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【2025】Bambu Lab3Dプリンターのスペック・価格を徹底比較!【H2D/X1 Carbon/X1E/P1S/A1/A1 mini】

〜景品表示法に基づく表記:本サイトのコンテンツにはプロモーションが含まれている場合があります〜

こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

家庭用3Dプリンター界で急成長中の「Bambu Lab」を徹底解説

していきます。

話題の“Bambu Lab”って何がスゴいの?

「X1シリーズ」や「P1シリーズ」、「A1シリーズ」の特徴を知りたい!

といった「Bambu Lab初心者」の方も、

  • Bambu Labが注目される理由
  • Bambu Labの主要3Dプリンター
  • マルチカラー対応の自動材料供給システム「AMS」

がひと通り理解できる内容となっています。

3Dプリンターに少しでも興味がある方であれば、ぜひ最後までチェックしてみてください。

Age of 3DPアイコン画像
管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター37機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!

それではさっそく見ていきましょう!

 



気鋭の3Dプリンターブランド「Bambu Lab」とは

Bambu Lab製3Dプリンターが数多く並ぶ様子

「Bambu Lab」は、中国の深センや上海、米国テキサス州に拠点を持つ3Dプリンターメーカーです。

2022年5月にクラウドファンディングで初披露した「X1 Carbon」「X1」が同社初の3Dプリンターという、まだ歴史の浅い新星ブランドにもかかわらず、注目度はうなぎのぼり。

デビュー作である「X1シリーズ」はTIME誌の「THE BEST INVENTIONS OF 2022」の1つに選ばれ、話題を集めました。

さらに後継機種「P1P」「P1S」では、より購入しやすい価格帯を実現。

高速プリントを可能にしたこのシリーズは、家庭用3Dプリンター界のトレンドを大きく変えつつあります。

このあとは、Bambu Labの主要3Dプリンターとマルチカラーシステム

について詳しく解説していきます。

モデル名X1 Carbon ComboX1E ComboP1S ComboA1 ComboA1 mini Combo
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーBambu LabBambu LabBambu LabBambu LabBambu Lab
価格(サンステラ)
¥249,000 (2025-02-14 10:17 時点)
¥458,000 (2025-02-14 07:51 時点)
¥140,000 (2025-02-14 04:45 時点)
¥79,800 (2025-02-14 04:51 時点)
¥69,800 (2025-02-14 04:51 時点)
価格(SK本舗)
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価格(Amazon)
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¥143,000 (2025-02-14 05:23 時点)
¥82,000 (2025-02-14 05:48 時点)
¥96,800 (2025-02-14 06:24 時点)
価格(海外ストア)
¥209,000 (2025-02-14 05:23 時点)
¥458,000 (2025-02-14 07:52 時点)
¥120,000 (2025-02-14 04:45 時点)
¥79,800 (2025-02-14 04:51 時点)
¥59,800 (2025-02-14 04:51 時点)
本体サイズ(LxWxH)[mm]389 x 389 x 457389 x 389 x 457389 x 389 x 458385 x 410 x 430347 x 315 x 365
本体重量[kg]16.631615.459.97.1
構造CoreXYCoreXYCoreXYベッドスリンガーベッドスリンガー
密閉××
ヒートチャンバー×60×××
組み立て組み立て済み組み立て済み組み立て済み半組み立て済組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]256 x 256 x 256256 x 256 x 256256 x 256 x 256256 x 256 x 256180 x 180 x 180
最大スピード[mm/s]500500500500500
推奨スピード[mm/s]-----
最大加速度[mm/s²]2000020000200001000010000
最大押出流量[mm³/s]3232322828
最大ノズル温度[℃]300320300300300
最大ヒートベッド温度[℃]12012010010080
対応フィラメントPLA, PETG, TPU, ABS, ASA, PVA, PET, PA, PC, Carbon / Glass Fiber Reinforced PolymerPLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET, PPA-CF/GF, PPS, PPS-CF/GF, Carbon / Glass Fiber Reinforced PolymerPLA, PETG, TPU, ABS, ASA, PVA, PET, PA, PCPLA, PETG, TPU, PVAPLA, PETG, TPU, PVA
マルチカラーAMS
1台で4色
最大16色
AMS
1台で4色
最大16色
AMS
1台で4色
最大16色
AMS lite
1台で4色
最大4色
AMS lite
1台で4色
最大4色
消費電力[W]350750350350150
ディスプレイタッチ式タッチ式ボタン式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]44×××
カメラ/リモートモニタリング
スライスソフトBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu StudioBambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
Bambu Studio
(PrusaSlicer)
(Cura)
(Superslicer)
その他LiDAR搭載
活性炭フィルタ搭載
LiDAR搭載
活性炭フィルタ搭載
イーサネット対応
活性炭フィルタ搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

Bambu Labの3Dプリンター一覧【X1/P1/A1シリーズ】

A1 Combo」でマルチカラー3Dプリントしたパンダ

Bambu Labが展開する3Dプリンターには、以下の7機種が存在しています(2025年1月時点)。

それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。

追加情報として、2025年に登場が噂されている「H2D」のリーク情報にも触れていきます。

「Combo」という名前は、家庭用3Dプリンター業界においては、「3Dプリンター本体」と「マルチカラーシステム」のセットを指します(例:「P1S Combo」は3Dプリンターの「P1S」とマルチカラーシステム「AMS」のセット)。

X1 Carbon・X1:“高速化ブーム”の先駆け

出典:Bambu Lab

Bambu Labの名を一躍有名にしたのが、「X1シリーズ」です。

スタイリッシュな外観と500mm/sの高速プリント性能、AIやLiDARを活用した精度の高さなどが高く評価され、多くの3Dプリンターファンの注目を集めました。

「X1シリーズ」の注目ポイント
  • AI+LiDAR技術でマイクロメートル単位の高精度
  • 最大500mm/sを誇る超高速3Dプリント
  • オプションの「AMS」を導入すれば最大16色のマルチカラー3Dプリントも可能後述

公式YouTube動画では、「X1シリーズ」の性能を2分ほどでイメージできる映像も公開されています。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

Bambu Lab X1 Series | Introduction | CoreXY | AI-Powered | 16 Colors | Multi-Materials
出典:YouTube「Bambu Lab X1 Series | Introduction | CoreXY | AI-Powered | 16 Colors | Multi-Materials」

X1シリーズには「X1 Carbon」と「X1」の2モデルがラインナップ。

基本性能は似通っていますが、カーボンファイバー系のフィラメントに対応できる点などから「X1 Carbon」が上位モデルとなります。

2機種の主な違いをまとめた表がこちら。

X1 CarbonX1
ボディアルミ&ガラスプラスチック&ガラス
エクストルーダギア硬化鋼
ノズル硬化鋼ステンレス鋼
エアフィルター標準搭載オプション
PA、PC系材料可能
カーボン/ガラス繊維強化ポリマー非推奨
モニタリングカメラ標準搭載オプション

「X1 Carbon」は約20万円(2025年2月時点)という価格もあり、家庭用プリンターとしてはややハードルが高め。

一方で高性能ゆえに根強い人気を誇り、ハイエンド志向のユーザーには今なお最適な選択肢です。

現在、「X1」の販売は行われていません(2025年1月時点)。「X1」の存在は、Kickstarterのプロジェクト実施当初のオプションの1つという立ち位置だったのかもしれません。

そして、このX1シリーズの技術を受け継ぎつつ、グッと価格を抑えた「P1P」の登場が、さらなる注目を集めるきっかけとなりました。

X1E:プロスペックのハイグレードモデル

出典:Bambu Lab

2023年10月に公開された「X1シリーズ」の新モデルが「X1E」。

簡単にいえば「X1 Carbon」の機能を強化したハイエンドモデルにあたります。

造形サイズやプリントスピードは大きく変わりませんが、

  • 通信方式(イーサネット対応など)
  • チャンバー・ノズルの加熱性能強化
  • 空気清浄能力の向上

などの面でアップグレードされています。

「X1 Carbon」との違いを知りたい方は、以下のページが参考になります。

P1P:家庭用3Dプリンター界のゲームチェンジャー

出典:Bambu Lab

鮮烈デビューを果たしたBambu Labの次なる一手が「P1P」の発表。

699ドル(≒約10万円)という手の届きやすい価格帯で、家庭用3Dプリンター界に「本格参入」することとなりました。

ざっくりまとめると、

  • 高速性(最大500mm/s)の継承
  • X1シリーズでコスト増要因となる「LiDAR」「タッチスクリーン」「硬質フィラメント対応」「エンクロージャ」などを敢えて省略
  • これにより、低価格化&高速3Dプリントを両立

というイメージです。

導入をコストを抑えて、高速3Dプリントを手軽に楽しみたい!

というユーザーには、まさに理想的な選択肢です。

また、エンクロージャが標準ではない分、サイドパネルの自作やカスタマイズも楽しめる点がユニーク。

公式YouTube動画では、多彩なデザイン例が紹介されています。

「P1P」はX1シリーズと同様にAMSを組み合わせれば最大16色のマルチカラーにも対応

低コスト&高速&マルチカラーの3拍子が魅力で、家庭用3Dプリンターの新定番となりました。

後述の「P1S」登場に伴い、現在日本では「P1P」の販売は行われていません(2025年2月時点)。



P1S:家庭用高速マルチカラー3Dプリンターの定番機種

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューして