こんにちは、管理人のウノケンです。
今回は、FDM3Dプリンターを使って2色・多色(マルチカラー)プリントする方法について解説していきます。
このように思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事を読んだ後には、きっと3Dプリンターを使った2色以上のカラー3Dプリンティングを試してみたくなることでしょう。
今回は、3Dプリンターを使って2つ以上の色をもつモノを作製する異なる5つの手法について解説していきます。それぞれ難易度や手軽さについても触れているので、「これなら試してみたい!」という方法からぜひトライしてみてください。
それでは見ていきましょう!
FDM3Dプリンターを使って2色・多色プリントする方法5選

FDM(Fused Deposition Modeling)3Dプリンターは、一層ずつ溶かしたフィラメント(樹脂)を積層して形状を作り上げる方式の3Dプリンターです。
この記事では、1色ではなく2色以上の多色プリントを行う方法を5つご紹介します。
| 方法(詳細へ) | できる色分け | 向く用途・主な制約 |
|---|---|---|
| ①多色フィラメント | 材料自体のグラデーション・混色 | 手軽な装飾。任意の部位に色を指定できない |
| ②手動で一時停止・交換 | 層を境に色を変える | 看板・ロゴ。交換中は人の操作が必要 |
| ③スライサーで交換位置を指定 | 指定した層で色を変える | 対応ファームウェアが必要。材料交換は手動 |
| ④プリント後に塗装 | 表面を自由に色分け | 細かい仕上げ。塗装と乾燥の作業が必要 |
| ⑤多色対応機・装置 | 同じ層の中でも自動で色分け | 装置の互換性、材料ロス、時間、対応材料を比較 |
2026年9月更新。①〜④は今ある機種でも試しやすい方法です。⑤は単一ノズルの自動供給に加え、デュアルノズル・独立ツールヘッド・ホットエンド交換という構造の違いまで説明します。
マルチカラーフィラメントを使用する

難易度・手軽さ:★☆☆
もっとも簡単な方法は、マルチカラー(グラデーション)フィラメントを使用することです。
ここでは主に、長さ方向で色が変わるグラデーションフィラメントを紹介します。「多色フィラメント」には、断面が2色・3色に分かれ、見る向きで色合いが変わる材料もあります。どちらもモデルの「目だけ黒、服だけ赤」のような部位指定とは異なります。色の変わる位置は材料の長さ・配置・消費量に左右されるため、狙った高さで必ず切り替わるものではありません。
例えば、以下のようなフィラメントが多数存在しています。
実際に、以下の記事では3Dスキャナーで取得した彫像をグラデーションフィラメントを用いることで、より「イケメン」にプリントしています。
このやり方であれば、特別な技術は一切不要です。単純に普段使用している白や黒の単色PLAを置き換えるだけで、より見栄えの良いモノを3Dプリントすることが可能です。
一方で、具体的に位置と色を紐付けるような用途には適しません。例えば、パンダの顔を3Dプリントする際に、
- 目と耳、鼻・・・黒
- 目と耳、鼻以外の場所・・・白
という要求を満たすことはできません。
- フィラメントを買うだけで実行できる
- 安価にトライできる
- 特別な技術も不要
- 色の選択肢が多くはない
- 場所ごとに色を指定することができない
途中で一時停止させて、フィラメントを取り替える

難易度・手軽さ:★☆☆
少し力技になりますが、プリント中に一時停止させて、フィラメントを別の色に取り替えるという方法もあります。
やり方は単純で、1つ目のフィラメントでプリントしている途中で3Dプリンターを一時停止し、フィラメントを別の色に交換した後に再開することで、異なる色を混在させた印刷を行うことができます。同様の作業を複数回行えば、3色以上の色を持つモノをプリントすることも可能です。
この手法では、ヒートベッドに近い側から1色目を印刷し、途中から色が切り替わって2色目をプリントすることになります。この層を境に交換する手順では高さ(Z)方向の色が変わり、同じ層の中を自動で色分けすることはできないという点には注意しておきましょう。
立体的な形状よりも、背景(ベース色)とロゴ(目立たせたい色)のある看板のような用途に適した手法になっています。
少し手間がかかりますが、一時停止・退避・材料交換・再開に対応する機種なら試しやすい選択肢となります。
- 2色以上の3Dプリントが可能
- 本体を買い替えずに試せる(安全に交換・再開できる機種が条件)
- (精度は高くないものの)Z方向の特定の位置で色を切り替えられる
- 手動で一時停止させたりフィラメントを切り替える必要がある
- この層ごとの交換手順では、同じ層の中を自動で色分けできない
スライスソフトの設定を活用してフィラメントを切り替える

難易度・手軽さ:★★☆
スライスソフトの設定を活用して、一時停止させる手法と同様にフィラメントを切り替えることもできます。
スライスソフトによっては、手動で一時停止させるのではなく、一時停止させる高さ方向の位置をGコードにあらかじめ組み込んでおくことが可能です。
例えば、PrusaSlicerでは、スライスを実行後、以下のように色を切り替えたい層のところで「+」をクリックするとカラーチェンジの設定をすることができます。
同様に好みの位置で「+」を押していくと、2色以上の切り替えを指定することも可能です。
また、削除したい場合は、「+」で指定した箇所が「×」に変化しているので、これをクリックするとカラーチェンジ指定を解除できます。

PrusaSlicerは、平たいロゴや看板などを認識すると、自動カラーチェンジを提案する通知を表示することがあります。通知を選んで設定を追加し、プレビューで位置を確認しましょう。すべてのモデルで無条件に交換位置が設定される機能ではありません。

ちなみに冒頭のスイッチドックカバーはこの手法で2色プリントしています。
この手法は、以下のようなロゴのような平たいモデルともかなり相性が良いですね。
- 2色以上の3Dプリントが可能
- 材料交換のGコードに対応するファームウェア・機種で実行可能
- Z方向の切り替える位置を厳密に指定できる
- 手動でフィラメントを切り替える必要がある
- この層ごとの交換手順では、同じ層の中を自動で色分けできない
PrusaSlicerのカラーチェンジは通常M600を挿入しますが、未対応のファームウェアでは同じように動きません。使用機種のプリンタープロファイルとメーカー推奨の交換・停止コマンドを確認してください。以下の画面は操作例で、表示はバージョンや設定で変わります。交換後は古い色が抜けるまで材料を排出し、糸引きや残った樹脂を確認してから再開します。
3Dプリント後に塗装する

難易度・手軽さ:★★☆
単色のプラスチック製品への塗装は、3Dプリンターに限らない王道の手法です。フィラメントを切り替える手間や、高さ方向にしか切り替えられないという制限なく、自由に、何色もの色を使って好みのカラーリングを実現することができます。
難点は、3Dプリンター以外の技術が必要になることです。デザインのセンスや、細かい塗装作業の技術は、3Dプリンターへの習熟とは違ったスキルが求められます。人によって好みが分かれることでしょう。
- 自由度が高い
- 単色のフィラメントでプリントすることができる
- 3Dプリント後の細かい作業が必要
- デザインセンスが必要
マルチカラー対応の3Dプリンターを導入する
同じ層の中でも部位ごとに自動で色を変えたいなら、多色対応のプリンターが選択肢です。
A1 mini ComboはAMS liteが付属し、4色プリントを始められます。
2026年9月30日時点の日本公式掲載価格は49,800円でした。
| 方式 | 切り替えるもの | 例 | 材料ロスと制約 |
|---|---|---|---|
| 単一ノズル+自動供給 | 1つのノズルに入る材料 | A1/P2S+AMS、AD5X+IFSなど | 旧材料を押し出すパージが必要。色替え回数が多いほど時間と廃棄が増えやすい |
| デュアルノズル | 2つのノズル | X2D・H2D | 2材料を専用ノズルで使う場合は切替パージを減らせる。3材料以上は供給構成も確認 |
| ツールチェンジャー | 独立したツールヘッド全体 | U1・Creator 5 Pro・Prusa XL | 各ヘッドに材料を保持。初期排出・プライムタワーなどの樹脂は別に必要 |
| ホットエンド交換 | 加熱部とノズル | H2CのVortek | 専用割り当てできる材料では切替パージを減らせる。ホットエンド・供給装置の構成が条件 |
単一ノズルの自動供給:費用を抑えて多色を始める
AMS lite・AMS 2 Pro・ACE・CFS・IFSは、複数のフィラメントから使う1本を選び、ノズルへ送り込む装置です。
AMSはBambu Lab、ACEはAnycubic、CFSはCreality、IFSはFLASHFORGEの対応機種で使います。
小型で初期費用を抑えるならA1 mini Combo、256mm角の開放型ならA1 Combo、密閉CoreXYとAMS 2 Proを求めるならP2S Comboが比較候補です。AMS lite付きとAMS 2 Pro付きで価格・乾燥機能・同梱品が異なるため、Comboという名前だけで判断しないようにしましょう。
公式ストアの取得価格:
公式ストアの取得価格:
| モデル名 | A1 mini Combo | A1 Combo | P2S Combo |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Bambu Lab | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |||
| 価格(SK本舗) | |||
| 価格(Amazon) | |||
| 価格(海外ストア) | |||
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 347 x 315 x 365 | 385 x 410 x 430 | 392 x 406 x 478 |
| 本体重量[kg] | 7.1 | 9.9 | 14.9+2.5 |
| 構造 | ベッドスリンガー | ベッドスリンガー | CoreXY |
| 密閉 | × | × | ○ |
| ヒートチャンバー | × | × | × |
| 組み立て | 組み立て済み | 半組み立て済 | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 180 x 180 x 180 | 256 x 256 x 256 | 256 x 256 x 256 |
| 最大スピード[mm/s] | 500 | 500 | 600 |
| 推奨スピード[mm/s] | - | - | - |
| 最大加速度[mm/s²] | 10000 | 10000 | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | 28 | 28 | 40 |
| 最大ノズル温度[℃] | 300 | 300 | 300 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 80 | 100 | 110 |
| 対応フィラメント | PLA, PETG, TPU, PVA | PLA, PETG, TPU, PVA | PLA, PETG, ABS, ASA, TPU, Support for PLA, Support for PLA/PETG, Support for ABS, PET, PA, PC, PVA, PLA-CF, PETG-CF, ABS-GF, ASA-CF, PA6-CF, PA6-GF, PAHT-CF, PPA-CF, PET-CF |
| マルチカラー | AMS lite 1台で4色 最大4色 | AMS lite 1台で4色 最大4色 | AMS 2 Pro 1台で4色 最大20色 |
| 消費電力[W] | 150 | 350 | 1000 |
| ディスプレイ | タッチ式 | タッチ式 | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | × | × | 8 |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ | |
| スライスソフト | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) |
| その他 | |||
| 出典 | Bambu Lab公式製品仕様 | Bambu Lab公式製品仕様 | Bambu Lab公式製品仕様 |
P2Sのプリント事例やP1Sからの改善点は、以下の実機レビューで詳しく紹介しています。
デュアルノズル:2材料を専用ノズルに割り当てる
X2DやH2Dは、2つのノズルを使い分ける構造です。2色または造形材+サポート材を別々のノズルに割り当てると、同じノズルから旧材料を押し出す切替パージを減らせます。AMSなどで3材料以上を使う場合には、同じノズルを共有する切替が残ることがあります。
X2Dでは主側がダイレクト式、補助側がボーデン式で、対応材料が同じではありません。両ノズルが共通に届く造形領域は235.5×256×256mmで、単独・合計の領域とも異なります。デュアルノズルという名称だけで、両側に同じ材料を使える、同時に2個を複製できると判断しないでください。
公式ストアの取得価格:
X2Dのデュアルノズルを使ったプリント事例と使い勝手は、以下の実機レビューで紹介しています。
ツールチェンジャー:独立ヘッドを交換する
Snapmaker U1とFlashforge Creator 5 Proは4つの独立ツールヘッドを交換して使います。Prusa XLは1・2・5ヘッドの構成があり、多材料を何種類使えるかは購入構成によります。ヘッドごとに材料を残しておけるため、色替えのたびに大量の樹脂を排出する工程を減らしやすい方式です。
ただしプリント全体の材料ロスがゼロになるわけではありません。出力開始時の排出、ノズル拭き取り、押出を安定させるプライムタワーなどは、機種・材料・設定に応じて必要です。対応材料や温度条件も各ヘッドと筐体の仕様で確認しましょう。
270mm角のU1はトップカバーが別売でアクティブ庫内加熱はありません。256mm角のCreator 5 Proは65℃のアクティブ庫内加熱を備えます。4色という共通点に加え、使う材料・設置場所・購入先のサポートで比較してください。
公式ストアの取得価格:
Amazonの取得価格:
U1の4ヘッドによる多色・多材料プリントと、Prusa XLとの違いは、以下の実機レビューで紹介しています。
複数ヘッド機の使い勝手を比べたい方には、Creator 5 Pro・Snapmaker U1・Prusa XLを実機で比較した以下の記事もおすすめです。
H2CのVortek:ホットエンドを交換する
H2Cは、独立したヘッド全体を入れ替えるツールチェンジャーとは異なり、右側のホットエンドを交換します。6つの交換式ホットエンドと左側の固定ノズルに材料を専用で割り当てる構成では、最大7材料まで切替時のパージを抑えられます。
この構成には6つの対応する誘導加熱ホットエンド、同じ径の左ノズル、必要なAMS供給系が条件です。標準Comboの同梱品だけで7材料を専用割り当てできるとは限りません。材料数を増やして同じホットエンドを共有する場合にはパージが必要で、初期排出やプライムタワーも別に考えます。
公式ストアの取得価格:
H2CのVortekによる材料切替や、実際に使って分かった注意点は、以下の実機レビューで紹介しています。
| モデル名 | X2D Combo | U1 | Creator 5 Pro |
|---|---|---|---|
| 本体イメージ | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab | Snapmaker | FLASHFORGE |
| 価格(サンステラ) | - | ||
| 価格(SK本舗) | - | ||
| 価格(Amazon) | |||
| 価格(海外ストア) | |||
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 392 x 406 x 478 | 499 x 584 x 730 | 520 x 443 x 722 |
| 本体重量[kg] | 16.25 | 18.2 | |
| 構造 | CoreXY | CoreXY | |
| 密閉 | ○ | オプション(トップカバー別売) | ○ |
| ヒートチャンバー | 65 | × | 65 |
| 組み立て | 組み立て済み | 半組み立て済み | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 256 x 256 x 260 | 270 x 270 x 270 | 256 x 256 x 256 |
| 最大スピード[mm/s] | 1000 | 500 | 300 |
| 推奨スピード[mm/s] | - | - | |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 | 20000 | 30000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | 40 | 32 | 32 |
| 最大ノズル温度[℃] | 300 | 300 | 320 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 120 | 100 | 120 |
| 対応フィラメント | PLA、PETG、ABS、ASA、TPU、PLA用サポート、PLA/PETG用サポート、ABS用サポート、PA/PET用サポート、PET、PA、PC、PVA、カーボン/ガラス繊維強化PLA、PETG、ABS、ASA、PA6、PAHT、PPA、PET | PLA, PETG, TPU, PVA, PCTG | PLA / PLA-CF / PETG / PETG-CF / PET / PET-CF / ABS / ABS-CF / ASA / PA / PA-CF / TPU(90A-95A) / PC / PC-ABS / PAHT-CF / PPA-CF(GF) / PPS-CF |
| マルチカラー | デュアルノズル AMS 2 Pro 1台で4色 最大25色 | SnapSwap 4色 | ツールチェンジャー 独立4ツールヘッド 最大4色 |
| 消費電力[W] | 1100 | 400 | 1200 |
| ディスプレイ | タッチ式 | 3.5インチタッチスクリーン | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | 8 | 26 | |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ | ○ | ○ |
| スライスソフト | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) | Snapmaker Orca、OrcaSlicer | Orca-Flashforge OrcaSlicer |
| その他 | デュアルノズル(ダイレクト・ボーデン) | RFID認識対応、エアプリント検出、ツールヘッド交換エラー検出、ビルドプレート障害物検出 | |
| 出典 | Bambu Lab公式製品仕様 | Snapmaker公式製品仕様 | FLASHFORGE公式製品仕様 |
| モデル名 | H2C AMS Combo |
|---|---|
| 本体イメージ | ![]() |
| メーカー | Bambu Lab |
| 価格(サンステラ) | |
| 価格(SK本舗) | |
| 価格(Amazon) | |
| 価格(海外ストア) | |
| 本体サイズ(LxWxH)[mm] | 492 x 514 x 626 |
| 本体重量[kg] | 32.5 |
| 構造 | CoreXY |
| 密閉 | ○ |
| ヒートチャンバー | 65 |
| 組み立て | 組み立て済み |
| 造形サイズ(LxWxH)[mm] | 330 x 320 x 325 |
| 最大スピード[mm/s] | 1000 |
| 推奨スピード[mm/s] | - |
| 最大加速度[mm/s²] | 20000 |
| 最大押出流量[mm³/s] | 40 |
| 最大ノズル温度[℃] | 350 |
| 最大ヒートベッド温度[℃] | 120 |
| 対応フィラメント | PLA、PETG、TPU、PVA、BVOH、ABS、ASA、PC、PA、PET、PPS(カーボン/ガラス繊維強化を含む) |
| マルチカラー | デュアルノズル AMS 2 Pro 1台で4色 最大25色 |
| 消費電力[W] | 1250 |
| ディスプレイ | タッチ式 |
| Wi-Fi | ○ |
| 内部ストレージ[GB] | 8 |
| カメラ/リモートモニタリング | ○ |
| スライスソフト | Bambu Studio (PrusaSlicer) (Cura) (Superslicer) |
| その他 | ホットエンド交換システム「Vortek」搭載 |
| 出典 | Bambu Lab公式製品仕様 |
多色データを準備し、材料と時間を見積もる
①使用機種と実際の材料装置をスライサーで選び、②パーツへの材料割り当てやペイントで色を指定し、③スライス後に色・材料のプレビュー、所要時間、モデル本体と排出・タワーの材料量を確認します。④実際のスプールと割り当てを合わせ、材料メーカーの推奨設定で出力してください。
同じ4色でも、数層だけ色が変わる看板と、ほぼ毎層で4色を切り替えるフィギュアでは、交換回数が大きく異なります。使用色数だけでなく交換回数と排出量で費用を比較し、同じものを複数まとめて出力する配置もプレビューで検討しましょう。
インフィルや別オブジェクトへフラッシュする設定は、用途によって廃棄を減らせます。ただし、表面への色の透けや異種材料による接着・強度の低下に注意が必要です。サポート用材料などを造形物の内部へ無条件に混ぜたり、プライムタワーを一律に無効化したりしないようにしましょう。
モデルに色を付ける操作を知りたい方には、Bambu Studioのカラーペイントツールを解説した以下の記事もおすすめです。
単色用の本体を買ってから多色装置を追加する方法と、最初から装置付きのComboを買う方法があります。
これから多色を始めるなら、対応装置が付属するComboが分かりやすい選択です。
まとめ:2色・多色プリントをマスターして3Dプリンターの幅を広げよう

今回は、FDM3Dプリンターを使って2色・多色(マルチカラー)プリントする方法について解説しました。マルチカラーフィラメントを使ってみるという手軽な方法から、マルチカラーに対応した3Dプリンターを導入するという根本的な対策まで、いくつかの手段があるということが理解できたのではないでしょうか?
おすすめは、まずは手軽な方法を試してみることです。グラデーションフィラメントを使ったり、スライスソフトの設定でフィラメントを切り替える手法は、すぐにでも試すことができるイチオシの手法です。
多色プリントをマスターして、ぜひあなたの3Dプリンタースキルを広げてみてください!





















