi経由で送信・プリントの実行が可能です。

プリントしている間に、ちょっと出かけたいんだけど…

という場合でも、スマホアプリ「Bambu Handy」を使えばプリントの進捗をリモートモニタリングすることが可能です。

A1 mini」は3万円台ながらカメラを搭載していることもあり、プリントが順調かどうか、視覚的に確認することもできてしまいます。

このように、ソフトウェア周りの使い勝手という面では、「Bambu Lab」が他社を一歩リードしているという印象がありますね。

買い替え不要で詰まったノズルが復活する【コールドプル】

詰まったノズルが復活!?フィラメントが出なくても買い替え不要!見れば得する”延命措置”(コールドプル)について解説! #3Dプリンター #bambulab #a1mini #p1s

3Dプリンター使用中に「カッカッカッ」という異音がする

フィラメントがうまく出ない

といった、ノズル詰まり問題に悩まされている方もいると思います。

そんなときは“新しいノズルに買い替える前”に、コールドプルという裏技を試してみましょう。

コールドプルとはその名の通り、フィラメントを特定の温度で冷やし、引っ張ることでノズル内の汚れを取り除く方法です。

コールドプルを実践することで、

  • ノズルを復活させられる
  • 新しいノズルへの買い替え不要
  • ノズルを長持ちさせることができる
  • 予防メンテナンスになる

というメリットが得られます。

ノズル詰まりに悩まされたら、まずはコールドプルで延命措置をしてみてください。

Youtubeでは、フィラメントが詰まって空転していたノズルから、スムーズにフィラメントが出るようになる様子を実演しています。ぜひ参考に見てみてください。

コールドプルの詳しい手順ややり方を知りたい方は、詰まったノズルが復活するコードプルの解説動画を見ながら実践してみましょう。



実際に使ってみてわかった「A1 mini」の注意点3選

優れた点の目立つ「A1 mini」。

SNSでも絶賛の声が大きいだけに、注意点がないのか気になる方も多いことでしょう。

ここからは、実際に使ってみて感じた注意点も紹介していきます。

標準サイズよりひと回り小さい【各辺180mm】

幅・奥行きが220〜260mm程度の標準的な3Dプリンターを想定した3Dモデルの場合、縮小が必要になる(データ出典:Printables

コンパクトさの裏返しとして、プリントできるサイズは少し小さめです。

プリントできるものの、幅・奥行き・高さはすべて180mmまで。

標準的なサイズは、各辺220〜260mmくらいであることを考えると、40〜80mmほど小さいサイズ感となっています。

3Dモデル共有サイトにあるデータは、標準的なサイズ感を想定したものが多いです。

A1 mini」のサイズだとギリギリ入り切らないという例も少なくありません(縮小して対応することは可能です)。

「最速」ではない【CoreXYと比較】

手のひらいっぱいのちょっと大きめなボウル。「A1 mini」を使ったプリントには7時間半ほどを要する。(データ出典:Printables

冒頭で述べたように、十分高速な「A1 mini」。

とはいえ、「X1-Carbon」や「P1S」といった10万円を超える価格帯の機種と比べると、速度面でやや見劣りすることは否めません。

そもそもの構造の違いがあり、「A1 mini」の構造(土台が前後に動くベッドスリンガータイプ)は、「X1-Carbon」や「P1S」のようなCoreXY構造の機種に比べると高速動作しにくい傾向にあります。

常に最大速度でプリントすることは精度を落とすことにも繋がり、現実的ではありません。

最大で300mm/sほどのスピードで運用することになる点を考えておきましょう。

X1-Carbon」や「P1S」は最大加速度が20000mm/s²で、「A1 mini」の2倍の数値。急加速・急減速しやすいということになります。

ABS・カーボンファイバーフィラメントは非推奨

扱える材料は限られるため、装飾性の高いPLA中心の活用がおすすめ(データ出典:Printables

最後に、「A1 mini」が扱うことのできる材料の種類にも触れておきましょう。

「A1 mini」が扱えるフィラメントの例
  • PLA
  • PETG
  • TPU ※「AMS lite」併用時は非推奨

PLAやPETGといった、もっとも一般的なフィラメントはもちろん使用可能です。

また、「AMS lite」を併用しない場合に限り、柔らかい材料のTPU等も使用可能です。

柔らかい材料は「AMS lite」との相性が良くありません。押し出すことが難しく、うまくフィラメントが出てこなくなってしまいます。

「A1 mini」で使用することが推奨されないフィラメントの例
  • ABS
  • カーボンファイバー(CF)やガラス繊維(GF)を配合したフィラメント

一方、3Dプリントに限らず日用品にも幅広く使われているABSや、プリント品の強度を高めたいときに重宝されるカーボンファイバー系のフィラメントの使用は推奨されていません(実質使用不可)。

前者は冷えると反りやすいため、「A1 mini」に限らずプリントする領域が密閉されていない機種でプリントすることがそもそも難しいです。

さらに、A1 mini」のビルドプレートは最大温度が80℃と少し低めです(100℃くらいの機種が一般的)。

この点も、ABSが推奨されない一因でしょう。

スライスソフト「Bambu Studio」においても、「A1 mini」使用時にはABSのプリセットが選択できないようになっています。

また、後者は摩耗性の強いフィラメントです。

最近は耐摩耗性のある3Dプリンター(ノズル)も増えていますが、「A1 mini」は非対応となっています。

以上を踏まえると、A1 mini」は主にPLAやPETGを使ったプリントで活躍する機種だと考えるべきでしょう。



「A1 mini」のスペック一覧表【従来機種との違いは?】

A1 mini」の特徴・使用感についてしっかり理解できたところで、そのスペックを一覧で確認しておきましょう。

参考として、Bambu Labの従来機種「X1-Carbon」「P1S」のスペックを併記しています。

モデル名A1 miniX1 CarbonP1S
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーBambu LabBambu LabBambu Lab
価格(サンステラ)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
¥175,000 (2025-08-11 00:57 時点)
¥109,000 (2025-08-11 00:57 時点)
価格(SK本舗)
-
¥190,000 (2025-08-11 05:07 時点)
¥119,000 (2025-08-11 00:57 時点)
価格(Amazon)
¥48,800 (2025-08-11 07:50 時点)
-
¥145,000 (2025-08-11 00:57 時点)
価格(海外ストア)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
¥190,000 (2025-08-11 00:57 時点)
¥109,000 (2025-08-11 00:57 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]347 x 315 x 365389 x 389 x 457389 x 389 x 458
本体重量[kg]5.514.1312.95
構造ベッドスリンガーCoreXYCoreXY
密閉×
ヒートチャンバー×××
組み立て組み立て済み組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]180 x 180 x 180256 x 256 x 256256 x 256 x 256
最大スピード[mm/s]500500500
推奨スピード[mm/s]---
最大加速度[mm/s²]100002000020000
最大押出流量[mm³/s]283232
最大ノズル温度[℃]300300300
最大ヒートベッド温度[℃]80120100
対応フィラメントPLA, PETG, TPU, PVAPLA, PETG, TPU, ABS, ASA, PVA, PET, PA, PC, Carbon / Glass Fiber Reinforced PolymerPLA, PETG, TPU, ABS, ASA, PVA, PET, PA, PC
マルチカラー×××
消費電力[W]150350350
ディスプレイタッチ式タッチ式ボタン式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]×4×
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
その他LiDAR搭載
活性炭フィルタ搭載
活性炭フィルタ搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

価格が抑えられていることもあり、従来機種と比べるとどうしてもスペック上見劣りしてしまうかもしれません。

とはいえ、マルチカラー3Dプリントを含め、初心者〜中級者にとっての「A1 mini」の魅力はここまで述べた通りです。

  • 造形サイズがひと回り小さい
  • 密閉なし
  • 最大ヒートベッド温度低め

このあたりは従来機種との違いとしてしっかり頭に入れておきましょう。

 



造形サイズが拡大した"兄貴分"「A1」とはどこが違う?

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

【A1 Combo】Bambu Labの最新マルチカラー3Dプリンターを徹底実機レビュー!魅力と懸念点を徹底解剖!

2023年12月、Bambu Labより新機種「A1」が発表されました。

基本的なコンセプトは「A1 mini」と同様で、

  • 密閉なしのBambu Lab低価格帯3Dプリンター
  • 「AMS lite」併用による最大4色プリントが可能

という特徴を備えています。

さらに、

  • 造形サイズが256×256×256mm³に拡大(P1シリーズX1シリーズと同サイズ)
  • 「AMS lite」をガントリー上部に取付可能

という注目のアップグレードも。

「P1シリーズ」や「X1シリーズ」はちょっと高価だけど、「A1 mini」は小さいと思っていた…

という方にうれしい、新たな選択肢。

A1 mini」との違いをより詳しく知りたい方は、徹底比較動画・記事も確認しておきましょう。

【深堀り】Bambu Labの家庭向け3Dプリンター2機種「A1 mini」と「A1」はどっちを選ぶべき?両機種を実際に使ってみて徹底比較!

基本スペックの違いは以下の通りです。

モデル名A1 miniA1
本体イメージproduct imageproduct image
メーカーBambu LabBambu Lab
価格(サンステラ)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
¥58,800 (2025-08-11 10:14 時点)
価格(SK本舗)
-
-
価格(Amazon)
¥48,800 (2025-08-11 07:50 時点)
¥79,800 (2025-08-11 06:05 時点)
価格(海外ストア)
¥32,800 (2025-08-10 23:17 時点)
¥58,800 (2025-08-10 23:31 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]347 x 315 x 365385 x 410 x 430
本体重量[kg]5.58.3
構造ベッドスリンガーベッドスリンガー
密閉××
ヒートチャンバー××
組み立て組み立て済み半組み立て済
造形サイズ(LxWxH)[mm]180 x 180 x 180256 x 256 x 256
最大スピード[mm/s]500500
推奨スピード[mm/s]--
最大加速度[mm/s²]1000010000
最大押出流量[mm³/s]2828
最大ノズル温度[℃]300300
最大ヒートベッド温度[℃]80100
対応フィラメントPLA, PETG, TPU, PVAPLA, PETG, TPU, PVA
マルチカラー××
消費電力[W]150350
ディスプレイタッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]××
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
その他
出典公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

BIQU Pandaシリーズアップグレード製品を実際に使ってみた!

【検証】Bambu Labの3Dプリンターに必須?BIQUのPandaシリーズアップグレード製品を実際に使ってみた!○○は買い、○○はスルーでOKです。

BIQUのPandaシリーズは、Bambu Labの3Dプリンター向けに設計されたアップグレードパーツ群です。

利便性やプリント品質の向上を目指しており、「A1 mini」から「X1シリーズ」まで幅広いBambu Labプリンターに対応しています。

製品を実際に使用してみたところ、

これを活用すればさらに使いやすくなるな!

というものが、こちら。

ビルドプレートは、ヒートベッドの加熱をほとんど必要としません。標準のPEIプレートと比較して、かなり低い温度設定で運用できる点が最大の特徴です。

LEDは「A1 mini」のように、照明が暗いBambu Labプリンターの作業環境を明るくする追加のライティングモジュール。

標準のLEDはカメラの横に1つだけなのに対し、Panda Luxは9個のLEDでプレート全体を均一に明るく照らしてくれます。

このほかにも使ってみる価値のある製品や、逆に……

これはなくてもいいかも?

と思える製品もあったので、気になる方はBIQUのPandaシリーズアップグレード製品を実際に使ってみた検証動画をご覧ください。

どの製品が“買い”で、“スルーでOK”な製品はなんなのか、忖度なく紹介しています!

まとめ:初心者にも超おすすめのコスパ最強3Dプリンター「A1 mini」!

家庭用途のサイズ感・材料のプリントには十分対応できる優秀機種。(データ出典:Thangsほか)

今回は、Bambu Labの注目3Dプリンター「A1 mini」の特徴と使用感について解説してきました。

高く評価されているBambu Labの従来機種顔負けのスペックと高いコストパフォーマンスを実現した「A1 mini」。

  • 組み立てや初期設定、メンテナンスの手間が少ない3Dプリンターを選びたい初心者
  • コストをかけずに優秀な3Dプリンターを導入したい中〜上級者

材料のこだわりがなく、大きなモデルをプリントする用途でもない場合は、幅広いユーザー層におすすめできる機種だということが、伝わったのではないでしょうか?

ちなみに、「A1 mini」よりもひと回りサイズの大きい「A1」については、マルチカラー対応の「AMS lite」の使用感も含めて実機レビューを公開しています。

こちらもあわせてチェックしてみてください。

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