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【ついにマルチカラー化も】CrealityのFDM3DプリンターK1シリーズのスペック・価格を徹底解説!

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こんにちは、管理人のウノケンです。

今回は、

CrealityのFDM3Dプリンター「K1シリーズ」を徹底解説・徹底比較

していきたいと思います。

CrealityはFDM・光造形方式の3Dプリンターを販売する注目企業。

FDM(Fused Deposition Modeling, 熱溶解積層)方式3Dプリンターとしては「Ender-3」をはじめとする「Enderシリーズ」が有名で、世界中の多くの3Dプリンターユーザーに愛用されています。

「K1シリーズ」は、そんなCrealityのFDM3Dプリンターとして2023年4月に登場。

最大600mm/sという爆速プリントや、CoreXY構造による高精度など、従来機から大幅に進化したフラッグシップモデルとなっています。

この記事では、

  • 「K1」「K1 Max」「K1C」「K1 SE」各モデルの特徴
  • K1シリーズの販売状況・購入情報

などについて解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

Age of 3DPアイコン画像
管理人:ウノケン
この記事を書いているのはどんな人?
  • 3Dプリンター関連メーカー勤務経験
  • 3Dプリンター特許出願経験
  • 3Dプリンター40機種・3Dスキャナー6機種の使用経験
  • 3Dプリント品販売点数1,000個以上
  • 3Dプリンター関連動画をYouTube投稿中!

\「K1シリーズ」を“マルチカラー化”するキットも登場/

モデル名K1 SEK1CK1 MaxK1
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーCrealityCrealityCrealityCreality
価格(サンステラ)
-
¥109,780 (2025-05-17 06:21 時点)
¥158,700 (2025-05-17 14:40 時点)
¥99,000 (2025-05-17 10:01 時点)
価格(SK本舗)
-
¥118,000 (2025-05-17 06:21 時点)
¥158,000 (2025-05-17 14:40 時点)
¥99,000 (2025-05-17 13:55 時点)
価格(Amazon)
¥64,599 (2025-05-17 11:32 時点)
¥95,999 (2025-05-17 04:55 時点)
¥123,199 (2025-05-17 13:35 時点)
-
価格(海外ストア)
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。



CoreXY3Dプリンターを格安で!コスパ機種「K1 SE」登場!

出典:Creality

価格が高くなりがちなCoreXY3Dプリンター。

そんな常識を打ち破る最新機種「K1 SE」が2024年に登場

ひとことで言えば、

「K1 SE」は「K1C」の廉価版

です。

「K1C」から以下のパーツを削ぎ落とすことで、低価格化を実現しています。

「K1C」にあって、「K1 SE」にないものは?
  • 造形エリアを密閉する両側面の壁と正面扉
  • AIカメラ(プリントエラー検知やリモートモニタリング、タイムラプス生成機能)
  • エアフィルター
  • カーボンファイバー系フィラメント非対応(ホットエンド材質が全金属→PA+30%GFに変更)
  • フレキシブルビルドプレート(エポキシフレキシブルに変更)

詳細スペックは後述する「K1シリーズ比較」もご参照ください。

そして、注目の価格差は以下の通りです。

  • K1C:$559
  • K1 SE:$359

およそ$200(≒30,000円)の価格差があり、「K1 SE」の価格は5万円台前半になると想定されます。

追加情報

2024年9月:Amazonに登場。ついに「格安CoreXY時代」の到来です。



アップグレードされて再登場!カーボンファイバー対応の「K1C」!

「Age of 3DP」のYouTubeチャンネルにて、わかりやすく実機レビューしています!

【K1C】Crealityの最新600mm/s爆速FDM3Dプリンターの使用感を徹底実機レビュー!【「K1」からの進化を深堀り解説】

2024年初頭、あの「K1」がアップグレードされて再登場。

その名も「K1C」!

「K1」からアップグレードされた主なポイントは以下の通りです。

  • エクストルーダーの強化(オールメタル化)
  • 耐摩耗クイックスワップノズル採用(カーボンファイバーフィラメントをサポート)
  • AIカメラ標準搭載
  • 衝撃吸収底部パッド搭載
  • サイレントモードへの切り替え可能

最大600mm/s・20000mm/s²の爆速3Dプリンターがアップグレードされて再登場。

「K1」登場時も気になっていたけどタイミングを逃していた…

という方にとっては特に、このアップグレードされた「K1C」を見逃す手はありませんね!

\クーポン・タイムセールはAmazonページをチェック!/

\「K1シリーズ」を“マルチカラー化”するキットが登場/



Creality K1シリーズの特徴!〜「K1 Max」と「K1」の共通点〜

出典:Creality

EnderシリーズやCRシリーズなど、多くのユーザーに愛されるFDM 3Dプリンターを手がけてきたCreality。

2023年4月に発表されたK1シリーズは、

従来のCreality製品の高い性能をさらに進化させた、新しいFDM3Dプリンターシリーズ

です。

【FDMフラッグシップ】Creality K1シリーズ
  • K1
  • K1 Max

まずは、「K1 Max」と「K1」に共通するK1シリーズの特徴について確認していきましょう。

【速度】最大600mm/sの高速3Dプリント

出典:Creality

K1シリーズの最大の特徴は、

最大600mm/sという驚異的なプリントスピード

です。これは通常の3Dプリンターと比較してはるかに高速で、プリント時間を大幅に短縮できます。

どれくらい速いのか、一般的な家庭用3Dプリンターの代表格であるとともに、Crealityの往年のスタンダードである「Ender-3」と比較してみましょう。

「K1 Max」「K1」「Ender-3」
最大プリントスピード[mm/s]600180

最大速度を単純比較すると、

  • K1シリーズは「Ender-3」の約3.3倍速い

ということになります。

Crealityの公式YouTubeでは、リアルタイムでプリントスピードを確認できる動画が公開されています。

まさに爆速ですね。。。!

動画は高速プリント箇所から再生されます!
Speed Meets Quality: Check Out K1's Incredible Section-Solid H20 Print in 7Min 30s
出典:YouTube「Speed Meets Quality: Check Out K1's Incredible Section-Solid H20 Print in 7Min 30s」

【精度】Core XY構造と軽量プリントヘッドによる高精度プリンティング

出典:Creality

K1シリーズは、ただ速いだけではありません。

  • 軽快なXY方向の走査を可能にするCore XY構造
  • 190gという軽量なプリントヘッド

これらを組み合わせることで、

慣性の影響を軽減した高精度な3Dプリントを可能に

しています。

さらに、プリントヘッドにはGセンサーが搭載されています。

高速プリント時の振動を自動検知し、リンギングの発生を抑制

します。

また、Z軸もアップグレードされており、

高さ方向のバンディングが軽減

されているため、なめらかな表面テクスチャを得ることができます。

「リンギング」:振動によって発生する縞模様のこと
「バンディング」:3Dプリントされたモノの表面に現れる水平方向の線のこと



【レベリング】ハンズフリーオートレベリングで自動完了!

出典:Creality

オートレベリング機能のアップグレードにも注目です。

K1シリーズのヒートベッドには、レベリング(水平出し)用のセンサーが搭載

されています。3Dプリントが開始されると、オートレベリングプロセスが自動で実行され、ユーザ側が意識する必要なくオートレベリングが完了する仕様です。

「K1 Max」にはさらにAI LiDARが標準搭載され、より精度の高いレベリングが期待できます(後述)。

【温度】すばやい温度上昇&デュアルファンによるモデル冷却

出典:Creality

K1シリーズは、ノズルの温度上昇まで高速です。新搭載のセラミックヒーターにより、

たったの40秒で200℃まで加熱することが可能

になっています。

さらに注目したいのが、デュアルファンによるモデル冷却システム

  • プリントヘッドに搭載された大型ファン
  • チャンバー内に設置された18Wの補助ファン

これによってFDM3Dプリントにおける、

  • 糸引きやワーピングの発生抑制
  • サポートなしのブリッジやオーバーハング構造の精度向上

が期待できます。

「糸引き」:ノズルが移動する際に不要なフィラメントが引き出され、細い糸状になる現象
「ワーピング」:プリントしたモデルの端が反り返り、ベッドから浮き上がる現象

【システム】独自オペレーティングシステム「Creality OS」を採用

K1シリーズでは、Creality独自のOS「Creality OS」が搭載されています。これにより、

  • 直感的なUIを備えた操作が可能
  • PCやスマホ、クラウド等とのデータ同期

といったメリットを享受できます。さらに、

  • デュアルコア1.2GHz CPUが高速印刷を強力にサポート
  • 8GB ROMにより最大400のモデルファイルを本体保存

などの特徴も備えています。



「K1 Max」と「K1」の相違点は?

同時発表されたK1シリーズの2機種「K1 Max」と「K1」。
簡単に言うと、

「K1 Max」は「K1」の上位互換

です。
「K1」がもつ機能は基本的に「K1 Max」も備えていると考えてよいでしょう。一方で、

「K1 Max」にしかない機能がいくつか存在

しています。代表的な違いを見ていきましょう。

最大造形サイズ

「K1 Max」は300×300×300mm、「K1」は220×220×250mmと、造形サイズに差があります。

AI LiDAR機能

出典:Creality

「K1 Max」には、AI LiDARが搭載されています。
1umの解像度でヒートベッドを走査し、高精度なオートレベリングをサポートするだけでなく、初層のプリント状態をチェックして自動停止してくれるなどの機能を持っています。

「Motion Advance」というAI機能とも連動し、フィラメントの最適な供給量を制御してくれます。

「LiDAR(Light Detection and Ranging)」:光を用いた検知・測距技術。自動運転などにも使われる主要なセンシング技術。

AIカメラ

「K1 Max」にはAIカメラが標準搭載され、

  • スパゲッティ状のプリントエラー検知
  • ヒートベッド上への異物放置検出
  • スマホ等によるリモートモニタリング
  • タイムラプス撮影

といった便利機能が使えます。一方「K1」は標準搭載されていませんが、後付けキットが販売されています。

「K1 Max」ほどの造形サイズを必要としない方で、AIカメラだけ必要なら、「K1」+「AIカメラキット」という選択肢もありです。

空気清浄機能

「K1 Max」には空気清浄機能も搭載されています。ABSなど、有害物質が発生しがちなフィラメントを多用する場合にはあると嬉しい機能ですね。

\「K1シリーズ」を“マルチカラー化”するキットが登場/



K1シリーズのスペック・価格比較

モデル名K1 SEK1CK1 MaxK1
本体イメージproduct imageproduct imageproduct image
メーカーCrealityCrealityCrealityCreality
価格(サンステラ)
-
¥109,780 (2025-05-17 06:21 時点)
¥158,700 (2025-05-17 14:40 時点)
¥99,000 (2025-05-17 10:01 時点)
価格(SK本舗)
-
¥118,000 (2025-05-17 06:21 時点)
¥158,000 (2025-05-17 14:40 時点)
¥99,000 (2025-05-17 13:55 時点)
価格(Amazon)
¥64,599 (2025-05-17 11:32 時点)
¥95,999 (2025-05-17 04:55 時点)
¥123,199 (2025-05-17 13:35 時点)
-
価格(海外ストア)
本体サイズ(LxWxH)[mm]355 x 355 x 482355 x 355 x 482435 x 462 x 526355 x 355 x 480
本体重量[kg]10.2412.41812.5
構造CoreXYCoreXYCoreXYCoreXY
密閉×
ヒートチャンバー××××
組み立て組み立て済み組み立て済み組み立て済み組み立て済み
造形サイズ(LxWxH)[mm]220 x 220 x 250220 x 220 x 250300 x 300 x 300220 x 220 x 250
最大スピード[mm/s]600600600600
推奨スピード[mm/s]300300300300
最大加速度[mm/s²]20000200002000020000
最大押出流量[mm³/s]----
最大ノズル温度[℃]300300300300
最大ヒートベッド温度[℃]100100100100
対応フィラメントHyper PLA/PLA/PETG/TPUABS, PLA, PETG, PET, TPU, PA, ABS, ASA, PC, PLA-CF, PA-CF, PET-CFABS, PLA, PETG, PET, TPU, PA, ABS, ASA, PCABS, PLA, PETG, PET, TPU, PA, ABS, ASA, PC
マルチカラー×CFSに対応予定
1台で4色
最大16色
××
消費電力[W]3503501000350
ディスプレイタッチ式タッチ式タッチ式タッチ式
Wi-Fi
内部ストレージ[GB]-888
カメラ/リモートモニタリング××
スライスソフトCreality Print
Cura
PrusaSlicer
Creality Print
Cura
Creality Print
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
Creality Print
Cura
Simplify3D
PrusaSlicer
その他AI検知機能
エアフィルター搭載
AI検知機能
AI LiDAR搭載
空気清浄機搭載
出典公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
画像、スペックは各社公式ページより引用。記載のない項目は”-“で示している。

おわりに〜価格と販売状況〜

以上、CrealityのFDM3Dプリンター「K1シリーズ」について、代表モデルの特徴や違いをまとめてきました。

最後に気になる販売状況について、ざっくり確認しておきましょう!

「K1シリーズ」販売状況

K1 Max

  • 家庭用3Dプリンター最高峰のプリントスピード(600mm/s)
  • 「K1」よりも大きな造形サイズ
  • AIカメラ・AI LiDAR搭載

K1C

「K1 Max」と同じ600mm/sの爆速3Dプリントを楽しめつつ、カーボンファイバー対応サイレントモードなども備わった「K1C」。

「K1 Max」ほどの造形サイズはいらないかな。。

10万円超えの価格はちょっとキツい。。。

カーボンファイバー対応やAIカメラが気になる!

そんな方にとって、「K1C」は魅力的な選択肢でしょう。

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